新型コロナのデマ・ウイルス撃退法

新型コロナのデマ・ウイルス撃退法

コース概要

世界に広がりつつある新型コロナ・ウイルスと、それに関する怪しい情報=“デマ・ウイルス”。
どちらもヒト・ヒト感染が同時拡大していますが、感染力は、デマ・ウイルスの方がはるかに強力です。
「トイレットペーパーが無くなる」等、私たちの生活を脅かすデマ・ウイルスも発生しています。


本物のウイルスも情報のウイルスも、対処法は同じです。
かかった後なら、治療する。
かかる前なら、予防する。


デマへの《治療》法は、解熱剤を打つように、正しい情報を上書きすること。
今まさに、ファクトチェックという対症療法の薬が、各国で懸命に投与されています。
デマが広まるたびに「本当はこうです」という根拠つきの情報で火消しする、大切だが果てしないモグラ叩きです。


また、これからデマに接しても感染しない《予防》法には、かなりよく効く“4つの呪文”ワクチン「ソ・ウ・カ・ナ」があります。
今回の授業ではそのデマに感染しないための予防法について、実際に出現しているデマ・ウイルスのパターンを例に解説します。


新型コロナ・ウイルス対策と並行して、我が身を守る《自衛》のためにも、社会を守る《責任》のためにも、デマ・ウイルスのパンデミック(感染爆発)をなんとしても食い止めましょう!


講師プロフィール

下村 健一

白鴎大学特任教授(元TBSアナウンサー、元内閣審議官)

TBSアナウンサーからフリーキャスターへ転身、「筑紫哲也NEWS23」「みのもんたのサタデーずばッと」等で報道現場25年。
2010年、民間任用で内閣審議官に着任。民主・自民の3政権で約900日間、首相官邸の情報発信に従事。
「振り回されない情報の受け取り方・発し方」を指導テーマに、東京大学客員助教授、慶應義塾大学特別招聘教授、関西大学特任教授などを経て、現在白鴎大学特任教授。
若手メディア人の勉強会「令和メディア研究所」主宰、「インターネットメディア協会」リテラシー担当理事。小学校教科書(5年・国語)執筆から企業研修まで、幅広い年齢層のメディア教育を実践中。
主著『10代からの情報キャッチボール入門』、最新刊は仕掛け絵本『窓をひろげて考えよう』。

こんな人にオススメ

フェイクニュースに騙されたことがある方/SNSの情報を確かめずにすぐ拡散してしまう方