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デジタルレイバーとは?導入のメリットや活用方法・RPAとの違いについて解説

公開日:2021/09/10
更新日:2021/09/14
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デジタルレイバーとは?導入のメリットや活用方法・RPAとの違いについて解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

デジタルレイバーとはテクノロジーが人間に代わって業務を担う考え方のことです。テクノロジーの進歩により、デジタルレイバーは人の代わりに多くの業務を担えるようになりました。当記事では、デジタルレイバーの意味・重要視される理由・得意とする業務・導入のメリットなどを詳しく解説します。

 

デジタルレイバーとは

デジタルレイバーとはテクノロジーが人間に代わって業務を担う考え方のことです。テクノロジーそのものを表すのではなく、ロボットを労働力として扱う概念を意味しています。ここではデジタルレイバーの意味について詳しく解説します。

デジタルレイバーとは仮想知的労働者

デジタルレイバーはテクノロジーやロボットを労働者として扱っており、擬人化させているため「仮想知的労働者」と呼ばれることもあります。もともと人間が手動で行ってきた業務をソフトウェアやプログラムを用いてロボットが担うため、労働システムとして捉えるのではなく、一人の労働力として扱われます。 また、デジタルレイバーの人間らしさは「教育を必要とする」という点にも現れています。デジタルレイバーは導入した直後から即戦力となるのではなく、新入社員と同様に、作業手順や品質向上の方法を徐々に教育していく必要があります。 しかし、デジタルレイバーは人間のように対人関係のトラブルを起こすことや、その日の体調によってモチベーションが左右されることはありません。毎日同じだけの成果を出せるという点で効率が良く、生産性の向上に役立てることができます。

RPAとの違い

RPAとはRobotic Process Automation(ロボティックプロセスオートメーション)の略であり、ロボットが自動であらかじめ決められている作業をこなしていくことを意味しています。 作業そのものに人間の手を必要とせず、テクノロジーが進めていくという点はデジタルレイバーと共通していますが、対応できる業務の幅には大きな違いがあります。 PRAは、あらかじめ定められたプログラムに従って処理・実行するため単純作業やルーティン作業を担います。それと比較し、デジタルレイバーは制作段階である程度のルールや判断基準を組み込み、実行の正確性を教育していくため、より人間に近い作業や判断ができるようになります。 そのため、テクノロジーを駆使し作業効率を上げるRPAと、仮想知的労働者として扱われるデジタルレイバーは大きな違いがあるといえるでしょう。

 

デジタルレイバーが重要視される理由

デジタルレイバーが近年重要視される理由は、AI技術の発展によりデジタルレイバーが担える仕事が充実したことが挙げられるでしょう。 2006年頃に、ネットワークの階層の数を大幅に増やしたディープラーニング(深層学習)が実現され、コンピュータやインターネットの高速化、ビッグデータの収集・構築環境の整備が実現するようになりました。2016年にコンピュータがプロの将棋士に勝利したことをきっかけに、テクノロジーのもつ可能性に一気に期待が寄せられるようになりました。 人の手で行っている仕事が徐々にデジタルレイバーによって代替されるようになっており、数年後にはさらに多くの仕事をデジタルレイバーが担うようになっているのではないかといわれています。

 

デジタルレイバーが得意な業務

デジタルレイバーは人間の仕事の多くを務められるのではないかと期待が寄せられています。デジタルレイバーは一度記憶した作業を正確に取り組むことができるため、ルール変更が少なく、人の手では工数がかかってしまう作業を効率的にこなすことができます。ここでは、デジタルレイバーが得意とする業務について詳しく解説します。

メールの送受信や顧客対応

デジタルレイバーはメールの送受信や、チャットボットを用いた顧客対応に適しています。 顧客から寄せられる質問の多くは分類化することができるでしょう。無数に寄せられる問い合わせに人の手で返信作業を行っていては、工数のかかる大変な作業となってしまいます。デジタルレイバーに過去の問い合わせ事例や対処方法を教育することで、人が介入しなくても顧客対応が可能となるでしょう。 それだけでなく、人の手で行うよりも早いスピードで効率的に進められるうえ、24時間対応も可能です。そのため、デジタルレイバーのほうが効果的である場合すらもあり得るのです。

取引データをもとにした各種帳票の作成

デジタルレイバーは、既存データを基にした帳票の作成に適しています。 帳票の作成は人の手で行うと膨大な時間を費やしてしまうだけでなく、確認ミスや入力ミスといったヒューマンエラーを起こす可能性があります。デジタルレイバーを用いることで、データから正確に帳票を作成することができます。 また、作業自体も創造性が求められるようなものではなく、あらかじめ決められたルーティン作業となるため、デジタルレイバーによって効率的かつ正確に行うことができるでしょう。

