公開日:2021/05/28
更新日:2024/06/21

リソースとは?ビジネスで使われる際の意味や基本を解説

リソースとは?ビジネスで使われる際の意味や基本を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

企業運営においてリソースの確保は必要不可欠です。では、企業運営における「リソース」とは何を指すのでしょうか。本記事では、企業運営において必要なリソースとは何かとその概念について解説していきます。企業内にあるリソースの整理や整備を行う際の参考にしてください。

 

01リソースとは

「リソース」とは、英語の名詞「resource」をカタカナ読みした単語です。「resource」の意味は、「資源、供給源、物資」「財源、資力」「方策」「力量」を意味します。国内のビジネスシーンで利用されるリソースは「資源、供給源、物資」を示すことが多く、IT業界で利用されたことで広まった用語になります。日々のビジネスシーンでリソースとは「業務を行う上で必要となる資源、供給源、物資のこと」と定義することができます。日常に行われるビジネス(業務)においては、何かしらの資源が必要です。リソースを確保するという使い方も多く、ビジネス運営に必要な資源調達を行う場合などに利用されます。

 

02ビジネスにおけるリソースの意味

ビジネスにおけるリソースは、以下の5つがあります。

  • 1.人
  • 2.モノ
  • 3.金
  • 4.情報
  • 5.時間や知的財産

この5つを経営資源といい、経営資源の5大要素とも呼ばれます。

1.人

人的資源である人(ヒト)は最も重要視される経営資源です。人がいないと経営はできません。また、他の経営試験を動かすこともできなくなります。人がいることで始めて業務を行い、売上や利益を獲得することができます。また情報の収集や分析、活用においても人が対応していく必要があります。経営資源として最も重要な人は、経営資源をコントロールする位置付けとして必要不可欠です。また、人は他の経営資源とは異なり自発的に行動することが可能です。経営資源である人を確保することは、他の経営資源を活用する土台を作ることを意味し、経営を安全かつ効果的に運営することに繋がります。

2.モノ

モノとは、物理的資源となり「オフィス(事務所)、設備、備品」などになります。その他にも、自社で保有する社用車、パソコンを始め土地や倉庫も含まれます。モノはただ保有するだけは経営資源としての価値はありません。ヒトにより手を加え、活用された始めて価値を生みます。物理的資源を豊富に保有することは、利用することでの可能性や生産向上につながりビジネスを運営する中での利益創出を図ります。ただし、物理的資源の量に比例してランニングコストもアップしていくため、必要、不要の整理を行うことも必要です。

3.金

金も重要な経営資源の1つです。社員に支払う給料はもちろんのこと、オフィスの賃料、パソコンや社用携帯の費用、広告費・販管費、ツールなどの固定費など、企業が活動をする際には様々な費用が必要となります。また、現金だけでなく、銀行からの借り入れ金や株式、債券などもリソースとしての金には含まれます。経営者だけでなく、各部署が金(予算)を戦略的に配分し、企業活動を実施していく必要があります。

4.情報

情報は無形財産です。社内や社外における情報、著作権や顧客情報などを始め技術、業務ノウハウなども情報に含まれます。会社経営、ビジネスの展開を行う際には、情報が不可欠です。どんなサービスにニーズがあるか、ライバル企業の動向はどうなっているか、自社サービスの満足度はどうなっているかなど、経営を把握するためにも必要である情報は経営資源として外せないものです。現在は情報社会とも呼ばれており、情報を集め、分析することで企業の発展や存亡にも大きく影響していきます。技術力、ノウハウ力を持っている人材は人的資源と情報資源の両方に分類することができる点もおさえておきましょう。

5.時間や知的財産

経営資源には、資金を投じても入手できない時間や知的財産があります。人には24時間という時間が平等に与えられており、いかに短い時間で成果を上げるかの概念が必要です。同業種よりも早くサービスを展開することができれば、優位性を確保することができます。知的財産とは、特許を持った独自性のある技術、商標権、著作権などです。知的財産を保有するということは、サービスの優位性を高く維持できるため経営に大きなプラスをもたらします。

 

03リソースと類似している用語との違い

リソースと類似して利用される用語について解説していきます。アセットとは、リソースと同意語として利用する方も多く混同しがちな用語です。ここではリソースとの違いを理解し使い分けを行えるよう解説していきます。

