自律型人材とは|育成方法やメリット・デメリットを解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
自律型人材とは|育成方法やメリット・デメリットを解説 | オンライン社員研修・eラーニング研修 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

変化が早く複雑さも増している現代社会において、重要度が高まっているのが自律型人材の育成です。この記事では自律型人材を育成することのメリットやデメリット、育成方法について解説します。

<目次>
自律型人材とは|なぜ必要とされているの?
自律型人材育成のメリット・デメリット
メリット
デメリット
自律型人材の育成方法
1.自社における自律型人材を定義する
2.必要なスキルを洗い出す
3.適切な目標設定をする
4.研修+実践で身につける
5.定期的に目標の見直しを行う
自律型人材育成のための3つのポイント
考える時間を与える
会社への理解を深める
社員が自発的に学ぶ環境を整える
自律型人材育成のための研修カリキュラム
まとめ

 

 

自律型人材とは|なぜ必要とされているの?

自律型人材とは、自ら規範をつくりそれに従って行動できる人のことを指します。わかりやすく言うと、上司などから細かく指図を受けなくても自ら守るべきルールをつくり、考えながら主体的に仕事を進めていくことができる人が自律型人材です。
変化のスピードが速くまた複雑さも増している今の社会では、臨機応変に対応しながら会社の向かうべき目標に向けて、きちんと仕事を進めていける人が求められるようになっています。

働き手が減少し続けている今、自律型人材を採用のみで確保することは難しくなっており、社内から育成していく仕組みづくりが必要とされています。

 

自律型人材育成のメリット・デメリット

自律型人材の育成には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
良い点と懸念点を事前にチェックすることで、より効果的な人材育成を目指しましょう。

メリット

スピード感を持って業務を進められる

「上司からの指示がないと行動できない」という状態だと、普段と異なる業務が生じた際や新たな業務に取り掛かる際に、環境の変化に適応しながら業務を進めることができず、スピードは落ちてしまいます。
もちろん未経験の業務を全て自分で考えて行うというのは難しい話です。しかし自ら考え行動できる人材であれば、自分なりに考え予測したり行動したりすることができるため、業務をより効率的に進めることができます。

仕事の効率化ができる

慣例に従って仕事をしていたら、いつの間にか今必要ない業務がどんどん増えていた、ということはよくある話です。それは自分たちが目指すべき目標や、目標に対する1つ1つの業務の意味などを押さえることなく、ただ目の前の仕事をこなしてしまっている時によく起こりがちです。
一方、自律型人材であれば状況に応じて自ら考え選択していくことができるので、本当に必要な業務に注力して効率的に仕事を進めることができます

働き方が変わってもしっかり成果を出せる

テレワークの普及やフレックスタイム制の導入など、働き方改革が進んでいます。しかしそれらの働き方の中でよくあるお悩みが、同じ時間にオフィスに集まり仕事をするという働き方に比べて働いている様子や過程が見えにくくなっており、チームマネジメントが難しいということです。
そのように働き方が変わっても、規範に従ってきちんと業務を遂行して結果を出すことができるため、自律型人材の需要はより高まっています。

デメリット

育成に手間と費用がかかる

自律型人材として活躍するには、様々なスキルを身につける必要があります。目標達成力、モチベーションを維持していける力、PDCAを回していける力など、全てを身につけていくには研修準備のための手間も費用もかかります
自社内での研修が難しいという場合には、オンライン動画サービスを活用することもおすすめです。すでに教材が準備されているため、研修準備をするよりも手間や費用を抑えることが可能です。

 

自律型人材の育成方法

1.自社における自律型人材を定義する

自律型人材とは、自ら規範をつくりそれに従って行動し結果を出すことができる人のことを指しますが、企業によってもその定義は変わってきます
例えば「結果を出す」ということを考えてみても、個々で与えられた営業成績を伸ばしていくことを重視するのか、それともチーム全体を巻き込みながら目標達成を目指すのかなど、社風や会社ビジョンなどによっても異なってくるでしょう。