競合サイトの巡回

デジタルレイバーは、競合サイトを巡回し、分析することができます。 数ある競合他社の情報集めを人の手で行っていては膨大な時間がかかってしまいます。さらには、情報収集不足となってしまう可能性も考えられます。デジタルレイバーを用いて競合サイトを巡回することで、企業の情報を漏れなく集めることができます。 ただし、デジタルレイバーに正しく教育しておかなければ、誤った情報や必要のない情報まで集めてしまう恐れがあります。そのため、あらかじめほしい情報についてデジタルレイバーに覚えさせることが大切です。

 

デジタルレイバー導入のメリット

デジタルレイバーによって、これまで人の手で行っていた業務をテクノロジーが担うことは企業にとってさまざまなメリットがあります。ここでは、デジタルレイバー導入のメリットについて詳しく解説します。

人手不足解消

デジタルレイバーは一労働力として数えることができるため、導入により人手不足を解消することができます。日本では少子高齢化が深刻化しており、それに伴って労働人口も年々減少しているため、人手不足が社会問題となっています。 デジタルレイバーによってこれまで人の手で行っていた業務を任せられるようになれば、人手不足の解消につながります。

業務の効率化

人の力で行うと膨大な時間と手間がかかる作業をデジタルレイバーを導入することで大幅に短縮することができます。 デジタルレイバーは教育することによって従業員のように判断・処理して業務をこなします。体調や気分によって仕事の量や効率に差が出るような人間らしさはもち合わせていないため、どのような状況下でも変わらない速度で作業を進めることができます。 また、人が進めている業務には「〇〇さんにしか進められない」といった属人化した業務が存在します。デジタルレイバーにそれらの仕事を任せられるようになることで、仕事の属人化を防ぐことができます。ただし、属人化してしまうような仕事を任せるには、多くの事例やパターンを教育する必要がある点は覚えておきましょう。

正確性や品質の統一化

デジタルレイバーを導入することによって、業務の正確性を向上させたり品質を統一させたりできます。 人間が作業をしていると、確認漏れや認識のすれ違い、本来ならやらなければならない業務をつい忘れてしまうような事態も少なからず発生します。デジタルレイバーによる業務では、人間が仕事を行うことによって発生するヒューマンエラーが発生しないため、業務の正確性を保つことができるでしょう。 また、人の手で行う作業では、どうしても担当する人の丁寧さや技量により、結果に差が生じてしまいます。デジタルレイバーによる業務では、品質が統一されているということも利点として挙げられます。

 

デジタルレイバー導入を検討すべき理由

デジタルレイバーを取り入れることにより、企業に多くのメリットがあることを説明してきました。上記のメリットも踏まえた上で、社会情勢と紐付け、デジタルレイバー導入を検討すべき理由について解説します。

労働人口の減少

デジタルレイバー導入を検討すべき理由として、深刻化する労働人口の減少が挙げられます。 日本の労働者人口は年々減少しているため、企業は規模や職種を問わず労働力を確保しなくてはならなくなっています。そうした課題を解決するため、企業では高齢者や女性、さらには外国人の受け入れなど、多種多様な人材の活用に向けた施策を展開するとともに、AI(人工知能)やIoT(Internet of Things)といったテクノロジーを駆使した業務効率化の取り組みを積極的に推進しています。 採用については、「採用しても組織に適応せずすぐに離職してしまう」「即戦力となってほしいが、なかなか業務理解が追いついていない」などさまざまな課題も挙げられます。 デジタルレイバーを導入すると、労働力が確保ができるだけでなく「離職や業務への向き不向き」といった「人だからこそ起こり得る問題」も同時に解決できます。

働き方改革の推進

デジタルレイバー導入を検討すべき理由として、働き方改革の推進も挙げられます。 働き方改革とは、働く人々の労働環境を大きく見直す取り組みのことです。具体的には長時間労働の改善や正規雇用と非正規雇用の格差解消、また多様な働き方の実現が挙げられます。すべての人が、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方を、無理せず平等に実現できる世の中が目指されています。 デジタルレイバーが導入されると、これまで人の手で行っていた業務の負担が和らぐことで、長時間労働の解消につながります。それだけでなく、デジタルレイバーが賢く活用されれば、企業は人件費を削減できます。 人件費を削減できれば、従業員への待遇や働く環境の整備にコストを回すこともできるため、長期的に見て働き方改革を推進できるでしょう。

 

まとめ

デジタルレイバーの導入自体にはそれなりのコストがかかってしまいますが、長期的に見ると多くのメリットを得ることができます。 労働不足を解消し、生産性を向上させるために、デジタルレイバーの導入を検討してみてください。

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