6限目:歴史のなかのメディア変容と戦略 篇
メディアは世界史をどう変えたのか。
メディアはいかにして「弱者の武器」となってきたのか。
メディアの大きな波及力を支えている文化のロジックとは。
次々と出現する新しい情報テクノロジーを追うだけでは、今日のコミュニケーション状況を深く理解することができません。今回の授業では、「メディアの過去」を振り返りながら、メディアの大きな波及力を支えている「文化の力」について考えます。
授業の前半では、メディア技術と社会の関連性を捉えるためのポイントを解説します。後半では、近現代史を変えた「弱者」のメディア戦略をとりあげ、新しいメディア環境が、とりわけ不利で弱い立場に置かれている人々にとってどのような可能性を開いてきたのかについて学びます。人びとを触発し、歴史を動かしてきた「メディアの過去」に触れることで、皆さんとともに、これからのメディアの可能性について考える時間になることを期待します。
【授業アジェンダ】
1「グローバル・ネットワーク時代」?
2 メディア変容と歴史を考えるための三つのポイント
3 世界史を変えた弱者のメディア戦略:3つの例
4 これからのメディア戦略略
【スクーを通じて、もう一度大学へ】
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