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ピアボーナスとは? 導入により得られるメリットと効果を解説

公開日:2021/07/13
更新日:2021/08/13
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ピアボーナスとは? 導入により得られるメリットと効果を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ピアボーナスとは、賞賛や承認とともに従業員同士で少額の報酬を送り合う仕組みです。この記事では、ピアボーナスが注目されるようになった背景や、導入することで得られるメリットやデメリットについて解説します。導入を検討している方はぜひ役立ててください。

 

ピアボーナスとは?

ピアボーナスとは、英語で「仲間」や「同僚」を意味するPeer(ピア)と、「成果給」や「特別手当」を意味するBonus(ボーナス)を組み合わせてできた言葉です。従業員同士がお互いに仕事の成果や貢献に対して賞賛したり認めたりするだけでなく、それと共に少額の報酬を送り合う仕組みを指します。 報酬へは「社内ポイント」を取り入れることが多く、ポイント制賞与制度とも呼ばれています。そのほか「ギフトカード」や「旅行」や「イベント」が報酬の対象となっています。
参考URL:「米国で主流のピアボーナスとは|充実した評価制度はなぜ重要なのか」

 

ピアボーナスが注目される背景とは?

従業員同士がお互いの手軽に日常業務の些細な行動を褒め合うことで、コミュニケーションが生まれ、チーム間や部署を超えた連携を強めます。こうしたピアボーナスが注目されるようになった背景には、昨今進められている働き方改革や、少子高齢化による人手不足といった現状があります。以下でそれぞれ具体的に紹介します。

働き方改革で変わる従業員の意識

昨今、多様な働き方が選択できるよう働き方改革が行われる中で、従業員の働き方への意識が変わってきました。働く上で、自分の満足度を従業員は考えるようになり、何をやりがいとするかを重視します。そんな中、ピアボーナスは従業員同士で賞賛や承認し合うことで、自己肯定感を高められ、従業員のモチベーションアップに貢献しています。従業員のモチベーションが高まれば、その結果、企業としては業績の向上や企業の存在価値を高めることが期待できるでしょう。

人手不足の解消

日本では少子高齢化による生産者人口の減少が深刻な問題となりつつあります。人手不足という状況下で、企業が行わなければならないのは従業員の離職を防ぐことです。従業員同士が互いに称賛を送りあうピアボーナスを用いることで、組織としての連帯感を感じられ、従業員の離職防止につながると考えられます。 また、ピアボーナスで従業員のモチベーションアップを行うことは、他の企業と差別化でき、労働者不足に悩む会社にとって有益なツールであると注目を集めています。導入はできるだけ早い段階でしたほうが、より効果的な働きをしてくれるでしょう。

 

ピアボーナスを導入することで得られるメリットとは

ピアボーナスは、手軽に運営でき、従業員のモチベーションアップアップにつながるといったメリットがあります。ここからは、ピアボーナスを導入し活用することで得られるメリットについて詳しく解説します。メリットを理解し、自社に取り入れる際の参考にしてください。

手軽に運営できる

ポイント制ピアボーナスは、まず手軽に運営できる点がメリットのひとつです。運営の手軽さから、米国ではすでに多くの企業が導入しています。ITサービスを活用し、ひとつのプラットフォーム内で運用することで、マネージャーや従業員がプラットフォームを通してお互いにポイントを付与できます。また、付与したポイントの量などの管理も簡単にできるため、社員に大きな負担はかからない点もメリットといえるでしょう。

従業員が部署を超えて協力し合う

2つ目のメリットは、従業員同士が所属部署を超えて協力し合えることです。従業員同士が賞賛と報酬を互いに送り合う回数は、従業員同士がコミュニケーションを取り合っている回数といえます。従業員同士で部署を超えて賞賛すべき点と報酬をやり取りすることで、幅広い関係の構築が可能になります。

従業員のモチベーションアップにつながる

3つ目のメリットは、従業員のモチベーションアップにつながることです。ピアボーナスは、売り上げだけの評価とは異なり、従業員の日々の業務の遂行に光をあてます。自らの仕事に対する価値を再認識する機会が増えることで、自己肯定感が生まれ、社内にポジティブな雰囲気、組織の文化を醸成することができるでしょう。 企業カルチャーがポジティブになると、企業価値が高まり、人材採用における効果も期待できます。

従業員エンゲージメントを高める

4つ目のメリットは従業員エンゲージメントを高める点です。一般的に従業員エンゲージメントの向上には、昇給や昇格が効果的と考えられていますが、永続的なものではありません。一方、ピアボーナスは賞賛や承認を永続的に行えるため、真の意味で従業員エンゲージメントを高められるといえます。

優秀な人材の離職防止につながる

5つ目のメリットは、優秀な人材の離職防止につながる点です。従業員エンゲージメントが高まり、企業に対して永続的な帰属意識を深めれば、離職率は低下する傾向があるといわれています。ピアボーナスは優秀な人材の流出を防ぐだけでなく、人材を定着させます。結果的に人材不足の解消につながり、企業の存続や繁栄が見据えられるようになるでしょう。

 

