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リフレクション研修の必要性は?効果的な方法とポイントを紹介

公開日:2021/07/07
更新日:2021/09/08
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リフレクション研修の必要性は?効果的な方法とポイントを紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

リフレクション研修とは、自分の行動を振り返り悪かった点を認識して、同じことを繰り返さないようにするための研修です。本記事ではリフレクション研修の必要性や実施方法、注意点について紹介します。これからリフレクション研修の導入を考えている人は、参考にしてください。

 

リフレクションとは?

リフレクションには「反射」や「反映」という意味があります。ビジネスシーンで通常業務から一度離れて、自分の行動や考え方などを振り返ることや見つめ直すことを意味します。 そして、リフレクションで自分を振り返るときは抽象的ではなく客観的に振り返り、自分の感情に流されないようにする必要があります。感情が入ると自分を正当に評価できません。そのため、自分の仕事や目標達成のために、何が必要なのか、どの部分を軌道修正すべきなのか正確に考えられるようにする必要があります。

リフレクションと内省・反省の違い

リフレクションは内省や反省と同じ意味で使用されることがありますが、意味に違いがあります。反省や内省は自分にした行動を振り返り、良くなかった点を認識して同じミスを繰り返さないように行動を改めることです。また、主観や感情が入って間違いを行ったことを責めることがあります。 しかし、リフレクションは自分の行動を客観的に振り返り、自分の状態を感情を抜いて正当に評価することです。さらに言えば、リフレクションの場合は主観ではなく、また自分を責めて行動を改めることでもありません。主観と自責という部分でリフレクションと内省、反省は大きな違いがあります。

 

社内におけるリフレクション研修の必要性

会社においてリフレクション研修をすることで、人材育成にも効果を期待できます。優秀な人材育てることで会社の利益にも直結するため、リフレクション研修を行う必要性は十分あります。リフレクション研修を行うことで、以下のような良い効果がもたらされるはずです。

業務全体を俯瞰して見られるようになる

リフレクション研修を行うと、組織全体を俯瞰して見られるようになります。組織を円滑に運営していくためにはひとつの分野ではなく、広い視野で全体を見渡す必要があります。 プロジェクトを行うときも自分の作業だけではなく、周りの仲間の作業を確認しながら行わなければ、スムーズに仕事が進みません。社員がリフレクション研修を受けることで、自分を客観的に振り返りつつ自己中心的な行動を改め、周りに気遣いを行う考え方が身に付きます。 さらに、組織を俯瞰して見渡せることで、会社が今必要としている行動を自分で考え適切に実行することも可能です。

自分自身の長所や欠点に気づける

自分の長所欠点に自分で気付くことは、ビジネスにおいて重要です。自分の長所がわかれば、仕事に活かせる行動を取れるようにあり、欠点が分かれば改善できるように行動できます。 例えば、自分の長所がコミュニケーション能力とわかれば、営業や取引の点で力を発揮することができます。欠点が早口になっている部分であれば、ゆっくり話そうとする努力をして相手が自分の内容を理解できるように改善できます。 自分の長所や欠点がわからないのであれば自分を成長させることができず、仕事のやりがいも感じにくくなるため、自分自身のことに気付く能力は身につけておいて損はありません。

リーダーシップを鍛えられる

リフレクション研修を行うことで、リーダーシップが取れるようになります。リーダーシップが取れる人は全体を見渡す能力や相手をサポートすることが求められます。 客観的にチームの状況や自分のことを見られないようであれば、チームに必要なパフォーマンスや目標達成のための軌道修正が行えません。また、仕事がうまく進まずに仲間から信頼を得ることもできないでしょう。リーダーシップは、自分のことで精一杯になっている人には務まらないため、リフレクション研修を通じて全体を客観的に見渡せる能力を養わせることをおすすめします。

仕事へのモチベーションアップにつながる

リフレクション研修で客観的に自分を見ることができるようになれば、モチベーションアップにつながります。例えば、プロジェクト終了後で自分の行動を振り返ったときに、全体を上手くまとめることができるようであれば、自分に自信を持つことができます。 誰かに褒められて自信を持つこともできますが、常に自分の成果を上司などが正当に評価してくれるとは限りません。自分で良かった点を認められたら、たとえ誰にも評価されない小さなことでも、仕事を行うモチベーションを維持でき、楽しく仕事を行うことができます。

 

リフレクションの実施方法

リフレクションはどのような方法で行えるのかを確認しておくことも大事です。実施方法がわかれば、自分でリフレクション能力を鍛えることができます。リフレクションの実施方法は以下の方法がありますので、ぜひ実践してみてください。

個人でリフレクションを高める方法

リフレクションは個人で実施することも可能です。個人で実施するためには、出来事を振り返る、状況を振り返る、行動を振り返るという3つのステップで行うことができます。 出来事は実際に起こった事実を忠実に思い返すことがポイントです。例えば、会議で問題提起を行ったなど、事実のみを振り返ります。状況は他の社員や上司の行動や反応、周囲の環境などを振り返ります。 最後は行動です。自分がその状況に行えた最善のやり方や考え方を振り返り、次につなげるよう改善します。この3つのステップを行うことでリフレクションができ、自分の行動を良い方向に改善していくことが可能です。

KDAのフレームワーク

KDAのフレームワークはKeep(継続)、Dicard(切り捨てる)、Add(加える)のイニシャルを取っており、この順序でリフレクションを行います。始めの継続は振り返りをしたときに継続できる良かった点を見つけることです。 例えば、ミーティングを振り返った際に意見をはっきり主張できたなら継続できることとして認識できます。切り捨てることは、自分が犯したミスを次回は行わないようにすることです。例えば、自分の意見を押し通そうとして雰囲気が悪くなったのであれば、次回は行わないようにと、意識できます。 加えることは、振り返ったときに自分が次回に新たにできることを考えることです。周りに質問をしてみるなど次回に行えることを考えます。この方法でリフレクションもおすすめです。

