公開日:2021/06/30
更新日:2023/07/24

データサイエンティストにおすすめの資格7選|難易度や合格率なども併せて紹介

データサイエンティストにおすすめの資格7選|難易度や合格率なども併せて紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

データサイエンティストになるためには、資格の取得がおすすめです。資格を持っていれば、データサイエンティストの業務を行いやすく、スムーズに作業できるようになります。ここでは、データサイエンティスト役立つスキルや仕事内容などについて紹介します。

 

01データサイエンティストとは?

データサイエンティストとは、データの収集や分析の専門家のことです。企業は仕事の効率化や利益の獲得のために膨大なデータを獲得しますが、たくさんのデータを取得しても整理して部門ごとに活用できなければ、仕事に活かすことができません。 販売マーケティングや顧客のデータ、商品の売上などの膨大なデータを分析し、それらのデータを企業の利益や業績に活かせるように整理します。整理した後、企業の目的にかなった事業戦略に活かすことができます。

データアナリストの違いとは

データサイエンティストとデータアナリストは、重視する部分に違いがあります。データアナリストはデータの集計や現状分析などを重視します。集めたデータを項目ごとに整理して、今の現状を分析してレポートにまとめるなど、データ分析をするまでがデータアナリストの仕事です。 一方、データサイエンティストはデータの集計や分析以外に、分析結果をどのようにビジネスへ活かすのか、経営戦略を考えるまでが仕事です。抽出したデータをまとめるだけでなく、企業の利益に直結する戦略を考えなければならず、データサイエンティストのほうが仕事量もスキルの質も求められるといえます。 さらに、企業によっては機械学習やAIエンジニアなど高度な部分のスキルや、どのような情報にも対応できる情報処理能力が要求されます。

 

02データサイエンティストに求められるスキルとは

データサイエンティストに求められるスキル"

データサイエンティスト協会では、ビジネス力・データサイエンス力・データエンジニアリング力の3つをデータサイエンティストに必要なスキル領域と定義しています。それぞれの領域で見習いレベル相当のスキルを細分化したものが以下の表です。

領域 内容
データサイエンス力 統計数理基礎、線形代数基礎、微分・積分基礎、集合論基礎、統計情報への正しい理解、データ確認、俯瞰・メタ思考、データ理解、洞察、回帰・分類、評価、推定・検定、グルーピング、性質・関係性の把握、因果推論、サンプリング、データクレンジング、データ加工、特徴量エンジニアリング、方向性定義、軸だし、データ加工、表現・実装技法、意味抽出、時系列分析、機械学習、深層学習、自然言語処理、画像認識、映像認識、音声認識、パターン発見
データエンジニアリング力 システム企画、システム設計、アーキテクチャ設計、クライアント技術、通信技術、データ抽出、データ収集、データ構造の基礎知識、テーブル定義、DWH、分散技術、クラウド、フィルタリング処理、ソート処理、結合処理、前処理、マッピング処理、サンプリング処理、集計処理、変換・演算処理、データ出力、データ展開、データ連携、基礎プログラミング、拡張プログラミング、アルゴリズム、分析プログラム、SQL、ITセキュリティの基礎知識、攻撃と防御手法、暗号化技術、認証、ソース管理、AutoML、MLOps、AIOps
ビジネス力 ビジネスマインド、データ・AI倫理、コンプライアンス、契約、MECE、構造化能力、言語化能力、ストーリーライン、ドキュメンテーション、説明能力、AI活用検討、KPI、スコーピング、データ入手、分析アプローチ設計、データ理解、意味合いの抽出・洞察、評価・改善の仕組み、プロジェクト発足、リソースマネジメント、リスクマネジメント

データサイエンティストにはさまざまなスキルを求められるため、あらかじめ自分のスキルを確認しておく必要があります。特に以下のスキルは、習得しておいて損はありません。それぞれの内容を理解しておくようにしてください。

▶︎参考:データサイエンティスト検定 リテラシーレベルとは

統計学・データマイニングに関する知識

データサイエンティストは統計学の知識が必要です。ビッグデータなどを収集した後は分析してビジネスに役立てるように考えるため、統計学によってデータを多角的に分析できる人のほうがビジネスでは役立ちます。 さらに、データマイニングを習得しておくと、データの分類やデータの関連性の発見、事象の発生確率の予測を行えて、厳密なデータ分析ができるようになります。データを細かく分析するために、統計学とデータマイニングを習得しておくと、さまざまなビジネスシーンに対応できるでしょう。

