10/17(Sun)

今日の生放送

エバンジェリストとは?仕事内容から求められるスキルまで詳しく解説

公開日:2021/07/13
更新日:2021/08/13
  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
エバンジェリストとは?仕事内容から求められるスキルまで詳しく解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

DXが推進され、企業活動においてITの活用は重要です。しかしIT技術は複雑化してきているため、ユーザーにわかりやすく内容を伝えられる人材、エバンジェリストが今注目されているのです。この記事ではエバンジェリストの仕事内容から求められるスキルまで詳しく解説します。

 

エバンジェリストとは?

エバンジェリストとは、IT業界における職種で、高度で複雑なIT技術やそのトレンド、最新のテクノロジーなどをわかりやすくユーザーに伝える役割を果たします。 1984年に、Apple社が個人用PCの必要性や他社製品と比較した際の優位性などを説明、宣伝するための役職として、テクニカルエバンジェリストという役職を新設したのが始まりです。 その後、Microsoft社でもエバンジェリストの役職を新設したことで認知度が高まり、2000年ごろから一般化してきました。 エバンジェリストは、企業の持つ技術を正しく伝える専門職として、更なる活躍が期待されています。

エバンジェリストの由来と注目される背景

エバンジェリストは主に、キリスト教で使用される英語の「Evangelist=伝道師、福音を説く人」を語源としています。 エバンジェリストが注目される背景としては、近年IT技術は著しく進歩を続けているものの、難易度もそれに応じて上がってきているため専門職以外の人が内容を理解するのが難しくなってきたというのがあります。 エバンジェリストは、この難しいIT技術をIT業界の方向性やトレンドも含めてわかりやすく啓蒙し、新たなビジネスチャンスにつなげることができるため、注目を集めるようになってきたのです。

エバンジェリストと営業・広報との違い

企業の持つ技術を啓蒙するという役割から、エバンジェリストは営業・広報とよく混同されます。 それぞれの違いを表にまとめてみました。 役割 対象 必要なスキル エバンジェリスト ITに関する技術や知識を中立的な立場からわかりやすく伝える IT技術やITの知識に興味を持つ不特定多数のユーザー ・ITに関する専門知識 ・プレゼンテーション能力 営業 顧客に自社の商品やサービスを提案し購入を促す 自社の商品やサービスに興味を持っている見込み客 ・ヒアリング力 ・課題解決力 ・提案力 広報 企業や商品、サービスなどの認知度を上げブランドイメージを高めるための情報発信を行う メディア、株主、投資家、従業員 ・コミュニケーション能力 ・プレゼンテーション能力 ・文章力 営業や広報と異なり、エバンジェリストが情報発信を行う際は、「中立性」「公益性」を意識して行う必要があるのがわかります。

 

エバンジェリストの仕事内容

エバンジェリストの仕事内容とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。 4つご紹介します。

イベントでのプレゼンテーション

自社の新製品発表会、IT技術者やシステム開発者向けのセミナー、ITエンジニア向けのイベントなどでプレゼンテーションを行い、自社の商品やサービス、使用されている技術などについて解説します。 顧客に自社の商品やサービスの価値や使用するメリットをわかりやすく伝え、購買に繋げるのが仕事です。 Apple社の故スティーブ・ジョブズCEOによる「iPhone」のプレゼンテーションでは、Apple社の技術が世界をどのように変えてきたかを前段として語り掛けて期待値を高め、それが最高値に達した時にiPhoneを発表するという巧みな展開が、見ている人の心を惹きつけています。 冗談も交えて明るい雰囲気作りに心がけながらも、iPhoneを強烈に印象づけることに成功した好事例と言えるでしょう。

個別のデモンストレーション

営業担当者やカスタマーサポート部門と共同で、提案先や顧客企業向けのセミナーや勉強会を開催し、自社の商品やサービスのデモンストレーションを行います。 顧客の持つ課題を、営業担当者や技術担当者と協力して解決したり、商品やサービスの効果的な活用方法を提案したりするのがエバンジェリストの仕事です。

インナーマーケティング

インナーマーケティングとは、新商品やサービスなどの発売に合わせて行う、社内向けの啓蒙活動やプレゼンテーションを指します。 社内の営業・広報・カスタマーサービス担当者等に向けて行い、機能やスペックだけではなくブランドイメージやサービスの価値など、幅広く周知するのが仕事です。

自社製品やサービスの研究・資料作成・情報収集

プレゼンテーションやデモンストレーション、インナーマーケティングを適切に行うためには日々のIT業界についての情報収集や、自社の商品やサービスについての研究が欠かせないでしょう。 技術的なことだけではなく、商品やサービスを導入するとどのような課題が解決できるのかやユーザー目線でのメリットなどさまざまな角度から分析し、知識を蓄えておくのです。

 

エバンジェリストに求められるスキル

IT・テクノロジーに関する知識

エバンジェリストが、専門性の高いIT・テクノロジーに関する知識を正しく企業の内外に向けて発信するためには、まず自分自身がそれを理解しなければなりません。 自社の商品やサービスに関する深い知識はもちろんのこと、IT業界全体の動向やトレンドなど幅の広い最新知識を持つことを求められます。 現在活躍するほとんどのエバンジェリストがエンジニア出身であるのは、このスキルが必要であることから来るのでしょう。

