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マインドセットを変える重要性とは? 成果を出しつづける人材の特徴について解説

公開日:2021/06/30
更新日:2021/09/08
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マインドセットを変える重要性とは? 成果を出しつづける人材の特徴について解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

仕事においては、立場や役職の変化によりマインドセットと、それに伴う行動を変化させなくてはならない局面があります。当記事ではその局面においてマインドセットを変化させ、成果を出しつづける人材の特徴について解説します。

 

マインドセットとは

マインドセットとは人間の行動を決める「考え方」や「モノの見方」といった思考様式のことです。私生活や仕事においての行動は、その人物のマインドセットにより形成されるとされています。とるべき行動を変える必要があるときは、考え方やモノの見方から変えていく必要があるということです。

 

マインドセットの構成要素とは

人の行動を決めるマインドセットとはどのような要素で構成されているのでしょうか。もって生まれた性格や幼少期の体験で形成される部分もあります。しかし、それ以上にその後の社会生活において、後天的に形成される部分のほうが大きいといえます。受けてきた教育や、影響を受けた人物、そこで得た経験などによりマインドセットは構成されます。

受けてきた教育

マインドセットの形成は成長期に取り組んだことや、周囲とどのような関わりをもったかが大きく影響します。成長期に多くの時間を過ごすのが学校です。義務教育の9年間、その後の高等教育まで含めるとかなりの期間を勉強に費やします。学習することはもちろん、学校における周囲との関わりから学ぶことは、マインドセットの形成に大きな影響を及ぼします。

経験

経験はマインドセットに反映されます。成功体験や失敗体験により生じる「得意・不得意」が良い例です。成功体験により得意と感じている分野においては、積極的に行動を起こせるでしょう。しかしかつて失敗を経験した分野においては、できるだけ避けて通るというような行動をとります。

先入観・思い込み

先入観や思い込みはマインドセットに深く影響します。これらは幼少期の親からの刷り込みをはじめ、メディアからの情報や影響を受けた人物の思考、または自分の経験などさまざまな要素で形成されます。それらすべてを正しいと信じ込んでいる状態が先入観や思い込みであり、修正が難しいものです。

信念・価値観

受けてきた教育や経験してきたこと、その過程で形成された先入観や思い込みなど、いわゆる人生経験により形成されたものが信念や価値観です。信念や価値観はマインドセットのもっとも深い部分、根幹を形成するものであるといえます。

 

立場によりマインドセットを変える必要がある

人生経験により培ってきたマインドセットは簡単に変えられないかもしれません。しかし、仕事におけるマインドセットは、大きく変えなければならない局面が訪れることがあります。昇進や昇格によりこれまでと立場や役職が変わる際に、適切にマインドセットを変えることができなければキャリアにつまずきを生じてしまうことがあります。 例えば、ある営業担当者がプレイングマネージャーに昇格し部下をもつ立場になったとします。プレイングマネージャーという立場は、部下を育成しチームとして成果を上げることを求められています。しかし、現場担当者としてのマインドセットから脱却できず、自分の営業成績にのみ執着している状態ならばどうでしょうか。このような状態では部下のモチベーションが上がらず、結果としてチームとしての営業成績も上がらないというつまずきを生じます。

プレイヤーのマインドセット

一人の担当者(プレイヤー)として仕事をする場合、基本的には自分の担当範囲のことを考えて業務行動を組み立てて成果を出していれば問題はありません。求められるマインドセットとしては、以下のものが挙げられます。

  • ・個人の業務目標を達成するためのマインドセット
  • ・自ら成長するためのマインドセット
  • ・担当者としてチームに貢献するマインドセット

このように、プレイヤーは自らの業務目標を達成することでチームに貢献し、自己成長を図ることを「考えて」行動すれば良しとされます。

マネージャーのマインドセット

一方、管理職(マネージャー)として仕事をする場合は、自身が担当するチーム全体のことを考えて業務行動を組み立てなければなりません。当然、担当者(プレイヤー)として仕事をしていたときとは異なるマインドセットを求められることになります。 マネージャーは自分のことだけでなく、チーム全体を良い方向に導くことを「考えて」行動することが求められます。

マインドセットを変えられないとつまずきが生じる

このように立場が変化したときには、マインドセットを大きく変える必要が生じます。ここで適切にマインドセットを変えることができなければ、新しい立場での仕事につまずきが生じます。 ただし、所属する組織が掲げる理念や目標に対してのマインドセットはぶれてはいけません。上記の例でも、「目標達成」「成長」という部分は共通しています。関わる範囲や視点の変化に対する部分において「考え方」を変える必要があるということです。

