公開日:2022/10/06
更新日:2022/10/06

ハードスキルの具体例と習得方法|ソフトスキルとの違いは?

ハードスキルの具体例と習得方法|ソフトスキルとの違いは? | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ハードスキルは、個人の経験を通じて得た専門性の高いスキルのことです。 ハードスキルやソフトスキルという言葉は近年、人事採用の現場で使われることが増えてきました。 この記事では、ハードスキルの具体例と身に付けるための方法、ソフトスキルとの違いを解説します。

 

01ハードスキルとは

ハードスキルとは、個人の経験を通じて得たスキルのことです。一般的には、仕事に必須である専門性の高いスキルを指すケースが多いです。C言語やJavaScriptなどのプログラミング言語、CADを使った製図スキル、簿記や台帳管理などの事務処理はハードスキルの一例です。ハードスキルは、測定がしやすい特徴があります。そのため、身につけておくと、能力のアピールが示しやすいのがメリットです。 また、教育や訓練で習得しやすいため、スキルアップの方法がある程度確立されています。

 

02ハードスキルの例

ハードスキルは無数にありますが、一般的に良く知られているものを6つご紹介します。

  • ・プログラミング
  • ・SEO
  • ・Excel
  • ・語学力
  • ・マーケティング
  • ・UI・UXデザイン

それぞれについて、詳しく解説します。

プログラミング

様々なシステムを動かすために必要なのが、プログラミング言語です。 これらを使いこなすプログラミングスキルは、ハードスキルの1つとされています。 例えば、フロントエンジニアに求められるのがJavaScriptという言語の習得です。 JavaScriptは、ブラウザ上で動きをつけるための言語で、多くのウェブサイトで利用されています。プログラミング言語はマイナーなものも含めると200種類以上存在し、開発内容によって使われる言語が異なります。

SEO

SEOは、英語で「Search Engine Optimization」、検索エンジン最適化と言われます。 端的に言うと、検索エンジン(Googleなど)で上位に表示させるために工夫する技術のことです。 検索者のニーズに応えるコンテンツ作成やキーワードのリサーチ、サイト内部や外部からの対策など、Google検索上位に表示させるためには様々なスキルが必要とされています。 「オーガニック流入」と呼ばれることあるように、上位表示が獲得できれば広告費をかけない集客を実現できるため、役に立つハードスキルといえるでしょう。

Excel

MicrosoftのExcelを扱う能力もハードスキルの1つです。 わかりやすい表やグラフの作成から、SUMやVLOOKUP関数の扱いなどが一般的には基本スキルとされています。 加えてマクロが組めると更に重宝されます。関数の扱いには長けていても、マクロまで使いこなせる人は多くありません。

語学力

語学力もハードスキルに分類されます。 例えば、イメージしやすいのが英語力でしょう。TOEICやTOEFLは数値で評価しやすいので、多くの企業で採用されています。

AIや翻訳機が発達してきているとはいえ、グローバルな社会には必要不可欠でしょう。 会社の商談やプレゼンテーションで英語を活用できる人は少なく、多くの企業で求められる人材です。

マーケティング

マーケティングといっても、調査・分析から企画・宣伝まで幅が広いです。共通して、4Pなどのフレームワークを使いこなす力が求められています。 4Pとは商品・価格・プロモーション・流通の頭文字をとったフレームワークで、商品企画から販売までの全体像を検討する際に活用します。知識として理解しつつ、実践に当てはめ、利益を追求することが求められます。

UI・UXデザイン

UI(ユーザーインターフェース)は、ユーザーと製品やサービスの接点を指します。 UX(ユーザーエクスペリエンス)は、ユーザーが製品やサービスを通して得られる体験のことです。 Webサイトを例にすると、いくらデザインが素晴らしくても、メニューの場所が分からなかったり、どこに何があるのかが不明瞭だったりすれば、ユーザーにとっては「使いにくい」サイトになります。ユーザー目線に立って、使いやすさを追求し、実装できるスキルは非常に貴重です。

 

