公開日:2022/11/18
更新日:2023/01/20

社員の活動意欲を高めるには?その定義や手法から高い人の特徴まで解説

社員の活動意欲を高めるには?その定義や手法から高い人の特徴まで解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

企業の成果に直結する、従業員の活動意欲。そもそも活動意欲が高い社員は、自身の成果や周囲にどのような影響を与えるのでしょうか。そして、どうやって高めていけば良いのでしょうか。基本的な考え方から、意欲を高めるための手法まで解説します。

 

01社員の活動意欲とは

企業における従業員の活動意欲とは、自社のビジョンやミッションの実現、業務への取り組みなどに関して積極性があることを指しています。業務に意欲的である、と言い換えることもできるでしょう。日々の業務に前向きに取り組む、積極的に発言して自分の意見を述べるといった社員は「活動意欲がある」とみなされます。さらには、積極的なコミュニケーションが求められる営業職、能動的に知識を吸収する必要がある開発職、進んで企画提案を行うべきである企画職、常に高いモチベーションで業務と向き合う必要がある管理職など、特定の従業員は活動意欲の高さが業務に強く結びついています。基本的にどの職種であろうと活動意欲は求められるうえ、特定の職種では特別に重宝される、と考えておくと良いでしょう。

精神面と身体面の両面から考える必要がある

活動意欲について考える際には、「精神的な活動意欲」と「身体的な活動意欲」の二面があることを知っておくと良いでしょう。

精神的な活動意欲とは、その人が抱く理想や目標とする姿、そしてどの程度それに近づこうとするかという意志のようなものです。どれだけ高い理想を抱いているか、そしてどの程度の強さでその理想に近づこうとしているかを示します。精神的な活動意欲が高い人は、誰もが憧れるような素晴らしい姿を自分の理想とし、自分を少しでもその理想像に近づけようとする意志をもっています。端的に表現するなら、「どの程度がんばろうと思っているか」と言えるでしょう。別の言葉を使うなら、精神的な活動意欲は「モチベーション」であるとも理解できます。

身体的な活動意欲とは、何かを行おうとする際の行動量や活動量がどの程度であるかを示しています。身体的な活動意欲が高い人は、ほかの人と比較してもフットワークが軽く、困難な行為もこなすことができ、辛抱強く継続することもできます。端的に表現するなら、「実際にどの程度の努力ができるのか」と言えるでしょう。別の言葉を使うなら、身体的な活動意欲は「バイタリティ」であるとも理解できます。

 

02活動意欲が高い人の特徴

活動意欲が高い人はどのような特徴をもっているのでしょうか。以下で、主な特徴についてそれぞれ解説します。

  • 1.行動が早い
  • 2.周囲へポジティブな影響を与えやすい
  • 3.生産性が高い

1.行動が早い

活動意欲が高い人は、するべきことや思いついたことをすぐに行動に移す傾向があります。考えて足を止めている時間や躊躇している時間が短いのです。これはなにも、「考えずに行動している」というわけではありません。人は、行動する前に何かしら予測を立てたり判断したりしています。目の前の課題が難題であるほど、そもそも行動前に行う見積もりなどの思考を先延ばしにしてしまうものです。活動意欲が高い人は、行動内容の見積もりを思考してから実際に行動に移すまでの時間が短いだけでなく、行動前の思考を先延ばしにせずすぐに行うこともできます。これら、一つひとつの行動が少しずつ早いため、結果的に行動全体が素早く見えるのです。

2.周囲へポジティブな影響を与えやすい

明るく前向きで陽気なキャラクター性をもった人が多くの人に好かれる、というのは経験上理解できると思います。活動意欲が高い人は、「精神的な活動意欲」も高いものです。 その結果、持ち前のポジティブさや連続して成果を上げている様子から、周囲の人へ良い影響を与える傾向があります。自分もあのようになりたい、と感じる人を増やしていき、周囲の「精神的な活動意欲」も高めていくことができるのです。

3.生産性が高い

活動意欲が高い人は前述の通り行動にスピード感があるため、それらが積み重なって結果的に時間対比で行うことができる行動量も多くなります。また、精神的な活動意欲も身体的な活動意欲も高ければ、どちらかがボトルネックとなって自身の生産性を妨げることがありません。「決断疲れ」という言葉もありますが、やる気や決断力といった精神的なリソースは、体力と同じように有限なのです。そして、個々人によってそのキャパシティは異なっています。生産性が高い人の多くは、自分がもつキャパシティを見極め、適切に業務に振り分けて活動しています。そして活動意欲が高い人は、これら精神面・身体面の両方のキャパシティが多いため、使えるリソースが多いという理由からも生産性が高くなるのです。

 