プレゼンテーション能力

エバンジェリストが新製品発表会、イベント、セミナーなどの場でプレゼンテーションを行う時、もしも作った資料を読んでいるだけだとしたら聴いている人の心を動かすことができるでしょうか。 エバンジェリストは情報を自分の言葉で正しく伝えながらも、効果的な所作や振る舞いで聴き手に何らかの感情を起こさせ、購入行動へと繋げるような高いプレゼンテーション能力が必要とされます。 また一方的に話すのではなく、聴き手の理解度を踏まえて話し方を変えていく臨機応変さも重要なスキルだと言えるでしょう。 さまざまな場面で人の心を惹きつけるプレゼンを行う必要があるため、聴き手の興味をどのようにして引き出すかを考えることが求められます。

エバンジェリストが新製品発表会、イベント、セミナーなどの場でプレゼンテーションを行う時、もしも作った資料を読んでいるだけだとしたら聴いている人の心を動かすことができるでしょうか。 エバンジェリストは情報を自分の言葉で正しく伝えながらも、効果的な所作や振る舞いで聴き手に何らかの感情を起こさせ、購入行動へと繋げるような高いプレゼンテーション能力が必要とされます。 また一方的に話すのではなく、聴き手の理解度を踏まえて話し方を変えていく臨機応変さも重要なスキルだと言えるでしょう。 さまざまな場面で人の心を惹きつけるプレゼンを行う必要があるため、聴き手の興味をどのようにして引き出すかを考えることが求められます。

コミュニケーション能力

個別のデモンストレーションやインナーマーケティングを行う際は、コミュニケーションを通して相手の課題は何かを察知し、適切なアドバイスをする必要があります。 相手との信頼関係を作り、自分の話を受け入れてもらえるようにするためにも、コミュニケーション能力はエバンジェリストにとって欠かせないスキルだと言えるでしょう。

経営者の視点

エバンジェリストは、自社の商品やサービスを紹介するだけではなく、ブランドイメージを向上させる役割も担うため、自社の経営戦略に基づくマーケティング戦略や業界全体の流れを理解しておく必要があります。 対外的には経営者に代わってプレゼンテーションを行うという意識を忘れず、自信を持ちつつも自社の商品やサービスに対して冷静な視点も持っておかなければなりません。

向上心

IT業界の進歩は加速しているため、常に最新のテクノロジーや技術に触れ、それに精通している状態を維持するのはなかなか難しいことです。 しかしこの難題に向上心を持って果敢に取り組むことこそ、エバンジェリストにとって必要なスキルだと言えるでしょう。

 

企業にエバンジェリストがいるメリット

企業にエバンジェリストがいるメリットとはどのようなものでしょうか。 3つご紹介します。

自社製品やサービスの価値が向上する

エバンジェリストが社内にいるということは、それだけIT技術や最新のテクノロジーについての知識が蓄積されるということです。 これをナレッジマネジメント(社員が持つノウハウや経験、また企業が持つ情報や知識を組織全体で蓄積・共有して、企業全体の生産性や市場での競争力、また企業価値を高めていく手法)で適切に共有できれば、付加価値が高く市場競争力の強い商品やサービスを生み出すことができるでしょう。 知識を高め合う中心的な存在としてエバンジェリストがいることで、従業員も安心して商品やサービスの開発、マーケティングなどに取り組むことができます。

企業の認知度アップにつながる

エバンジェリストの社外活動の場が多くなれば、それだけ自社の商品やサービスだけではなく企業の認知度を高めることにも繋がるでしょう。 直接アプローチをするのが難しい顧客に対しても、エバンジェリストが間接的にアプローチすることができるので、ブランドイメージの向上や新しいビジネスチャンスにも繋がっていく可能性があるということです。 エバンジェリストの活動を通じて企業の認知度が高まり、商品やサービスの価値が浸透すれば、業界内でも一定のポジションを得ることになるでしょう。

従業員の成長につながる

エバンジェリストが社内でインナーマーケティングを積極的に行うことで、社員の知識やモチベーションが向上し、企業全体の成長に繋がります。 エバンジェリストの活動が普段は顧客との接点を持ちにくいエンジニアなどにも伝われば、高い向上心で業務に取り組む人も増えて来るでしょう。 また、エンジニア出身のエバンジェリストが多いことから、エンジニアのキャリアプランの参考の1つとなるロールモデルとしての存在にもなりうるでしょう。

 

まとめ

エバンジェリストとは、IT業界における職種で、高度で複雑なIT技術やそのトレンド、最新のテクノロジーなどをわかりやすく社内外に伝える役割を果たし、自社の商品やサービスのアピールだけではなくブランドイメージの向上なども担っているとわかりました。 DXの波に乗って、IT技術は企業の成長のために不可欠な存在です。 その進歩とともに、エバンジェリストという役職もさらに注目され、さまざまな役割を今後も果たしていくこととなるでしょう。 この記事も参考にして、ぜひエバンジェリストに対する理解を深めてみてください。

人気のコラム記事

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