更新日:2025/07/24

パワーポイント研修の内容・カリキュラム例を紹介

パワーポイント研修の内容・カリキュラム例を紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

パワーポイントは、Microsoft社が開発した「プレゼンテーション用ソフト」です。多くのビジネスシーンでプレゼンテーション時の説明資料として活用されています。本記事では、パワーポイントの重要性を改めて振り返りながら、パワーポイント研修の必要性について解説いたします。

 

01パワーポイント研修のカリキュラム例

本章では、Schoo for Businessを活用した際のパワーポイント研修のカリキュラム例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

カリキュラム例(基礎編)

パワーポイント研修の基礎編で学ぶ内容は、効果的なスライド作成の基本です。まず、情報をわかりやすく整理するためのスライド構成や論理的な流れの作り方を習得します。次に、視覚的に訴求力を高めるためのレイアウト設計や、文字・色彩の適切な使い方を学びます。さらに、データや概念をわかりやすく伝えるための図解やグラフの作成方法にも重点を置きます。この研修を通じて、見やすく伝わりやすいスライド作成の基礎スキルを身につけます。

第1回 1年目に知っておきたかったパワーポイントのお作法
時間 60分×9コマ
研修内容
  • ・良い資料とは
  • ・聴き手とゴール
  • ・問いの可能性
  • ・資料のストーリー設計
  • ・階層箇条書きで情報を整理する
  • ・箇条書きで情報を整理する
  • ・抽象的なことを先に伝える
  • ・QARで伝える
  • ・図解とは
  • ・図解の正しい作り方
  • ・デザインのポイント
  • ・スライドマスターの活用
  • ・テンプレートの活用
  • ・作業効率化はスピードより手順
  • ・使いまわして手数を減らす
  • ・グラフ選びの考え方

 

カリキュラム例(実践編)

パワーポイント研修の実践編では、応用的な資料作成スキルを習得します。具体的には、複雑な情報を効果的に伝えるためのグラフや図表の作成方法を学びます。また、スライド全体の統一感を持たせるデザインのコツや、伝えたいメッセージを明確にするレイアウト設計も取り扱います。さらに、アニメーションやトランジションを効果的に活用して、視覚的な魅力を高める技術も実践します。

第1回 秒で伝わるパワーポイント術
時間 60分×8コマ
研修内容
  • ・型を作る
  • ・脇役を並べる
  • ・Zに並べる
  • ・グラフの図解
  • ・グラフ作成の実演
  • ・ストーリーを作る
  • ・効率を高めるショートカットキー
  • ・テンプレートの活用
  • ・図解のプロセス
  • ・言葉を括る
  • ・図形の活用
  • ・キーメッセージを作る
  • ・テンプレートの活用
  • ・言葉を揃える
  • ・シンプルに並べる

 

 

02パワーポイント研修を実施するメリット

パワーポイント研修を実施するメリットは以下です。

  • 1:提案力の強化
  • 2:業務の効率化
  • 3:ビジネス基礎力の向上

パワーポイント研修によって、相手に伝わる資料を作ることができるため提案力を強化することができます。また、資料作成が速くなることで業務の効率化につながるでしょう。

提案力の強化

ビジネスの場での提案において重要であるのは「聞き手を説得できるかどうか」です。相手への説得力を高めるためにも、その提案に沿った資料作りを求める企業も少なくないかと思います。パワーポイント研修を実施することによって、相手に伝わる資料の作り方を見つめ直し、ひいては社員の提案力を向上させることができます。

業務の効率化

パワーポイントによる資料作成は、業種に関わらず必要とされる機会が多いものです。受講者全員の一斉指導が可能な研修を用いることで、教える手間や時間を圧倒的に短縮することができ、パワーポイントによる資料作成の時間を効率化できます。

ビジネス基礎力の向上

パワーポイント研修を実施することで得られる利点は、綺麗な資料が作成できるようになることだけではありません。資料作成をする上では、要点をまとめる能力であったり、論理的に物事を考える力であったり、さまざまな能力を複合的に用いる必要があります。そのため、パワーポイント研修を正しく行うことでビジネス基礎力を全体的に向上させることができるのです。


 

