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ラインマネージャーとは?役割や求められる資質について解説

公開日:2021/09/09
更新日:2021/09/14
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ラインマネージャーとは?役割や求められる資質について解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

個人や組織におけるマネジメントや現場の意思決定を担うラインマネージャーは、企業に必要不可欠な存在です。ぜひこの記事を読んで、ラインマネージャーが重視される理由などを知り、ラインマネージャーに対する理解を深めてみてください。

 

ラインマネージャーとは?

ラインマネージャーを直訳すると、「ライン組織のマネージャー」という意味にあります。ここでいうライン組織とは、最上位から最下位まで単一の線で結ばれた組織形態のことを指します。 例えば、社長・部長・課長・係長・一般社員という並びは、ライン組織に当たります。このライン組織において、役職のついた管理職のことはラインマネージャーと呼ばれるのです。

プロジェクトマネージャーとの違いとは

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの細部に至るまで調整・管理業務の役割を担うことになるため、ラインマネージャーよりも細かい部分を管理するポジションといえます。 プロジェクトマネジャーが現場での作業管理責任者であるとすれば、ラインマネジャーはその上の立場から、プロジェクトに関わるすべての業務を管理する責任者に該当するのです。 そのため、プロジェクトマネージャーはライン組織の中ではラインマネージャーの下位に位置付けられています。そして、ラインマネージャーはプロジェクトマネージャーよりも広範囲で業務を行う必要があります。

課長との違いとは

課長は小規模グループのまとめ役、部長はより大きなグループのまとめ役であるのに対して、ラインマネージャーは明確な指揮系統を備えたライン組織全体を管理する役割を担います。 部下一人ひとりに適切な指示を与えながら、プロジェクト全体の流れを管理するなど、従来の縦割り型管理職では対応できない業務を遂行するのはラインマネージャーの仕事です。企業によって定義は異なりますが、ラインマネージャーは、日本の課長と部長とを合わせたようなポジションと言えばわかりやすいと思います。

 

ラインマネージャーのふたつのポジションとは

ラインマネージャーは、ファーストラインマネージャーとセカンドラインマネージャーの2種類に分けられます。ファーストラインマネージャーは、現場のスタッフやチームメンバー一人ひとりに対するマネジメントや現場に近い管理業務を行います。一般的には係長や課長などの役職がこちらに該当します。 一方で、セカンドラインマネージャーはファーストラインマネージャーの上位管理者にあたるため、組織全体のマネジメントを行う部長職以上の役職が該当してきます。それぞれの役割には明確な違いがありますので、以下で具体的に説明します。

ファーストマネージャー

ファーストラインマネージャーは、主に現場での業務に責任を負いながら、最前線で部下を管理する現場指揮官にあたる役割を果たします。組織の中では、最も現場寄りのポジションです。刻々と変化する現場の状況を正確に把握して、問題が生じた場合は、即座に判断して適切に対処する力が求められます。柔軟に、そして臨機応変に対応しなくてはいけない場面も少なくありません。 役割としては、現場における意思決定、部下の管理、部下の育成と評価などがあり、部下を理解すべき立場にあります。部下の業務管理を適切に行い、上層部からの指示を的確に伝えて、指示通りに部下をコントロールしなければなりません。 また、現場からのフィードバックや部下の適切な評価を上層部へと伝達する役割も担います。そのことから現場と管理職をつなぐパイプ役として、コミュニケーション力を求められる機会も少なくありません。

セカンドマネージャー

セカンドラインマネジャーは、ファーストラインマネジャーの上位にあたり、より広い視点で、全体を俯瞰する必要があります。ライン組織全体の業務管理、組織全体の労務管理などを任されるため、労働時間や報酬面の管理を行いながら、労働環境を適切に管理しなければなりません。また、企業としてコンプライアンスが遵守されているかどうかも常にチェックするため、関連する知識の習得も必須です。 さらに、ファーストラインマネジャーの取りまとめもセカンドラインマネジャーの大事な役割です。この際には、複数のファーストラインマネジャーを統括して、プロジェクト全体を管理する力が求められます。ファーストラインマネジャー間のコミュニケーションを図ることも、重要な業務のひとつとなります。

 

ラインマネージャーの主な仕事とは

ラインマネージャーは、いわゆる意思決定権を持っている管理職を指すもので、現場での決定権が与えられています。会社のなかでの組織やプロジェクトなどにおいて、部下を指導して育成しながら現場で指示を出し、進捗を進めていくことが主な仕事です。具体的な内容については、以下から説明していきます。