プログラミングスキル

プログラミングスキルを習得しておくことも重要です。ビッグデータの収集を行うのであれば、Webサイトのセキュリティやデータの可視化、機械学習の実装が必要であるためです。RやPythonといったプログラミング言語を持っていなければデータの収集自体を行えず、また十分な分析ができません。 さらに、分析基盤などエンジニアの仕事に従事することもあるため、プログラミングを習得しておくとより作業をスムーズに進められます。データサイエンティストは、何かひとつでもプログラミング言語を習得しておくと良いでしょう。

ビッグデータの知識

ビッグデータに関する知識を持っていることも重要です。データサイエンティストはビッグデータを分析するだけでなく、どこでどのようなデータを取得するのか、考える必要があるためです。 ビッグデータにはAIやIoTなどを活用した情報が詰まっているため、自社の戦略に合う情報を探して活用できなければ、時間と労力の無駄になります。データの取得は知識が深いほど見極めやすくなるため、勉強すればするほど効率性の高い仕事を期待できます。

データベースに関する知識やスキル

データサイエンティストは、データベースにまつわる知識を取得しておくと仕事に役立ちます。企業が保有するデータは膨大であるため、いかに効率よく処理できるのかがポイントになってきます。 データを効率よくまとめることができれば、分析の時間や戦略への立て方も早くなり、作業をスピーディーに行うことができます。データベースはOracleやデータスペシャリスト試験などで身に付けられるため、研修を社内に導入することで従業員の知識量が増え、データの処理の効率化を期待できるはずです。

データ分析ソフトウェアの知識やスキル

データ分析ソフトウェアの知識や技術の習得も、重要なスキルです。ソフトウェアの使い方を知っておくことで、情報処理をスピーディーに行えるようになります。 例えば、SPSSやExcelなどのソフトはプログラミングをしなくても、分析結果やデータ解析をしてくれるものです。プログラミングコードを打ち込む手間を省いてデータの計算や統計学の解析を行えるため、自分の作業を楽にできます。たくさんのソフトウェアの知識を持っておくと、それだけデータ解析をスムーズに行えるようになるはずです。

マネジメントスキル

データサイエンティストは、マネジメントスキルも重要な要素です。データベースの構築を行うときは、エンジニアや取引先の人とプロジェクトを組む可能性があり、全体を管理することを会社から求められることがあります。 企業にはプロジェクトの予算や納期があるため、しっかりスケジュール管理をしてチームメイトに適切な指示を与え、作業範囲の確認を行う必要があります。また、場合によっては日程の調整を行うことも必要です。それもマネジメントの知識があればチーム全体のまとめ方がわかるため、習得をおすすめします。

 

03データサイエンティストの仕事内容

データサイエンティストの仕事内容について、知っておきたいという人も多いかと思います。データサイエンティストの仕事内容を理解していることで作業範囲を把握でき、仕事の準備を進められるようになります。仕事内容は以下の通りです。

データの収集を行い保存する

データサイエンティストは、まずビジネスに役立つ情報を収集するため、データを集めます。収集するデータはWebに限定されず、業務システムやメディアなど、さまざまな媒体を駆使して収集します。 そして、集めたデータはしっかり保存して、データベース上に管理する必要があります。データを管理しておかなければ、収集したデータが見つからなかったり、消えてしまったりして、再度データを集めなくてはならないためです。 収集したデータは項目ごとにフォルダを分けて保存したり、バックアップを取ったりしておくと、データを引き出しやすくなります。

ビッグデータの収集や加工

ビッグデータの収集や加工も重要な作業です。まずは分析したいビッグデータを、社内システムの中から集める必要があります。ソーシャルメディアデータ、センサーデータなど、多様な形式で散在しているものを収集します。 次に集めたビッグデータを加工します。売上や競争の優位性など、データ分析をしやすいように加工することで、経営戦略を立てやすくなります。ビッグデータの収集と加工はBIツールなどを使用したほうがデータ変換や加工がスピーディーにできるため、おすすめです。

分析環境を構築し運用する

分析環境を構築して運用することも、データサイエンティストの仕事です。業務システムのログやSNS、Webサイトから収集したデータを運用できるようにします。例えば、プログラムの作成や収集したデータのフォーマットの統一、データを保管するデータベースの構築などが、主要な仕事です。 また、アクセス解析においては、Googleアナリティクスなどの解析ツールが使用可能です。流入数や経路、コンバージョン率を調べて、パフォーマンスの評価を行えるように構築することができます。 集めたデータの運用の仕組みの構築ができれば、いろいろな角度からデータの分析をして、ビジネスの課題の発見や解決策について考えられるようになるはずです。