03社員の活動意欲を高めるための注意点

社員の活動意欲を高めるうえでは、注意しなければならない点が2つあります。それぞれ確認していきましょう。

  • 1.不満解消と満足の二軸で考える
  • 2.社員の意欲や価値観を尊重する

1.不満解消と満足の二軸で考える

活動意欲が上がらない理由は、大きく分けて二つあります。一つは、現状に不満があるため意欲が低下している状態にあることです。

もう一つは、現状に満足していないためある程度は意欲を維持できているが、それほど上昇しないという状態にあることです。前者は、当人の不満を取り除くことで解消できます。後者は、どうすれば当人が満足するのか話し合い、満足できる環境をサポートすることで解消できます。社員の活動意欲を上げるためには、不満を解消することと満足できる場を用意すること、この両軸でアプローチすることを前提にしましょう。

2.社員の意欲や価値観を尊重する

もう一つ重要となるポイントが、活動意欲を高めることを無理に押し付けないことです。内発的動機付けと外発的動機付けでは、外発的動機付けは効果が弱く、長期的に動機付けにならないという話が知られています。強い外圧として「活動意欲を高くせよ」と押し付けるだけでは外発的動機付けにしかならず、かえって組織全体に悪影響を及ぼす可能性すらあるのです。そして何よりも、会社のために精神的・身体的なリソースを費やしたくない、積極的に業務の活動意欲を高めたくないという価値観をもつ社員がいることも理解しておきましょう。個々人ごとにキャパシティは異なる、という話をしましたが、それを人生においてどの分野にどの程度振り分けているのかも、個人差があるのです。まずは活動意欲を上げるための施策をスモールスタートすることをおすすめします。

 

04社員の活動意欲を高める方法

社員の活動意欲を高めるためには、企業としてどのようなことを実施すべきなのでしょうか。主な方法として、以下の4つが挙げられます。

  • 1.適切な業務量と目標を設定する
  • 2.社員やチーム間の交流を促進する
  • 3.評価制度と評価内容をすり合わせる
  • 4.本人のキャリア観と目指すものを確認する

1.適切な業務量と目標を設定する

社員が抱える業務量と目標を適切なレベルに設定しましょう。目標設定の強度は適切であるか、分量の多寡はちょうど良いか、といった内容を面談も通して解消していきましょう。これによって業務に対するモチベーション低下を防ぐことができ、精神的な活動意欲を高めることにつながります。また、キャパシティをオーバーした過剰な業務に疲弊してしまい、身体的な活動意欲が低下することも事前に防げます。これは仕事内容の不満を解消することでもあります。すなわち、活動意欲を高める二面のアプローチのうち「不満解消」の方です。それができたら、どんな仕事であればやりがいを感じられるか、といった「満足」の面からも意欲向上をサポートしていくと良いのではないでしょうか。

2.社員やチーム間の交流を促進する

活動意欲を高めるためには、対象者だけでなく、関係者への働きかけも必要になります。お互いに信頼し認め合えるチームであればモチベーションを維持できますし、仲間への貢献がモチベーションの源泉になっているという社員もいるでしょう。また、チーム内で業務量を調整したりサポートしあうことは、身体的な活動意欲の維持にも必要不可欠です。そしてもちろん、どの程度の業務意識をもっているか、価値観を判断して業務を振り分けることも重要です。これらチーム意識の醸成や価値観の判断を行うために、チーム間の交流を促進していきましょう。チーム定例会や1on1の実施、交流費を補助してのランチミーティングの実施などが現実的でしょう。

3.評価制度と評価内容をすり合わせる

正当に評価されていないと感じるとエンゲージメントが下がり、ひいては精神的な意欲が下がってしまいます。特に、本人の思う頑張りと周りが認める評価に食い違いがある場合、「努力をしてもどうせ評価されないのなら会社でがんばるのはやめよう」と諦めてしまう可能性もあります。面談の場では、評価に対する納得度を確認しましょう。多くの場合、評価に対する不満は、評価制度そのものへの不満と自分に下される評価内容への不満の2パターンが存在します。不満の内容によって、評価制度の浸透や会社のビジョン・ミッションを腹落ちさせること、評価結果の要因や今後どうすれば評価が上がるかの説明などを行うと良いでしょう。こちらも「不満解消」のあとに「満足の提供」を行うという順番で行うと、うまくいきやすいのではないでしょうか。

