公開日:2021/06/30
更新日:2024/10/09

マインドセットとは?重要性と研修で養う方法やポイントを解説

マインドセットとは?重要性と研修で養う方法やポイントを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

仕事においては、立場や役職の変化によりマインドセットと、それに伴う行動を変化させなくてはならない局面があります。当記事ではその局面においてマインドセットを変化させ、成果を出しつづける人材の特徴について解説します。

 

01マインドセットとは

マインドセットとは人間の行動を決める「考え方」や「モノの見方」といった思考様式のことです。私生活や仕事においての行動は、その人物のマインドセットにより形成されるとされています。とるべき行動を変える必要があるときは、考え方やモノの見方から変えていく必要があるということです。

マインドセットの構成要素

人の行動を決めるマインドセットとはどのような要素で構成されているのでしょうか。もって生まれた性格や幼少期の体験で形成される部分もあります。しかし、それ以上にその後の社会生活において、後天的に形成される部分のほうが大きいといえます。受けてきた教育や、影響を受けた人物、そこで得た経験などによりマインドセットは構成されます。

受けてきた教育

マインドセットの形成は成長期に取り組んだことや、周囲とどのような関わりをもったかが大きく影響します。成長期に多くの時間を過ごすのが学校です。義務教育の9年間、その後の高等教育まで含めるとかなりの期間を勉強に費やします。学習することはもちろん、学校における周囲との関わりから学ぶことは、マインドセットの形成に大きな影響を及ぼします。

経験

経験はマインドセットに反映されます。成功体験や失敗体験により生じる「得意・不得意」が良い例です。成功体験により得意と感じている分野においては、積極的に行動を起こせるでしょう。しかしかつて失敗を経験した分野においては、できるだけ避けて通るというような行動をとります。

先入観・思い込み

先入観や思い込みはマインドセットに深く影響します。これらは幼少期の親からの刷り込みをはじめ、メディアからの情報や影響を受けた人物の思考、または自分の経験などさまざまな要素で形成されます。それらすべてを正しいと信じ込んでいる状態が先入観や思い込みであり、修正が難しいものです。

信念・価値観

受けてきた教育や経験してきたこと、その過程で形成された先入観や思い込みなど、いわゆる人生経験により形成されたものが信念や価値観です。信念や価値観はマインドセットのもっとも深い部分、根幹を形成するものであるといえます。

 

02マインドセットの種類

“マインドセットの種類”

マインドセットには、「成長マインドセット」と「固定マインドセット」の2種類があります。人はどちらも持ち合わせていると言われており、状況によって適したマインドセットへ切り替えることが重要です。ここでは、それぞれについて具体的に解説していきます。

成長マインドセット

成長マインドセットは、「努力をすることで自分の能力は伸ばすことができる」と考える前向きな在り方を指し、以下のような特徴が挙げられます。

  • ・新しいことに挑戦する
  • ・学習することに意欲的
  • ・失敗から学ぶ

ビジネスにおいて、学びと成長は欠かすことのできない重要な要素です。そのため、成長マインドセットは仕事をするうえで望ましい在り方とされています。

固定マインドセット

固定マインドセットは、「自分の能力は固定されたもので、努力しても変えられない」と考えるネガティブな在り方を指し、以下のような特徴が挙げられます。

  • ・新しい挑戦を避ける
  • ・学習に意欲的ではない
  • ・失敗や困難を過度に恐れる

固定マインドセットでは、努力や成長をネガティブなものとして捉え、その人の成長を止めてしまいます。しかし、誰しもが持つ考え方ではあるため、そういったネガティブな考えを構成する要素を理解したうえで向き合っていくことが重要です。

 

 

03立場によりマインドセットを変える必要がある

人生経験により培ってきたマインドセットは簡単に変えられないかもしれません。しかし、仕事におけるマインドセットは、大きく変えなければならない局面が訪れることがあります。昇進や昇格によりこれまでと立場や役職が変わる際に、適切にマインドセットを変えることができなければキャリアにつまずきを生じてしまうことがあります。 例えば、ある営業担当者がプレイングマネージャーに昇格し部下をもつ立場になったとします。プレイングマネージャーという立場は、部下を育成しチームとして成果を上げることを求められています。しかし、現場担当者としてのマインドセットから脱却できず、自分の営業成績にのみ執着している状態ならばどうでしょうか。このような状態では部下のモチベーションが上がらず、結果としてチームとしての営業成績も上がらないというつまずきを生じます。

