10/24(Sun)

今日の生放送

ニューノーマルとは?意味から変化の内容まで詳しく解説

公開日:2021/05/28
更新日:2021/09/08
  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
ニューノーマルとは?意味から変化の内容まで詳しく解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

2020年は、世界にとって1つの転換期を迎えた年と言え、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、従来にはなかった新しい生活や仕事の様式が次々と生まれてきています。この記事では、ニューノーマルと呼ばれるこれらの変化の意味や、具体的な内容について詳しく解説します。

 

ニューノーマルとは?

ニューノーマルとは、「New(新しい)」と「Normal(常態)」を組み合わせた言葉で、「新しい常識・常態」という意味です。 社会全体に大きな影響を及ぼすような出来事が起こると、それまでの常識が通用しなくなり人々はそれに合わせて行動を変えていく必要が出てきます。 生活様式はもとより、ビジネスにおいても同様で、企業は新しい常識に合わせた戦略や事業展開を行わなければならなくなるのです。

ニューノーマルの歴史

ニューノーマルという言葉は、新しく生まれた概念ではなく、過去にも2回、世界ではこのような転換期とも呼べる時期を迎えています。 1回目は、1990年代のインターネット社会の到来です。 検索エンジンや電子メール、携帯電話などが新しい技術として普及し、人々の生活様式やそれまでのビジネスモデルが変化していきました。 2回目は、2008年にアメリカのリーマン・ブラザーズの経営破綻によって引き起こされた世界的不況、「リーマン・ショック」です。 この世界的な金融危機の際に、アメリカのエコノミストであるモハメド・エラリアン氏は、景気が回復したとしても以前の状態には戻らないとして、ニューノーマルの考え方を提唱しました。 このように社会を揺るがすような大きな変革に伴い、周期的に訪れるのがニューノーマルの特徴だと言えるでしょう。

 

ニューノーマルで起こった変化について

2020年に起きた新型コロナウイルスの感染拡大を受けて起こったニューノーマルでは、具体的にどのような点が変化したのでしょうか。 生活様式・働き方・ビジネスの3つの観点からご紹介します。

生活様式における「ニューノーマル」

人々の生活様式におけるニューノーマルを3種類ご紹介します。

マスクの常時着用

以前は、マスクというと風邪をひいている人、花粉症の人、医療従事者が主につけるものでしたが、現在では感染症対策として外出先で誰もが通年で着用するものに変化しました。 マスクをしないで外出するということは、あまり望ましくないという価値観に変わったということです。

ソーシャルディスタンスの確保

密集を避け、お互いに間隔を1m~2mほど開けて距離を保ったり、仕事においてもできる限り時差通勤や、在宅勤務を行ったりして、人との接触を避けるソーシャルディスタンスも、感染予防のためのニューノーマルと言えるでしょう。 満員電車やお店に並ぶ行列など、今まで当たり前のように見られた景色は、今後少しずつ減少していくのかもしれません。

不要不急の外出を避ける

海外においてはロックダウン、日本においてはたびたび緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出は自粛が求められるようになりました。 旅行や里帰りといったことはもちろん、勤務終了後に居酒屋で一息ついたり、休みの日に街に出て、買い物やエンタメを楽しんだりといった行為は、今後コロナウイルスの感染拡大が収束するまでの間は難しくなるでしょう。

働き方における「ニューノーマル」

人々の働き方におけるニューノーマルを3種類ご紹介します。

在宅勤務の恒常化

働き方における大きな変化として、在宅勤務の恒常化が挙げられます。 テレワーク、リモートワークといったオフィス以外の場所から勤務を行う形態が増加し、働く場所も自宅だけではなくカフェ、コワーキングスペース、サテライトオフィスなど、種類が増えました。 オフィス以外での勤務をスムーズに行うためには、PCの支給やセキュリティの確保、オンライン会議を行うアプリからファイル共有のためのツールなど、さまざまな準備が必要ですが、職場でのクラスター感染を防止するために、少しずつ推進されてきていると言えるでしょう。 都心へのオフィスの一極集中が避けられることや、企業が支払うオフィスの家賃と交通費の削減など、一定のメリットもあるため、新型コロナウイルスの感染拡大が収まった後も、在宅勤務を推奨する企業は増加するのではないかと予想されています。

商談・営業活動のオンライン化

ニューノーマルにおいては、社内だけではなく、顧客や取引先との商談・打ち合わせも非対面のオンラインによる形へと変化しています。 電話やメール、オンライン会議を行うアプリなどを用いて営業活動を行うインサイドセールスに注力する企業が増加しているのです。 インサイドセールスでは移動が発生しないため、交通費や時間を節約でき、より多くの企業と打ち合わせができます。 また、遠方の企業との商談がしやすくなったり、場所にとらわれず全国の営業人材を活用できたりといったメリットが大きいため、新型コロナウイルスの感染拡大が収まった後も、継続して活用される手法だと言われています。