03ハードスキルを身につける方法

ハードスキルは、訓練をすれば比較的身につきやすい能力といわれています。 具体的な例として、以下3つの方法をご紹介します。

  • ・研修やセミナーに参加する
  • ・資格取得を通じて専門的な知識を習得する
  • ・自身でPDCAを回す

研修やセミナーに参加する

会社で実施される研修や、外部のセミナーを活用することでスキルアップを目指せます。最近は、オンラインで学ぶことができるeラーニングが普及したので、スキマ時間を活用して学習することも可能です。ハードスキルを身に付けている専門の講師から学ぶことで、最新の知識や情報が得られるでしょう。

資格取得を通じて専門的な知識を習得する

ハードスキルにあたるものは、一般的に資格試験が存在しています。資格取得を目標に学習することで、専門的な知識を効率よく取得できます。例えばExcelであれば、マイクロソフトオフィススペシャリスト、英語であればTOEICやTOEFLなどが挙げられます。資格試験は、合格や得点制度のようにゴールが明確です。具体的な目標が設定しやすいので、何からやったら良いか分からない方におすすめです。企業によっては、資格取得でインセンティブがあるところもあるので、一度学習を始める前に調べてみると良いでしょう。

自身でPDCAを回す

PDCAを自分自身で回して、ハードスキルを身に付けるのも効果的です。 PDCAは、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)の頭文字をとったもので、ビジネス現場ではよく使われています。これを自身の学習にも当てはめましょう。 例えば、プログラミングのハードスキルを身に付けたい場合、以下のようなPDCAが実行できます。

  • ・何を作るか詳細な設計を立てる(計画)
  • ・実際にコーディングをする(実行)
  • ・テストをして期待した通りに動くか確認する(評価)
  • ・不備があった点を見直して改善する(改善)

これを何度も何度も繰り返すことにより、効率的にハードスキルを身に付けていくことができます。これは、業務中だけでなく、自主学習でも意識できるポイントです。 PDCAを回す癖をつけて、身に付けたいハードスキルを効率よく学習しましょう。

 

04ソフトスキルとは

ソフトスキルは、個人的な習慣や特性など定性的なスキルのことです。 目に見えにくいため、ある基準に基づいて定義・評価することが難しいとされています。 例えば、コミュニケーション能力や問題解決力などが挙げられます。

仕事や人との交流の中で育てていくことが一般的で目に見えにくいため、どのようなソフトスキルを持っているのか認識できていない方も多いでしょう。 ソフトスキルは、教育や訓練によって強化はできるものの、ハードスキルとは違って習得や効果が目に見えるまでに時間がかかるのが特徴です。 ソフトスキルを身につけると、ビジネスを円滑に進めることができるメリットがあります。

ソフトスキルが必要とされる背景

近年、ソフトスキルの重要性が高まってきています。その背景は、人工知能やロボット技術の進歩です。ハードスキルを必要とする仕事や作業は、これらの最新技術に取って代わられる可能性があるため、ロボットや人工知能にはこなせないコミュニケーションを必要とする仕事の重要性が高まっています。加えて、転職が当たり前になりつつある現代では、1つの会社でしか通用しない可能性のあるハードスキルよりも、どの会社でも使える汎用性のあるソフトスキルの方に注目が集まっているというわけです。

 

05ソフトスキルの例

ソフトスキルの具体例を紹介します。ハードスキルと同様、数多くありますが、今回は5つのスキルをご紹介します。

課題解決力

問題解決能力とは、自分自身で課題を見つけてそれを解決する能力のことです。 ビジネスの世界でトラブルは毎日のように起こります。トラブルが発生した時でも的確な判断をし、解決の手立てを考えられる力はどこに行っても重宝されます。

リーダーシップ

リーダーシップは、プロジェクトの成功可否を分ける重要なスキルです。俯瞰的に周囲を見渡し、的確な指示を出し、効率的に物事を進めていける人はあまり多くはありません。限られたリソースの中で成果を出すために必要とされる能力です。

コミュニケーション能力

 

