この授業では、「企画に苦しむ若手ビジネスパーソン」のために、アイデアの発想法と、仕事で結果を残していくためのヒントについて考える授業です。
「アイデアがなかなか出てこない」「アイデアは思い浮かぶのだけど、そこからビジネスとして展開できない」そのような悩みをお持ちの方は多いと思います。「とりあえず、企画書を書いて」と言われても、何を基準に作っていけばいいのか、迷うと思います。私もかつて自衛隊を舞台にしたオリジナル恋愛ものを提出したら、「こんなものゴールデンタイムに放送できるか!」と叱られて落ち込みました。
では、アイデアってどこから生まれるのでしょうか? センスを磨けと言われても、磨き方がわかりません。生まれつきの才能でしょ、とあきらめていいのでしょうか?
いいえ。アイデアに必要なのはセンスでも才能でもありません。身のまわりの観察と簡単に学べるテクニックで、誰でもビジネスや日常で役に立つアイデアを生み出せるようになります!
と、前回は、アイデア発想について、3つのステップを紹介しながら、企画が採用されるために必要なことをお話ししました。
前回の授業「センスに頼らずにアイデアを企画に変える技術」参照。
今回、この授業で学べることは、前回の「アイデアを企画に変える」から一歩進めて「企画を具体的な仕事につなげる」です。
ここでは、「組み立て方」が重要となってきます。皆さんもアイデアがプレゼンテーションや途中の段階でつまずいた経験を多くお持ちだと思います。そのような例をどんどん投稿していただければと思います。
アイデアをいかに発想し、どのように仕事に発展させていくのかをキャラクター番組制作とキャラクタービジネスの経験談など、拙著『アイデアにセンスはいらない』からお話していきます。