アセット

アセットとは、「資産、財産、資源、有価物、有用なもの、利点、長所」などの意味を持ちます。ビジネスシーンにおいては、換金性の高い商品(現預金や有価証券、不動産、生産機械など)を示すことが多く、経営資源の1つに数えられることもあります。リソースは、人的資源などを含む総称に対して、換金性があるモノを限定して呼ぶ場合に利用します。

 

04リソース管理の重要性を解説

次に企業においてリソース管理の重要性が高い理由について解説していきます。経営資源を管理することで、どの様な効果があるかについて整理していきましょう。リソース管理は企業の経営に直接的に影響を与えるため、リソース管理がいかに重要かを理解していく必要があります。

リソース管理はプロジェクトの成功を決める

日常の業務運営以外に企業が行う新たなプロジェクト成功にはリソース管理は欠かせないものです。プロジェクトを行うには、推進する人、実践する人などの人的資源から、場所や資材確保、情報の収集と5つの経営資源をフル活用して実践していく必要があります。しかし、リソース管理が不十分な場合には、人手不足による遅れ、資金不足による資材調達の中止や他社サービスによるリリースの遅れなどが生じてきます。プロジェクトを成功させるにはリソース管理は欠かせないタスクと捉え、リソースの確保段階からしっかりと管理を行う必要があります。

 

05リソース管理がもたらす企業へのメリットとは

リソース管理を行う上でのメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。リソース管理をしなければいけないことが分かっていても、どのような効果をもたらすかを整理しておくことは大事です。リソース管理を行う上で期待できる効果について解説していきましょう。

全体像の把握に役立つ

業務を行う上で、業務上での取り組みや各人が持っているタスクの量や難易度、進捗状況を把握することで、リソースの最適な分配が可能になります。遅れている部分、遅れそうな部分については人的リソースを再配分するなど、最適なリソースを洗い出し投下することで業務やプロジェクトの遅れ、問題を解決することができます。また、リソース管理をしておくことにより、今の進捗状況を含めた全体像を管理することも可能です。リソース管理により、潜在的な課題を見つけ出し軌道修正を行うメリットも生まれ、企業内における業務の全体像を把握し早期解決を実現していきます。リソース管理を行う上では、定期的な状況確認を行いリソースの再配分が必要であるかを確認、見極めることが必要です。

仕事の配分を適切に行える

人的資源において、各人の能力や業務量、進捗度合を把握することは適切な仕事量を配分することにつながります。能力を勘案し達成できない目標を立てることでは意味がありません。リソース管理を行うことで、完了できる業務量や期日を設け計画を立案し遅れや期待効果を生む出すことも必要です。リソース管理を行う中で、必要に応じて業務量や業務内容の見直しを行うことで仕事の配分を適切にしていきます。人的リソースを配置する際には、各個々人のスキルや経験を活かして配分を行い、定期的な状況確認を通してリソース不足を未然に防ぐ対応が求められます。

共通認識を持つことが可能となる

リソース管理に透明性を持たせることで、業務に関わるメンバーの状況を相互間で把握できるようになります。誰がいつまでに何をするのか、他のメンバーの進捗状況はどうであるかを把握することで、自分の工程がどこまで進むべきかを判断できるようになります。また、相互間でのサポート力を持つことができるため、チームの協力体制が強化されます。最終的な目標を把握し、現状に対しての共通認識を持てるリソース管理は業務を行う上で大きなメリットを産み出していきます。

 

06リソースの活用例

最後にリソースの活用例について解説していきます。「経営リソース」「ヒューマンリソースマネジメント」「外部リソース」の3つの切り口でリソースをどう活用していけばいいかを理解していきましょう。

経営リソースの活用

経営リソースを活用するとは、リソースとなる「ヒト」「モノ」「金」「情報」「時間や知的財産」を活用することになります。ビジネスにおいては、この5つの内でどれが欠けても期待できる効果を得ることはできません。経営においては、自社のビジネスを5つの経営資源の観点で整理し、リソースの不足や過剰がないかを見極める必要があります。次年度の事業計画を立案する際には、5つの視点で業務計画を立案し管理をしていくことで、リソース不足の場合の補填や再配分を行うことができます。

