私が6度の記憶力日本一になれたのは元々記憶力が高かったからではありません。
「記憶」という能力に興味をもち関わるようになったのは、ほんの7年前のことです。
先天的な能力ではなく、ある仕組みを利用して記憶力をアップさせたのです。
その仕組みこそが脳の記憶のメカニズムです。
脳の性質を利用して具体的な方法に落とし込んだに過ぎません。
つまり記憶力とは才能ではなく技術で伸ばせるものなのです。
脳の記憶の仕組みがわかればそれをメモやノートのとり方にも応用することができます。
メモ、ノートには必要なときに見返せらればよいといった外部記憶装置としての役割もあります。
しかし今回の授業では試験や仕事で必要な事柄を覚える、そしてアイデア創出などの思考ツールにする、これら二つの役割に特化したメモ・ノートのとり方についてお話させていただきます。
この授業で学べること
・強く記憶に残すためのメモ・ノートの書き方
・メモをアイデア創出などの思考ツールとして活用する方法
講師プロフィール
池田 義博
記憶力日本一を6度獲得した記憶力のグランドマスター
エンジニア、塾経営を経て記憶術との出会いから脳の使い方を学び始める。
そこから「記憶」に興味を持ち記憶力を競う日本記憶力選手権大会に出場を決意。
約10ヶ月の練習の末、初出場した2013年の大会で優勝し記憶力日本一となる。
その後2019年まで出場した大会では6連覇。
また2013年にロンドンで開催された世界記憶力選手権において日本人初の「記憶力のグランドマスター」の称号を獲得。
現在は記憶力も含め、世の多くの人たちの「脳力」開発に貢献することを自身のミッションとし活動中。
フジテレビ「ホンマでっか!?TV」TBSテレビ「マツコの知らない世界」をはじめ多くのテレビ・ラジオに出演。
著書は、幻冬舎刊『記憶力日本一を5度獲った私の奇跡のメモ術』ダイヤモンド社刊『世界記憶力グランドマスターが教える 脳にまかせる勉強法』をはじめ多数。