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など

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03パワーポイント研修の対象者

パワーポイント研修の対象者は以下の通りです。

  • 1:新入社員
  • 2:営業職
  • 3:マーケティング・企画職

新入社員は、パワーポイントの基本操作や、シンプルで効果的な資料作成の方法を学ぶことを目的としています。一方で、営業職やマーケティング担当者は、提案資料や戦略プレゼンテーションを作成する際に、説得力を高めるスキルや視覚的に訴求力のあるスライド作成技術を習得することを目指します。これにより、それぞれの業務においてパワーポイントを効果的に活用する力を身につけることができます。

新入社員

新入社員研修の1つとして、パワーポイントに関する研修を含めている企業がほとんどです。例えば、自己紹介のスライドを作成してみるというアウトプットを前提として、パワーポイントの使い方を習得するといった研修を実施しています。

一方で、新入社員研修の期間をあまり取れない企業では、パワーポイント研修を若手社員研修に回したり、各部署での研修・育成に任せるという場合もあります。

営業職

クライアントへ提示する際の営業資料として、パワーポイントを使用している営業職の方も多いでしょう。研修を通じて、簡潔で無駄のない資料を作成するノウハウを身につけ、相手により伝わりやすい資料作りができると、営業活動もスムーズに行えるようになり受注率アップに繋がります。質の高いパワーポイント資料を用意することで、自信をもってプレゼンできるようになり、ひいてはプレゼンテーションスキルの向上にも繋がっていくでしょう。

マーケティング・企画職

企画書や提案書の作成などをすることが多いマーケティング職や企画職にとって、パワーポイントはMicrosoft Officeのなかで最も重要なソフトのひとつです。特に、マーケティング職ではホワイトペーパーの作成をする機会も多く、パワーポイント研修の対象者となることも多いです。

 

04パワーポイント研修の内容

パワーポイント研修の内容は以下の通りです。

  • ・資料・スライドの作成方法
  • ・箇条書き・インデントなどのオプション機能
  • ・図形や画像の挿入方法
  • ・スライドマスターの活用方法
  • ・プレゼンテーション演習

パワーポイント研修では、スライドの作成方法や図形・画像の挿入方法といった基本的な内容に加え、スライドマスターの活用方法などの応用的なスキルも取り入れることが重要です。また、学んだ内容を実際に試せる演習の時間を設けることで、スキルの定着と実践力の向上が期待できます。

資料・スライドの作成方法

まずは、パワーポイントを触ったことがないという人でも、一人で資料作成ができるようになるよう、パワーポイントによる資料作成で押さえておくべきポイントを理解します。 新しいスライドの作成や、スライドの追加や順序の入れ替え、画面各部の名称と機能といったパワーポイントの基礎となる操作方法を覚えながら、プレゼン資料作成の方法を体系的に学びます。

箇条書き・インデントなどのオプション機能

より見やすい資料を作成するために、箇条書き・インデントなどのオプション機能を学びます。文字に色をつけて装飾する方法や、サイズ・書式・箇条書きなどを用いて資料にメリハリをつけるテクニック、全体の印象に変化をもたせるためにデザインや配色を変える手法などを習得します。

図形や画像の挿入方法

次に、図形や画像の挿入方法を取得し、図解やアニメーションにより、視覚で印象的に表現できるようにします。スマートアートの使い方やアニメーションの演出、図形やテキストを動かす方法など、注目ポイントを視覚的に楽しく強調できるようにスキルを磨きます。

スライドマスターの活用方法

テーマに合わせて自動的に設定された文字の書式などを管理する専用の画面「スライドマスター」の活用方法を覚えます。すべてのスライドに一括して変更を適用できる便利な機能を活用できるようになることで、編集の手間を大きく減らすことができ、作業効率化を実現できます。

プレゼンテーション演習

実際にパワーポイントで作成した資料を元に、本番で成功するプレゼンテーションのテクニックを養います。外部ディスプレイとの接続と設定、スライドショーの操作をマスターし、実際の現場でも困らないように演習します。

 

05パワーポイント研修の効果を最大化させるポイント

パワーポイント研修の効果を最大化するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • ・作成・発表の時間も取り入れる
  • ・パワーポイント以外のスキルも教える
  • ・研修講師は専門家に任せる

