公開日:2020/06/23
更新日:2023/09/30

フォローアップ研修の3つの内容と研修を効果的にするポイントを紹介

フォローアップ研修の3つの内容と研修を効果的にするポイントを紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

フォローアップ研修は、新入社員研修とセットで考えられることが多いですが、その重要性や具体的な内容はあまり知られていません。そのため、このコラムではフォローアップ研修で行うべき3つの内容と、研修を効果的なものにするためのポイントを紹介します。

 

01フォローアップ研修とは

フォローアップ研修とは、研修後に一定の期間が経過したタイミングで、研修の振り返りをし、問題点や改善点を確認した上で必要なスキルや知識を身につけたり、目標設定をするための研修のことです。多くの企業では新入社員研修に始まり、様々な研修を行っています。しかし、それらの研修がどのように業務に活かされているのか、どれくらいの効果があったかを振り返れていない企業も珍しくありません。そのため、フォローアップ研修を行い、効果測定をする必要性があるのです。

 

02フォローアップ研修の重要性

フォローアップ研修は、振り返りを行うことで得られる高い教育効果から、様々な研修の中でも特に重要視されています。PDCAを回す重要性は、多くの社会人が認識していると思いますが、研修となると受けたら受けっぱなしになっていることも珍しくありません。しかし、研修こそ振り返りを行い、学んだことが活かせているかを確認するべきなのです。各研修にはそれぞれ目的と理想的なゴールがあり、それがスキルの取得であっても、意識の改革であっても、その研修の目的が果たされているかは確認すべきでしょう。例えば、新入社員研修であれば、新入社員が実際の業務内容や自分たちが果たすべき役割について、入社間もない頃にはっきりと理解することは難しいかもしれません。しかし、実際に業務を行ない、経験を積んだ後に同じ研修を受けてみると、実際の業務と研修を照らし合わせながら学習することができるため、研修の目的や問題点、疑問点、解決すべき課題などが明確になります。そのため、フォローアップ研修は各研修とセットで考えるべき研修であり、全ての研修に必要という意味でも重要なのです。

 

03フォローアップ研修の対象者

一般的にフォローアップ研修は新入社員を対象者として実施することがほとんどです。しかし、フォローアップ研修は、各研修に対してセットで考えるべきなので、対象者は研修を実施した全社員ということになります。長く働いている中堅社員や管理職も、フォローアップ研修を行うことで自分のビジネスマナーや仕事に対する姿勢などを改めて見直すことができます。そのため、フォローアップ研修は全社員を対象にして実施すべきです。ここでは、それぞれの役職別にどんな内容を実施するかについて解説していきます。

新入社員

新入社員向けのフォローアップ研修は、基本的な業務スキルの習得を目的とします。彼らは組織文化や業務プロセスを理解し、協力的なチームメンバーとしての役割を果たす必要があります。この段階では、コミュニケーションスキルや基本的なプロジェクト管理も重要です。また、新入社員は振り返りをするという習慣がまだ身についておらず、その効果もまだ実感できていない人がほとんどでしょう。そのため、PDCAを回す意味を知るという目的でも、新入社員研修とセットにしたフォローアップ研修は考えられることが多いのです。

若手社員

若手社員向けの研修は、専門知識の習得やリーダーシップスキルの発展を目指します。彼らはより高度な業務に携わり、同時にチームのリーダーシップの役割を担います。将来のキャリア成長に向けた準備も重要な目的です。

中堅社員

中堅社員向けの研修は、高度な専門知識の習得と組織内での影響力の拡大を目指します。彼らは組織内での専門家としての役割を果たし、組織の戦略的な目標に貢献します。リーダーシップスキルも磨かれ、組織の成功に寄与します。

管理職

管理職向けの研修は、強化されたリーダーシップスキルと戦略的思考を発展させることを主眼とします。彼らは組織を導き、文化を形成し、組織の戦略的な目標を実現します。戦略的な意思決定と変化管理も重要な要素です。

 

04フォローアップ研修の目的

フォローアップ研修の目的は、振り返りの機会を作ることで、研修で学んだ内容をその後の業務でどう活かせたか?を考えてもらうことにあります。業務に活かせていないのであれば、何が原因かを突き止めなければなりません。そもそも研修の内容が悪かったのか。それとも活用の機会がなかったのか。どうすれば研修内容を活かすことができるのか。まずは原因を突き止め、どうすれば改善できるのか行動に移しましょう。そのため、フォローアップ研修は、研修を担う人事担当者にとっても非常に重要な意味を持ちます。研修の内容をブラッシュアップし、もっと実践的にすべきや、実際の業務と関連づける施策を打つなど、フォローアップ研修を行うことで見えてくる改善点もあるためです。