プレイヤーのマインドセット

一人の担当者(プレイヤー)として仕事をする場合、基本的には自分の担当範囲のことを考えて業務行動を組み立てて成果を出していれば問題はありません。求められるマインドセットとしては、以下のものが挙げられます。

  • ・個人の業務目標を達成するためのマインドセット
  • ・自ら成長するためのマインドセット
  • ・担当者としてチームに貢献するマインドセット

このように、プレイヤーは自らの業務目標を達成することでチームに貢献し、自己成長を図ることを「考えて」行動すれば良しとされます。

マネージャーのマインドセット

一方、管理職(マネージャー)として仕事をする場合は、自身が担当するチーム全体のことを考えて業務行動を組み立てなければなりません。当然、担当者(プレイヤー)として仕事をしていたときとは異なるマインドセットを求められることになります。 マネージャーは自分のことだけでなく、チーム全体を良い方向に導くことを「考えて」行動することが求められます。

マインドセットを変えられないとつまずきが生じる

このように立場が変化したときには、マインドセットを大きく変える必要が生じます。ここで適切にマインドセットを変えることができなければ、新しい立場での仕事につまずきが生じます。 ただし、所属する組織が掲げる理念や目標に対してのマインドセットはぶれてはいけません。上記の例でも、「目標達成」「成長」という部分は共通しています。関わる範囲や視点の変化に対する部分において「考え方」を変える必要があるということです。

 

04成果を出し続ける人材のマインドセット

立場や役割が変化すると、これまでとは違った考え方で仕事を進めなくてはならなくなります。マネージャーへの昇格など部下を通して成果を求められる立場になっても、これまでと変わらず成果を出しつづける人材のマインドセットには次のような特徴があります。

自分を基準に考えることは危険と知っている

部下をもつ立場に昇格する人は、それまで担当者として優秀な成績を収め、器用に仕事をこなしてきた人材だと推察されます。しかし自分が簡単にこなしてきた仕事は、ほかの人にとっては難易度が高い場合があります。それを理解していないと、部下に唐突に高い目標を課し、モチベーションを下げてしまうといったミスを犯す危険性があります。自分を基準に物事を判断しないことは、部下をもつ立場においては重要なポイントです。

個人の力の限界を知っている

適切に部下を導いて成果を上げる人材は、個人の力で成し得る仕事の限界を知っています。そのため、目標達成のために部下の力を活かすことを考えます。部下の持ち味を把握し、もっとも成果が上がるような業務配分や役割分担を考え、チームの力を最大限に発揮しようとします。そのようなチームの下では、部下は「自分の力を必要とされている」と感じモチベーションが上がり、自分の力を最大限に発揮しようとする良い循環が生まれます。

感覚ではなく言語で伝える

成果を上げ続けてきた人材は、これまでにさまざまな成功体験を積み重ねてきています。部下をもつ立場においても成果を出しつづけるためには、自身の成功体験で培ったノウハウを部下に共有し活用してもらう必要があります。このノウハウを伝える際は、感覚ではなく言葉でわかりやすく伝えることが重要です。これができる人材は、育成面においても目覚ましい成果を上げるでしょう。

部下の成長を喜べる

部下をもつ立場でもっとも重要であるのが、部下の成長を喜べるというマインドセットではないでしょうか。部下の成長は自分のチームだけでなく会社全体の業績を向上させる力になります。部下育成に意識の低い管理職は、企業にとって「害」であるといっても過言ではありません。「上司である自分を早く追い抜いてほしい」というぐらいの気構えがあっても良いのかもしれません。

 

05マインドセットを変える方法

“マインドセットの種類”

マインドセットはその人の価値観や考え方が影響するため、すぐに変えるのは難しいです。しかし、自分にあった方法を選び意識的に取り組んでいくことで、確実に変えていくことができます。ここでは、具体的なマインドセットの変え方を7つ解説していくため、参考にしてください。