現場の状況を正確に把握し適切に対処する

プロジェクトの進捗にあわせて、ラインマネージャーは、現在の状況を的確に把握しながら各部署へ指示命令を伝達しなければなりません。各部署のメンバーに具体的に、何をするかを直接伝えることが重要になってきますので、明確かつ分かりやすく伝達する能力が求められます。また、現場の状況を正確に把握し、適切に対処する力も必要不可欠です。

部下やチームメンバーのマネジメントを行う

部下やチームメンバーのマネジメントも、ラインマネージャーには欠かせない仕事です。組織をまとめ上げるためには人材管理能力が求められます。業務管理が失敗に終わって目標を達成できなければ、部下からの信頼を損ねて、人材管理が難しくなります。うまくマネジメントを行うためには、人の管理だけでなく業務の管理もしっかりこなさなければいけません。

部下やチームメンバーの育成をする

部下やチームメンバーの育成も、ラインマネージャーの重要な仕事です。これは部署そのものの質を左右する重要な仕事といえます。部下には個性があり、適材適所で配置しなければ組織が上手く動きません。一人ひとりに合わせた細やかな対処をしなければならず、観察力や気配り力が求められます。 人材育成をするうえでは、部下の多様性を認めつつも決して上から目線にならずに、前向きな姿勢で接しなければなりません。すぐに諦めるのではなく、根気強く一貫性を持って指導していくことがもっとも重要といえます。

 

ラインマネージャーに求められる資質とは

ラインマネージャーは、ライン組織においては非常に重要なポジションであり、采配によって組織を大きく変えてしまうほどの存在です。求められる資質を知っているか、そうでないかによって現場での立ち振る舞いは大きく変わってきますので、ぜひ以下の点を参考にしてください。

部下を牽引するリーダーシップ

まず、部下を牽引するリーダーシップは必要不可欠です。現場の最前線で指示を出し、部下を動かすためには、ラインマネジャーに高いリーダーシップの資質が求められます。自身が率先して業務を遂行するだけでなく、部下とのコミュニケーションを図りながら、チーム全体をまとめ上げる能力が必要です。 もちろん自分自身が担当する業務も進めなければなりませんが、同時にチーム内で最適な人員配置を行い、部下の仕事に対する評価を行う必要もあります。

コミュニケーションスキル

次に求められるのが、コミュニケーションスキルです。ラインマネージャーは上司や部下と密に関わることになります。上司と部下、双方からの信頼を得なければうまく仕事が進みません。そして、上司や部下の個性を把握するためにも、高いコミュニケーションスキルが求められます。 上司からの指示を部下に伝える際には、ただ右から左に指示を伝えるのではなく、指示内容をわかりやすくかみ砕き、部下の個性に合わせつつ指示を与える姿勢が必要です。

危機管理能力

3つ目に求められる資質が危機管理能力です。ラインマネージャーは、現場において柔軟で迅速な意思決定を求められます。トラブルやイレギュラー発生時の対応ができること、リスク回避のために先回りして動く能力が求められます。自分自身が臨機応変に対応できるような、危機管理能力を持っている人材はラインマネージャーの素質があるといえるでしょう。

部下を育成する力

4つ目は、部下を育成する力です。企業として優秀な人材を育成できるかどうかはラインマネージャー次第と言っても過言ではありません。現場では直接的に従業員をトレーニングしながら育成することになるため、スキルアップを図って高い業務知識や技術を養う必要があります。 特に有益なアドバイスを与えられる人材は貴重な存在です。そのような人材を育てるためには、専門的なスキルを身に着けて、適切なアドバイスができるように指導をしましょう。

プレッシャーに打ち勝つメンタルの強さ

最後に求められる資質は、プレッシャーに打ち勝つメンタルの強さです。ラインマネージャーを非常に重大な責任のある役割だと感じ、逃げ出したくなる人もいるかもしれません。しかし、実績を積めば上のポジションに行ったときには必ず糧になるものです。くじけそうになっているラインマネージャーがいたら、現場でフォローアップをするなどして、メンタル面の強化を図るようにしてください。

 

まとめ

今回は、ラインマネージャーとはどのような役割を持つのか、また求められる資質について解説しました。ビジネス課題が高度化・複雑化する環境の中で、ラインマネージャーには柔軟で迅速な意思決定が求められると同時に、現場をしっかりと管理し、上層部とのパイプ役を果たすこと、そして人材を育成することも求められます。 あれもこれも背負ってしまっては心身ともに負担がかかりますから、押さえるべきポイントをこの記事でしっかりと把握し、役割を果たせるようにしましょう。

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