更新日:2025/05/21

データサイエンティストにおすすめの資格15選|難易度や合格率なども併せて紹介

データサイエンティストにおすすめの資格15選|難易度や合格率なども併せて紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

データサイエンティストとは、データの収集や分析の専門家のことです。 データをもとに価値を生み出すスキルが求められる昨今、資格取得は実力の証明手段として注目されています。この記事では、おすすめの資格や各試験の難易度、合格率を紹介します。

 

01データサイエンティストに求められるスキルとは

“データサイエンティストに求められるスキル”

データサイエンティスト協会では、ビジネス力・データサイエンス力・データエンジニアリング力の3つをデータサイエンティストに必要なスキル領域と定義しています。それぞれの領域で見習いレベル相当のスキルを細分化したものが以下の表です。

領域内容
データサイエンス力統計数理基礎、線形代数基礎、微分・積分基礎、集合論基礎、統計情報への正しい理解、データ確認、俯瞰・メタ思考、データ理解、洞察、回帰・分類、評価、推定・検定、グルーピング、性質・関係性の把握、因果推論、サンプリング、データクレンジング、データ加工、特徴量エンジニアリング、方向性定義、軸だし、データ加工、表現・実装技法、意味抽出、時系列分析、機械学習、深層学習、自然言語処理、画像認識、映像認識、音声認識、パターン発見
データエンジニアリング力システム企画、システム設計、アーキテクチャ設計、クライアント技術、通信技術、データ抽出、データ収集、データ構造の基礎知識、テーブル定義、DWH、分散技術、クラウド、フィルタリング処理、ソート処理、結合処理、前処理、マッピング処理、サンプリング処理、集計処理、変換・演算処理、データ出力、データ展開、データ連携、基礎プログラミング、拡張プログラミング、アルゴリズム、分析プログラム、SQL、ITセキュリティの基礎知識、攻撃と防御手法、暗号化技術、認証、ソース管理、AutoML、MLOps、AIOps
ビジネス力ビジネスマインド、データ・AI倫理、コンプライアンス、契約、MECE、構造化能力、言語化能力、ストーリーライン、ドキュメンテーション、説明能力、AI活用検討、KPI、スコーピング、データ入手、分析アプローチ設計、データ理解、意味合いの抽出・洞察、評価・改善の仕組み、プロジェクト発足、リソースマネジメント、リスクマネジメント

データサイエンティストにはさまざまなスキルを求められるため、あらかじめ自分のスキルを確認しておく必要があります。特に以下のスキルは、習得しておいて損はありません。

▶︎参考:データサイエンティスト検定 リテラシーレベルとは

統計学・データマイニングに関する知識

データサイエンティストには統計学の知識が不可欠です。統計学とデータマイニングを習得することで、データの分析や分類、関連性の発見、予測が可能になり、ビジネスに役立つ多角的な分析が行えます。

プログラミングスキル

データサイエンティストにはプログラミングスキルも重要です。例えばRやPythonを使いこなせば、データの収集・可視化・機械学習の実装が可能になり、分析や基盤構築もスムーズに行えます。

ビッグデータの知識

データサイエンティストにはビッグデータの知識も欠かせません。業務で膨大なデータを扱うため、それらを適切に収集・処理・分析・活用できるようになる必要があります。

データベースに関する知識やスキル

データサイエンティストにはデータベースの知識も有用です。大量のデータを効率的に処理できれば、分析や戦略立案のスピードが向上します。Oracleなどの資格試験を通じて学ぶことができ、社内研修での習得も効果的です。

データ分析ソフトウェアの知識やスキル

データ分析ソフトの知識も重要です。例えばSPSSやExcelなどを使えば、プログラミングなしで効率的にデータ処理や分析が可能になります。複数のソフトを使いこなせることで、作業がよりスムーズになります。

マネジメントスキル

データサイエンティストにはマネジメントスキルも重要です。業務の成果を最大化していくためには、さまざまな関係者と上手く連携を取りながら、円滑にプロジェクトを進行する力が求められます。

 

02データサイエンティストの資格を取るべき人

データサイエンティストの資格を取るべき人として、以下が該当します。

  • 1:未経験からデータサイエンティストとして転職したい人
  • 2:学習意欲の継続・向上として資格取得を利用したい人
  • 3:資格手当がもらえる企業に属している人