コミュニケーション能力も立派なソフトスキルです。 業務を円滑に進めるためには欠かせません。 相手の話を理解したり、考えていることを汲み取ったりして行動することは、多くの仕事で求められます。

時間管理能力

タイムマネジメントのスキルも大切です。 労働時間を適切に管理し、限られた時間の中で効果的なアウトプットを出せる人材は中々いません。 近年はワークライフバランスも叫ばれている近年では、重要なスキルの一つです。

EQ(心の知能指数)

EQとは心の知能指数のことです。自分や他者の感情を理解しコントロールする能力を指します。昨今では、入社試験や社内研修で取り入れるところも増えている、重要な指標です。 EQは、生まれ持って決まるものではないため、日々の業務の中で向上させることができます。 例えば、「傾聴」を意識して、コミュニケーションを行う習慣をつけると、他者理解や感情の識別ができるようになります。また、「相手の良い部分を見つける」習慣をつけるのも効果的です。「あの人のこういう部分が素敵だな」と、相手のポジティブな特徴に目を向けることを意識してみましょう。EQは、一朝一夕で身につくものではありません。 毎日コツコツと続けることを意識してみてください。

 

06ソフトスキルを身につける方法

ソフトスキルはハードスキルと異なり、独学で身につけることが困難で、基本的には人との関わりの中で身につけていきます。ソフトスキルを身につけるための具体的な方法を紹介します。

高いソフトスキルをもつ人の真似をする

学ぶことは「真似ぶ」とも言われるように、既に高いソフトスキルを持つ人の真似をするのが最短でスキルを身につける方法です。例えば、「この人の傾聴力はすごい!」と思う人がいれば、普段どのようにコミュニケーションをとっているか観察してみる、もしくは実際にコツを聴いてみましょう。 同僚や友人の中には、ソフトスキルが優れた人がいるはずです。 身に付けたい能力を明確にし、積極的に真似をしてソフトスキルを高めていきましょう。

周囲の人からフィードバックをもらう

上司や先輩、周囲の人からフィードバックをもらうことも効果的です。コミュニケーションであれば、現状どこが良くて、どんな点に改善が必要か、同僚に聴いてみると良いでしょう。 積極的にフィードバックをもらいに行くのは気が引けるかもしれませんが、質問したら案外答えてくれるものです。勇気を出して聞いてみましょう。自分では気づけない視点から指摘をしてくれるので、弱みを見つけやすく、効率よく改善していくことができます。

自己啓発に関連したビジネス書籍を読む

 

自己啓発やビジネス書を読むことで、知識としてのソフトスキルを得ることができます。 また、書籍を通して他者の考え方を知ることで、多様な価値観が学べるのもメリットです。書籍で学んだリーダーシップ論やコミュニケーションのコツを、実際の現場で活用することでソフトスキルを高めていくことができます。 ただし、読んだだけで終わってしまうとあまり意味がないため、「書籍を読む」と「実践する」はセットで考えましょう。

 

07ハードスキルとソフトスキルはどちらも重要

ハードスキルとソフトスキルは、どちらも重要とされています。専門性の高いハードスキルは、業務で成果を上げることに直結する重要なスキルです。 しかし、ハードスキルが高くてもソフトスキルが欠けていると高いパフォーマンスを発揮するのは難しいといわれています。例えば高いプログラミングスキルをもっていたとしても、コミュニケーション力が無ければプロジェクトを円滑に進めることは困難でしょう。成果を残せる人材になるためには、ハードスキルとソフトスキルの掛け合わせを意識し、バランスよく高めていくことが大切です。

 

08まとめ

ハードスキルは、個人の経験を通じて得た専門性の高いスキルのことです。 評価をしやすいので、資格試験やセミナーなど、独学でも高めていけます。一方、ソフトスキルは目に見えにくい定性的なスキルであるため、独学で磨いていくのは少し難しいです。現場で学ぶようにしましょう。 ビジネスで活躍していくには、ハードスキルとソフトスキル、バランスよく高めていくことが重要です。

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