リーダー研修の7つの目的とは?リーダーに求められる能力と研修内容
リーダーは、チームメンバーをまとめプロジェクトを達成させていくためのまとめ役といえます。チームを構成する人材は、年齢・性格・スキル・経験など、多彩であることがほとんどです。そのような人材をうまくまとめあげ、それぞれの力を存分に発揮してもらうには、リーダーとしての専門的な知識はもちろん、メンタルやコミュニケーションに関する知識やスキルを持っていることが求められます。この記事では、そうしたリーダーを育てるための研修についてご紹介します。
- 01.リーダー研修とは
- 02.リーダーに求められる能力
- 03.リーダー研修の7つの目的
- 04.リーダー研修の内容
- 05.リーダー研修のポイント
- 06.Schooのリーダー研修
- 07.リーダー研修のよくある質問
- 08.まとめ
01リーダー研修とは
リーダー研修とは、階層別研修の1つで、一般的には係長クラスに対しての研修のことを言います。組織の中でグループやチームといった少人数の集団をまとめるスキルを身につけることを目的として、リーダー研修は実施されることが多いです。研修内容としては、ティーチング・コーチング・フィードバックなどのメンバー育成スキルや、目標管理能力、高次のコミュニケーション能力が一般的です。
類似する研修
リーダー研修の定義は、各社によって異なります。プロジェクト単位でのリーダーに対して実施する研修(プロジェクトリーダー研修)をリーダー研修と呼称する企業もあれば、次世代の経営幹部候補となる社員に対して実施する研修(次世代リーダー研修)をリーダー研修と呼ぶ企業もあります。
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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など
02リーダーに求められる能力
オンライン研修サービスSchoo for Businessでは、リーダー研修に使用できる講座も多く提供しています。ここからは、Schooの 「リーダーのためのコーチング」という講座から一部を抜粋し、リーダーに求められる能力について解説していきます。
<リーダーのためのコーチング>
リーダーとして、チームをマネジメントする上で、「メンバーとの信頼関係を高めたい」「やる気を上げたい」「主体性を引き出したい」 このような目標・テーマをお持ちの方は多いのではないでしょうか? 1人でも部下がいるリーダーなら必ず役に立つコーチングスキルの基本をご紹介します。
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株式会社コーチ・エィ 国際コーチ連盟マスター認定コーチ
上智大学文学部卒業。 日本で最初のコーチング・ファームである株式会社コーチ・エィのエグゼクティブ・コーチとして、これまで約300人の経営者や管理職を対象にコーチングを実施。組織の風土改革や業績向上のために、リーダー自身の意識や行動をどう変革するかをテーマとしてきた。 また、リーダーが実践的、体系的にコーチングを学べる「Coachacademia」の講師を18年勤めており、2万人以上のコーチ型リーダーを養成している。
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仕事・専門領域の能力
リーダーに必要な能力の1つとして、「仕事・専門領域の能力」が挙げられます。これは当たり前のことですが、リーダーが部下よりも仕事や専門領域の能力が低いと、どちらがリーダーかわからなくなってしまい、求心力も低下してしまうでしょう。育成能力ももちろん重要な能力ですが、どれだけ部下の手本となるような仕事をし、業績を残せるかということがリーダーに求められます。
育成の能力
「仕事・専門領域の能力」と同じく重要な能力が、「育成指導の能力」です。スポーツの世界ではよく言われることですが、「名選手は必ずしも名コーチになるとは限らない」という言葉があります。同じように、どれだけ仕事の能力が高くても育成の能力がなければ優秀なコーチとは言えません。仕事の能力だけでなく、部下のモチベーションを上げ、力を伸ばす能力がリーダーには求められます。
コーチング力
コーチングという言葉にあまり馴染みのない方もおられるかもしれません。コーチング力とは、相手が自発的に行動するように促す力であり、リーダーには必須です。やる気のある部下でも、受動的になってしまう人も多いですし、やる気のあまり感じられない部下ならば尚更です。そのため、部下の持っている能力を引き出し、部下が自発的に行動してくれるように上手く働きかける能力がリーダーには必要です。
ティーチング力
部下の能力を引き出す「コーチング力」と同じく、部下に自分の持っている知識やノウハウを伝える「ティーチング力」も重要な力です。部下の能力を引き出せたとしても、ノウハウや知識を持っていない部下に自分の持っている知識やノウハウを教えられないと意味がありません。能力を引き出した上で、自分の持っている知識やノウハウを部下にしっかりと伝えられるティーチング力がリーダーには必要なのです。