 

05フォローアップ研修を実施する時期

フォローアップ研修を実施する時期は明確には決まっていません。振り返りのタイミングをいつにすべきかは、どのような研修を行うことかによっても変わってくるためです。 一般的には、3ヶ月・1年という時間軸でフォローアップ研修を行います。実際の業務に活かされているかというPDCAを回す意味でも、3ヶ月や1年という期間が適切と言えるでしょう。

研修後の3カ月で研修内容を実践できているか確認

主にフォローアップ研修が行われているのが、研修の3カ月後です。 内容としては、研修で学んだ内容を実践できているかを振り返ることが主な目的です。 実践した内容をプレゼンテーションなどで発表させるプログラムを組んでも良いでしょう。自分の言葉でアウトプットすることで、どれだけ定着しているかを測ることができるためです。また、早ければ3ヶ月後には研修で学んだ内容を実践に活かし、結果を出している人もいるかもしれません。結果を出した人の意識したことや、どのように実践に落とし込んだかを周りに共有してもらうことで、他の受講者にも良い影響を与えるはずです。

研修後1年後はこれまでの総復習

1年も経過すると、各受講者に部下ができていたり、部署の異動など業務内容にも変化が起きている可能性があります。 次のステップへ進んでいるため、ここで学んだ内容を総復習し、自分の今の業務に活かせるかどうか、部下に研修で学んだことを教えられるかなどを確認する機会にすると良いでしょう。こちらもプレゼンテーションで発表する機会を設けても良いかもしれません。例えば、新入社員研修を受けてから1年後に自分がどれだけ成長したのかを振り返り、次の新入社員に伝えることで、モチベーションの向上や意識すべきことの理解に繋がるためです。

 

06フォローアップ研修の3つの内容

フォローアップ研修の主な内容は次の通りです。

  • 1:研修後の自分の仕事を振り返る
  • 2:プレゼンテーションで報告
  • 3:自分のキャリアプランの作成

ここではそれぞれについて具体的に解説していきます。

研修後の自分の仕事を振り返る

振り返りはフォローアップ研修で、最も実施されている内容です。研修を受けた時に自分が設定した目標に対してどれだけ乖離があったのか、課題はどこにあるのかを見つけ、新たに行動目標を立てることが大切です。 また、振り返った内容を他の受講生とディスカッションする場を設けても良いかもしれません。他の受講者が同じ課題や悩みを抱えていたかどうかもわかり、一緒に改善策を考えることもできるので、情報共有の場としても有効だからです。そのディスカッションには研修を担う人事担当者も同席し、研修自体に課題がなかったのか、研修内容を変更すれば改善すべきことかを考えましょう。そうすることで、研修自体も改善を続けることができ、社内の人材育成も効率化されていくはずです。

プレゼンテーションで報告

研修で学んだことを実践した事例をまとめてもらい、プレゼンテーションで発表してもらう方法も有効です。 資料を作成する過程で、自分が実践してきたことを振り返ることができます。 また、発表するということは相手に伝わる内容にしなければならないため、わかりやすい資料を作る訓練にもなるでしょう。また、成功体験を周りに伝えることで、発表者ではない人にも学びになります。研修で学んだ内容をどのように実務に活かしたのかを知ることで、すぐに使えるノウハウを得れるかもしれません。さらに、研修内容を実務で活かし、結果を出した人がプレゼンテーションを行い、会社から評価をされていることを認知させることで、研修への取り組み方も変わるはずです。

▼プレゼンテーション力に関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】プレゼンテーション研修の目的|研修で得られる2つの力を詳しく解説

自分のキャリアプランの作成

新入社員研修に対するフォローアップ研修であれば、自分のキャリアプランの作成を取り入れている企業も存在します。 入社間もない時は右も左もわからず、自分の将来像を考える余裕もない新入社員も少なくありません。 フォローアップ研修を機会に、自分が今後どのように成長したいか、どんなことで活躍したいのかなど、将来像をまとめてもらうことは、目標に向かって行動する指針にもなります。

▼社員のキャリアデザインに関して詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】キャリア研修の内容とは?|キャリアデザインを人材育成に落とし込むための6つの工程

 