データサイエンティストに関連する資格は、キャリアの目的や、状況に応じてさまざまな価値を発揮します。未経験からの転職を目指す人にとってはスキルの証明手段となり、学習を継続したい人にはモチベーション維持に役立ちます。また、資格手当制度のある企業では報酬アップにもつながるため、積極的に活用したい選択肢です。

1:未経験からデータサイエンティストとして転職したい人

未経験からデータサイエンティストを目指す場合、資格は「学んだ証明」として非常に有効です。統計やプログラミング、データベースなどの基礎知識を体系的に学びながら、G検定やCBAS、統計検定などを取得することで、スキルと学習意欲を客観的にアピールできます。実務経験がない状態でも、資格があることで「ポテンシャル層」として採用対象になる可能性が高まり、選考通過率の向上や学習の方向性の明確化にもつながります。

2:学習意欲の継続・向上として資格取得を利用したい人

データサイエンスの学習は広範かつ長期的になりがちですが、資格を活用することで学習の区切りと達成感を得やすくなります。特にG検定や統計検定、データサイエンス数学ストラテジストなどは、段階的に難易度を上げながら知識を深めていけるため、学習のモチベーション維持に最適です。試験日という明確な目標があることで計画的に学習を進められ、習慣化の手助けにもなります。自己研鑽を可視化できる手段としても有効です。

3:資格手当がもらえる企業に属している人

企業によっては、G検定や統計検定、ORACLE MASTER、CBASなどの取得に対して資格手当や受験費用補助が支給される制度があります。このような制度を活用することで、実質的なコスト負担を抑えながらスキルアップを図ることができます。また、会社から評価されやすくなることで、キャリアパスの幅が広がる可能性もあります。報酬面と成長機会の両面を得られる制度があるなら、積極的に資格取得を目指すべきです。

 

03データサイエンティストにおすすめの資格

データサイエンティストにおすすめの資格を以下の表にまとめました。

資格名難易度
データサイエンティスト検定 リテラシーレベル合格率44%(2025年3月)
OSS-DB Silver合格率約70%
OSS-DB Gold合格率約30〜40%
ORACLE MASTER Bronze DBA初級
ORACLE MASTER Silver DBA中級
ORACLE MASTER Silver SQL初〜中級
ORACLE MASTER Gold DBA上級
ORACLE MASTER Platinum DBA最上級
統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)初〜中級
統計検定 データサイエンス発展(DS発展)中〜上級
統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)上級
データサイエンス数学ストラテジスト中級初〜中級
データサイエンス数学ストラテジスト上級中級〜上級
CBAS PM級中級〜上級
CBAS Citizen級初級〜中級
G検定初〜中級
E検定上級
Python 3 エンジニア認定基礎試験初〜中級

基礎知識を証明する資格としては、データサイエンティスト検定 リテラシーレベルやG検定、統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)があり、初学者や非エンジニアにも適しています。 数学や統計の基盤を固めたい人には、データサイエンス数学ストラテジスト中級・上級や統計検定 DS発展・エキスパートが有効です。

データベース運用スキルを体系的に身につけたい場合は、OSS-DB Silver/Goldや**ORACLE MASTER(Bronze〜Platinum DBA、Silver SQL)を段階的に活用するといいでしょう。 また、実務でのデータ利活用スキルを証明したい方には、CBAS Citizen級/PM級がおすすめです。 さらに、AI実装レベルまで学びたい場合は、E資格が最適であり、G検定と合わせてステップアップしていくのも効果的です。

データサイエンティスト検定 リテラシーレベル

アシスタント・データサイエンティストと数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムが公開している数理・データサイエンス・AIにおけるモデルカリキュラムを総合し、実務能力と知識を有することを証明する試験です。 データサイエンス力、データエンジニアリング力、ビジネス力の3項目において、それぞれ見習いレベル(プロジェクト担当)の能力を有していることを証明できる試験です。

出題形式選択式問題
出題数90問
試験時間90分
試験会場全国の試験会場で開催(CBT方式)
試験期間公式ホームページを参照ください
受検料一般価格 11,000円(税込)
学生価格 5,500円(税込)
出題範囲公式ホームページを参照ください

