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フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの違いや重要性について解説

公開日:2021/09/10
更新日:2021/09/11
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フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの違いや重要性について解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

職場での学びは、大きくフォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの2つに分類することができます。本記事では、フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの違いや重要性、それぞれのメリットとデメリットや活用する際のポイントについて解説します。

 

フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの違い

企業における学びのスタイルは、フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの2つに分けることができます。まず、それぞれの意味や違いについて解説します。

フォーマルラーニングとは企業主体の公式な学習スタイル

フォーマルラーニングとは、企業が主体になって実施する、公式な学習スタイルのことを指します。代表的なものには、企業が企画する集合研修やセミナー、ワークショップが挙げられるでしょう。また、オンライン形式のeラーニングを、フォーマルラーニングの一環として取り入れる企業も増えています。 フォーマルラーニングでは、経営陣や人事部で企画を行い、計画的に人材教育を進めます。研修内容によっては、外部から専門の講師やインストラクターを招待し、対象となる社員に教育の場を与えます。

インフォーマルラーニングとは個人主体の非公式な学習スタイル

インフォーマルラーニングとは、個人が主体になって取り組む、非公式な学習スタイルのことです。計画することなく、日常の場で偶発的に発生する学びのことで、具体的には、業務中に分からないことを上司や先輩社員に聞いたり、インターネットで調べて学んだりすることを指します。 オンライン形式で学べるeラーニングは、その利便性の高さから、インフォーマルラーニングにも導入されるようになっています。また、TwitterやFacebookなどSNSを活用して学ぶソーシャルラーニングも、インフォーマルラーニングにあたります。

 

フォーマルラーニングのメリットとデメリット

ここでは、企業が主体で企画して実施するフォーマルラーニングのメリットとデメリットについて解説します。

企業主体で確実に実施できるメリットがある

フォーマルラーニングのメリットは、企業主体で確実に実施できることです。業務の一環として実施すれば、対象とする社員全員の参加を命じることも可能です。新人研修や階層別研修など、企業として確実にやっておきたい研修も、強制力のあるフォーマルラーニングによる実施が適しています。 また、社会環境の変化や企業のニーズに合わせて必要な時に開催できるのも、フォーマルラーニングのメリットです。経営層と人事部で企業の方向性に合わせた研修を実施して、一体感のある組織作りに繋げることもできるでしょう。また、ビジネス界の著名人や芸能人を含め、人気講師による講演会を企画する企業もあります。

強制参加により受動的になりやすいデメリットがある

フォーマルラーニングのデメリットとして、強制参加により参加者が受動的になりやすいことが挙げられます。社員の要望が考慮されることなく実施されることが多いため、「会社の命令で業務時間内に行われるから」という理由で、意欲的に望まない社員が出てくることも考えられます。 また、講師やインストラクターと受講者の関係が一方的になりやすく、分からないまま研修が進んだり、深い学びに繋がらなかったりするケースも少なくありません。このように、企業がせっかく実施しても、期待しているほどの効果が得られないデメリットもあります。

 

インフォーマルラーニングのメリットとデメリット

フォーマルラーニングとは異なり、個人主体で非公式に行われるインフォーマルラーニングには、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

能動的な学習で身につきやすいメリットがある

インフォーマルラーニングには、能動的な学習で、学んだことが身につきやすいメリットがあります。社員は自ら「分からないので知りたい」「スキルを身に付けたい」などの理由で、積極的に学習に取り組みます。他者に依存しないため、自身が納得するまで学習を継続できるのもメリットとして挙げられるでしょう。 また、時と場所に縛られることなく、自身のペースで学習に取り組めるメリットもあります。業務に直接関係のない内容でも、自身のキャリアデザインに合わせて挑戦し、新たな可能性を切り開くことにも繋がります。

個人の裁量に任されるため企業がコントロールできないデメリットがある

インフォーマルラーニングのデメリットは、学習内容や学習量が個人の裁量に任されるため、企業がコントールできないことです。普段から業務量の多い社員の中には、インフォーマルラーニングに取り組むことを苦に感じる人もいるでしょう。 また、自身の得意不得意や興味によって、学習に偏りが生じることも考えられます。社員が社員に期待する学習を必ず進めるとは限らないため、モチベーションを高めるための施策が必要になるでしょう。

 