4.本人のキャリア観と目指すものを確認する

将来への不安から意欲が落ちている、または自分の将来につながっていない業務だと感じるために意欲が落ちている可能性もあります。この不安を解消するため、自分のキャリアは自分のものであり、どうしたいのか、どうなっていきたいのかを自分主体で考えるという、キャリアオーナーシップの考え方を推奨していきましょう。キャリア自律(自立)と呼ばれることもある考え方です。まずは目指す将来像を考えてもらい、それに至るためにどのようなロードマップを辿るべきか、自問自答してもらうのです。これにより、10年後にどんなポジションにいる、5年後にどんな仕事をしている、といったポイントが明確になります。そのポイントを満たすためには今なにをすべきか、日々の業務レベルにまで落とし込んで話し合うことで、業務とキャリア観の乖離を埋めることができます。

 

05活動意欲を高めるSchooのオンライン研修

Schoo for Businessは、国内最大級7,000本以上の講座から、自由に研修カリキュラムを組むことができるオンライン研修サービスです。導入企業数は2,700社以上、新入社員研修や管理職研修はもちろん、DX研修から自律学習促進まで幅広くご支援させていただいております。

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Schoo for Businessの特長

Schoo for Businessには主に3つの特長があります。

【1】国内最大級7,000本以上の講座数
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活動意欲を高めるSchooの講座を紹介

Schooは汎用的なビジネススキルからDXやAIのような最先端のスキルまで、7,000本以上の講座を取り揃えております。この章では、活動意欲を高める授業を紹介いたします。

行動のためのモチベーション管理術

この授業では決めたことを行動に移すために

  • ・行動に必要な目標の設定方法
  • ・立てた目標を行動に移すための具体的なスケジュール管理の方法
  • ・立てた目標に沿って行動を続けるためのモチベーション管理の仕方

について学びます。

 
  • ㈱LEBEN CAREER CEO ㈱MEXUS CCO

    秋田県は男鹿市の生まれ。 大学卒業後、小売流通業界にて店舗運営責任者として従事。 前社退職後、東南アジアにて半年間のバックパッカー生活。 帰国後、製薬業界にて、人事戦略室、社長秘書室、人事総務業務に従事。 2014年に人材開発事業「LEBEN CAREER」を創業し、法人設立後は代表取締役に就任。 同社では「コーチングを受けたい・学びたい」というビジネスパーソン向けにコーチングサービスの『LCPコーチング』及び、コーチングスクール『LCPコーチングアカデミー』を運営。 株式会社MEXUSでは、CCOとしてパーソナルコーチングサービス『REEED』を企画運営。専門領域は、キャリア変革を目的とした行動変容的アプローチ。

行動のためのモチベーション管理術を無料視聴する

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やる気が出ないを克服するセルフコントロール

今回の授業では、心理学の考え方を用いて、自分のやる気をコントロールするための方法を学びましょう。

 
  • 一般社団法人日本マインドリーディング協会理事

    上智大学経済学部卒、多摩美術大学芸術学部除籍。大学卒業を前に萩本欽一さんの事務所で芸人になるが、お笑いが「人の心理」や「言葉」に大きく左右されることに魅せられコピーライターに転身。「人の心を動かす言葉」を深めたあと32歳でオープンした7坪の眼鏡店が年商5億円を突破するとテレビや新聞などマスコミ取材が殺到。1,500社が集うマーケティング団体で年間最優秀賞を受賞した。ところが目の前に、安さが武器の大型店がオープンして売上げ半減。「心理学は役に立たないのか」との絶望の中、無意識に介入する知見に巡り合いV字回復。近年は実業のかたわら、自身を助けてくれたこの心理学を本や講演やラジオなどを通して伝え、多くの成功例を生んでいる。『禁断の心理話術エニアプロファイル』(フォレスト出版)や『人生を変える心理スキル99』(きこ書房)など著作多数。

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結果が出せる人の1枚で前向きになる習慣

この授業では、語彙力・表現力不足に悩んでいる方に向けて、思いを言葉にする力を学びます。授業は、言葉に関する多くのヒット書籍を執筆されているひきたよしあき先生が担当します。

 
  • 伊藤アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長

    2010年野村證券株式会社に入社。 入社後3年間で30%の離職率を超える野村證券の中で、上位2%に入る営業成績を8年間出し続ける。 2014年には海外修練第1期生としてサンパウロに1年留学。 2018年伊藤アセットマネジメント株式会社を設立し代表取締役に就任。 2020年6月YouTubeチャンネル「野村證券OBチャンネル〜伊藤逹馬のビジネスメンタル論〜」を開設。 2020年10月 初の全国出版著書「1枚で動け どんなときも結果が出せる人のシンプルな習慣」をすばる舎にて出版。

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06まとめ

活動意欲が高い社員は、企業の成長にとって必要不可欠です。しかし、全員が高い活動意欲をもって業務に取り組んでほしいものですが、最初からその状態にするのは難しいでしょう。ぜひここで紹介した方法を取り入れながら、従業員の活動意欲向上のための取り組みを行ってみてください。

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