パワーポイント研修の効果を最大化するためには、作成・発表の時間を取り入れ、受講者が実際に手を動かして学んだ内容を実践する機会を設けることが重要です。また、パワーポイントに限らず、プレゼンテーション全体のスキルや効果的なコミュニケーション方法についても教えることで、より実務に直結したスキルを習得できます。さらに、研修講師は専門家に任せることで、的確な指導や最新のスキルを学ぶことができ、研修の質を向上させることが可能です。

作成・発表の時間も取り入れる

座学だけではなく、パワーポイントを用いた資料の作成・発表も行い、実践力を養うことも忘れてはなりません。どれだけ知識を身につけても、現場に出た時に力を発揮できないのでは意味がないため、実際にプレゼンテーションの流れもあわせて指導しましょう。 従業員も、常に受け身の体制である座学だけでは集中力が途切れてしまうかもしれません。それも作成・発表の時間を取り入れることで、自分事として捉えられるようになり、積極的に研修にも参加できるはずです。

パワーポイント以外のスキルも教える

パワーポイントを実務で使用する場合は、誰かに何かを伝えるために用います。「誰かに何かを伝える」ためには、自分が伝えたいことは何か、それをどのように伝えると届くのか、不要な部分はないか、論理的な構成になっているかなど、複合的なスキルが求められます。

そのため、パワーポイントの使い方だけを学ぶ研修をしても、実務ではパワーポイントを使う前の状態で壁に当たってしまうのです。したがって、パワーポイント研修では、パワーポイント以外のスキルも含めて、実際の業務でスライドを作成する際の流れに添いながら学べるようにすると良いでしょう。

研修講師は専門家に任せる

パワーポイントやエクセルは社内研修を行うよりも、プロに依頼するほうが効果的かつ効率的に研修を実施できます。豊富な経験を積んだ外部講師から質の高い研修を受けることで、受講者の理解度が高まることが見込まれ、研修の効果を強く実感することができます。現在は、複数の業者がパワーポイント研修を実施していますので、自社に合う研修内容を比較検討してみてください。

 

06パワーポイント研修|Schoo for Business

Schoo for Business

オンライン研修/学習サービスのSchoo for Businessでは約9,000本の講座を用意しており、様々な種類の研修に対応しています。パワーポイント研修はもちろんのこと、新入社員研修・管理職研修からDX研修まで幅広いコンテンツで全てを支援できるのが強みです。

受講形式 オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数 9,000本
※2023年5月時点
研修管理機能 あり
※詳細はお問い合わせください
費用 1ID/1,650円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態 年間契約のみ
※ご契約は20IDからとなっております
 

Schooのパワーポイント研修の最大の特長は、専門家から学ぶことができるという点にあります。研修のプロではなく、パワーポイントのプロから学ぶことができるので、実務に活かせる知識やスキルを習得することができます。

また、Schooはeラーニングによる研修受講となるので、社員1人ひとりが好きな時間や場所、タイミングで研修を受講することができるので、リモートワークを導入している企業や多拠点展開している企業におすすめです。

パワーポイント研修に関するコンテンツ一覧

研修内容 時間
1年目に知っておきたかったパワポのお作法 9時間
クイックに作る 伝わる図解 2時間
パワポで使えるわかりやすい図解の作り方 50分
もう迷わないパワポのレイアウト パターン3選 1時間
最低限の労力で伝わるいい感じの資料作成術 1時間
『パワポ』で使える見やすい色の選び方 50分
PowerPoint基礎 2時間30分
全部見せます「LIVEパワーポイント」 14時間
秒で伝わるパワポ術 8時間
 

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大企業から中小企業まで累計4,000社以上が導入

Schoo導入企業ロゴ

Schoo for Businessは、大企業から中小企業まで累計4,000社以上に導入いただいております。利用用途も各社さまざまで、階層別研修やDX研修としての利用もあれば、自律学習としての利用もあり、キャリア開発の目的で導入いただくこともあります。

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07まとめ

パワーポイントは社会人であれば必ず習得しておきたいスキルのひとつです。実際に、ビジネスシーンでもパワーポイントを駆使したデジタルプレゼンテーションが求められる機会も多いことかと思います。 パワーポイントスキルの習得には、ある程度の期間を要すため、パワーポイント研修により効率的にスキル習得を促し、操作方法を身につけられるよう指導しましょう。社員のパワーポイントスキルを深めることで、結果的に受注率のアップやグローバル展開など、自社利益の向上に繋がります。ぜひパワーポイント研修の実施を検討してみてください。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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