1.自分を分析する

マインドセットは、前述したように価値観や考え方が大きく影響します。そのため、自分を分析して思考を知ることで、マインドセットを変えることが可能です。しかし、いざ自分で自分を分析しようとしても、うまくできずに難しく感じる人も多いと思います。そういったときは、周囲を観察してみるといいでしょう。普段から自分と行動を共にすることが多い人物は、自分と近い思考になっている場合が多いです。周囲を観察することで、自ずと自分の思考が見えてきます。

2.普段の行動を変える

普段の行動を変えることで、マインドセットを変えることが可能です。自分がなりたい在り方の人と行動を共にしたり、行動を真似してみたりすることで、徐々に自分の思考も変わってきます。また、どんな小さなことでも成功体験を積み重ねていくように行動することでも、自信がついて考え方をポジティブ変えていくことができるでしょう。

3.物事の見方を変える

物事の見方を変えることでも、マインドセットを変えることができます。状況を客観的に見直すことで、今自分が向くべき方向がわかってくるため、一度視点を変えてみましょう。例えば、何かに失敗してしまい、ミスをしたことにひどく落ち込んでいるのが現状だとします。そんなときは、「今回の失敗を次に活かせるから、自分は成長できた」とポジティブな方向に見方を変えましょう。現状を今のままの見方で捉えていても成長は望めませんが、見方を変えれば次につながります。

4.新しいことを知る

新しいことを知ることで、新たな気づきが自分の考え方に加わるため、マインドセットを変えることができます。新しい知識は、マインドセットを変えることにおいて重要な要素です。新たな気づきが追加されて自分の考え方が変わると、見方や行動も併せて変化してきます。今までの自分とは違う思考に変わってくるため、新しいマインドセットが見えてくるでしょう。

5.やりたいことは実践する

自分がなりたい姿に向けて、やりたいと思ったことを実践していくことで、マインドセットの変化につながります。頭の中で「こうなりたい、そのためにこうしたい」と思ったら、実践に移していきましょう。頭に留めているだけで実行に移さないと、マインドセットは変わっていきません。やりたいと思ったことを常に実践していくことで、自分のなりたい姿に向かってマインドセットは変わっていきます。

6.悪い癖をやめる

悪い癖をやめることで、マインドセットを変えることができます。普段の考え方や行動には、誰しも悪い癖があるものです。そういった悪い癖が、自分のうまくいかない現状につながっている場合があります。一度考え方や行動から悪い癖を洗い出し、それらをやめることで新しい思考が取り入れられ、いい方向にマインドセットが変わっていくでしょう。

7.目標に沿って軌道修正する(PDCA)

目標に向かって行動していても、その軌道がずれているといい方向にはいきません。PDCA(計画→実行→評価→改善)のサイクルを正しく回すことで、目標に沿って軌道修正しながら進むことができます。目標への道がずれなければ思考も行動もいい方向に向かって変わっていき、マインドセットを変化させることができます。

目標達成のためのPDCFAサイクル

目標達成のためのPDCFAサイクル
 

目標達成とは、根性論や気合いとは無縁の単なる「技術」です。やる気があるかどうかは関係ありません。 そこで、この授業では、わたしが12000人の行動実践データを分析して開発した、「目標達成する人が共通にやっている技術」である、「PDCFAサイクル」を学びます。Plan、Do、Check、Feedback、Actionの5つの技術「PDCFAサイクル」を習得することで、目標達成するビジネスパーソンになりましょう。

  • 株式会社ネットマン代表/発明家

    人材育成系ITシステムで日米で特許取得し、米国O-1ビザ(卓越能力保持者ビザ)取得。心理学や行動科学の知見をベースに日立グループ、三菱東京UFJ銀行、楽天といった企業での人材育成で「目標達成」のための行動習慣化プログラムを実践する。明治大学、東海大学や県立高校、公立中学校などの学校でキャリア研修の講師も務める。
 