 

04データサイエンティストにおすすめの資格

データサイエンティストになるためには、資格の取得をおすすめします。資格を持っていることで、データサイエンティストの仕事に自信と誇りを持つことができます。データサイエンティストとして、以下の資格を取得する人が多く見られます。

  • 1.データサイエンティスト検定 リテラシーレベル
  • 2.OSS-DB技術者認定試験
  • 3.オラクルマスター
  • 4.統計検定
  • 5.データベーススペシャリスト試験
  • 6.G検定・E資格
  • 7.Python 3 エンジニア認定基礎試験

以下で、それぞれの受験費用や出題数などの詳細を紹介します。

データサイエンティスト検定 リテラシーレベル

アシスタント・データサイエンティストと数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AIにおけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。 データサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力の3項目において、それぞれ見習いレベル(プロジェクト担当)の能力を有していることを証明できる試験です。

出題数 90問
試験時間 90分
出題形式 選択式問題
試験会場 全国の試験会場で開催(CBT)
試験期間 公式ホームページを参照ください
受検料 一般10,000円(税抜)
学生5,000円(税抜)
出題範囲 公式ホームページを参照ください

▶︎参考:▶︎参考:データサイエンティスト検定 リテラシーレベルとは

OSS-DB技術者認定試験

データベースの設計や開発、運用などの技術をどの程度有しているのかについて証明できる資格です。レベルはSilverとGoldのふたつがあり、Goldを持っているとデータベースの構築に関して、企業からの信頼を得られます。 データサイエンティストにとって、データベースの運用と構築は必須のスキルです。Silverでも問題ありませんが、Goldであれば企業もより好待遇で、責任のある仕事を任せてくれる可能性が高いです。

OSS-DB Silver

OSS-DB Silverという資格は以下のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明するものです。

  • ・RDBMSとSQLに関する知識を有する。
  • ・オープンソースデータベースに関する基礎的な知識を有する。
  • ・オープンソースを利用して小規模なデータベースの運用管理ができる。
  • ・オープンソースを利用して小規模なデータベースの開発を行うことができる。
  • ・PostgreSQLを使ったデータベースシステムの運用管理ができる。
  • ・PostgreSQLを利用した開発でデータベース部分を担当することができる。

試験の詳細は以下の表のとおりです。※2023年7月時点の情報を記載

学習期間目安 3か月~半年程度
出題数 約50問
試験実施方式 コンピュータベーストテスト(CBT)。オンラインで約50問の解答を入力。大半が選択方式だが、キーボード入力問題も多少出題される。実技や面接は無し。
試験会場 全国各地の試験センターでの受験、または自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことが可能
試験日時 日時は基本的に都合の良い日時を選択可能。しかし、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第
受検料 16,500円(税込)
出題範囲 一般知識(16%)
運用管理(52%)
開発/SQL(32%)

▶︎参考:OSS-DB Silver Ver.3.0

OSS-DB Gold

OSS-DB Goldという資格は以下のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明するものです。

  • ・RDBMSとSQLに関する知識を有する。
  • ・オープンソースデータベースに関する深い知識を有する。
  • ・オープンソースを利用して大規模なデータベースの運用管理ができる。
  • ・オープンソースを利用して大規模なデータベースの開発を行う事ができる。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの内部構造を熟知している。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してパフォーマンスチューニングをすることができる。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してトラブルシューティングをすることができる。

試験の詳細は以下の表のとおりです。※2023年7月時点の情報を記載

学習期間目安 半年~1年程度
※OSS-DB Silverの認定取得を前提とした場合
出題数 約30問
試験実施方式 コンピュータベーストテスト(CBT)。オンラインで約30問の解答を入力。大半が選択方式だが、キーボード入力問題も多少出題される。実技や面接は無し。
試験会場 全国各地の試験センターでの受験、または自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことが可能
試験日時 日時は基本的に都合の良い日時を選択可能。しかし、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第
受検料 16,500円(税込)
出題範囲 運用管理(30%)
性能監視(30%)
パフォーマンスチューニング(20%)
障害対応(20%)

▶︎参考: OSS-DB Gold Ver.3.0

オラクルマスター

オラクルマスターはデータベースの構築運用や管理、SQLのデータ抽出を学習できる世界共通の試験です。データベースの内容については世界共通であることから、試験に合格しているなら世界レベルのスキルを習得していることを証明できます。 試験のレベルはBronze、Silver、Gold、Platinumがあり、Platinumであればデータサイエンティストとしてのスキルを存分にアピールすることができます。