▶︎参考:データサイエンティスト検定 リテラシーレベルとは

OSS-DB技術者認定試験

データベースの設計や開発、運用などの技術をどの程度有しているのかについて証明できる資格です。レベルはSilverとGoldのふたつがあり、Goldを持っているとデータベースの構築に関して、企業からの信頼を得られます。 データサイエンティストにとって、データベースの運用と構築は必須のスキルです。Silverでも問題ありませんが、Goldであれば企業もより好待遇で、責任のある仕事を任せてくれる可能性が高いです。

OSS-DB Silver

OSS-DB Silverという資格は以下のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明するものです。

  • ・RDBMSとSQLに関する知識を有する。
  • ・オープンソースデータベースに関する基礎的な知識を有する。
  • ・オープンソースを利用して小規模なデータベースの運用管理ができる。
  • ・オープンソースを利用して小規模なデータベースの開発を行うことができる。
  • ・PostgreSQLを使ったデータベースシステムの運用管理ができる。
  • ・PostgreSQLを利用した開発でデータベース部分を担当することができる。

試験の詳細は以下の表のとおりです。※2023年7月時点の情報を記載

学習期間目安3か月~半年程度
出題数約50問
試験実施方式コンピュータベーステスト(CBT)。オンラインで約50問の解答を入力。大半が選択方式だが、キーボード入力問題も多少出題される。実技や面接は無し。
試験会場全国各地の試験センターでの受験、または自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことが可能
試験日時日時は基本的に都合の良い日時を選択可能。しかし、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第
受検料16,500円(税込)
出題範囲一般知識(16%)
運用管理(52%)
開発/SQL(32%)

▶︎参考:OSS-DB Silver Ver.3.0

OSS-DB Gold

OSS-DB Goldという資格は以下のスキルと知識を持つエンジニアであることを証明するものです。

  • ・RDBMSとSQLに関する知識を有する。
  • ・オープンソースデータベースに関する深い知識を有する。
  • ・オープンソースを利用して大規模なデータベースの運用管理ができる。
  • ・オープンソースを利用して大規模なデータベースの開発を行う事ができる。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの内部構造を熟知している。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してパフォーマンスチューニングをすることができる。
  • ・PostgreSQLなどのOSS-DBの利用方法やデータベースの状態を検証してトラブルシューティングをすることができる。

試験の詳細は以下の表のとおりです。※2023年7月時点の情報を記載

学習期間目安半年~1年程度
※OSS-DB Silverの認定取得を前提とした場合
出題数約30問
試験実施方式コンピュータベーストテスト(CBT)。オンラインで約30問の解答を入力。大半が選択方式だが、キーボード入力問題も多少出題される。実技や面接は無し。
試験会場全国各地の試験センターでの受験、または自宅や職場からのオンライン受験(OnVUE受験)のどちらかを選ぶことが可能
試験日時日時は基本的に都合の良い日時を選択可能。しかし、テストセンター受験とOnVUE受験のいずれにおいても予約の空き状況次第
受検料16,500円(税込)
出題範囲運用管理(30%)
性能監視(30%)
パフォーマンスチューニング(20%)
障害対応(20%)

▶︎参考: OSS-DB Gold Ver.3.0

オラクルマスター

オラクルマスターはデータベースの構築運用や管理、SQLのデータ抽出を学習できる世界共通の試験です。データベースの内容については世界共通であることから、試験に合格しているなら世界レベルのスキルを習得していることを証明できます。 試験のレベルはBronze、Silver、Gold、Platinumがあり、Platinumであればデータサイエンティストとしてのスキルを存分にアピールすることができます。

認定資格Bronze DBA
難易度レベル1
受験前提条件なし
証明するスキルDBの基礎知識
認定資格Silver DBA
難易度レベル2
受験前提条件なし
証明するスキル日常の運用管理・基本的なSQL
認定資格Silver SQL
難易度レベル2
受験前提条件なし
証明するスキルSQLの知識全般
認定資格Gold DBA
難易度レベル3
受験前提条件Silver DBA取得済
証明するスキルマルチテナント環境・アーキテクチャ、バックアップ・リカバリ、インストール・アップグレード、18c,19cの新機能概要
認定資格Platinum DBA
難易度レベル4
受験前提条件Gold DBA取得済
証明するスキルミッション・クリティカルなシステムにおいて最適な設計・構築・運用を行うスキル