03リーダー研修の7つの目的
この章では、リーダー研修を行う目的を7つ紹介します。
1.リーダーとしての役割を認識する
リーダー研修の大きな目的は、受講者がリーダーとしての役割をはっきりと認識することです。組織をまとめる立場であるリーダーは、会社全体を見つめながら組織をどのように動かしていくべきかを考えることになります。チームメンバーとして目の前の業務をこなしていた時とは異なり、より大きな視野で物事を捉える力が求められるようになります。
2.コミュニケーション力を向上させる
リーダーには、信頼されるリーダーとそうでないリーダーが存在します。リーダーのコミュニケーション力は、部下やメンバーからの信頼関係に少なからず影響するものです。リーダーとなれば、部下に言いづらいことを伝えなければならない場面にも遭遇しますし、部下からもネガティブな情報が上がってくることも多々あります。上下関係があってもネガティブな情報を伝え合うことができるかどうかは、上司と部下の間で信頼関係が構築され、日頃からのコミュニケーションがスムーズに行われているかにかかっています。プロジェクトを計画的に進め、またトラブル時にはスムーズな対処を行うためにもコミュニケーション力のトレーニングは必須なのです。
3.目標設定・計画立案力を養う
リーダーに求められる力として必須なのは、目標設定や計画を立案する力です。チームが方向性を見失わずに業務を進めていくためには、“なんのためにするのか”という目標があり、それを達成するための大まかな進行計画が必要です。また、目標設定や計画立案の際には、チームの持つ力からかけ離れたものを設定しないことや伝わりやすい目標を立てることが大切です。研修では、個人の行動目標や計画立案と異なるところを学びながら力を養っていくことができます。
4.部下を育てる能力を鍛える
部下を育てることもリーダーの大切な役割の一つですが、人を育てるということは、多くのリーダーが頭を悩ませる課題でもあります。どのような声かけをして、どのようにスキルアップする機会を与えたらよいのかなど、信頼関係を構築しながら部下の能力を育てる方法を学ぶことができます。
5.方向性を見定める分析力を伸ばす
リーダーは、先を見通す力も不可欠です。全体が向かう先はこのままでいいのか、世の中の情勢や業界のトレンド、消費者のニーズなどを敏感に察知して方向性を見定めていきます。全体を動かす力があるリーダーは、様々なところで状況を分析する機会があります。どのような情報をもとに、どのように分析をしたらよいのか、そういったことを学ぶことができます。
6.正しく判断する力を養う
判断することは、リーダーの役割として最も大切なことだと言っても過言ではないでしょう。良い時であれ悪い時であれ、リーダーには常に判断する責任がつきまといます。自分の判断によっては、全体をよくない方向へ導いてしまう恐れもあるため、そうならないためにも常に判断力を鍛えておくことが大切でしょう。リーダー研修では、判断の仕方や判断に迷った際にはどのようにすべきかなどを学ぶことができます。
7.チームを牽引する力を身につける
チームを牽引するために必要なことは、自らがプレイヤーになってしまわないことです。リーダーとなってもプレイヤーとして仕事をこなしてしまう人がいますが、それでは全体を俯瞰して物事を判断する人材がいなくなってしまいます。チームメンバーそれぞれの能力を伸ばし、メンバーが互いに協力しながら一つの目標を達成していくための環境を作ることがリーダーのすべきことといえます。リーダーとしての認識がぶれることなく役割を全うするために必要な考え方やスキルなどを習得できます。
04リーダー研修の内容
リーダー研修は7つの目的が存在しますが、具体的な実施内容としては次が挙げられます。
- 1:質問力
- 2:聞く力
- 3:提案力
- 4:リーダーシップ
- 5:マネジメントスキル
- 6:コミュニケーション能力
ここでは各内容について以下で詳しく解説します。
1:質問力
チームのトップであるリーダーは、部下への質問力を身に着ける必要があります。なぜかというと、部下が考えていることを深堀して本当に何を言いたいのかを引き出すことが重要だからです。部下の中には口に出して説明するのが苦手な方もいるでしょう。そのような部下のために、上司が適切な質問を投げかけて部下の真意を引き出す必要があるからです。さらに、部下の方もアウトプットしていくうちに考えがまとまり、より説得力のある意見を言うことができるのです。
2:聞く力
リーダーにとっては聞く力も非常に重要です。質問する力とは反対に、相手の意見をしっかりインプットして噛み砕く聞く力が必要となります。例えば、部下の主張をあまり深く理解せずにリーダーが質問を投げかけたとしても、質問が的を外してしまっていて部下の考えを深堀りすることはできません。的を得た質問をするためには部下の意見を正確に理解する「聞く力」が重要なのです。
3:提案力
