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ファシリテーションゲームとは?ファシリテーターの役割とファシリテーションに用いられるゲームを解説

公開日:2021/07/07
更新日:2021/09/08
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ファシリテーションゲームとは?ファシリテーターの役割とファシリテーションに用いられるゲームを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ファシリテーションとは、会議や研修において、活動のプロセスをサポートすることを意味します。本記事では、ファシリテーションを研修に取り入れる際の注意点やファシリテーションゲームについて紹介しているため、人事担当や教育担当の方はぜひ本記事をお役立てください。

 

ファシリテーションとは

特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会によると、ファシリテーションは「人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。」を意味する言葉です。また、ファシリテーションには、「集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく」働きがあるとされます。 企業は、年齢や性別、価値観が異なる多様な人材が集まった集団であるため、ひとつの目的や目標に向かって意見をまとめ上げるファシリテーションは欠かせない存在といえます。
参考:「ファシリテーションとは?|特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会」

アイスブレイクとの違いとは

ファシリテーションを行う役割を担う人物を、ファシリテーターと呼びますが、アイスブレイカーと混同して使用されることがあります。アイスブレイカーはアイスブレイクを行う人物を指しますが、これは緊張した雰囲気を和らげて、集団が円滑にコミュニケーションを行えるようにする手法です。 集団においてアイスブレイクを行うことにより、議論の活性化や団結力の向上を促すことから、アイスブレイカーはファシリテーターとも呼ばれることもしばしば。また、このことから、アイスブレイクはファシリテーションの一部であるともいえます。

 

ファシリテーターの役割とは

ファシリテーターとは、前述のとおり、ファシリテーションの役割を担う人物を意味します。会議や研修、ミーティングでの司会進行役をイメージすると、ファシリテーターの立ち位置がわかりやすいです。参加者の意見を引き出してまとめ、議論を活発にするとともに、必要であれば意見のぶつかり合いを抑えてコントロールするのは、ファシリテーターの主な役割です。ここでは、ファシリテーターの役割は具体的にはどのようなものが挙げられるのか、みていきましょう。

会議やミーティングでのファシリテーションを円滑に進行するためには、活動のゴール地点すなわち目的地を明確に定めることが必要不可欠です。ファシリテーターは、この目的地を明確にするために、この活動は何をテーマにしているのか」「何のために活動を行うのか」「最終的にどのような状態を目指すのか」などを参加者に示します。目的地を参加者と共有することで、全員が同じ方向を向いて議論ができるように土台作りをするのです。

意見交換しやすい空気をつくる

会議やミーティングの参加者は、それぞれ異なる価値観や考え方を持った人間であるものです。このような集団において、円滑にファシリテーションを進めるためには、参加者全員が他人の意見によく耳を傾けて、意見を出しやすい空気を作ることが大切です。このため、ファシリテーターは、常に中立的な立場を貫き、すべての意見を傾聴して興味を示す役割が期待されるといえます。

新しいアイデアを生み出せるよう話し合いを活発にする

ファシリテーションを進めるうえでは、ファシリテーターが参加者同士のコミュニケーションを促進することが欠かせません。なぜなら、参加者がコミュニケーションを通じて相互に理解を深めることで、安心感や信頼関係が生まれ、話し合いが活発になると期待されるためです。そのためには、ファシリテーターが相手のペースに合わせて話を聴き、会話を引き出したり、発言する人が偏らないよう呼びかけたり、参加者に質問をして会話を盛り上げたりすることが有効と考えられます。

さまざまな意見をまとめて合意形成を行う

ファシリテーションにおいては、最終的に集団でひとつの結論にたどり着く必要があり、ファシリテーターはこのために、さまざまな意見をまとめて合意形成を行う役割を担っています。複数の意見が交換されている状況で、参加者全員の支持をひとつの意見にまとめ上げることは容易ではありません。ファシリテーターは、活動の目的地を再度明確にしたり、投票するなど話し合うべきことを絞ったりして、参加者全員が共通の結論にたどり着くように努力することが求められるのです。

 

ファシリテーションのスキルとは

場づくりのスキル

活発な議論を促すためには、参加者が意欲を持って積極的に意見を交換できる環境が必要です。このためには、ファシリテーターが、議論を行う目的や進め方、最終的な目標を参加者に明確に示すことが欠かせません。場づくりのスキルを発揮し、議論の土台を作り上げることで、参加者全員の当事者意識や協同意欲を促します。

対人関係のスキル

対人関係のスキルとは、参加者全員の意見に耳を傾け、さらなる意見を引き出すスキルです。具体的には、傾聴や適切な質問で意見を掘り下げる、また発言を要約して要点を明確にするなどの言語コミュニケーション、発言者の表情や目線、声のトーンなどの情報を汲み取る非言語コミュニケーションのスキルが挙げられます。

