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ジョハリの窓とは?自己分析に活用する方法や注意点について解説する

公開日:2021/05/28
更新日:2021/06/02
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ジョハリの窓とは?自己分析に活用する方法や注意点について解説する | オンライン社員研修・eラーニング研修 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ジョハリの窓を利用し自己分析を行うとどのような結果がでるのでしょうか。本記事では、ジョハリの窓を利用し自己分析と成長に繋げる方法について解説します。

 

ジョハリの窓とは

対人関係をテーマにしたセミナーにおいて、グループワークで利用されるジョハリの窓とはどういうものなのでしょうか。ジョハリも窓とはなにか、ジョハリの窓による4つの区分について解説していきます。ジョハリの窓がなぜ利用されるかについても理解していきましょう。

ジョハリの窓は自己分析を行う心理学モデル

ジョハリの窓とは、サンフランシスコ州立大学の心理学者ジョセフ・ルフト (Joseph Luft) とハリ・インガム (Harry Ingham)に考案され、二人のファーストネームから「ジョハリの窓」と呼ばれる心理学モデルです。アメリカで注目を浴びたのちに、日本で普及され企業内におけるコミュニケーション促進や能力開発、自己分析ツールとして活用されています。ジョハリの窓を使うことにより、自分と他人の認識のズレを発見し理解することができます。ジョハリの窓は他者と自分の認識の相違点を元に自己分析、自己への気づきを行い人間関係やコミュニケーションの円滑な進め方を模索することを目的として活用していきます。

ジョハリの窓の4つの区分

ジョハリの窓は、自分の特性や自分に対する理解を4つの領域(窓)に分類します。4つの窓は、「開放の窓」「盲点の窓」「秘密の窓」「未知の窓」と呼ばれ、自己分析と他社分析の結果を統合し整理を行うことで新たな気付きを発見し分析していきます。通常、解放の窓を広げ未知の窓を狭くすることを目的として実施されることになり、そのプロセスを通じて自己分析を深めていく仕組みだと理解しておきましょう。

 

ジョハリの4つの窓の持つ意味とは

次にジョハリの4つの窓が持つ意味を解説していきます。4つの窓には意味があり、それぞれの意味を理解しておくことが自己分析には必要です。4つの窓がどのような意味を持ち、そこに当てはまったことから何が分かるかを理解していきましょう。

開放の窓

開放の窓は、自己分析と他者分析で共通している事柄が該当します。「自分自身も知っていて他人も知っている自分の性質」とも呼ばれ、この窓に該当する項目が多い場合には、自分の内面や能力は他人が分かるように表に出している(自己開示)傾向が強いと判断できます。この窓に該当することが少ない(窓が小さい表現する)場合には、自己開示傾向が低く相手に自分のことを理解されていない可能性が高いと判断できます。

盲点の窓

盲点の窓は、「自分は知らないが他人は知っている自分の性質」という意味です。この窓が大きいと「自己分析ができていない」「自分が気付いていない部分が多い」ことを表し自己理解を深めることが可能です。自分ではきがついていなかった部分を理解し受け入れることで、この項目は解放の窓に移動していきます。

秘密の窓

秘密の窓は、「自分は知っているが他人は知らない自分の性質」という意味です。この窓が大きいと「内に秘めている部分が多い」「自己開示をしていない」「自己開示ができていない」と判断します。この窓が小さい場合には、「自己開示がうまくできている」と判断でき自分の個性を発揮していると捉えることができます。

未知の窓

未知の窓は、「自分も他人も気付いていない」「まだ開発されていない」性質を表します。この先、新たなチャレンジで気が付くことや開発されている可能性がある性質です。この性質を開発することで、その性質は未知の窓以外の窓に移動していきます。

 

ジョハリの窓が自己理解に有効と言われる理由とは?

ジョハリの窓が自己理解に有効と言われる理由について解説していきます。ジョハリの窓を利用することで得られるメリットは複数あります。最大のメリットは、「自分と他人との認識のズレを洗い出せる」ことです。自分自身のことは、自分が一番わかっていると思っていても他人から見た自分を知ることで、自分と他人との間で起きている認識のズレに気がつくことができます。このズレはなぜおきているのか、他人が見た自分を受け入れ、よりよい自分を作るために何が必要かを考えるきっかけとなります。それだけはなく、他人の目を通じて自分の意外な一面を知ること、短所に気が付くことで自分に何が必要かを考え始めることもできます。この気付きをもとに自分が変えていくべきことは、こういう部部分であると考え行動することが重要です。他人との認識のズレが軽減されることで、コミュニケーションが円滑に行われ対人関係がスムーズになる、ストレスを軽減できるなどの期待効果もあります。参加しているメンバーが、気付きをえることで職場全体のコミュニケーション力があがり、業務を今まで以上に円滑にできるメリットは企業としては非常に魅力的な効果です。こうした期待効果があるため、ジョハリの窓は有効性の高い分析手法とされています。

