公開日:2022/01/26
更新日:2022/05/27

内勤とは?外勤との違いや求められるスキルを解説

内勤とは?外勤との違いや求められるスキルを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

就職や転職活動をしていると内勤を希望していたり、求人票に内勤募集と書かれているのを目にしたりすることがあるでしょう。内勤といわれてイメージはつくものの、具体的にどういう職種を指すのか分からないという方もいるのではないでしょうか。本記事では内勤の定義や具体的な職種、求められるスキルなどについて解説しています。

 

01内勤とは

内勤とは文字の通り会社や店舗の中で勤務をすることで、一般的にはデスクワークを指すことが多いです。内勤のメリットとしては、室内ですので寒さや暑さに左右されず快適な環境で働けること、体力に自信が無かったり身体が不自由な人でも働けること、社内の人たちとコミュニケーションが取りやすいこと、多くの会社で共通の業務は転職しやすいなどが挙げられます。一方デメリットとしては運動不足になりやすい、常に同じような人に囲まれていて息がつまる場合がある、気分転換がしづらい、繁忙期は残業が多くなりがちといった点があります。

 

02主な内勤の職種とは

内勤といえばデスクワークをイメージする方が多いと思いますが、実際内勤の多くがデスクワークといっても過言ではありません。しかし一方でデスクワーク以外にも内勤の職種はあります。続いてはデスクワーク含め代表的な内勤の職種を解説していきます。

事務職

最初に紹介するのは事務職です。通常デスクワークといえば事務職を指すことが多く、内勤の代表ともいえます。ひとえに事務職といってもその幅は広く、人事、総務、経理、生産管理、企画、調達など様々な仕事があります。共通しているのは、パソコン作業が業務の多くを占めるということと、特に人事や経理といった仕事はどの業界や会社でも存在するため、例えば転職が比較的しやすいという点が挙げられます。また、男女差や体力差も他の職種と比較すると感じることは少ないでしょう。

内勤営業

内勤営業とは店舗内で顧客への営業活動を行う仕事です。具体的には保険や不動産、旅行代理店、カーディーラーなどが含まれ、基本的には自分から営業に向かうのではなく、あくまでも訪問してきた顧客に対して商品を提案するという形です。ただし、電話でのアポイント取得も内勤営業に含まれることがあります。外勤での営業とは異なり顧客自ら店舗に足を運んでいることから、ある程度顧客は自社の商品に興味があることが想定されるため、外勤よりも営業を通じて生じた顧客の喜びを身近に感じられる傾向があります。一方で中々個人の努力で営業成績を伸ばすことが難しかったり、内勤にも関わらず土日が休みではない場合があります。

技術職

技術職とは主に製造業においてものづくりに関わり、技術的な仕事をする人たちの職種です。ひとえに技術職といってもその幅は広く、開発、研究、設計、生産技術、品質保証など様々な活躍の場があります。どの仕事でもある程度の理系の知識は必要となりますが、職種によって必要なスキルや適性は異なります。共通する点としては常に改善を考えられたり、探求心が強い人は技術職向いているといわれています。

 

03内勤に求められるスキル

多種多様な内勤の業務ですので、必要なスキルも職種によって異なります。とはいえ、内勤で働く以上はある程度共通して求められるスキルがあります。ここでは内勤として働く際に求められるスキルを3つ紹介していきます。

コミュニケーションスキル

数ある内勤の職種の中でも共通して求められるのがコミュニケーションスキルです。内勤の業務は基本的には人と人とのやり取りが基本となります。打ち合わせや接客、各種調整業務が多く、いずれもコミュニケーションが非常に重要です。また、ほぼ社内にいるため、もしも周りの人とうまくコミュニケーションが取れないと仕事中の時間が苦痛となってしまいます。上司からの指示内容を正確に理解し、チーム内外のメンバーと円滑に交流することで自分自身働きやすく、業務も効率的かつ質の高いものになるでしょう。

スケジュール管理能力

内勤業務で大切なこととして上司をはじめとする関係者への報連相と、あらかじめ決められた計画に基づいて業務を遂行していくスケジュール管理能力が挙げられます。これは自分の仕事はもちろんのこと、場合によっては周囲の進捗管理も含みます。なぜなら、内勤は多くの場合周りと協力して組織としての成果が求められるからです。当初計画した内容に沿って書類の作成や各種会議、改善などを行う必要がありますし、必要に応じて他の社員に催促をする場合もあるでしょう。

 

04内勤職のスキルをアップする方法とは

内勤職ではパソコンスキルやコミュニケーションスキル、スケジュール管理能力などが求められます。スキルは磨いて向上させることができますが、会社として内勤に従事する人達のスキルを上げるには所定の取り組みが必要です。ここでは内勤職のスキルをアップする方法について紹介していきます。

資格の取得を推進する

まず最初に資格の取得を推進することが挙げられます。内勤の多くはデスクワークですので、例えばマイクロオフィススペシャリストなどのExcelやWordに関する資格や、経理であれば簿記の資格などです。会社としての資格取得を推進する方法としては、資格取得をすることで給与に反映したり、社内で表彰するなどの手法があります。

内勤職務向けの研修を実施する

内勤職務向けの研修を実施することも重要です。内勤に必要な技能は資格だけではありません。コミュニケーションスキルやスケジュール管理能力、ビジネスマナー、技術能力、営業能力など、職務にもよりますが多岐に渡ります。中には特殊なものもありますが、多くは特別なスキルや資格によらず、社内で得意な人や管理職が講師となって研修を実施することも可能です。内勤職のスキルを上げるには、会社の中で体系的にそういった技能の研修をすることでスキルの底上げを図ることができます。


 

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05まとめ

内勤は会社内で働くことを基本としていますが、内勤で働くことに対してはメリットもデメリットもあります。個人としては自身が内勤に向いているかどうかを就職や転職時に考慮するとともに、会社としても内勤者のスキルを上げることで会社としての価値を向上させることができます。

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