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社会人基礎力とは?その必要性や能力を高める方法について解説する

公開日:2021/09/09
更新日:2021/09/14
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社会人基礎力とは?その必要性や能力を高める方法について解説する | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

人生100年時代と言われている昨今、ビジネスにおいては社会人基礎力を高める必要があると言われています。では、社会人基礎力とはどのような能力なのでしょうか。本記事では、社会人基礎力の意味や能力を高める方法について解説しています。

 

社会人基礎力とは

「社会人基礎力」とは社会人であれば必ず身につけておくべき基礎的な能力です。この「社会人基礎力」における概念については、2006年に経済産業省が提唱しました。「社会人基礎力」には大きく分けて3つの能力があり、それらに伴った12の能力的要素で構成しています。より一層、長い間、働き続けることが予測されている中で働き続けることができる人材となるために必要なのが、社会人基礎力です。

社会人基礎力が必要な理由

社会人基礎力とは、自分自身がもつ能力を最大限に発揮するために求められる社会人に必須な基礎スキルを指します。社会人基礎力がベースとして身についていることは、専門的なスキルを発揮する上でも必要です。このように、社会人基礎力を保有することで経験や知識、技術を最大限に発揮できる基盤が構築されると考えることができます。

 

経済産業省が定める3つの能力と12の能力要素

経済産業省による社会人基礎力の定義には、3つの能力と12の能力要素が定義されました。次に、この3つの能力と12の能力要素について解説します。これらの内容を理解することは、社会人基礎力とは何かを理解する上で必要です。
参考:経済産業省「社会人基礎力」

能力1:前に踏み出す力(アクション)

「前に踏み出す力」とは、今いる場所から一歩踏み出し、失敗しても諦めない粘り強さで取り組むことです。「前に踏み出す力」には、3つの能力要素があります。

(1)主体性

物事に自ら進んで取り組む力 常に当事者としての意識を持ち、誰かからの指示を待つのではなく自らやるべくことを見つけ行動することを示しています。主体は、自分であるということです。

(2)働きかけ力

他人に働きかけ、巻き込んでいく力 仕事をする上で周囲と協力し合うことは不可欠であり、協力なくしては仕事を成功させることはできません。周囲を巻き込んでいくこと、協力してもらうことで、自分自身に足りない部分を自覚したり、補ったりしていくことです。

(3)実行力

目的を設定し確実に実行する力 何かを成功させるためには、やる気やモチベーション、技能や技術以外にも明確な目的意識が必要です。目的意識をもちゴールを目指すことで実行力を養っていくことを意味しています。

能力2:考え抜く力(シンキング)

「考え抜く力」とは、疑問をもち、自分自身で深く考え抜く力のことを意味しています。 「考え抜く力」には、3つの能力要素があります。

(1)課題発見力

現状を分析し、目的や課題を明らかにする力 何も考えず与えられた仕事をこなすのではなく、常に疑問をもち続け、その結果、隠れた問題点を発見することができます。

(2)計画力

課題の解決に向けたプロセスを明らかにし、準備する力 問題が起こったときの対処を考えておくことや、必要に応じて方向転換を速やかにできるように準備することも必要です。

(3)創造力

新しい価値を生み出す力 固定概念にとらわれず、新しい視点や新しい感覚でものごとを捉えること。新しいことを生み出す力をもつことで、発想の転換、問題解決の近道になる可能性を高めます。

能力3:チームで働く力(チームワーク)

「チームで働く力」には、多様な人々と一緒に、目標達成に向けて協力する力を意味しています。「チームで働く力」には、6つの能力要素があります。

  • (1)発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
  • (2)傾聴力:相手の意見を丁寧に聞く力
  • (3)柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
  • (4)状況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する能力
  • (5)規律性:社会のルールや人との約束を守る力
  • (6)ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力
 

新たに加わる3つの視点「新・社会人基礎力」とは

経済産業省は2018年の働き方改革が提唱された際、「人生100年時代の社会人基礎力」として新たに「3つの視点」を追加しました。次に追加された3つの視点についてご紹介します。今後も時代の変化により能力が追加されることも予測できます。このことから、常に細心の能力を確認しておくことが必要だと心がけておきましょう。

「何を学ぶか」(学び)

何かを学んでいくということではなく、自己成長を続けるために、学び続ける力を意味です。まず最初に、何を学ぶかを自分自身で決めていきます。苦手なものを学んで克服する、得意なことをより伸ばすなど、自分が何を学びどうしていきたいたいかを決めることが必要です。

「どのように学ぶか」(統合)

今までの経験をはじめ能力、キャリアを組み合わせて統合する力の意味です。過去の経験や能力を統合していくことで、何を叶えていきたいかを考えます。その結果を踏まえ、より成長していくためには何を学び、改めて統合することを視野に入れた活動を行うことが含まれており、多様な価値観の中で成長し続けるための方法を見つけていく必要があります。