ピアボーナスのデメリットとは

ピアボーナスには、メリットばかりではなく、デメリットも存在します。たとえば、現金を報酬として設定した場合、導入コストがかかりがちです。ピアボーナスが組織にもたらす効果を高め、継続的に行っていくためないは、起こりうる問題について把握しておく必要があります。ここから詳しく解説します。

効果が得られるまで時間がかかる

従業員がピアボーナスという言葉に馴染みがない場合、ピアボーナスについての説明から具体的なツールの活用方法まで、丁寧にサポートを行っていく必要があります。そのため、ピアボーナスを導入してから実際に効果が得られたと感じられるようになるまでには、それなりの時間がかかることを留意しておきましょう。従業員がピアボーナスを活用できるようにサポートが充実しているツールを選ぶことをおすすめします。

コストがかかる

2つ目のデメリットは、コストがかかることです。運営は手軽ですが、ツールやシステムの導入は不可避で、コストは確実にかかります。ピアボーナスには魅力的なメリットが多いですが、自社の状況にとって絶対導入したいツールなのか、コストをかけた分、自社で成果が得られるかについて、しっかりと検討した上で導入を進めてください。

ポイント制ピアボーナスと組織の目標達成に相関性がない

3つ目は、ポイント制ピアボーナスと組織の目標達成に相関性がないことです。従業員はより充実した製品に交換するために、付与されたポイントを使わずに貯め込む傾向がみられます。また、ポイントを稼ぐために膨大な時間を費やし、それ自体が目的となってしまい、組織の達成に結びつかない可能性もあります。

従業員同士が「ポイントのための関係」になりかねない

4つ目は、従業員同士が「ポイントのための関係」になりかねないことです。よい働きをした従業員に対してポイントを付与する制度は「本当に感謝の気持ちを表現する制度として活用されいるか」という問題が発生する可能性があります。 実際には、「ポイントを稼ぐため」という不誠実な動機で制度を活用する従業員がいるのも事実です。「どうやってポイントを稼ごうか」と戦略的に考え、従業員同士がポイントのために行動を取ることが懸念されます。

与えられたポイントや報酬が未使用の状態になりがち

5つ目は、与えられたポイントや報酬が未使用の状態になりがちなことです。従業員がみずから獲得した報酬を忘れてしまい、ギフトカードやポイントが未使用のままに放置されるという事態が発生しています。こうした行為は、企業にとって巨額の損失につながりかねません。ポイントが積極的に使用されるようにするためには、規制の制度やルールを定期的に見直すなどの対策をとり、従業員が積極的に利用する動機付けを行うことが必要です。

 

ピアボーナスを導入している企業事例

最後に、実際にピアボーナスを導入している企業の事例を紹介します。米国ではすでに多くの企業がピアボーナスを導入していますが、国内の企業で導入する企業が増えてきています。導入事例を参考に、自社に最適なピアボーナス導入する際の材料として役立ててください。

株式会社メルカリ

メルカリでは、四半期ごとに手書きで感謝を伝え合う「All for One賞」や、リアルタイムでやり取りができるピアボーナス「mertip(メルチップ)」を2017年に導入しました。 毎週月曜に従業員一人あたり400Tipが配布され、業務上で利用するSlackや、ピアボーナスツール「Unipos」上で簡単に送れます。従業員同士が、リアルタイムで感謝や賞賛と同時に、1ポイントを1円で運用し、給与と合わせて支給するmertipを送ります。 mertipをもらった回数が多かった4名にメルチップ賞を授与するほか、mertipなしでも、感謝の投稿ができるという特徴があります。どのような内容に対してポイントを付与するかの制限を緩め、コミュニケーションの創出を重視し、成功につなげています。 部署や国籍、役職の壁を超えて、社内にポジティブなコミュニケーションが生まれ、それが事業展開に役立っています。

株式会社ユニークワン

ユニークワンは、「HeyTaco!」というツールを活用してピアボーナスを導入しています。従業員一人あたり、毎日5個のタコスが配布され、同社の5つのバリューに沿った行動に対してメッセージとともにタコスを贈ります。 タコス1個30円の換算で、100タコス=3,000円から換金でき、給与に反映される仕組みです。社内SNSを用いた手軽なやり取りのため、社内に感謝の気持ちが飛び交うようになりました。

株式会社Take Action’

ピアボーナスアプリ「THANKS GIFT」の提供元であるTakeAction’は、企業の行動指針をピアボーナス要件に落とし込んでいます。具体的には、仕事のスピードと期日の徹底に対するコイン、チームワークを称賛するコインなど9種類があります。 ピアボーナスとしてコインがやり取りされるごとに、付与する側と受け取る人が常に行動指針を意識できます。
参考URL:「ピアボーナスとは 社員が報酬を送り合う「第3の給与」制度、導入広がる」

 

まとめ

ピアボーナスは、従業員一人ひとりのモチベーションアップを実現させ、社内全体の雰囲気を向上させられる魅力的なツールのひとつで、離職防止を実現する効果があります。ピアボーナスに興味のある方は、ぜひ今注目を集めるピアボーナスの導入を検討してください。

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