■授業の狙い
最新経済ニュースから、経済学者の田中秀臣先生と、私たちを取り巻く社会/ 時代を読み解きます。
■本日の授業のポイントは?
1 中国デフレと植田総裁のジャクソンホール講演
→世界の市場関係者が注目する経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、日銀の植田総裁は、中国の最近の景気減速は「失望を誘うもの」と評しました。中国経済の先行きと、日銀政策への影響をどう見るべきでしょうか。
2 中国に依存するロシア経済
→ウクライナ戦争により外交的に孤立するロシア経済は、中国依存を深めています。中国経済の減速はどう影響していくのでしょうか。
3 北朝鮮経済の過去といま
→9割の輸出入を中国に依存するとされる北朝鮮ですが、コロナ以降、貧困層の食糧不足が問題になっています。今、北朝鮮で何が起きているのでしょうか。
4 ガソリン価格をめぐる減税と補助金の政治経済学
→ガソリンが15ヶ月連続で値上がりする事態を受け、岸田政権はガソリン補助金を年末まで延長すると表明しています。一方、これには「市場のメカニズムを歪める」「国民の負担増になっている」との指摘もあります。現状をどう考えるべきでしょうか。
5 VIVANTと教皇とモンゴル経済
→TBS発の今季ドラマで、最大の話題作となっているVIVANでも改めて注目のモンゴル。その経済についてみなさんは知っていますか。
6 フランス旧植民地国の政情不安
ガボン、ニジェールとフランス旧植民地で相次ぎ、クーデーターが勃発。政情不安が色濃く現れています。フランス軍への反発も根強いようです。現状をどう見るべきでしょうか。