▶︎参考:「ORACLE MASTER Portal」

統計検定

統計検定は統計学に関したスキルや知識を認定する試験です。データサイエンス基礎・発展・エキスパートといった3種類の検定があります。

検定種別統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)
試験内容具体的なデータセットをコンピュータ上に提示して、目的に応じて、解析手法を選択し、表計算ソフトExcelによるデータの前処理から解析の実践、出力から必要な情報を適切に読み取る一連の能力
検定種別統計検定 データサイエンス発展(DS発展)
試験内容数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムのリテラシーレベルのモデルカリキュラムに準拠した内容
検定種別統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)
試験内容数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの応用基礎レベルのモデルカリキュラムを含む内容

以下で、それぞれの出題形式や出題数など詳しく紹介します。

統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)

データサイエンス基礎(DS基礎)は、データアナリティクスの基礎知識を評価する検定です。主に、データハンドリング技能・データ解析技能・解析結果の適切な解釈といった3つの観点を新学習指導要領(平成29・30年改訂)に対応した大学入試までの内容構成で出題されます。

出題形式コンピュータ上で表計算ソフトExcelを使って処理した結果を基に、多肢選択や数値・文字入力で問題に答える形式
出題数大問8題(大問1題当たり小問5問程度)、合計小問45問程度
試験時間90分
合格水準100点満点で、60点以上
出題範囲統計検定 CBT「データサイエンス基礎」 出題範囲表
受検料一般価格 7,000円
学割価格 5,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンス基礎(DS基礎)

統計検定 データサイエンス発展(DS発展)

データサイエンス発展(DS発展)は、データサイエンス基礎を踏まえた上で、数理、情報、統計、倫理・AIに関する大学教養レベルの内容について出題されます。

出題形式多肢選択問題、数値入力問題
出題数30問程度
試験時間60分
合格水準100点満点で、60点以上
出題範囲統計検定 CBT「データサイエンス発展」 出題範囲表
受検料一般価格 6,000円
学割価格 4,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンス発展(DS発展)

統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)

データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)は、データサイエンス発展を踏まえた上で、数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアムの応用基礎レベルの内容について出題されます。

出題形式多肢選択問題、数値入力問題
出題数40問程度
試験時間90分
合格水準100点満点で、60点以上
出題範囲統計検定 CBT「データサイエンスエキスパート」 出題範囲表
受検料一般価格 7,000円
学割価格 5,000円

▶︎参考:統計検定 データサイエンスエキスパート(DSエキスパート)

データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験はデータベースの設計や運用管理に特化した国家資格です。特定の製品に関する知識を求められるもので、さらには情報分析やプロジェクト管理にまつわる知識も必須です。 応用情報技術者試験よりも高いレベルで、難易度はかなり高い資格です。しかし、ソフトウェアやツールに関する知識も身につけられるため、データベース管理や分析をより効率的に進めたい人にはおすすめです。

試験時間午前Ⅰ:9:30~10:20(50分)
午前Ⅱ:10:50~11:30(40分)
午後Ⅰ:12:30~14:00(90分)
午後Ⅱ:14:30~16:30(120分)
出題形式午前Ⅰ・午前Ⅱ:多肢選択式(四肢択一)
午後Ⅰ・午後Ⅱ:記述式
出題数・解答数午前Ⅰ:出題数30問・解答数30問
午前Ⅱ:出題数25問・解答数25問
午後Ⅰ:出題数3問・解答数2問
午後Ⅱ:出題数2問・解答数1問
受検料7,500円(税込)

▶︎参考:データベーススペシャリスト試験

データサイエンス数学ストラテジスト

データサイエンス数学ストラテジストは、データサイエンスの基盤となる数学の力を測定・認定する資格です。統計学や線形代数、微分積分など、実務で必要な数理的素養を体系的に身につけられるのが特徴で、データ活用に携わるすべてのビジネスパーソンに役立ちます。