研修を通して身に着ける力として最も重要とも言えるのが、「提案力」です。部下の話を「聞く力」、聞いたことに対して質問する「質問力」、そして、質問を通して見える部下の真意に対して「もう少しこうした方がいい」と提案する「提案力」がリーダーには必要です。研修で部下との対話を想定したシチュエーションを再現し、部下の意見を聞き取って、それに対して質問し、提案すると言う流れを繰り返しトレーニングすることでこの提案力が身につきます。
4:リーダーシップ
リーダーは周りを巻き込んで成果を出すために、リーダーシップを取らなければなりません。一般的に子供の頃から周りをまとめるような役回りをしている人は自然と身につけているスキルと言われているように、リーダーシップスキルは経験や性格も大きく影響しています。しかし、いわゆるリーダー気質の人がリーダーシップを上手に発揮できるとは限りません。圧倒的な能力やカリスマ性で周りを率いる人もいれば、丁寧に周りの意見を吸い上げて調整役として周囲の力を引き出すリーダーシップの出し方もあります。自分がどのようなタイプで、どのようなリーダーシップを身につけるべきかを意識し、研修で具体的なリーダーシップの取り方を学ぶと効果的です。
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Schooのリーダーシップ研修
5:マネジメントスキル
マネジメントスキルも、リーダー研修の内容として重要な項目です。部下の力を最大限引き出し、組織が求める結果を出すことがリーダーとして求められるため、数値マネジメントだけでなく、メンタルマネジメントなども併せて習得する必要があります。また、昨今ではダイバーシティマネジメントのように多様性を意識したマネジメントも重要視されてきています。
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Schooのマネジメント研修
6:コミュニケーション能力
マネジメントやリーダーシップの根幹になるのが、コミュニケーション能力です。リーダーは立場上、組織の縦・横・斜めの人と密に連携を取らなければなりません。そのため、コミュニケーション能力はこれまでよりも1段階上を求められます。ただし、一足飛びでコミュニケーション能力が上達するわけでないため、研修で徐々に能力の底上げをする必要があるのです。
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Schooのコミュニケーション研修
05リーダー研修のポイント
リーダー研修を行う際、以下のようなポイントを抑えておくことで効果を高めることができます。
- 自社が想定するリーダー像を伝えておく
- 自社の課題に合わせた研修を行う
- アウトプットの機会を設ける
ここでは各ポイントについて以下で詳しく解説します。
自社が想定するリーダー像を伝えておく
リーダー研修を開始する前に、自社が求めるリーダー像を徹底的に伝えることが重要です。これにより、参加者は期待される役割や行動について明確に理解できます。リーダー像の明確な定義は、研修プログラムの目標設定や内容構築において指針となります。また、参加者が自身の成長に向けて目標を設定する際にも役立ちます。
自社の課題に合わせた研修を行う
リーダーシップの定義や必要なスキルは企業によって異なります。そのため、リーダー研修は自社の特定の課題やニーズに合わせてカスタマイズされるべきです。例えば、チームのコミュニケーションが不足している場合はコミュニケーションスキルの向上に焦点を当てるなど、具体的な課題に対処する研修が効果的です。これにより、研修プログラムは参加者が直面する現実の問題に対処するための実践的なノウハウを得ることができます。
アウトプットの機会を設ける
リーダー研修では、学んだ知識やスキルを実際の業務やリーダーシップの場面で活かせるようにすることが重要です。そのため、アウトプットの機会を設けることが必要です。例えば、グループディスカッションやプレゼンテーションなどの活動を通じて、参加者が学んだ内容を実践し、フィードバックを受けることができます。アウトプットの機会を通じて、参加者は自身の理解を深め、成長の機会を得ることができます。
06Schooのリーダー研修
Schooでは約8,500本の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schooの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。
Schoo for Business |
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受講形式 | オンライン (アーカイブ型) |
アーカイブ本数 | 8,500本 ※2023年3月時点 |
研修管理機能 | あり ※詳細はお問い合わせください |
費用 | 1ID/1,650円 ※ID数によりボリュームディスカウントあり |
契約形態 | 年間契約のみ ※ご契約は20IDからとなっております |