06マインドセット研修の重要性

仕事において立場や役割が変われば、求められるマインドセットも変える必要があります。そこでのつまずきをなくすために、企業としても施策を講じる必要があります。 新入社員を迎えるときは社会人としてのマインドセット研修、新たに管理職を登用するときは部下をもつ立場に必要なマインドセット研修を実施すると良いでしょう。このように適切なタイミングで社員教育を実施することが必要なのではないでしょうか。

求められる役割を認識してもらう

マインドセット研修を行うにはまず企業として、その立場に求める役割を明確にして、必要なマインドセットを定義します。その際は、自社において高い成果を上げている社員のマインドセットを参考にすると効果的です。求める役割とそれに必要なマインドセットが定義できたら、確実に対象者に理解してもらうことが第一歩です。

求めている成果を正しく伝える

求めている役割とマインドセットが理解できたら、次は期待する成果を正しく伝える段階です。期待している成果を上げるために必要なスキルを洗い出し、現状の保有スキルとのギャップを認識してもらいます。そして、そのギャップを埋めるために何をすべきかを考えてもらいます。その後、できるだけ具体的な行動に落とし込み、短期的な目標として設定し進捗確認を行います。

具体的な手法を教える

現状とのギャップを確認して、やるべき事を洗い出したら、それを実現するための具体的な手法を検討します。例えば、部下育成に対してのスキルが低いのであれば補う手法を教育します。その手法は個人の経験に基づいたアドバイスではなく、企業として構築した共通のカリキュラムに沿ったものが望ましいといえます。そうすることでスキルのばらつきを防ぐことができます。

評価のポイントを明確にする

立場や役割が変われば、これまでとは評価されるポイントが変わってきます。人事評価における具体的な評価項目とその達成度を明確に示すことで、望まれている行動と必要なマインドセットが理解できます。

 

07マインドセット研修の実施方法

マインドセット研修を行うにあたって、どのように進めていけばよいのでしょうか。ここでは、研修までの流れや具体的な研修内容について解説します。

根付かせたいマインドセットを決める

一番初めにやるべきことは、社員に根付かせたいマインドセットを決めることです。どのように決めればよいのかわからないという場合は、経営理念や経営方針と高いパフォーマンスを出してる社員を照らし合わせます。その中で、共通点や理念などを体現している行動や考え方を洗い出すのです。そうすることで、企業に必要なマインドセットが明確になり、研修内容の決定もしやすくなります。

研修時期や対象の社員を決める

次に研修を行う社員を決め、適切な研修時期を決めます。新入社員が対象であれば、新入社員研修の際に実施することが一般的です。また、管理職に対しては、役職に就くタイミングがおすすめです。働く環境が変わるタイミングでは、新しいマインドセットを根付かせやすくなるため、タイミングとして適切であると言えます。

実施する研修の流れを決める

研修の流れには、マインドセットの理想と社員の現状とのギャップを確認してもらう段階を取り入れることが重要です。理想を伝えるだけでは、自分に何が足りていないのか、今後どのようなアクションが必要なのかといったイメージが沸きません。両者間のギャップを明確にすると、理想を実現するための目標が明確になります。 主な研修の流れは以下の通りです。

  • ・会社が理想とするマインドセットを共有する
  • ・社員の現状におけるマインドセットを認識させる
  • ・会社が理想とするマインドセットと、自身のマインドセットを照らし合わせる
  • ・両者間のギャップを埋めるために必要な目標を設定する
 

08マインドセットの研修ならSchoo

Schoo for Businessは、国内最大級8,500本以上の講座から、自由に研修カリキュラムを組むことができるオンライン研修サービスです。導入企業数は4,000社以上、新入社員研修や管理職研修はもちろん、DX研修から自律学習促進まで幅広くご支援させていただいております。

マインドセットに関する講座も、新入社員向けのものから管理職、女性活躍推進、DXなど幅広く揃っています。


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マインドセットに関するSchooの講座を紹介

Schooでは約8,500本の動画を用意している上に、毎日新しいトピックに関する動画が配信されるため、研修に加えて、自ら学び、成長する人材の育成が可能です。 マインドセットに関する講座もご用意しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

