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ワークライフバランスの取り組みがなぜ重要なのか?メリットや具体的な取り組みをご紹介

公開日:2021/06/30
更新日:2021/09/08
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ワークライフバランスの取り組みがなぜ重要なのか?メリットや具体的な取り組みをご紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

近年では人々の働き方が多様化されていき、また様々な社会問題が発生していることから企業はワークワイフバランスの実現に取り組むべきだと叫ばれていますがワークライフバランスとは一体何なのでしょうか?本記事では必要とされている背景や導入するメリット、代表的な制度や実際に実施している企業の具体例をご紹介します。

 

ワークライフバランスとは?

ワークライフバランスとはなんとなく雰囲気で理解されがちなワードですが実は明確な定義というものは存在しません。 厚生労働省においては「ワークライフバランス=仕事と生活の調和」として扱われていますが漠然としておりイメージしにくいかと思います。本記事では「仕事と生活のバランスを上手に取り両者を相互に作用させ、好循環をもたらし暮らしを豊かにしていくこと」と定義付けして解説していきます。


参考:仕事と生活の調和 |厚生労働省
 

ワークライフバランスが必要とされている3つの背景

そんなワークライフバランスですが一体なぜ近年になってその必要性が声高に叫ばれてきているのでしょうか?背景にある3つの理由について解説していきます。

働き方の多様化

一つ目は冒頭でも述べましたが人々の働き方が多様化しているということが背景として挙げられます。 一昔前では企業で働く=正社員という働き方が一般的でしたが今ではその常識は崩壊しつつあり、非正規社員の増加やフリーランスといった新たな働き方も主流になりつつあります。 働き方が多様化されていく中で人々の価値観も変化しており仕事で成果を出すことが生きていく上での第一の目的、と考える人は減ってきています。 どちらかというと仕事は人生を豊かにする上での手段に過ぎないと考える人が増えてきており、そういった人材は仕事と生活のバランスを重視するため企業も働き方の変化に対して柔軟に対応していくことが求められているのです。

女性の社会進出

女性の社会進出もワークライフバランスが重要視されている背景として挙げられるでしょう。 女性が男性同様、社会に進出し同じように活躍していることは今となっては何も珍しい光景ではありません。しかし、女性には出産や育児といった男性にはないライフイベントが存在し、継続して働くということが困難になるケースがあります。 そんな中で企業には女性を尊重し、ライフイベントに合わせた柔軟な働き方を提供することが必要となっているのです。後述しますが育休や産休などの制度をしっかりと整備することが強く求められています。

少子高齢化の深刻化

少子高齢化の深刻化日本において少子高齢化は深刻な社会問題となっており今後その波はますます加速していくことでしょう。 子供の数が減り続け、高齢者の割合が増加していくということは労働人口が減り続けてしまうことに直結しています。このまま労働人口の減少が進んでいくと十分な人材を企業が確保することは困難になってくるでしょう。 そんな中でワークライフバランスを重視し、しっかりと企業として取り組まないと優秀な人材を確保することはできません。人的リソースが不足している企業にこそワークライフバランスを実現することは求められているのです。

 

ワークライフバランスを導入する3つのメリット

ここまででワークライフバランスが必要とされる背景について解説してきました。 次に、企業が実際にワークライフバランスへの取り組みを導入することによる3つのメリットをご紹介していきます。

優秀な従業員の確保

まずは優秀な従業員を確保できるということがメリットとして挙げられます。 前述したように人々の働き方は多様化しており少子高齢化の影響で労働人口は減少しています。 優秀な人材ほどその存在価値は貴重であり働く場所を自分で選ぶことが可能になるため、ワークライフバランスに対して真摯に取り組んでいる企業でないとそういった人材は確保できなくなっているのです。 しかし、逆を言うとワークライフバランスを整え、様々な働き方に対して柔軟に対応することができれば優秀な従業員の方から企業を選んでくれるため人材不足に悩まされることは減っていくでしょう。

広報活動に活かせる

ワークライフバランスを導入することは広報活動にもつながるのです。 様々な企業においてワークライフバランス実現に向けて多くの取り組みがされていますが、中にはユニークな制度を取る企業も存在しそれらはインタビュー記事などで多くの人の目に留まることが多いです。 PR目的で実際に機能することのない取り組みを行っても意味はありませんがちゃんと機能し、従業員に満足してもらえる取り組みであれば積極的に広報活動に活かしていきましょう。 会社に対するイメージアップにもつながります。

従業員のモチベーションアップ

ワークライフバランスに対する取り組みが社内でしっかりと整備されていけば従業員のモチベーションアップにもつながります。 快適に仕事ができる環境が整えられ、仕事をする上でのストレスが軽減されていけば私生活の質の向上にもつながるため、従業員のモチベーションが上がるだけではなく生産性の向上にもつながります。 従業員のパフォーマンスを改善するのであれば最新のITツールなどを活用することも有効ですが、ワークライフバランスを重要視した取り組みを進めていくことも非常に効果的です。

 