データサイエンス数学ストラテジストには、「データサイエンス数学ストラテジスト中級」と「データサイエンス数学ストラテジスト上級」の2つの階級が用意されており、受験者のレベルや目的に応じて選択できます。

データサイエンス数学ストラテジスト中級

受験資格なし
数学のレベル(目安)数学検定 準2級程度、数学I・Aまで
問題数30問
試験時間90分
合格基準正答率60%以上(18問以上)
受検料7,000円(税込)

データサイエンス数学ストラテジスト上級

受験資格なし
数学のレベル(目安)数学検定 2級〜準1級、大学初年次程度
問題数40問
試験時間120分
合格基準正答率70%以上(28問以上)
受検料9,000円(税込)

CBAS(データ分析実務スキル検定)

データ分析実務スキル検定「CBAS」は、実務でのデータ活用力を評価する資格で、「PM級」と「Citizen級」の2区分があります。PM級は、データサイエンティストと連携しビジネス価値を創出する“ビジネストランスレーター”向けの試験です。一方、Citizen級は、Excelを用いたデータ整形や分析思考を評価し、現場で自らデータを扱う力を証明します。役割に応じて実践力を高められる検定です。

CBAS PM級

問題数60問
試験時間90分
受検料11,000円(税込)
合格基準97点満点で64点以上

▶︎参考:CBAS PM級

CBAS Citizen級

問題数20問(多肢選択式)
Excelを操作して解く実技試験
試験時間80分
受検料8,800円(税込)
合格基準97点満点で70点以上

▶︎参考:CBAS Citizen級

G検定

G検定は、デジタル時代のビジネスに関わるすべての人にオススメしたい資格試験です。ディープラーニングをはじめとする、 AIに関する様々な技術的な⼿法や、ビジネス活⽤のための基礎知識を有しているかどうかを確認できるので、生成AIなど最新技術を扱う上での基礎知識を測ることが可能です。

試験時間120分
出題数200問程度
出題形式多肢選択式
学習期間目安30〜50時間
合格率65.80%
受験費用一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込)
出題範囲公式ホームページを参照ください

▶︎参考:G検定

G検定対策講座の紹介

G検定(ジェネラリスト検定)は、AI・ディープラーニングの基礎知識を体系的に問う、日本ディープラーニング協会(JDLA)主催の資格試験です。Schooの「G検定対策講座」は、その合格を目指す受験者に向けた全6回構成の実践講座です。

本講座では、機械学習やディープラーニングの原理、法律・倫理といったG検定の出題範囲を網羅的に解説。講義ごとに重要なキーワードと理解のポイントが整理されており、初心者でも安心して学び進められる設計です。

AIに関わるビジネスパーソンや非エンジニアの方にとっても、AIリテラシーを高める絶好の機会となるでしょう。これを見ておけば、G検定合格に必要な知識はしっかりとカバーできます。試験対策はもちろん、AI活用の基礎理解にも役立つ講座です。

DS検定(データサイエンティスト検定)対策講座

  • アガルートアカデミー講師/エーアイアカデミー代表取締役兼講師

    2014年にグルメ動画アプリの会社を共同創業し、約3年間Webエンジニア兼機械学習エンジニアとして活動。その後、2016年に株式会社エーアイアカデミーを創業し、AIやPythonを学べるオンライン学習サービス「AI Academy」やデータサイエンティスト育成ブートキャンプ「AI Academy Bootcamp」を運営。2023年9月よりアガルートグループに参画し、データサイエンスの講師を務める。現在は生成AI研修やコンサルティング等の業務を行う。「scikit-learn データ分析 実装ハンドブック」を共著にて出版。
▶研修・人事育成担当者限定!『DS検定(データサイエンティスト検定)対策講座 』を無料で視聴する

 

E資格

E資格は、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定する資格です。JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが受験資格になります。

試験時間120分
出題数100問程度
出題形式多肢選択式
試験会場申し込み時に、希望会場を選択
受験費用一般:33,000円(税込)
学生:22,000円(税込)
会員:27,500円(税込)
出題範囲公式ホームページを参照ください

