多様性あふれる時代に「ダイバーシティ&インクルージョン」

コース概要

少子高齢化が進み、企業は労働人口の確保が困難になると言われています。
パーソル総合研究所の推計によりますと、2030年には、7,073万人の労働需要に対し、6,429万人の労働供給しか見込めず、「644万人の人手不足」となることが分かりました。

そこで企業は終身雇用制度や定年制度を改め、人材の門戸を広げています。
女性の雇用拡大や活躍の機会を与え、定年の延長や再雇用で高齢者でもその経験や能力を活かせるようにし、外国人を積極的に採用することで労働人口の担保をますます進めていくでしょう。

そこで浮き彫りとなったのが、次々と起こるダイバーシティ炎上。
これは企業だけの問題ではなく、個人にとっても他人事と思ってすむ問題ではありません。
気がつかないあいだに誰かを傷つけていたり、あるいは自分自身が嫌な思いをしたという方もいるでしょう。

自分らしさを自由に安心して表現でき、尊重しあえることは男性・女性についての話だけではありません。

今回の授業では、なぜ「ダイバーシティ」が必要なのかという必然性から、そもそもダイバーシティが許容されているのはどういう状態なのかを考え、個人として具体的に自分がどう行動したらよいのかを学んでいきましょう。