代表的なワークライフバランス実現のための取り組み

次にワークライフバランスの実現に向けた具体的な取り組みについて紹介していきます。 自社に導入し効果的に機能しそうな制度があれば積極的に導入を検討していきましょう。

育児休暇と産前、産後休暇

最も代表的な制度として育児休暇と産前、産後休暇が挙げられます。 女性にとって出産、育児というのは人生において非常に重要なイベントであり生活スタイルを大き変える出来事です。 ライフスタイルが大きく変わってしまうため、どうしても出産前と同じ状況で働くことは困難になり退職を余儀なくされてしまうケースが多いのですが、そういった女性に対して給料を一定割合補償した上で会社として正式に長期の休暇を与えるのがこの制度です。 実施していく上で産休・育休からスムーズに復帰することが課題になってはいますが制度として企業に欠かせないものなので、まだ導入していない企業は優先的に整備を進めていきましょう。 また、最近では女性だけでなく男性に対してこれらの制度が適用されるというケースも増えてきています。

フレックスタイム制

フレックスタイム制とは、必ず出社しなければならないコアタイムと1日の就業時間を定めた上で条件を満たしていればどの時間に出社、退勤してもいいという制度です。 中にはコアタイムが存在せず業務を問題なくこなすことができれば出勤は社員に完全に任せるという「スーパーフレックスタイム制」というものも存在しています。 フレックスタイム制の導入によって多くの社員が通勤ラッシュを避けることが可能になったり、早朝に出社し夕方早めの時間に帰宅することでアフター5を有効活用できるというケースも増えてきています。

リモートワーク

会社に出社し自分のデスクで仕事をするのではなく自宅やカフェなど遠隔で仕事を行うというリモートワークも代表的な制度といえます。 育休やフレックスタイム制と比較すると新しい概念であり完全に普及しているわけではありませんが、コロナウイルスの流行などの背景と相まって急速に浸透していっています。 リモートワークが実現されることで出勤から解放されその時間を自由に活用することができ、生活の質の向上につながることが多いです。 一方で遠隔で働く社員の管理やコミュニケーションの取り方などの面でまだ課題は残っていますが導入することができれば従業員の満足度は大きく向上するでしょう。

社内託児所の整備

社内託児所の整備は女性に非常に喜ばれる取り組みとして有名です。 育児をしていく上で子供を幼稚園などに預ける必要がありますが迎えに行かないといけない時間が決まっていたり、そもそも定員がいっぱいで預けることができないといったケースが非常に多いです。 そんな中で社内に子供を預けてしっかりと面倒を見てくれる社内託児所があれば女性は負担なく働くことが可能になりますし、万が一子供に何かあった時もすぐに駆けつけることが可能になります。 子供を管理する人員やスペースの確保などの課題から簡単には導入が進みませんが必要性は非常に高いと言えるでしょう。

 

ワークライフバランスに取り組んでいる企業の事例

最後に実際にワークライフバランスに取り組んでいる企業の事例を3つ紹介します。 ぜひ参考にしてみてください。

株式会社栄水化学

株式会社栄水化学は兵庫県にある清掃サービスを営む企業ですが9日間連続有給休暇(平日5日間と前後の土日2日間)という珍しい制度を実施しています。 その名の通り9日間の連続した有給休暇を付与するというものですが実施したことで従業員の満足度が大きく向上し生産性の向上にもつながったようです。 9日間の連続休暇によって周囲の社員への影響が懸念されますが徹底したチームワークと誰もが全員をカバーするという精神が浸透しているため取得率は非常に高いようです。
参考:株式会社栄水化学

SCSK株式会社

SCSK株式会社は都内の情報サービス業に分類される会社ですが夜間処理や長時間労働が常態化しており従業員間に重度の疲労感が広がっていました。 そんな中で全社を揚げて「残業撲滅運動」を推進し、短時間で仕事を終えられるように業務効率の改善化を徹底していった結果、月間の平均残業時間を20時間以下に抑えることに成功しました。 これらの取り組みは多数の企業表彰等も受けており会社のPRにもつながっているようです。
参考:SCSK株式会社

茅沼建設工業株式会社

北海道の建設事業会社である茅沼建設工業株式会社ですが元々炭鉱地域にあったこともあり慣習的に上下関係が強く男性社会が根付いていました。 そんな中で部下は上司を気にし有給を取得することができなかったり女性社員の定着がなかなかできなかったようですが、経営トップ自らが社内環境の整備を推進していったことで有給取得率は飛躍的に上昇し、女性をサポートする多くの休暇制度も誕生しました。 独自の休暇制度は企業表彰やメディアへの掲載につながりそれをきっかけに優秀な人材の確保にもつながったようです。
参考:茅沼建設工業株式会社

 

まとめ

ワークライフバランスを実現していくことは働き方の多様化や女性の社会進出などの様々な社会問題の影響もありその必要性が強く叫ばれています。 導入することによるメリットも非常に大きいためしっかりとコストをかけて効果的な制度の導入を進めていきましょう。

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