IT先進国として、世界中から注目を集めているエストニア。選挙や納税、起業の手続き、薬の処方など、国のサービスの99%はオンラインで手続きができ、人々の生活とテクノロジーが自然と融合したかたちで暮らしがデザインされています。テクノロジードリブンではなく、生活の中の課題にフォーカスし、その課題を解決するためにどのようにテクノロジーを取り入れるかという、サービスデザイン・デザイン思考をベースにした戦略がとられています。エストニアのこのアプローチは、日本をはじめとする多くの国々の参考となり、実際の導入へとつながっています。
人口130万人ほどの小国・エストニアがどのようにして、デジタル先進国として成長したのか。そして今、生活の中にどのようなテクノロジーが浸透し、豊かな暮らしが実現しているのか。
この具体的な事例は、日本における、これからの”暮らしのデザイン”を考えた際に大いに参考になることでしょう。
エストニアのデジタル先進国としての歩みについては、NEXT INNOVATIONさんのホームページをご覧ください。
【この授業で学べること】
・ユーザーリサーチからサービス設計、その後の具体化まで、サービスがどのようなプロセスを経て生まれ、現在どのように活用されているのかを知ることができる。
・エストニアにおける、テクノロジー最新事例を知ることができる。
【こんな人におすすめ】
・暮らしにおけるテクノロジー活用に関心があり、様々なアプローチを模索している人。
・サービスデザイン、デザイン思考などのアプローチに関心があり、その結果生まれたアウトプット事例を学びたい人。
【事前予習のすすめ】
本授業では、サービスデザインの手法についての詳細の解説はいたしません。サービスデザインの基本を理解したい方、本授業をより深く理解したい方は、「サービスデザイン入門」も併せてご受講ください。