■授業の狙い
最新経済ニュースから、経済学者の田中秀臣先生と、私たちを取り巻く社会/ 時代を読み解きます。
■本日の授業のポイントは?
「悪い円安」と財務省緊縮人事・国葬論争の背景
1 国葬論争と旧統一教会の経済学
先日、費用16億円が公表された安倍元首相の国葬ですが、実施には賛否が渦巻いています。自民党は統一教会との関係で支持率を下げていますが、
安倍元首相の銃殺事件をきっかけに吹き出した一連の流れを、田中先生は経済学者の視点からどう見ているのか。ご解説いただきます。
2 国税庁のサケビバ問題
国税庁が若者への日本産酒類振興のためのサケビバ!が国際的にも注目されていますが、多くは若者への酒類を勧めることに違和感をもって批判的にみているようです。この国税庁のキャンペーンの背景について教えてください。
3 財務省の日銀人事をめぐる問題
来年4月に任期満了を迎える日銀総裁人事の行方が注目されています。日本経済や金融市場に影響を与える人事の最終的に決めるのは岸田首相ですが、財務省や日銀の思惑も含めて、田中先生にご解説をいただきます。
4 悪い円安論争
24年ぶりの円安水準が加速しています。円安自体はメリット、デメリットそれぞれの側面を持ちますが、今回はデメリットが大きい「悪い円安」の声も。
田中先生は現状をどうご覧になっているのか。ご解説をいただきます。
5トラス英国新首相の経済対策
「鉄の女2.0」といわれるイギリスのトラス新首相の経済対策へのかじ取りが注目されています。ウクライナ戦争への対応、中国への姿勢に加えて、高いインフレに悩むイギリス
の経済をどう立て直すのか教えてください。