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1.Schoo for Businessの特長
Schoo for Businessには主に3つの特長があります。
【1】国内最大級8,500本以上の講座数
【2】研修設定・管理が簡単
【3】カスタマーサクセスのサポートが充実
Schoo for Businessのリーダー研修が選ばれる理由
Schoo for Businessは社員研修にも自己啓発にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自己啓発には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約8,500本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自己啓発の双方の効果を得ることができるのが選ばれる理由です。
2.Schooのリーダー研修カリキュラム
リーダーシップを学びたい/学ばせたい方には、Schooのリーダー向け研修パッケージがおすすめです。リーダー向け研修パッケージでは、リーダーに必要なコミュニケーションスキル、リーダー向けのキャリアデザインなどについてのカリキュラムを組み合わせて網羅的に構成されており、リーダーとして持っておくべきスキル・知識を体系的に学ぶことができます。
さらに、社員に研修動画を受講してもらった後に、意見の共有会やディスカッションを行うことで、学んだことをより効果的に定着させることができます。
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リーダー向けのメンタルヘルスについて学べるカリキュラムです。メンタルヘルスの基礎から実践的なケーススタディまで幅広く学べる内容となっています。
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リーダー向けのリーダーシップのさらなる強化を目的としたカリキュラムです。ミーティングなどで求められるファシリテーションスキルなど、リーダーとして力を発揮するために必要なスキルについて解説していきます。
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カスタマーサポートのリーダー育成を目的としたカリキュラムです。顧客満足度を向上させる上で大切なカスタマーサポートについて、企業の成功事例なども踏まえながら学べる内容となっています。
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リーダー向けの伝える力の強化を目的としたカリキュラムです。指示を待っている部下が自ら考えて動き出せるような行動変容のコツなどを学べる内容となっています。
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リーダー向けのコミュニケーションスキルの強化を目的としたカリキュラムです。部下との関係を築く適切なコミュニケーション術など、管理職にとって必要なスキルについて学べます。
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リーダーを目指す方向けのリーダーにステップアップすることを目的としたカリキュラムです。将来リーダーとして部下と接する際のコミュニケーションスキルなどについて学べる内容となっています。
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リーダー向けのワークライフバランスを考える際に役立つカリキュラムです。仕事とプライベートのバランスを取る際に役立つ業務効率化のヒントや、DoubRingという表現手法を使用して仕事と自分の関係を見つめ直す方法などを学べます。
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キャリアデザインについて考えられるカリキュラムです。一人の社会人として仕事や人生とどう向き合っていくかについて深く考えることのできる内容となっています。
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リーダーとして活躍されている女性や、これから管理職につく女性へ向けたカリキュラムです。リーダーシップの基本的なコツや具体的なファシリテーションスキルなどについて学びます。
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女性管理職向けの女性活躍推進を目的とした研修パッケージです。女性のリーダーとして自分らしく活躍していくために必要なセルフブランディングの方法などについて解説していきます。
3.リーダーシップ強化研修パッケージを詳しく紹介
研修時間目安: 6時間10分(60分×2コマ+50分×5コマ)
授業名 | 指示待ち部下が自ら考え動き出す! |