構造化のスキル― 議論の体系化と論点の絞り込みを行う

構造化のスキルとは、さまざまな意見が出された議論を体系づけて、論点を絞り込みを行うスキルです。構造化のスキルにもっとも直結しているのがロジカルシンキングといえますが、これによって、複雑化した問題やさまざまな意見を整理して、論理的にまとめることが可能になります。結果として、現時点での問題点や優先順位、今後の議論の争点などの情報を、シンプルかつ論理的に参加者に示せるのです。

合意形成のスキル

議論が十分に行われたと判断したのち、ファシリテーターは参加者の意見をまとめて合意形成を図る必要があります。一部の参加者が妥協してひとつの意見に合意したり、圧力で押し切ったりする方法では、有意義な結論と議論は望めません。そのため、率直な意見交換を促したり、再度議論の目的を確認したり、現時点での問題を洗い出したりなど、さまざまなスキルを活用して、ひとつの結論にたどり着くよう参加者を導きます。

 

ファシリテーションゲームを取り入れた研修を行う際の注意点とは

会議やミーティングの場において、全員が参加するゲームを取り入れることでアイスブレイクを行い、その後の議論を活発にすることがあります。このようなゲームをファシリテーションゲームなどと呼びますが、実施する際にはいくつかの注意点に気をつけましょう。

特定の人を傷つける可能性のあるものは避ける

ファシリテーションゲームの狙いは、緊張した雰囲気を和らげて信頼関係や安心感を作り上げることにあります。そのため、特定の人を傷つける可能性があるファシリテーションゲームは避けるようにしましょう。ファシリテーションゲームは誰も傷つかない内容にして、参加者全員が安心して議論に臨めるようにしたいところです。

ひとつのゲームは10分程度と短時間にする

ファシリテーションゲームはあくまで、その後の議論を活発にするためのツールであるため、長時間行うことがないようにしましょう。ファシリテーションゲームにかける時間が長くなるほど、場の雰囲気がマンネリ化し、だらけてしまいやすくなるものです。したがって、ファシリテーションゲームは長くても10分程度にとどめるのがおすすめです

全員が参加できる内容にする

特定の人しかわからない、参加できないような内容にしてしまうと、一部の人が置いてきぼりになり、チームワークが悪くなってしまいます。そのため、ファシリテーションゲームの内容は誰でもわかりやすく参加しやすいものにするとよいでしょう。また、ゲームのルール説明の際には、全員の認識が一致するように丁寧な説明をするように心がけましょう。

実践につながる研修プログラムも導入する

ファシリテーションの効果を最大限高めたい方におすすめなのが、外部講師による研修プログラムの導入です。チームの団結力を高めるチームビルディングの研修など、ファシリテーションにつながる研修が用意されており、その道の専門家や教育のプロが講師を務めるため、効果的にファシリテーションを学ぶことができます。

 

ファシリテーションに用いられるゲームとは

ファシリテーションでのアイスブレイクに用いられるゲームには、さまざまな種類が存在します。ここでは、ファシリテーションゲームの代表例を紹介します。参加者の年齢層や会議の場面に応じて、適切なものを取り入れてみてください。

ほぐし系ゲーム

ほぐし系ゲームは、緊張して固くなった場の雰囲気を和らげる効果を期待できます。具体例としては、チームブレーンストーミングが挙げられます。これは、記録係を各チーム一人ずつ決め、ファシリテーターの出した質問に答えるアイディアを記録してもらうゲームです。質問例は、青いものや夏らしいものなど簡単なお題を設定するとよいでしょう。
参考:「アイスブレイク集|特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会」

紹介系ゲーム

紹介系ゲームは、自分のプロフィールを題材に行うゲームで、場の雰囲気を和ませるとともに、お互いの理解を深めることにつながります。具体例としては、二人一組でチームになりお互いの自己紹介をしたのちに、第三者に他己紹介を行うゲームが挙げられます。また、人間ビンゴも効果的なゲームです。これは、ビンゴのフォーマットに質問が記された用紙を用意し、参加者は、その質問に「はい」と答えられる人を探し、そのマスにサインしてもらうビンゴゲームです。
参考:「アイスブレイク集|特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会」

悟り系ゲーム

悟り系ゲームは、ゲームを通してコミュニケーションの重要性やあり方を学べると期待できるものです。ここでは、例として目隠し道案内を紹介します。このゲームは、まず参加者でペアを作り、うち一人に目隠しをつけてもらいます。そして、ペアとなった参加者が、目隠しをつけた人と手をつなぎ、決められたルートを案内しながら歩くゲームです。目隠し道案内を通じて、コミュニケーションの重要性を学べるうえに、信頼関係が生まれることが狙いです。
参考:「アイスブレイク集|特定非営利活動法人日本ファシリテーション協会」

 

まとめ

価値観や性格、考え方がそれぞれ異なる人材が集まる組織においては、いかに多様性を受け入れて、有意義な意見交換を行うかが重要です。そのため、ファシリテーションは、ダイバーシティが進む社会において、最大限の結果をもたらすために欠かせない存在であるといえます。本記事で紹介したファシリテータースキルの育成やファシリテーションゲームを取り入れることで、企業の生産性を向上させていきましょう。

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