KPTのフレームワーク

KPTフレームワークはKeep(継続)、Ploblem(問題)、Try(実践)のイニシャルを取っており、リフレクションのモデルです。 ここで言う継続とは、振り返ったときに続けていきたいことを考えること。自分の意見を主張できたなど、良かった点は継続していきます。課題は自分がしたことで良くなかった点を振り返ります。例えば、感情的になって雰囲気が悪くなったのであれば、感情的になる自分の未熟さが課題となります。 実践とは、課題に対する解決策を考えることです。感情的になってしまったのであれば、感情的になってしまった理由を考え、深呼吸をするなど対処法を考えることで解決策が編み出されます。このようにしてリフレクションを行うことが可能です。

YWTのフレームワーク

YWTフレームワークはY(やったこと)、W(分かったこと)、T(次にやること)のイニシャルを取ってリフレクションを行います。やったことは、自分が取り組んだことや実行したことを振り返ります。思いつくまま振り返ります。 わかったことは、自分がやってわかったことです。自分の主張によって相手が嫌そうな反応をしたなど、わかったことを振り返ります。 次にやることは先ほどの分かったことを踏まえて次回行うべき行動を考えます。主張する際に次回は口調を柔らかくするなど行うべきことを考えます。このような順序でリフレクションを行います。

 

キャリア別で取り入れたいリフレクション研修

リフレクション研修はキャリア別に取り組むことも大事です。研修によってリフレクションできる内容は異なるため、それぞれのキャリアに応じた研修を行うことで効率が向上します。以下の方法で研修を行うことができます。

新入・若手社員向けリフレクション研修

新人や若手は仕事を覚えることに必死です。そのため、業務を3〜6か月ほど行ったときにリフレクション研修をして仕事を振り返ってもらうようにすべきです。 特にリフレクション研修では、自分でできるようになったことを振り返ってもらうのがおすすめです。自分ができるようになったことを振り返るとモチベーションが上がり、離職防止につなげられます。新人や若手はモチベーションを上げることを重視した研修とすべきです。

中堅社員向けリフレクション研修

中堅社員は仕事への認識や仕事の明確化、業務遂行能力の3つを徹底確認するために、リフレクション研修を行います。中堅社員はすでに仕事を知っているため、これまでの仕事を振り返って、現状のスキルレベルをどのように向上できるのか、改善をメインに行います。 中堅社員は特にコミュニケーション能力や問題解決能力など、業務の効率性につながる点の改善をリフレクション研修で習得できるようにするのがおすすめです。

管理職向けリフレクション研修

管理職は、一般的に年齢が40〜50代と年齢が高めです。そのため、自分の意識とパフォーマンスの違いに戸惑いを感じることがあると考えられます。 そのため、まずはリフレクション研修で今の自分ができていることを振り返ってもらいます。さらに今の自分の現状を客観的に見て、今後どのように改善し、会社に貢献できるのかを考えてもらうのが最善策です。 仕事のモチベーション維持と改善の両方をリフレクションで行えるようにして、仕事の楽しさとやりがいを感じることができるようにしてください。

 

リフレクション研修を実施するときの注意点

リフレクション研修をするときは注意点もあります。注意点を確認しなくてはリフレクション研修による成果をうまく得られないことがあります。リフレクション研修の注意点は以下の通りです。

外部講師を呼ぶ研修スタイルがおすすめ

リフレクション研修は外部講師を呼ぶと失敗がありません。自社の社員は会社に対して先入観を持っていることがあり、正しくリフレクション研修をできないリスクがあります。 外部講師であれば、研修を受ける社員をフラットに見て、正しい振り返りの仕方を教えてもらうことができます。また、研修のスキルややり方も知っているので正しく研修を行うことも期待できます。リフレクション効果を高めるならできれば、外部講師を呼ぶようにしたほうが予想通りの成果を得やすいです。

リフレクション・ミーティングを実践する

リフレクションミーティングを行うこともおすすめです。リフレクションミーティングはカードを使用したゲーム方式で楽しみながら学習することができ、短時間で行え、さらに低コストで行うことが可能です。 いきなり研修に入って長い講義や緊張感のある雰囲気をつくると、研修する社員もリフレクションに抵抗を感じてしまいます。リフレクション研修の前に、リフレクションミーティングを行い、楽しい雰囲気を感じることで、社員は研修を行う心構えを準備できます。

リフレクション・ミーティング実践法

リフレクションミーティングの実践方法を確認しておくことも大事です。実践方法としては、ゲーム方式で行うことができます。チームに分かれてカードに書かれた指示を読み、その内容に沿って本音で対話をすることで、自分の考え方だけでなく相手の考え方も理解できます。 リフレクションミーティングの方法は会社に合わせて行えますが、ゲーム感覚であれば、話しやすい雰囲気を作れるので、おすすめです。

終了後はリフレクションレポートを書いてもらう

リフレクションを終えれば、レポートを書いてもらうようにします。レポートを書いてもらうことで自分の頭の中を整理することができ、ミーティングで得られた内容を実践することに役立ちます。 レポートの際は自分が行った事実や経験、周囲の状況や関連する人、自分が次回行えることを書いてもらうようにします。解決策へ導く考え方を身に付けることが大事なので、適当なレポートにならないように基準を設けてください。

 

まとめ

リフレクション研修を行うことで、社員は自分の行動を自分で改善することができるようになります。仕事の質をさらに向上させる策を自発的に考え、行動できるようになれば、優秀な人材へと成長し、ひいては会社の利益にもつながります。ぜひ、リフレクション研修の実施を検討してみてください。

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