認定資格 難易度 受験前提条件 照明するスキル
ORACLE MASTER
Bronze DBA
レベル1 なし DBの基礎知識
ORACLE MASTER
Silver DBA
レベル2 なし 日常の運用管理・基本的なSQL
ORACLE MASTER
Silver SQL
レベル2 なし SQLの知識全般
ORACLE MASTER
Gold DBA
レベル3 Silver DBA取得済 マルチテナント環境・アーキテクチャ、バックアップ・リカバリ、インストール・アップグレード、18c,19cの新機能概要
ORACLE MASTER
Platinum DBA
レベル4 Gold DBA取得済 ミッション・クリティカルなシステムにおいて最適な設計・構築・運用を行うスキル

▶︎参考:「ORACLE MASTER Portal」

統計検定

統計検定は統計学に関したスキルや知識を認定する試験です。データサイエンス基礎・発展・エキスパートといった3種類の検定があります。

検定種別 試験内容
統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎) 具体的なデータセットをコンピュータ上に提示して、目的に応じて、解析手法を選択し、表計算ソフトExcelによるデータの前処理から解析の実践、出力から必要な情報を適切に読み取る一連の能力
統計検定 データサイエンス発展(DS発展) 数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムのリテラシーレベルのモデルカリキュラムに準拠した内容
統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート) 数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの応用基礎レベルのモデルカリキュラムを含む内容

以下で、それぞれの出題形式や出題数など詳しく紹介します。

統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)

データサイエンス基礎(DS基礎)は、データアナリティクスの基礎知識を評価する検定です。主に、データハンドリング技能・データ解析技能・解析結果の適切な解釈といった3つの観点を新学習指導要領(平成29・30年改訂)に対応した大学入試までの内容構成で出題されます。

出題形式 コンピュータ上で表計算ソフトExcelを使って処理した結果を基に、多肢選択や数値・文字入力で問題に答える形式
出題数 大問8題(大問1題当たり小問5問程度)、合計小問45問程度
試験時間 90分
合格水準 100点満点で、60点以上
出題範囲 統計検定 CBT「データサイエンス基礎」 出題範囲表
受検料 一般価格 7,000円
学割価格 5,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)

統計検定 データサイエンス発展(DS発展)

データサイエンス発展(DS発展)は、データサイエンス基礎を踏まえた上で、数理、情報、統計、倫理・AIに関する大学教養レベルの内容について出題されます。

出題形式 多肢選択問題、数値入力問題
出題数 30問程度
試験時間 60分
合格水準 100点満点で、60点以上
出題範囲 統計検定 CBT「データサイエンス発展」 出題範囲表
受検料 一般価格 6,000円
学割価格 4,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンス発展(DS発展)

統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)

データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)は、データサイエンス発展を踏まえた上で、数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの応用基礎レベルの内容について出題されます。

出題形式 多肢選択問題、数値入力問題
出題数 40問程度
試験時間 90分
合格水準 100点満点で、60点以上
出題範囲 統計検定 CBT「データサイエンスエキスパート」 出題範囲表
受検料 一般価格 8,000円
学割価格 6,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験はデータベースの設計や運用管理に特化した国家資格です。特定の製品に関する知識を求められるもので、さらには情報分析やプロジェクト管理にまつわる知識も必須です。 応用情報技術者試験よりも高いレベルで、難易度はかなり高い資格です。しかし、ソフトウェアやツールに関する知識も身につけられるため、データベース管理や分析をより効率的に進めたい人にはおすすめです。

試験時間 午前Ⅰ:9:30~10:20(50分)
午前Ⅱ:10:50~11:30(40分)
午後Ⅰ:12:30~14:00(90分)
午後Ⅱ:14:30~16:30(120分)
出題形式 午前Ⅰ・午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)
午後Ⅰ・午後Ⅱ:記述式
出題数・解答数 午前Ⅰ:出題数30問・解答数30問
午前Ⅱ:出題数25問・解答数25問
午後Ⅰ:出題数3問・解答数2問
午後Ⅱ:出題数2問・解答数1問
受験手数料 7,500円(税込)

▶︎参考:データベーススペシャリスト試験

G検定・E資格

G検定・E資格は、日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営する、ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを確認するための試験です。 Gは事業活用する人材(ジェネラリスト)、Eはディープラーニングを実装する人材(エンジニア)を指します。機械学習・深層学習に関する能力はデータサイエンティストに必要なスキルであり、 この検定を通じて身につけることが出来ます。特に将来的にAIを活用する仕事をしたいという人にはおすすめです。

