この授業では、どういう場合に製造物責任法上の責任を負うのかについて、実際の判例を元に問題になりやすい「責任主体」、「欠陥」のテーマを中心にケーススタディ形式で解説します。
▼アジェンダ
1)責任主体とは(製造業者等の意味)
・輸入業者に該当?
・製造者と誤認するような表示をした者
・実質的な製造者
2)欠陥とは(設計上の欠陥、製造上の欠陥、指示・警告上の欠陥)
・こんにゃくゼリーによる幼児窒息事件
・設計上の欠陥
・製造上の欠陥
・指示・警告上の欠陥
3)損害賠償の範囲
▼その他の製造物責任法の授業
・営業・宣伝部門のための製造物責任法(PL法)
非製造領域の営業や宣伝部門の方々に対して、企業が製造物責任法上の責任を負った場合にどのような影響があるのか、また、万が一、欠陥が発覚した場合にどのように対処したら良いのかについて解説します