時間 | 1時間(60分×1コマ) |
学べること | ・指示待ち部下になってしまう根本的な原因 ・部下との信頼を構築する3つのポイント ・部下のモチベーションを向上させ、行動を促すノウハウ |
授業名 | リーダーのためのファシリテーションスキル -ファシリテーションとチーム脳- |
時間 | 4時間10分(50分×5コマ) |
学べること | ・ファシリテーションの概要とその重要性 ・ファシリテーターとして身に着けておきたいマインドとスキル ・チーム脳で思考するチームにするためのフォローアップ質問 ・フォローアップ質問を使うときのポイント ・フォローアップ質問の作り方 ・ファシリタティブリーダーシップの概要 ・チームの成功循環モデル ・行動の質を向上させるためのポイント ・学びの質と学びを促進するための振り返り方法 ・会議などでの話の長い人への対処法 ・会議でのホワイトボードの活用方法 ・会議時間がなくなったときの対処法 ・自分が主役になってしまったときの対処法 ・アクションラーニングという概念と重要性 ・コンフリクトが発生したときの対処法 |
授業名 | アドラー心理学をベースとした課題解決アプローチ |
時間 | 1時間(60分×1コマ) |
学べること | ・上司とのコミュニケーションに関する悩みとアドラー心理学を活用した対応策 ・職場のメンバーとの考え方の違いに対する悩みとアドラー心理学を活用した対応策 |
Schoo for Businessの資料をダウンロードする
4.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる
Schoo for Businessには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。
まず、Schoo for Businessの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。
この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。
07リーダー研修のよくある質問
ここからは、Schooのリーダー研修についてのよくある質問を、Q&A形式でご紹介します。
質問:リーダー研修の内容について教えてください。
回答:Schoo for Businessを使ったリーダー研修では、チーム運営に必要なコミュニケーションスキル、周囲を巻き込み成果を出すためのリーダーシップ、部下育成に役立つコーチングスキルに関する講座がご利用いただけております。リーダーに必要な様々なスキルを、ビジネスの第一線で成果を出している講師から学びます。
質問:授業はどのように選んだらよいですか?
回答:スクーでは職種別・階層別に様々な研修パッケージをご用意しています。研修パッケージはいくつかの授業によって構成されており、目的や対象に合わせて研修パッケージのテンプレートを選択するだけで簡単に研修を開始することができます。リーダー研修パッケージの一例をご紹介すると、「リーダーへのステップアップ研修パッケージ」や「コーチング研修パッケージ」などがあります。
質問:当社の状況を踏まえたリーダー研修パッケージは作れますか?
回答:授業を組み合わせてオリジナルの研修パッケージを作成することが可能です。 またスクーでは階層や職種に応じて様々な研修テンプレートをご用意しているので、1から研修を作る手間をかけずに社員に合った研修を始めることもできます。まずはお気軽にご相談ください。<お問い合わせフォーム>
08まとめ
- ●リーダーの研修の対象は、管理職や中堅社員などこれから組織やチームを牽引していく立場になる人。また、そのような立場ではなくても、実質的にプロジェクトのリーダーになっている人は、リーダー研修を受けた方がよい。
- ●リーダー研修の目的は7つある。リーダー研修では、リーダーとしての役割を明確にし、コミュニケーション能力や目標設定・計画立案力などを養う。また、全体を俯瞰しつつ正しく判断していく力も必要になるため、それを補う内容の研修が実施される。
- ●Schooでは、職種・階層別などに必要な研修パッケージが豊富。時間や場所を選ばずに学習できるeラーニングなので受講者にとって効率的な学習方法である。また、業界第一人者などトップクラスの講師に教わることができる。
集合研修・OJTによる人材育成を加速させる。
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動画学習を活用することで事前に業務に関する知識をインプットをした上で、集合研修やOJTに臨むことができます。
それにより集合研修やOJTの場は知識の定着を図ったり疑問点を解決したりといった時間に充てることができ、 研修をより効果的に行うことが可能です。
ビジネスマナーやコミュニケーション力などの基本スキルから、営業・プログラミング・デザインなどの実務スキルまで学べるので、自発的に学び成長していける人材の育成促進につながります。