▶︎参考:E資格

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Pythonはプログラミング言語の一つで、人工知能や機械学習、ビッグデータなどで使われています。データサイエンティストの仕事において必要となる言語であり、資格を通じて身につけておくと良いでしょう。Python資格には、Python3エンジニア認定基礎試験とPython3エンジニア認定データ分析試験があります。

Python3エンジニア認定基礎試験では、Pythonの文法や基礎知識について問われます。また、Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験であり、数学やデータ解析ライブラリ「Pandas」に関する知識が問われます。

試験時間60分
出題数40問程度
出題形式選択式
試験方式コンピューター上で実施するCBT(Computer Based Testing)方式
受験費用一般価格:11,000円(税込)
学割価格:5,500円(税込)
合格基準7割正解
出題範囲公式ホームページを参照ください

▶︎参考:Python 3 エンジニア認定基礎試験


 

研修をしてもその場限り」「社員が受け身で学ばない」を解決!
研修と自己啓発で学び続ける組織を作るスクーの資料をダウンロードする


■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
・自己啓発への活用方法 など


Schoo_banner
 

04DX研修|Schoo for Business

Schoo_banner

オンライン研修/学習サービスのSchoo for Businessでは約9,000本の講座を用意しており、DXほか様々な種類の研修に対応しています。

受講形式オンライン
(アーカイブ型)
アーカイブ本数9,000本
※2023年5月時点
研修管理機能あり
※詳細はお問い合わせください
費用1ID/1,650円
※ID数によりボリュームディスカウントあり
契約形態年間契約のみ
※ご契約は20IDからとなっております
 

Schoo for Businessの資料をもらう

DX研修では、診断結果から自動で学習内容を推奨してくれる機能だけでなく、実務で使えるスキルを身につける3ヶ月の学習プログラムまで用意しており、組織全体のDXスキルを底上げすることが可能です。

特長1. DXスキルを診断・結果に応じて学習のレコメンド

Schoo_banner

「DXスキル診断」で社員のDXスキルを可視化することができます。100問ほどの質問に回答することで、社員一人ひとりの強みや課題が明らかになります。

また、この診断結果に基づいて自動で学習コンテンツをレコメンドする機能も備わっています。学習内容は、経産省のデジタルスキル標準に準拠しています。

※DXスキル診断の利用に、追加料金は一切かかりません。Schoo for Businessの利用者は無料でこの機能をお使いいただけます。

特長2. 実践的なDXスキルが学べる

Schoo_banner

Schooの学習動画では、第一線で活躍するビジネスパーソンが講師を務めています。そのため実践的なスキルが身につく研修を実施することが可能です。

また、データ分析・ITリテラシーなどスキル毎にカリキュラムもご利用いただけます。カリキュラム作成に時間を割く余裕が無いという方でも、簡単に研修を開始できます。

特長3.データサイエンスに関するコンテンツ一覧

研修内容時間
ビッグデータ 基礎理解と企業の活用事例1時間
非エンジニアのためのIT・AIリテラシー1時間35分
ゼロから始めるデータリテラシー入門1時間50分
いまさら聞けない「データ分析」の歩き方55分
データ分析力を磨く‐ 仮説の構築と検証3時間
データ活用超入門 必要性と使いどころ35分
データ活用のお作法【Excel】2時間30分
AI人材に必要な高校数学:データ分析・関数・微分・ベクトル・確率2時間30分
データの読み方入門2時間
デジタル時代の価値創造 〜DXのマインドセットとAI活用〜1時間15分
データ分析を活かすための「仮説」アプローチ2時間
“思い込み”を解消する、データ・リテラシーの鍛え方2時間
「データ分析人材」になるためには?〜思考フレームワークを学ぶ〜1時間
データ分析センスが身につく統計超入門1時間40分

Schoo for Businessの資料をもらう

 

05まとめ

データサイエンティストの資格は、転職を目指す未経験者、学習を継続したい人、資格手当のある企業に勤めている人に特におすすめです。 最初の一歩としては、AIや統計の基礎を学べる「G検定」や「統計検定データサイエンス基礎」、「CBAS Citizen級」などが適しています。これらは独学でも取り組みやすく、スキルの土台作りに最適です。目的に応じて資格を選び、段階的に上位資格へとステップアップしていくのが効果的です。

  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
執筆した記事一覧へ

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