 

役割の変化に対応し成果を出しつづける人材とは

立場や役割が変化すると、これまでとは違った考え方で仕事を進めなくてはならなくなります。マネージャーへの昇格など部下を通して成果を求められる立場になっても、これまでと変わらず成果を出しつづける人材には次のような特徴があります。

自分を基準に考えることは危険と知っている

部下をもつ立場に昇格する人は、それまで担当者として優秀な成績を収め、器用に仕事をこなしてきた人材だと推察されます。しかし自分が簡単にこなしてきた仕事は、ほかの人にとっては難易度が高い場合があります。それを理解していないと、部下に唐突に高い目標を課し、モチベーションを下げてしまうといったミスを犯す危険性があります。自分を基準に物事を判断しないことは、部下をもつ立場においては重要なポイントです。

個人の力の限界を知っている

適切に部下を導いて成果を上げる人材は、個人の力で成し得る仕事の限界を知っています。そのため、目標達成のために部下の力を活かすことを考えます。部下の持ち味を把握し、もっとも成果が上がるような業務配分や役割分担を考え、チームの力を最大限に発揮しようとします。そのようなチームの下では、部下は「自分の力を必要とされている」と感じモチベーションが上がり、自分の力を最大限に発揮しようとする良い循環が生まれます。

感覚ではなく言語で伝える

成果を上げ続けてきた人材は、これまでにさまざまな成功体験を積み重ねてきています。部下をもつ立場においても成果を出しつづけるためには、自身の成功体験で培ったノウハウを部下に共有し活用してもらう必要があります。このノウハウを伝える際は、感覚ではなく言葉でわかりやすく伝えることが重要です。これができる人材は、育成面においても目覚ましい成果を上げるでしょう。

部下の成長を喜べる

部下をもつ立場でもっとも重要であるのが、部下の成長を喜べるというマインドセットではないでしょうか。部下の成長は自分のチームだけでなく会社全体の業績を向上させる力になります。部下育成に意識の低い管理職は、企業にとって「害」であるといっても過言ではありません。「上司である自分を早く追い抜いてほしい」というぐらいの気構えがあっても良いのかもしれません。

 

マインドセット研修の重要性

仕事において立場や役割が変われば、求められるマインドセットも変える必要があります。そこでのつまずきをなくすために、企業としても施策を講じる必要があります。 新入社員を迎えるときは社会人としてのマインドセット研修、新たに管理職を登用するときは部下をもつ立場に必要なマインドセット研修を実施すると良いでしょう。このように適切なタイミングで社員教育を実施することが必要なのではないでしょうか。

求められる役割を認識してもらう

マインドセット研修を行うにはまず企業として、その立場に求める役割を明確にして、必要なマインドセットを定義します。その際は、自社において高い成果を上げている社員のマインドセットを参考にすると効果的です。求める役割とそれに必要なマインドセットが定義できたら、確実に対象者に理解してもらうことが第一歩です。

求めている成果を正しく伝える

求めている役割とマインドセットが理解できたら、次は期待する成果を正しく伝える段階です。期待している成果を上げるために必要なスキルを洗い出し、現状の保有スキルとのギャップを認識してもらいます。そして、そのギャップを埋めるために何をすべきかを考えてもらいます。その後、できるだけ具体的な行動に落とし込み、短期的な目標として設定し進捗確認を行います。

具体的な手法を教える

現状とのギャップを確認して、やるべき事を洗い出したら、それを実現するための具体的な手法を検討します。例えば、部下育成に対してのスキルが低いのであれば補う手法を教育します。その手法は個人の経験に基づいたアドバイスではなく、企業として構築した共通のカリキュラムに沿ったものが望ましいといえます。そうすることでスキルのばらつきを防ぐことができます。

評価のポイントを明確にする

立場や役割が変われば、これまでとは評価されるポイントが変わってきます。人事評価における具体的な評価項目とその達成度を明確に示すことで、望まれている行動と必要なマインドセットが理解できます。

 

まとめ

昇進や昇格により役割や立場が変わると、求められる行動とマインドセットは大きく変わります。そのタイミングで「つまずき」を起こすことは企業にとっては業務の停滞につながり、本人にとっては自信の喪失につながります。これは企業にとって大きな損害です。マインドセット研修はタイミングを逃さずに実施することで大きな効果を上げます。自社に合った方法を検討してみてはいかがでしょうか。

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