■授業の狙い
最新経済ニュースから、経済学者の田中秀臣先生と、私たちを取り巻く社会/ 時代を読み解きます。
■本日の授業のポイントは?
1 骨太の方針チェック「資産運用立国」宣言と増税・増負担
→来年度予算編成や重要政策の基本的な指針となる「経済財政運営と改革の基本方針2023(骨太の方針)」が6月末に閣議決定されました。資産運用立国宣言や注力の少子化対策が出揃いましたが、今後の税負担はどうなるのか。田中先生に解説をいただきます。
2アメリカはなぜ物価下落でも失業率は悪化しないか
→インフレが続いたアメリカですが、鶏卵価格が急落するなど物価下落傾向が表れてきました。しかし失業率は低い水準をキープしています。深刻な人手不足も続いているとされますが、失業率が悪化しない背景を田中先生にお聞きします。
3Metaのスレッズ、イーロン・マスクのTwitter、あなたはどっち?
→Metaのマーク・ザッカーバーグ氏肝煎りのスレッズが話題です。お馴染みTwitterかスレッズか。あなたはどっち?
4ウクライナの反攻とロシア経済最新チェック
→ウクライナの反転構成が本格化する一方、ロシアのルーブルが急落。プーチン大統領は「経済は予想以上に好調」と発信していますが、実態はどうでしょうか。
5処理水放出と韓国経済の状況
→韓国政府は東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出計画をめぐり、事実上容認する立場を表明しました。韓国内には処理水放出による健康被害を懸念する声が根強くありますが、政府の容認姿勢の背景には何があるのでしょうか。
6中国経済は長期停滞するか?
→アジア株が全面安になるなど、アメリカの引き締め長期化の影響が懸念されています。ゼロコロナをきっかけに失速が続く中国経済の先行きをどう見ればいいでしょうか。