■授業の狙い
最新経済ニュースから、経済学者の田中秀臣先生と、私たちを取り巻く社会/ 時代を読み解きます。
■本日の授業のポイントは?
1 鈴木財務大臣のザイム真理教と岸田政権の経済対策
→強烈な影響力を例えて「ザイム真理教」という声すら上がる、財務省の理念や方針は、岸田政権の経済対策にどう反映されているのでしょうか?
2 中国経済は本当に「危機」なのか
→中国の不動産バブル崩壊を機に、中国経済危機が危ぶまれていますが、実際のところ、どうでしょうか。
3 イスラエル・パレスチナ紛争:経済的影響
→イスラム組織ハマスによる襲撃で、イスラエル・パレスチナ問題が深刻化しています。戦争状態が宣言された中東情勢で、世界経済はどう影響をうけるのでしょうか。
4 米国経済の底堅さは本当か?
→労働人口の増加を起爆剤に、成長を続ける世界一の経済大国アメリカは、投資対象としても注目されています。しかしその底堅さは、本当に安心できるものでしょうか?
5 日本銀行金融緩和修正再論
→当面は物価や賃金の動きを見つつも、金融緩和策で経済を下支えすると見られる日本銀行ですが、「修正再論」とは。背景を田中先生に解説いただきます。
6 ピケティ『資本とイデオロギー』とミラノビッチ『不平等のビジョン』
→トマ・ピケティ氏、ブランコ・ミラノビッチ氏はそれぞれの著書で、「世界の不平等」「イデオロギーと格差」について迫っています。現代の格差をどう考えるべきでしょうか。