 

ジョハリの窓の実施手順を解説する

次にジョハリの窓を実施する手順について解説していきます。手順に従って実際にワークをしながら理解を深めていきましょう。ジョハリの窓の特徴である「他人がどう思っているか」を知るために必ず2名以上で行うことが必要です。自己分析としてのみ実施する方法もありますが、効果を理解するためには複数人で実施するようにしましょう。実際に行う際に気を付けておきたいことは、自分の印象をどう受けているかについて反発したり意見しないことです。あくまで、自分と他社の認識の違いを理解するワークであることを理解して実施していきましょう。

4つの窓を用意する

紙とペンを用意し、1人1枚の紙に4つの窓(枠)を書きます。窓は、受持に書き以下の項目を記載していきます。

  • 左上:解放の窓(自分も他人も知っている)
  • 左下:秘密の窓(自分は知っているが、他人は知らない)
  • 右上:盲点の窓(自分は知らないが、他人は知っている)
  • 右下:未知の窓(自分も他人も知らない)

対象者の特徴や性格を洗い出す

次に、分析を行う対象者を決め対象者自身と他人それぞれが、対象者の特徴や性格を洗い出していきます。洗い出した内容は、後から整理を行うために各人色が違うポストイットに書いていきましょう。一人の対象者にかける時間は5~10分程度とし、時間がきたら終了とします。時間をかければいいということではなく、決まった時間内に思いつくことを洗い出すことも必要です。時間を決めることで、相手に強く思う印象を洗い出すことができます。

4つの窓に入れる

洗い出した特徴や性格について、まず対象者自らが書き上げたものを説明し張り出します。その上に同じ項目を記載したものを張り合わせ照らし合わせます。この整理を行った後に、用意している4つの窓別に分類を張り付けていきます。ポストイットを利用することで、自分が知っていることと他人が認識していることをまとめやすくなります。

気づきを共有する

最後に気付きを共有します。自己分析を深く行うためには、自分が知らない特徴や性格について、どうしてそう感じているかをヒヤリングすることが必要です。特に、自分ではそうではないと思っている特徴をあげている場合には、なぜそうもっているかに興味がわいてきます。その興味が、自己分析を促進させ自分の特性の理解や見直すべき事柄である気付きとなります。

 

ジョハリの窓を実施する際の注意点

次にジョハリの窓を実施する際の注意点について解説していきます。実際に実施する際には、ジョハリの窓が得意とすることや実施する意味について理解して進めていくことが必要です。ジョハリの窓を使い自分自身を知ることや気付きをえることが大事だという理解をしてすすめていきましょう。特に、運営を行うファシリテーターは予め実施手順や実施に際しての注意点を理解して運営していくことが必要です。

主観に左右される

注意する点には「主観に左右されない」ということが大事です。自分自身や他人が持つ印象について洗い出していきますが、相手の嫌われたくないなどの思いでジョハリの窓を実施することはおすすめできません。あくまでジョハリの窓を実施することで、自分自身や相手の自己分析をしていくこと、気付きを得ることが目的です。主観により、思っていないことを書き出していくことではジョハリの窓は持つ意味を損なってしまいます。なぜジョハリの窓を行うかの意味を参加者全員で確認し意義のあるワークを行うことを心掛けましょう。

ポジティブワードで行うこと

ジョハリの窓の大前提は、相手を否定しないことです。洗い出す際に使う用語は、ポジティブワードに統一します。例えば、「短気」と洗い出すような相手を否定する用語を使用することを禁止とします。ジョハリの窓は、相手の悪い性格を洗い出すものではなく、良い点や改善点に気付くためのものです。表現は難しい特徴を示す必要がある場合には、事例を交えて洗い出すやり方や、他の特徴から書き出すようにしましょう。ネガティブワードが重なってしまうと参加者のモチベーションが下がり、意見交換の場も有効な意見を出しあえなくなります。ファシリテーターは洗い出している意見を確認しながら、ネガティブ用語がある場合には、適切な表現に変更する指示を出していきましょう。

深刻にならない雰囲気作り

メンバーの中に、相手を批判するネガティブワードを利用する方がいる場合には、分析対象にストレスとなり深刻な雰囲気を作り出してしまいます。雰囲気が悪化しないためにポジティブワードでの分析を進める必要があります。万が一、深刻な雰囲気を感じた場合には、ファシリテーターによる分析を実施し、雰囲気の改善を行う必要があります。相手を非難することで進んでいくワークにならないためには、ファシリテーターの役割は重要だと理解して進めていきましょう。

 

まとめ

本記事では、自己分析に有効なジョハリの窓について、特徴や実施方法について解説しています。多くの企業が取り入れているジョハリの窓を通じて、自己分析を進めることでより成長が期待きます。本記事を参考にぜひ、ジョハリの窓を実施してください。

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