女性がリーダーへ踏み出すためのマインドセット

この授業では、ジャーナリスト・前Business Insider Japan統括編集長・元AERA編集長の浜田敬子氏を講師として迎え、女性がいかに「やりたいことをやる」ためのマインドを獲得すればいいのか解説いただいています。

 
  • ジャーナリスト

    1989年に朝日新聞社に入社。前橋支局、仙台支局、週刊朝日編集部を経て、99年からAERA編集部に配属。米同時多発テロやイラク戦争などは現地にて取材をする。2004年からはAERA副編集長。その後、編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。2017年に朝日新聞社を退社し、同年に世界17カ国に展開するオンライン経済メディアの日本版統括編集長に就任。2020年12月末に退任。「サンデーモーニング」などのコメンテーターや、ダイバーシティーや働き方改革についての講演なども行う。

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仕事の基本-新入社員のうちに学んでおきたいこと-

この授業では、上司や先輩に言われたことだけをやるのではなく、自分が成長するために何をするべきなのか、自分で考えながら動くための考え方を学ぶことができます。自分自身が結果を出すためにやる必要があることを要素分解する方法を学び、仕事をする上で重要なマインドセットを新入社員に持って欲しいという人におすすめの講座です。

 
  • ビジネス本著者

    東京大学経済学部を卒業後、日系メーカーで17年間勤務。経理、営業、マーケティング、経営企画と多様な部門を経験し、半年間のイギリス留学後に外資系企業に転職。在職中より書籍の執筆を開始。2021年に退職し、44歳でFIRE達成。著作に『40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法』などがある。

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マネージャーの“いままで”とそして“これから”を考える

本授業では、マネージャーになることに不安を抱いている方、そして、いま管理職として悩んでいる方を対象に、“いままで”のマネージャーに必要とされていたことや“これから”マネージャーに求められることを解説する講座です。働き方の価値観が変わってきている“いま”だからこそ、マネジメントの基本に立ち返り、今後、どのように変化するのかを見据えながら、管理職に必要なマインドセットを身につけることができます。

 
  • 株式会社ポケットカルチャー 代表取締役

    株式会社リクルートで人材領域に16年間携わり、営業部長、リクナビ編集長などを歴任。2008年に株式会社リクルート執行役員に就任。じゃらん・ホットペッパーなどを扱うリクルートライフスタイルの社長、ゼクシィ・スタディサプリなどを扱うリクルートマーケティングパートナーズの社長など、様々な領域の責任者を歴任。2018年3月に同社を退職し、現在は現職の他、株式会社イオレの代表取締役社長、株式会社Gunosyの社外取締役・複数の企業の顧問を行う。

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09まとめ

昇進や昇格により役割や立場が変わると、求められる行動とマインドセットは大きく変わります。そのタイミングで「つまずき」を起こすことは企業にとっては業務の停滞につながり、本人にとっては自信の喪失につながります。これは企業にとって大きな損害です。マインドセット研修はタイミングを逃さずに実施することで大きな効果を上げます。自社に合った方法を検討してみてはいかがでしょうか。

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組織開発の全体像から実践できる具体的な方法まで、体系的な組織開発の全貌をテーマにしたウェビナーのアーカイブです。テレワークの拡大も進む中、組織に広がる「他責のムード」に悩まされる人事責任者は多いのではないでしょうか。組織開発のフレームワークを活用して、組織の中で必要な「対話と合意形成」を生み出すことで、他責型組織から自律型組織への変革を実現する方法についてお話します。

  • 登壇者:小金 蔵人 様
    株式会社ZOZO 技術本部 技術戦略部 組織開発ブロック ブロック長 / 組織開発アドバイザー STANDBY 代表

    大学卒業後、味の素株式会社に入社し、営業マーケティングに従事。2006年にヤフー株式会社へ転職し、新規ビジネス開発・サービス企画のリリースを経験するかたわらで各種組織活性プロジェクトを推進。2016年に人事部門に異動後、全社の人材開発・組織開発を担当。2020年に株式会社ZOZOテクノロジーズ(現・株式会社ZOZO)へ転職し、現在は全社およびクリエイター部門の人事企画・人材開発・組織開発に携わっている。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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