評価制度が成果主義になる

在宅勤務が恒常化すると、今まで上司が部下の勤務の様子を見て人事評価を行っていたのが自然に成果物を見ての評価に変化するでしょう。 しかし、過度な成果主義で今まで築き上げてきたチームワークが崩れてしまったり、新しい評価制度の内容がうまく共有できず、結局は以前の評価制度に戻ってしまったりということも想定されるので、制度の変更には工夫が必要になり、まだまだ課題が多いと言えるでしょう。

ビジネスにおける「ニューノーマル」

ビジネスにおけるニューノーマルを3種類ご紹介します。

大きなオフィスや拠点が不要となる

今まで企業はビジネスにおいて、従業員数に応じたオフィスを準備する必要がありました。 しかしニューノーマルによって在宅勤務が恒常化すると、出社する人数が減少するため、全員を収容できるオフィスは不要となり、より賃料の安い小さめのオフィスに移転することができます。 また従業員にとっては、出社の機会が減るため、通勤のしやすさに縛られることなく、居住できる場所の選択肢が増えるでしょう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する

ニューノーマルの中で企業が生き残るためには、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が不可欠と言われています。 DXは元々、2004年にスウェーデンのウメオ大学の教授であるエリック・ストルターマン氏によって、「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」という概念として提唱されました。 近年では、社会や企業をデジタル技術で変革するという意味で用いられています。 ビジネスを取り巻く環境や働き方がニューノーマルで大きく変化する中、企業では業務フローのデジタル化やクラウド、コミュニケーションツールの活用を推進する取り組みが必要となってきているのです。 企業の事業内容に応じて行う必要のあるDXは、アプリやAIの活用、業務を効率化するシステムの導入、顧客対応の自動化など多岐に渡りますが、競争力の源泉ともなりうる重要な変化だと言えるでしょう。

非対面チャネルの強化が求められる

ニューノーマルでビジネスは、非対面のオンラインへと変化しており、これに応じて各企業では非対面チャネルの強化が求められているのです。 例えば窓口や店舗での接客に代わり、オンラインでの問い合わせ対応やチャットボットの活用、ECサイトやアプリでの販売などに舵を切る必要があるということです。 実店舗が全て不要になるということではありませんが、企業の競争力を維持するためには、オンラインで完結できるサービスが欠かせず、顧客の住み分けを意識した展開が必要となるでしょう。

 

ニューノーマル時代に起こりうるリスクや注意点

ニューノーマルの時代に、ビジネスを行っていく中で起こりうるリスクや、注意点にはどのようなものがあるのでしょうか。 2つご紹介します。

情報セキュリティリスクへの対策

オフィスからPCやスマートフォンを貸与され、テレワークやリモートワークで勤務するにあたって気を付けたいのが、情報セキュリティ対策です。 会社の情報システム部が、テレワークやリモートワークに適した情報セキュリティ対策を行うのはもちろんですが、それと合わせた従業員のセキュリティ意識の向上も必須と言えるでしょう。 システムを急に整えるのは、いきなりのテレワークやリモートワーク導入では難しい場合もありますが、ITリテラシーの向上を目指した従業員教育を先に行っておくという方法もあります。 オンラインミーティングの形で全社的に情報セキュリティ教育を行い、情報漏洩や重要データの喪失といったリスクが発生した際の対応方法をマニュアル化し、従業員に周知徹底しておくことが大切です。

コミュニケーションの問題への対策

ニューノーマルでは人との対面や接触をできる限り減らすことから、コミュニケーション機会の減少が課題になることも考えられます。 例えば今までオフィスで勤務をしていた際は、チームメンバーとの情報共有において、細やかなニュアンスまで顔を見てしっかりと伝えられたのが、今ではメールやチャットなどのテキストや、電話などを活用して伝えなければなりません。 そのため、手間をかけたくないからと情報共有が滞り、それが思わぬ生産性の低下やチームワークの低下といった事態につながる可能性もあります。 このことからテレワークやリモートワークを導入する際は、チームメンバーがストレスなくコミュニケーションできるツールを複数準備し、コミュニケーションができるだけ阻害されないような工夫を施しましょう。 またチームメンバーで、コミュニケーションをどのような形でとっていくのかを共有し、知恵を出し合って解決していくなどの方法を取ると良いでしょう。

 

まとめ

ニューノーマルとは、「新しい常識・常態」という意味で、社会全体に大きな影響を及ぼすような出来事の際それまでの常識が通用しなくなり、人々はそれに合わせて行動を変える必要が出てくるために起こります。 今までの歴史の中でニューノーマルは何度か繰り返されてきたように、今後もいつでも起こりうる可能性があるものです。 状況に素早く適応し、新しい時代を切り開いていくためにもニューノーマルを受け入れて、自分自身を常にアップデートさせていきましょう。

人気のコラム記事

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