07フォローアップ研修のカリキュラム例を紹介

フォローアップ研修のカリキュラムは、企業の業界や特定のニーズに合わせて調整されるべきですが、一般的なカリキュラム例としては次のようなものが挙げられます。

  • 1:フォローアップ研修の目的や目標を確認
  • 2:個人で研修内容の振り返り
  • 3:数人で振り返りした内容を共有
  • 4:プレゼンテーションで成功体験を発表
  • 5:ネクストアクションの考察

これらのカリキュラム例は、フォローアップ研修の基盤となるものであり、企業の具体的なニーズに応じてカスタマイズできます。また、実際の研修プログラムは、参加者のフィードバックや変化するビジネス環境に適合するように調整されるべきです。ここではそれぞれについて具体的に解説していきます。

1:フォローアップ研修の目的や目標を確認

まずは、フォローアップ研修を行う目的や目標を確認しましょう。どのような効果があるか、どのような目的でこの研修のゴールはどこにあるかを明確にしておくことで、研修の効果は大きく変わります。事前にパワーポイントなどで資料を共有しておけば、この目的や目標の確認に使う時間を削減できるため、簡単に資料をまとめておくことをおすすめします。

2:個人で研修内容の振り返り

目的や目標を確認したら、研修内容の振り返りを個人で行いましょう。研修で学んだことを覚えているか、実際の業務に活かせているかなどを項目別で振り返り、5段階やA~Eといったランク付けで数値化します。数値化することで、集計した際にどの項目が不十分だったかが見える化され、次回の研修を改善する際に非常に役立つはずです。振り返りを自分の言葉だけで行ってしまうと、人によって書き方などが異なるため精緻なデータとなりにくく、集計者の意図が介在してしまう恐れもあります。

3:数人で振り返りした内容を共有

個人で振り返りを行ったあとは、その振り返りの内容を数人で共有する場を設けるといいでしょう。研修に参加した他の人がどのように実際の業務に研修内容を活かしているのかを聞くことは、自分だけで振り返ることよりも学習効果が高く、意識の改善にも繋がります。しかし、見栄を張って、すごく役立っているといった振り返りだけをしても意味がなく、あまり業務に役立てていない人の話も参考にし、なにが原因だったのか、どうすれば業務に活かせるようになるのかをディスカッションすることが非常に重要なのです。

4:プレゼンテーションで成功体験を発表

研修を実際の業務に活かすことができ、成果も大きくあげれた人にプレゼンテーションしてもらう機会も設けるべきです。その人がどのようなポイントを意識したことによって成功したのかは、ノウハウとして他の研修参加者にも非常に有益な情報となります。また、研修を実際の業務に活かし、成果をあげることによって会社から評価されるという認知を与えることもできます。形骸化しがちな社員研修を有益な場として意欲的に参加し続けてもらうために、研修そのものを会社として重要視していて、成果を出した人は評価するという仕組みこそが効果的な研修にするために最も重要なことと言えるでしょう。

5:ネクストアクションの考察

成功体験を聞くことによって、どうすれば業務に活かせるのかイメージが湧いた人も少なくないはずです。そのイメージを実際の行動に落とし込み、ネクストアクションを決めましょう。研修で学んだことがしっかりと身につくまで、何度も振り返りを行いPDCAを回すことが重要です。特に新入社員においては、このPDCAを回す習慣を身につけることこそが、いかなる研修よりも大事なことかもしれません。

 

08新入社員向けのフォローアップ研修プログラム例

新入社員は様々な研修を受けることが多く、1つ1つの研修の内容を忘れてしまっていることもよくあります。そのため、学んだ知識やスキルを忘れないうちにフォローアップ研修で定着させることが重要です。今回は、新入社員向けのフォローアップ研修プログラムの例をご紹介します

テーマ 内容 所要時間
1、オリエンテーション
  • ・アイスブレイク
  • ・研修内容の確認
60min
2、ビジネスマナーの振り返り
  • ・名刺交換の方法
  • ・報連相
60min
3、OAスキルの確認
  • ・Wordの使い方
  • ・Excelの使い方
  • ・Powerpointの使い方
60min
4、ビジネスメール・文書の確認
  • ・ビジネスメールの書き方
  • ・わかりやすい文章の書き方
60min
5、入社後から今までの自分を振り返る
  • ・成長した点
  • ・改善点
60min
6、ネクストアクション
  • ・5を踏まえた上での次のアクションを考える
60min
7、まとめ
  • ・全体の振り返り
60min