「7・2・1の法則」で比較する両者の関係

社内研修などで、企業での学びに関して「7・2・1の法則」が取り上げられることがあります。これは、アメリカの人事コンサルタント会社であるロミンガー社の創設者であるマイケル・ロンバルドとロバート・アイチンガーが、1996年に発表した書籍「Career Architect Development Planner」の中で発表した法則です。この法則に基づいて、フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの関係について解説します。
参考:レファレンス事例詳細

職場での学びの機会の70%はインフォーマルラーニング

職場での学びの機会を「7・2・1の法則」に当てはめると、70%はインフォーマルラーニングであるとされています。つまり、職場においては、仕事上の経験から学ぶことが非常に多いということです。 これには、仕事でわからないことを上司や同僚に直接聞いて学ぶことや、休憩時間に同僚と意見交換をすること、ベテラン社員の手本に倣うことなどが含まれます。また、顧客とのやり取りや失敗からヒントを得たり、インターネット検索で情報収集することもこれに含まれます。

研修などのフォーマルラーニングが占めるのは10%

職場での学びの機会の20%は「薫陶」で、上司からのフィードバックや顧客、取引先の経営者からの影響などが当てはまります。これは内容によってインフォーマルラーニングとフォーマルラーニングの両方に当てはめられるでしょう。 そしてこの法則では、研修などのフォーマルラーニングが占める割合は10%であるとされています。10%の捉え方は人にもよりますが、1年間で2,000時間働くとして、40時間の研修を受けたとしても2%ですから、決して割合が低いわけではありません。

重要なのは両者のバランス

「7・2・1の法則」は、仕事上の経験、薫陶、研修の3つがバランスよく組み合わさることで、人材育成に繋がることを示すものです。日常の仕事や上司の言葉を通して多くの学びが得られますが、日常を離れて研修により学習し気づくことも大切です。重要なのは、フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングをバランスよく取り入れて、両者のメリットを十分に享受することだと結論できます。

 

フォーマルラーニングと併せてインフォーマルラーニングを促進させる方法

フォーマルラーニングは、企業が主体となって実施できますが、インフォーマルラーニングは個人の裁量に任されます。そこで、社員がインフォーマルラーニングの機会をしっかりと捉えるよう促す必要があります。ここでは、フォーマルラーニングと併せてインフォーマルラーニングを促進させる方法を解説します。

現場での学びの機会を作る

インフォーマルラーニングを促進させる方法として、現場での学びの機会を作ることが挙げられます。具体的には、仕事での経験を積ませるために、新しい企画を考えたり、自ら課題を探して取り組むよう促すことができるでしょう。実際にやってみて、成功や失敗から多くの学びが得られると期待できます。 また、ベテラン社員と組ませて業務への取り組み方を観察してもらったり、ジョブローテーションで担当以外の業務に挑戦することも、スキルの開発に繋がると考えられます。

社員同士の情報共有の場を作る

インフォーマルラーニングを促進させるために、社員同士の情報共有の場を作ることもできます。例えば、掲示板や社内ポータルなど、誰もがアクセスできて意見が言いやすいオープンコミュニケーションの導入を検討できるでしょう。誰もが発言できて意見交換が活発な職場では、偶発的な学びや発見が得られる可能性が高くなります。 また、社内イベントを企画して、部署内外の交流を活発にすることもできるでしょう。楽しみながらコミュニケーションを図るうちに、意図していない学びが得られることもあります。

ジャストインタイム学習の場を作る

インフォーマルラーニングは、ジャストインタイム学習の場を作ることで促進させることもできます。例えば、社内FAQツールを導入して、社内でよくある質問の答えがすぐに得られるようにできます。また、ビデオライブラリーを導入して、必要な資料や情報が得られるようにすると、社員は分からないことを放置せず、自ら意欲的に学習するようになることが期待できます。

外部のeラーニングサービスを活用する

オンライン形式で学習するeラーニングは、フォーマルラーニングの一環として利用されることがありますが、その利便性から、インフォーマルラーニングを提供するツールとして活用することも可能です。 例えば、外部のeラーニングサービスを導入して、社員一人ひとりが与えられたIDを使って自由に学べるようにできます。eラーニングは場所や時間に縛られることなく、スキマ時間を活用した学習もできるため、インフォーマルラーニングを促進させるのに理想的なツールとなり得ます。

 

まとめ

フォーマルラーニングとインフォーマルラーニングの違いや重要性、両者のメリット、デメリットについてまとめました。企業における学びのスタイルに違いがあるものの、両者のバランスを取ることで、効果的な人材育成に繋げることができます。社員が学びの機会をしっかりと捉えられるよう、企業としてもさまざまな取り組みに挑戦することができるでしょう。

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