7限目:現代日本文化篇「自己と他者をめぐる思想史」
現代の日本の文化状況を振り返ったうえで、日本の哲学・思想史から、自己と他者をめぐる考え方を振り返ります。夏目漱石、和辻哲郎、森有正等の展開した自己と他者との関係性のとらえ方を簡単にふりかえって、その現代的意義を考えてみます。多重化した自己と他者をとらえる視点を、現代日本の思想史的な反省をとおして、試みていきます。
- 近代日本思想における自己と他者
- 夏目漱石における個人主義の意味
- 和辻哲郎の人間存在論
- 森有正の「経験」
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