自立型人材の育成に取り組む前に、まずは自社で育成すべき自律型人材とはどのような人物なのかということを明確にすべきです。
その際には自社の目指すべき方向と照らし合わせながら決めていくことをおすすめします。長期的に見てどのくらいの目標を達成すべきで、そのためにはどのような行動が必要なのかということから落とし込んでいきます。
するとどのような人材が自社にとって必要なのかが見えてくるでしょう。

2.必要なスキルを洗い出す

自社で育成すべき自律型人材の定義ができたら、そのために必要なスキルを洗い出していきます。
例えば、「チームに与えられた目標を達成すべく自ら学び、他のメンバーを巻き込みながら行動していける人」が定義だとします。このような人材となるために必要なスキルは以下が挙げられます。

  • コミュニケーション力
  • モチベーションを維持していける力
  • 目標達成力
  • PDCAを回していける力

必要なスキルを洗い出す際には、社内で自立型人材に当てはまっている人、近いと思われる人が持っているスキルについて分析してみると考えやすいでしょう。

3.適切な目標設定をする

自律型人材を育成していくためには、適切な目標設定をしていくことが大切です。目標設定をしている企業は多いかと思いますが、短期的な業績目標の設定のみで、能力開発についての目標まで考えられている企業はまだまだ少ないのが現状です。
今後どのような能力を身につけていって欲しいのか、しっかり伝えた上でスキルアップのための行動目標を定めていきましょう

例えば、自律型人材のために必要なスキルとして「PDCAを回していく力」が上げられるのであれば、そのスキルを磨いていけるような目標設定を行います。
毎週月曜日に業績目標に対する振り返りを行い、今後の行動計画を立てて発表する、などです。

普段の業務の中で必要となるスキルを磨くには何をすべきなのか、本人と話した上で設定していくことが重要です。
またその際のポイントは、企業視点の能力開発というだけでなく、本人の今後のキャリアプランを把握した上ですり合わせを行っていくということです。スキルを磨いていく本人が納得感のある目標設定でなければ、意味のあるものにはなりません。
特に能力についての目標設定は、企業と社員一人ひとり両方の視点を持って行っていきましょう。

4.研修+実践で身につける

スキルを身につけていくためには、インプットとアウトプットの両軸で考えていくことが必要です。
まずはインプットとして、研修で知識を身につけていきましょう。講師を招き、会場を用意して集合研修として行うこともできますが、オンライン動画など既に教材が用意されているサービスを活用することがおすすめです。
特に自律型人材の育成となると、必要なスキルは多岐に渡ります。それら全ての研修準備をしようとすると、手間も費用もかかってしまいがちです。オンライン動画などを活用すれば、必要なスキルについての講義を選定するだけで研修を行うことができます。

次にアウトプットの場を作っていきましょう。学んだことを業務の中で実践していくことでより効果的にスキルを磨いていくことができます。
自律型人材には自ら考え、臨機応変に仕事を進め、成果を出していくことが求められます。そのためには、普段から1つ1つの業務について考察をしながら行動していく姿勢づくりが大切です。
業務の指示をする際には、自ら考える時間を与え、研修で学んだことを活用できる場づくりをしていきましょう。

5.定期的に目標の見直しを行う

自立型人材の育成に取り組み始めると、「やってみたら必要なスキルが異なることがわかった」、「目標を設定し直す必要が出てきた」という事態も起こってきます。
最初に目標をしっかり定めていても、実際にやってみた中でのズレや変更点を放置していては意味のある育成にはつながりません
定期的に目標設定を見直し、能力開発のために最適な研修や業務目標を改善し続けていきましょう。
初めの目標設定の際に、振り返りをする時期を決めておくことで適切なタイミングで忘れずに振り返り、改善をしていくことができます。

 