▶︎参考:一般社団法人日本ディープラーニング協会

G検定

G検定は、デジタル時代のビジネスに関わるすべての人にオススメしたい資格試験です。ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法やビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかどうかを確認できるので、生成AIなど最新技術を扱う上での基礎知識を測ることが可能です。

試験時間 120分
出題数 200問程度
出題形式 多肢選択式
学習期間目安 30〜50時間
合格率 65.80%
受験費用 一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込)
出題範囲 公式ホームページを参照ください

▶︎参考:G検定

E資格

E資格は、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する資格です。JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験資格になります。

試験時間 120分
出題数 100問程度
出題形式 多肢選択式
試験会場 申し込み時に、希望会場を選択
受験費用 一般:33,000円(税込)
学生:22,000円(税込)
会員:27,500円(税込)
出題範囲 公式ホームページを参照ください

▶︎参考:E資格

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Pytyonはプログラミング言語の一つで、人工知能や機械学習、ビッグデータなどで使われています。データサイエンティストの仕事において、必要となってくる言語のため、資格を通じて身に着けておくとよいでしょう。 Python資格は、Python3エンジニア認定基礎試験とPython3エンジニア認定データ分析試験があります。 Python3エンジニア認定基礎試験では、Pythonの文法や基礎知識について問われます。 また、Python3エンジニア認定データ分析試験はPythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験であり、数学やデータ解析ライブラリ「Pandas」に関する知識が問われます。

試験時間 60分
出題数 40問程度
出題形式 選択式
試験方式 コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)方式
受験費用 一般価格:11,000円(税込)
学割価格: 5,500円(税込)
合格基準 7割正解
出題範囲 公式ホームページを参照ください

▶︎参考:Python 3 エンジニア認定基礎試験


 

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データサイエンティストに関するSchooの講座を紹介

Schooには8,000本以上の講座があります。データサイエンティストに関する授業も多数ご用意しており、おすすめの内容をここでご紹介します。

データ分析学習ロードマップ―「データサイエンス」のはじめ方―

この授業では、データサイエンティストを目指そうか迷っている方に向けて、アナリティクススキルを身につけるための「学習ロードマップ」をテーマに授業を行います。

 
  • 株式会社データラーニング 取締役CAO

    株式会社ALBERTにてデータサイエンティストとしてキャリアをスタートし、機械学習やデータエンジニアリングに関する基礎を習得。株式会社イノーバでマーケティングオートメーションツールの開発やサービス企画の経験を積んだ後、澪標アナリティクス株式会社にて、大手自動車メーカーの分析チーム立ち上げに従事。その後2018年5月にデータラーニングを設立。初学者に向けたデータ分析の教育事業とデータ分析の受託事業、データ分析人材向け有料職業紹介事業を展開。

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「AI人材に必要な統計学」

この授業では、データサイエンティストの基礎とも言える統計学について学ぶことができます。全5回の講義で統計学とはどのような学問かといった基礎的な内容から、多変量解析といった少し難易度が上がる内容まで学ぶことができます。

 
  • 株式会社すうがくぶんか 取締役社長

    「株式会社すうがくぶんか」という大人のための数学教室で統計学、機械学習、量子コンピュータに関わる数学を教えています。データ分析業、機械学習関連事業の技術顧問などを経て、株式会社すうがくぶんかの取締役社長に就任しました。修士(理学)、統計検定1級(人文科学優秀者)取得。

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データ前処理 ビジネスデータを分析にかける前のチェックリスト

この授業は、ビジネスデータを分析にかける前にやっておくべき、データ加工の全体の流れを把握し、実際にExcelデータの加工処理の仕方を簡単な事例をもとに実践形式で学ぶ授業です。データサイエンティストとして実務経験を積み重ねる上での基礎的な内容となっています。

 
  • IBM Research リサーチソフトウェアエンジニア

    ペンシルベニア州立大学で情報科学技術学部データサイエンスを専攻。現在はシリコンバレーのIBM Research で機械学習、ディープラーニング、確率的最適化やフェデレーテッドラーニングなど様々な研究開発を行なっている。主な著書に「現場のプロが伝える前処理技術〜基礎から実践まで学ぶテーブルデータ/自然言語/画像データの前処理」や「Federated Learning 」などがある。

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※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

 

06まとめ

データサイエンティストに必要な資格や仕事内容をまとめて紹介しました。データサイエンティストは高度なスキルや知識を求められるため、なにかしらの資格を取得しておくと、こなせる仕事量が俄然変わってきます。自信を持ってデータサイエンティストとしての業務にあたれるよう、どれかひとつだけでも取得を目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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