ヒューマンリソースマネジメントの活用

ヒューマン・リソース・マネージメントはHRMとも訳され、人的資源に着目したリソース管理を示します。企業がどのようなビジネスを展開する場合でも「人」をはずして考えることはできません。そのため、人的資源として求める人物像や能力、業務量の管理を行うことが必要になります。社内に必要な人的資源がないと判断をした場合には採用活動を行うなど人を管理することは重要な経営課題となります。

外部リソースの活用

リソースを自社内で全て揃えられることにこしたことはありません。しかし、技術力を始め社内ではリソースを揃えることができない場合には、外部リソースを活用する判断も必要です。外部リソースを上手く活用し、ビジネスを止めることではなく上手く進めていくことによる効果を期待することも可能です。全てを外部リソースに頼ってしまうとコスト面などの課題が大きくなるため、自社で準備できなかったリソースに絞るなど効果的な活用を行う必要があります。


 

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ビジネスパーソンとして押えておきたい「人材マネジメント」の基礎

この授業では、『図解 人材マネジメント入門』の著者である坪谷邦生さんをお招きして、人事担当者やマネジャーだけでなく多くの人が「押さえるべき」人材マネジメントの"ツボ"をご紹介し、「人材マネジメントの概念」や「人事評価」、「働きがい」や「キャリア」の領域から解説していきます。

 
  • 株式会社壺中天 代表取締役

    1999年、立命館大学理工学部を卒業後、エンジニアとしてIT企業(SIer)に就職。2001年、疲弊した現場をどうにかするため人事部門へ異動、人事担当者、人事マネジャーを経験する。2008年、リクルート社で人事コンサルタントとなり50社以上の人事制度を構築、組織開発を支援する。2016年、急成長中のアカツキ社で人事企画室を立ち上げる。2020年、「人事の意志を形にする」ことを目的として壺中天を設立。 20年間、人事領域を専門分野としてきた実践経験を活かし、人事制度設計、組織開発支援、人事顧問、人材マネジメント講座などによって、企業の人材マネジメントを支援している。 主な著作『人材マネジメントの壺』(2018)、『図解 人材マネジメント入門』(2020)など。

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管理会計入門

この授業は「管理会計」を学ぶ全7回のコースです。会計には「財務会計」と「管理会計」があり、社会人の方が自身の現場業務と結びつけるために学ぶのであれば、直接的な結びつきが分かりやすい管理会計から学び始めるのがオススメです。 現場に直接活きる、管理会計とはどのようなものなのかを紐解いていきます。

 
  • 経営学者/YouTuber/経済学博士(東京大学)

    大阪大学経済学研究科准教授を経て独立。「アカデミーの力を社会に」をモットーに、日本のビジネス力の底上げと、学術知による社会課題の解決を目指す。専門は、イノベーション・マネジメント、経営戦略論。 主な著書に『ど素人でもわかる経営学の本』(翔泳社)『感染症時代の経営学』(千倉書房)『戦略硬直化のスパイラル』(有斐閣)など。YouTube「中川先生のやさしいビジネス研究」では毎週火・木・土に経営学講義や時事解説動画を配信中。

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サプライチェーン・マネジメントの基礎理論

この授業では全4回の講義を通じて、近年その重要性が高まっている「サプライチェーン・マネジメント(SCM)」について理論的な側面から学んでいきます。

 
  • 青山学院大学 経営学部教授

    1991年青山学院大学理工学部経営工学科卒。青山学院大学大学院理工学研究科に在籍中「受注即応生産方式の設計と運用に関する研究」に取組み、博士(工学)の学位取得。
1999年青山学院大学経営学部専任講師に着任し、助教授、准教授を経て現職。経営理論、経営工学手法を用いたロジスティクス、サプライチェーンマネジメントに関する教育と研究に従事。 主要所属学会 日本経営工学会,日本経営情報学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会 青山学院大学経営学部経営学会会長(2022年4月~) 日本オペレーションズ・リサーチ学会 常設研究部会 サプライチェーン戦略 顧問 日本ロジスティクスシステム協会 ロジスティクス・物流研究PJT委員(2020年4月~)
 著書 (共著)「サプライチェーン・マネジメント 企業間連携の理論と実際」,朝倉書店
(共著)「サプライチェーンマネジメント入門 QCDE戦略と手法」,朝倉書店

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08まとめ

本記事では、リソースに着目して解説してきました。自社におけるリソースの管理やリソースと呼ばれる対象の解説をしていますので、ぜひ、今後のリソース管理に役立ててください。

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