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ホールパート法とは?活用シーンや活用する上でのポイントをご紹介

公開日:2021/09/10
更新日:2021/09/14
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ホールパート法とは?活用シーンや活用する上でのポイントをご紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ビジネスの場にで話をわかりやすく伝えることが苦手だ、という方は多いのではないでしょうか。そのような方には「ホールパート法」と呼ばれる話し方がおすすめです。本記事ではホールパート法とはどういった特徴があるのか、メリットや活用していく上でのポイントをご紹介します。

 

ホールパート法とは

ホールパート法とは、全体を意味する「ホール(whole)」と部分を意味する「パート(paty)」が組み合わさってできた造語です。コミュニケーションにおける手法の1つで、最初に話す内容の全体像を伝えた上で、話の各部分を説明していき、最後にもう一度結論を述べる、という伝え方です。 プレゼンテーションなどの場で用いられることが多く、商談相手に対する自社商品のプレゼンテーションや、社内で複数の事柄について報告をする際などに際に効果的に作用するコミュニケーション手法です。

ホールパート法の具体例

ホールパート法を用いた具体的な会話の流れを紹介します。 「本日の議題は当社と競合他社の商品A ,B,Cに関する3つがあります。」 「1つ目が新商品Aに関するもので、社長が強く押し出している商品でもあるため、初動が重要になります。そこで効果的に売り出す方法について皆さんの意見を聞きたいと思っています。」 「2つ目は既存商品Bに対するものなのですが、マイナスな意見が多いのが現状です。この状況を打破するためにも改善案を出したいと思っています。」 「3つ目は競合他社のCという製品で、当社とターゲットがかぶっていて売れ行きがいいようです。どういった点が優れているのかを検討し、当社の製品にも取り入れることができないか検討しましょう。」 「以上3点に関して本日話し合いを行えればと思っています。」 このように、最初に今から話す内容がいくつあるのかを明確に提示し、その後、順番に各部分について説明していくという話の流れになります。 冒頭で話す内容についての全体像を把握することが可能になるため、限られた時間の中で複数について議論しないといけない時などに有効な話し方です。

 

ホールパート法を用いるメリット

ホールパート法を用いるメリットとしてはどういったものがあるのでしょうか。 3つのメリットをそれぞれ解説します。

短時間で要点を伝えることができる

ホールパート法を用いることで、短時間で聞き手に要点を伝えることができるというメリットがあります。 ビジネスシーンにおいては、限られた時間の中で要点を伝えることで、自分の評価に影響することがあります。上司や取引先への報告などが短時間でわかりやすくまとまっていれば相手から「この人は仕事ができる」という評価に繋がります。 一方で報告が要領を得ず、時間がかかってしまうと仕事ができないという評価を受けることにもなってしまいます。 自分の評価を高めるためにもホールパート法をマスターしましょう。

聞き手が理解しやすくなる

聞き手が理解しやすくなる ホールパート法を用いて話すと聞き手にとってもメリットがあります。話の最初に要点を知ることができるため、その後の各部分の説明の理解度が向上します。 また、最後に全体の要点をもう一度聞くことができるため、理解の定着にも繋がるというメリットがあります。 報告事項が複数ある場合は、聞き手がそれぞれをきちんと理解することが難しい場合が多いため、積極的にホールパート法を活用していきましょう。

結論を強調できる

ホールパート法においては、結論を最初と最後に2回伝えることになるため、伝えたい点を強調して伝えることができます。 相手に強く訴えかけたいことがある場合において、ホールパート法を用いて結論を繰り返すことで強調できるため、相手の印象に残りやすくなるメリットがあります。 自社商品のメリットを商談相手に売り込む際には、ホールパート法を用いることで、メリットを強調して伝えることが可能になります。

 

PREP法、SDS法との違い

ホールパート法と似たコミュニケーションの手法に「PREP法」と「SDS法」というものがあります。 それぞれどういった違いがあるのか解説していきます。

PREP法との違い

PREP法とは、「Point(要点)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(要点)」という順番で物事を伝える手法です。要点を最初と最後に伝え、間に事例を挟むという点でホールパート法とよく似ています。 異なる点は、具体例に関する説明があるかどうかです。十分に時間がある場合には、具体例を交えた方が説得力が増すため、PREP法を用いることが有効ですが、限られた時間の中では具体例を説明する時間がありません。 そういったケースにおいてはPREP法ではなく、ホールパート法を用いるようにしましょう。