<新入社員のフォローアップ研修としておすすめのSchooの授業>

新入社員向けフォローアップ研修として必須なのが、基本的な業務スキルのトレーニングです。この授業では、社会人としての代表的なスキルを再確認し、仕事に役立つ方法で伸ばしていくための授業です。全5回の授業で、汎用的なスキルや、成長につなげるためのポイントを紹介します。それぞれの授業で扱うテーマは独立しているので、途中の回からでもご参加いただけます。

「ビジネススキル大全〜デキる社員への最短ルート〜」

ビジネススキル大全〜デキる社員への最短ルート〜

  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 ディレクター

    横浜国立大学大学院環境情報学府工学研究科 修了。日本IBMに入社し、数々の炎上プロジェクトの火を消し、エグゼクティブ・プロジェクト・マネージャーに。 2018年よりパナソニックのソリューションビジネスの立ち上げに従事し、2020年に最年少でパナソニック システムソリューションズ ジャパン執行役員に就任。 2022年4月よりパナソニック コネクト GSOLカンパニー役員。2022年9月より現職。著書に、「入社1年目のビジネススキル大全 (三笠書房)」「プロジェクトのトラブル解決大全 小さな問題から大炎上まで使える「プロの火消し術86」 (KADOKAWA)」「超速PC仕事術―年間240時間を生み出す (東洋経済新報社)」などがある。 東洋経済オンライン、プレジデントオンラインやビジネス雑誌にも多数寄稿している。これまで、プロジェクト現場に従事する傍ら、人材育成にも力をいれており、社内外でビジネススキルや仕事術に関する研修やセミナーを実施。
 

09フォローアップ研修を効果的にするポイント

フォローアップ研修を効果的にするためには、いくつかの重要なポイントがあります。主に次のようなものが挙げられます。

  • ・PDCAサイクルを回せるようにしておく
  • ・他の参加者からフィードバックをもらう

これらのポイントを考慮して、フォローアップ研修プログラムを設計し、実行することで、社員の成長と組織の成功に貢献できます。ここではそれぞれについて具体的に解説していきます。

PDCAサイクルを回せるようにしておく

PDCAサイクルとは、 Plan(計画)・ Do(実行)・ Check(評価)・ Action(改善) の4つの単語の頭文字のとった用語で、継続的な業務の改善方法として多くの企業で取り入れられています。 効果的な振り返りを行うためには、研修を受けた時に今後行動目標を立て(Plan)、業務で実践し(Do)、振り返りを行い(Check)、改善策を検討(Action)してもらうことが望ましいです。 これらのうち、フォローアップ研修ではC(heck)とA(ction)を行うので、P(lan)とD(o)がしっかりできていないと効果は期待できません。 そのため、フォローアップの対象となる研修のときに、半年後の行動目標をシートに記載してもらうなど、適切な振り返りができるように準備を整えておく必要があるのです。

他の参加者からフィードバックをもらう

フォローアップ研修は、同じ研修に参加していた社員と振り返り内容を共有することで、さらに効果的なものになります。 自分が抱えていた課題に対する解決策を、他の参加者がすでに知っているかもしれませんし、その逆もあり得ます。 何より、今後の行動目標に対して、フィードバックをもらって修正することができれば、間違った方向に力を注いでしまうことも避けられるでしょう。 そのため、フィードバックをもらえる機会を作ることで、より生産的な振り返りが期待できます。


 

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など


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10フォローアップ研修にはSchoo for Businessがおすすめ

Schoo for Businessでは8,000本以上の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schoo for Businessの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。


Schoo for Business
 
受講形式 オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数 8,000本
※2023年3月時点
研修管理機能 あり
※詳細はお問い合わせください
費用 1ID/1,500円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態 年間契約のみ
※ご契約は20IDからとなっております

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1.研修と自己啓発を両方行うことができる

Schoo for Businessは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約8,000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのです。

2.Schooのフォローアップ研修パッケージを詳しく紹介

Schooのフォローアップ研修パッケージは全4時間で、振り返る力を身につけることができます。新入社員や若手社員におすすめの研修パッケージです。

研修時間目安: 4時間(60分×4コマ)

​ ​
授業名 頭をシンプルにする振り返りの習慣
時間 3時間(60分×3コマ)
学べること ・頭のゴチャゴチャを予防するための仕組みと仕掛け
・変化に振り回されないために必要な自分だけの軸
・朝のルーチンに組み込むべき心・技・体
・翌日の活力をつくれる夜の締めくくり方
・一流のルーチン事例
・ルーチンの有効活用
授業名 本当に必要なビジネススキルとは
時間 1時間(60分×1コマ)
学べること ・学ぶ習慣の重要性
・ビジネススキルの構造
・「知っている」と「できる」の違い

