論理的に考える技術を仕事に活かす

論理的に考える技術を仕事に活かす

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コース概要

論理というと、「あの人は理屈っぽい」といったようなマイナスのイメージがあるかもしれません。
あるいはコンピューターのような何か非人間的な、機械的なイメージがあるのかもしれません。
実はそういったイメージは数式や記号、コンピューター言語におかえる論理であって、それらは人間を排除することで成り立つ論理的な世界のことなのです。


この授業で提案する論理は、あくまで対人間的なものです。
お互いに別個の人間だから、そう簡単に分かり合えないという他者意識を前提に、それでもお互いに分かり合いたいという希求から生まれたものなのです。
だから、論理は人間への求愛だと言えるのです。


論理とは決して難しいものでも、習得しがたいものでもありません。
実は、論理とは簡単な規則に従った言葉の使い方です。
その規則は普遍的であり、世界中で通用するものです。


あなたに論理力がないとするのなら、それは頭の良し悪しではなく、単に今までその規則を知らなかっただけなのです。
言葉は生まれながらのものではなく、後天的なものであって、しかも、論理的な言葉の使い方は学習・訓練によってのみ習得できるものなのです。


この授業によって、論理とは何か、論理の面白さ、すごさ、そして、どうやれば論理力を身につけることができるのかが分かったなら、目の前に今までとは異なる瑞々しい世界が開かれてきます。
論理的な考え方を身につけ、さらに論理的な読み方、論理的な話し方、論理的な書き方を習得することで、これからの時代を生き抜く力が獲得できるのです。

 

 

この授業で学べること

・論理的な読み方、論理的な話し方、論理的な書き方

 

こんな人にオススメ

・これからの時代を生き抜く力が不足していると感じている方

 

講師プロフィール

出口 汪

広島女学院大学客員教授、論理文章能力検定評議員
1955年東京生まれ。
関西学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。
現代文講師として、入試問題を「論理」で読解するスタイルで、受験生の絶大な支持を得る。
また、論理力を養成する画期的なプログラム「論理エンジン」を開発、多くの学校に採用されている。
現在は、大学での講義や一般向けの講演、中学・高校教員の指導など活動は多岐にわたる。著書に『出口汪の「最強!」の記憶術』『出口のシステム現代文』『子どもの頭がグンと良くなる!国語の力』『はじめての論理国語』(以上、水王舎)、『源氏物語が面白いほどわかる本』(KADOKAWA)、『出口汪の「日本の名作」が面白いほどわかる』(講談社)、『東大現代文で思考力を鍛える』(大和書房)、『ビジネスマンのための国語力トレーニング』(日経文庫)など。

こんな人にオススメ

これからの時代を生き抜く力が不足していると感じている方