SDS法との違い

SDS法とは、「Summary(要点)」「Details(詳細)」「Summary(要点)」という順番で物事を伝える手法です。こちらも要点を最初と最後に伝え間に説明を挟むという点がホールパート法と似ています。 しかし、SDS法は要点一つ一つに対して詳細な内容を説明するため、短時間で複数の事柄を説明する際には適していません。一つの物事を詳細に説明する際に効果的な手法であるため、複数伝える必要がある際はSDS法ではなくホールパート法を用いましょう。

 

ホールパート法が活用できるシーンとは

コミュニケーションの手法はシーンによって効果的な手法が変わってきます。 ホールパート法はどういったシーンで活用できるのでしょうか、3つのシーンを具体的に紹介していきます。

プレゼンで自社商品の魅力を複数伝えたい場合

プレゼンテーションで取引先などに、自社の製品の魅力を複数伝える必要がある場合にはホールパート法がおすすめです。 最初に魅力が何点あるのかを提示し、その後に各魅力に関しての説明を行うことで相手に効果的に複数の魅力を伝えることができます。 自社製品の魅力を端的に相手に伝え、相手にメリットをしっかりと提示できればプレゼンテーションの成功に近づきます。

報告事項が複数ある場合

複数事項を報告しないといけない際にもホールパート法は効果的です。 限られた時間の中で複数の物事を報告する際は、各項目の要点を簡潔に伝える必要があります。 一つの物事を詳細に伝える場合はSDS法などの方が有効ですが、そうではなく3点以上報告すべきことがある場合は、ホールパート法を用いて各項目の要点を伝えるようにしましょう。 ホールパート法を用いることで、聞き手が一つ一つの項目をしっかりと理解できるようになります。

プレゼンの冒頭で行う自己紹介

プレゼンテーションの冒頭で自己紹介を行う場合にも、ホールパート法を用いるといいでしょう。 「私には3つの特徴があります。」「一つ目は〜」「二つ目に〜」「最後に〜」「このように私は〇〇、△△、□□という3つの特徴があります。」といったように、ホールパート法を用いて自己紹介を行うと、自分の特徴を簡潔に伝えることができます。 また、ホールパート法には結論を強調する効果があるため、自分の特徴を相手に強く印象付けたい場合にも効果的に作用します。 その後のプレゼンテーションの内容に関わってくる特徴であれば、冒頭で簡潔に伝え印象に残すことで説得力も増すことになるでしょう。

 

ホールパート法を活用する上でのポイント

ホールパート法を用いてコミュニケーションを行っていく上では3つのポイントについて意識する必要があります。 それぞれ順番に解説します。

事前に話すポイントを整理しておく

ホールパート法のポイントは、要点を簡潔に伝えられるということです。。つまり、事前に話すポイントを整理できていなければ要点をわかりやすく伝えることはできません。 そのため、話すべき複数の事柄について事前にしっかりと整理し、要点をまとめておきましょう。そうすることでより短時間で相手に理解してもらうことができます。 事前にしっかりと整理できていないとかえって要点がわかりづらくなってしまい、伝えたいことが何一つ伝わらなかった、ということになりかねないため、事前準備は特に意識したいポイントです。

伝えたいポイントを最後に繰り返す

ホールパート法では要点を最初と最後に繰り返すことで、伝えたい事柄を強調させられる効果があります。したがって、各部分の説明をそれぞれ行った後に、要点を繰り返すことが重要になってきます。 相手にポイントを強く印象付けるためにも、最後に要点を繰り返す際は特に意識して話すようにしましょう。締めの部分が弱いと伝えたいことがぼやけてしまい、理解されにくくなってしまうため注意が必要です。

結論や全体像から話す癖をつける

ホールパート法を効果的に活用していくためには、日頃から結論ファーストで話す癖をつけることが大切になってきます。 いざ、会議や報告の場でホールパート法を用いようと思っても、全体像を最初に話すということに慣れていないと相手にうまく伝えることができません。 報告事項を簡潔に短時間に相手に伝えるためにも、日常会話の中で最初に結論を話す、ということを癖づけてください。そうすることでいざという時にも、相手にわかりやすく簡潔に物事を伝えることが可能になります。

 

まとめ

ホールパート法は限られた時間の中で簡潔に相手を要点を伝えるといった際に、非常に効果的なコミュニケーションの一つです。 話す内容が複数あり自分で混乱してしまい相手になかなか理解してもらえないという方は、3つのポイントを意識してホールパート法を身につけることで、相手にわかりやすく物事を伝えられるようになるでしょう。

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