「アフリカの少年が日本で育つと、どういう景色が見えるのか。みんなが当たり前に思っている日本の景色とは、また違う景色がありました」
ここ数年「多様性」という言葉が浸透しつつも、まだまだ偏見や差別がなくならない日本社会。カメルーン生まれ・日本育ちの漫画家である星野ルネさんは、自身の体験や世の中の違和感について漫画を通じて伝えています。
マイノリティとされる当事者の目に、日本の景色はどう映っているのか。今後さらに多様性が重視される時代において、「誰もが心地よく暮らしていける社会」を実現するために、私たちができることを学びます。
■講師
漫画家・タレント
星野 ルネ
漫画家&タレント。1984年カメルーン生まれ。4歳の時に母の結婚に伴い来日し、兵庫県姫路市で育つ。高校卒業後、兵庫県内で就職をしたが自分の生い立ちが人々の関心や共感を集めることを発見し、25歳で上京。タレント活動の傍ら、ツイッター上で発表していた自分の日常のエッセイ漫画が話題となり、2018年8月に『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』(毎日新聞出版)として出版された。現在、毎日小学生新聞にて「アフリカ少年!毎日が冒険」連載中。