「どう活躍するか」(目的)

「どう活躍するか」とは、自己の実現や社会貢献に向けて行動する力のことです。自己実現や社会貢献という目的に向かい行動するためには、具体的に何をすべきかを考えた上で、自ら行動を起こします。明確な目的意識をもつで周囲に働きかけ協力しあうことも含まれていると理解しましょう。

 

社会人基礎力を高める方法

次に社会人基礎力を高める方法について解説していきます。社会人基礎力を高める方法は、1つではありません。複数の観点を組み合わせることで、社会人基礎力を高めることができます。同時に、社会基礎力とは何か、自分はどうなりたいかを常に意識しておくことも重要です。

自分を客観的に見直しする

まず行うべきなのは、自分自身を客観的に見直しすることです。社会人基礎力には3つの能力と12つの能力要素が存在します。最初に、これらについて、得意・不得意を分類し自分を見つめ直すことから始める必要がります。いきなり全てを行うとするよりも、3つの能力と12つの能力の項目を使い自分自身の棚卸をすることが最適です。その中で、自分の苦手な部分を伸ばすことを視野に入れることが必要となります。経済産業省でも社会人基礎力テストを展開していますので、こうしたテストを利用する方法もあります。まずは、今の自分を知ることからはじめていきましょう。
参考:経済産業省 ひらく社会人基礎力診断テスト

日常の業務において基礎力(能力)を意識する

日常の業務や生活において、「3つの能力」「12の能力要素」「新たな社会人基礎力」を意識することを心掛けましょう。意識していると、その意味を考え行動に移しやすくなります。また、社会人基礎力診断テストなどを活用し明らかにした自分の不得意分野を日常で意識的に改善する工夫も必要です。社会人基礎力のアップは短期間で完了するものではありません。日々の積み重ねや意識付けにより大きく変ってくることを理解することや、不得意な部分を伸ばすことだけを考えるのではなく、得意、不得意の両方について伸ばす意識を持つことが大事だと理解しておきましょう。

 

社会人基礎力スキルチェックを行う方法

社会人基礎力のスキルをチェックする方法には、具体的にどのような方法があるのでしょうか。経済産業省 ひらく社会人基礎力診断テストを始め、様々なサイトでスキルチェックを実施しています。こうしたスキルチェックを活用し自分自身を客観的に見つめることも大事です。スキルチェックを行うことで、新たな気付きを得ることも多々あります。それ以外にも、一般財団法人社会人基礎力検定協会が主宰している「社会人基礎力検定」で自己スキルの評価を行うことも有効です。定期的に検定やスキルチェックを行うことで自分自身を振り返り、新たな発見を行っていきましょう。

社会人基礎力検定

一般財団法人 社会人基礎力検定協会が主宰している「社会人基礎力検定」は、「2級」「準2級」「3級」を受験することが可能です。試験問題は統一で合格点により級の認定が行われます。認定講習も実施しており、現在の社会人基礎力をためす方法として受験を検討するのも良い方法です。試験問題は、「3つの能力」「12の能力要素」「新たな社会人基礎力」についての知識やスキルについて問われます。試験時間は60分、90問の問題です。

経済産業省「ひらく社会人基礎力診断テスト120」

経済産業省では、社会人基礎力をWeb版のセルフチェックシートで測定可能にしています。「3つの能力」「12の能力要素」「新たな社会人基礎力」について、120問の問い対して選択肢(4つ)で回答することで、自分の強味と弱みを判断できるグラフが自動作成されます。無料で展開されているため、定期的にセルフチェックをすることが可能です。また、PDFのダウンロードなども可能になっています。

マイナビ「社会人基礎力診断」

新卒採用エージェントの最大手であるマイナビも社会人基礎力診断のサービスを展開しています。エージェントであるため、採用担当者向けにグラフ化されたスコアの表示、特性の分析レポートが提供されます。同時に、受講者への個人レポートも同時に提供されることで、受講者自身も自分のスコアを知り成長に向けた課題認識を行うことが可能です。マイナビの特徴は、「3つの能力」「12の能力要素」「新たな社会人基礎力」のスコアだけではなくMBSAスタイル、PDCAサイクルで見る能力も分析し自社の特性の把握にも役立つ点です。
参考:マイナビ 社会人基礎力診断

 

まとめ

本記事は、社会人基礎力をテーマに基礎力を構成する項目や学習方法について解説しています。人生100年時代となり、ますます働き続ける時代となっている昨今、社会人としての基礎力の有無は、その後の社会人人生を大きく変えてる要素です。本記事を参考に社会人基礎力の重要性を理解して頂き、社会人基礎力の向上を図ってください。

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