 

3.フォローアップ研修におすすめのSchooの講座

Schoo for Businessでは、フォローアップ研修に活用できる講座をご用意しています。フォローアップ研修では、研修後の振り返りをいかに効果的に行うかが重要です。記事内でも述べているように、PDCAサイクルを回して自分がどれだけ成長したかを社員に振り返ってもらう必要があります。Schooの講座では、PDCAの回し方の講座や、効果的に振り返る方法をおよそ2時間(各60分)で学ぶことができます。

 

さらに、社員に研修動画を受講してもらった後に、意見の共有会やディスカッションを行うことで、学んだことをより効果的に定着させることができます。

デキる若手のPDCA

デキる若手のPDCA
 

研修を受けて何かを学んでも、時間が経つと忘れてしまっていることも多いでしょう。なんのために研修を受けたのか、研修の結果どのように業務が改善したのかということを振り返ることは非常に重要です。この授業は、若手のビジネスパーソンに向けて、成果を出して行く上で重要なビジネスフレームワーク「PDCA」について学ぶ授業です。全5回の各授業では「Plan(計画)」、「Do(実行)」、「Check(評価)」、「Action(改善)」の基礎について学びます。 業務改善サイクルの「型」を知り、実践し、身につけ、より安定して継続的に成果を出せるようになりましょう。

 
担当講師:松本 真也先生
松本真也中小企業診断士事務所

ICU 国際基督教大学 卒業。中小企業診断士。 芸能プロダクションの株式会社アミューズに新卒入社。アイドルやダンスグループのマネジメントに携わる。 その後、Webインテグレーション国内最大規模のIMJ Groupに転じ、Web広告プランナー、人事、経営企画、新規事業開発など、Webの最前線で幅広く経験を積む。 現在は、テクノロジーの分かる中小企業診断士として、エンタメ業界やクリエイティブ業界での起業や事業成長をサポートしている。

デキる若手のPDCAを無料視聴する

頭をシンプルにする振り返りの習慣

頭をシンプルにする振り返りの習慣
 

研修などを受けた後だけでなく、どんな仕事の後に振り返りを行うことは、ビジネスパーソンとして当たり前のことだと思います。しかし、振り返りが不十分だと、なぜ自分が成功したのか、失敗したのかを詳しく分析できないため、振り返りの効果はなくなってしまいます。この授業では、思考の整理家”鈴木進介先生に「頭をシンプルにする習慣」を教わります。頭の中のゴチャゴチャを予防する習慣を身につけ、効果的に振り返りをできるビジネスパーソンになりましょう。

 
担当講師:鈴木 進介先生
思考の整理家/株式会社コンパス 代表取締役

25歳で起業後、「経歴なし・金なし・人脈なし・ノウハウなし」の4重苦からスタートしたため、3年以上まともに給与が取れずに挫折続きの生活を送る。その後、思考を整理すれば問題の9割が解決していることに気づき、思考の整理術に開眼。以来、10年以上にわたり研究を独自に重ねて体系化。難しい問題を優しく解きほぐす「思考の整理術」は、フリーランスやベンチャー企業、東証一部上場企業まで幅広く支持され、コンサルティング実績は100社以上、研修は年間100日以上登壇、の講演受講者数は1万人を超す。 いま、経営者の意思決定支援や次世代リーダーの育成で圧倒的な支持を得ている注目株。また、ラジオ、テレビ出演を果たした他、現在は作家としての活動にも力を入れ、著書に4万部のロングセラーとなった『1分で仕事を片づける技術』(あさ出版)などこれまでに11冊を発表している。

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4.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

Schoo for Businessには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方1

まず、Schoo for Businessの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

管理画面の使い方2

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。

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11まとめ

フォローアップ研修は、研修の振り返りをする研修のことを言います。振り返りを行うことで得られる高い教育効果から、様々な研修の中でも特に重要とされています。対象者は主に新入社員となることが一般的ですが、本来であれば研修を受けた全社員を対象にすべきでしょう。フォローアップ研修を行う時期としては、3ヶ月後・1年後が一般的と言われています。実際の業務で活かされているかを振り返るため、ある程度の期間は開けて実施すべきです。振り返りを行うだけではなく、プレゼンテーションを行なったり、キャリアプランを作成したりすることで、さらに効果的な研修になるでしょう。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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