自律型人材育成のための3つのポイント

考える時間を与える

業務を任せる際、常に手取り足取り教えていては自分で考える機会が作ることができず、指示待ち人間になってしまいます。
業務の進め方やどのよう行動していくべきかを、一度自分の頭で考えるように習慣づけていきましょう

また、ただ考えて終わりでは意味がありません。自分なりの考えをまとめてもらった後に共有の場を作り、改善点やよかった点をしっかりフィードバックするようにしましょう。
それにより考え方を身につけることができ、自ら行動できるようになっていきます。

会社への理解を深める

自ら考え行動できることだけでは自立型人材とは言えません。会社の方針に沿って、変化に適応しながら結果を出すべく行動できる人材を育成していく必要があります
そのために不可欠なのが、会社ミッションや経営戦略への深い理解です。ミッションは会社の軸となり、経営戦略は企業の方針を指し示しています。組織がどこに向かおうとしていて、自分たちは何を目指しているのかがわからないと、どれだけ自律的な人材でも正しい判断を下していくことができません。

軸となるものを起点に、臨機応変に対応していけるような環境づくりが大切です。
そのためにはミッションや経営戦略に対する今の業務との関連性や、今後の展開について経営層や上司の話を聞いたり、社員それぞれが自らの言葉で話したりする機会を作っていく必要があります。

社員が自発的に学ぶ環境を整える

変化のスピードが加速している現代社会において、適切な判断をしていくためには、情報収集を怠らず、日々スキルをアップデートしていくことが不可欠です。
そのためには、社員一人ひとりが自発的に学ぶことのできる環境づくりをしていくことも重要です。
自律型人材の育成に必要な基本スキルは研修で身につけていくことができますが、日々の情報収集やスキルのアップデートのためには社員が自発的に学べるようなサポート環境を整えていきましょう

例えば、外部セミナーへの参加や書籍購入時の費用の補助、定額制のオンライン学習サービスの導入などが挙げられます。
自発的にスキルを伸ばそうとしている社員の歩みを止めないような環境作りも、人材育成を成功させる上で重要となってきます。

 

自律型人材育成のための研修カリキュラム

Schooビジネスプランでは、5500本以上の動画の中からテーマや職種、階層別に組み合わせた研修カリキュラムをご用意しています。自律型人材育成に活用できるカリキュラムをご紹介します。

  • 目標管理をはじめとするセルフマネジメントについてのパッケージです。そのほかには自立とリーダーシップやモチベーションを維持するコツなどについて学ぶことができます。
  • リーダーシップを発揮するにあたって必要なスキルを磨くことのできるパッケージです。リーダーのコツやファシリテーションスキルについて学ぶことができます。
  • 課題の発見から設定、解決までのプロセスを身につけることができるパッケージです。Why型思考や課題解決アプローチについて学ぶことができます。

10日間無料これらの研修カリキュラムに含まれる授業や資料が見放題のデモアカウントも発行しておりますので、ぜひこちらよりお気軽にご連絡ください。

 

まとめ

自律型人材とは自ら考えながら主体的に仕事を進めていくことができる人のことを指します。しかし、より細かな自律型人材の定義や必要スキルは企業のミッションや方向性によっても異なってきます。
自律型人材の育成を進める際には、自社として育成すべき人材について定義をした上で、必要なスキルに落とし込んでいくことが必要です。
スキルアップについての目標設定を定め、研修によるインプットと普段の業務の中でのアウトプットで効率的に人材育成を行っていきましょう。

人気のコラム記事
いま見られている学習動画
  • 行動力の教科書 -成果を出すための最短・最速・最適な仕事の進め方-
    行動力の教科書 -成果を出すための最短・最速・最適な仕事の進め方-
  • 組織に変革をもたらすマネジメント入門
    組織に変革をもたらすマネジメント入門
  • イノベーションを生み出す「デザイン思考」の教科書
    イノベーションを生み出す「デザイン思考」の教科書
  • ハイパフォーマンスを出し続ける社会人のための時間マネジメント
    ハイパフォーマンスを出し続ける社会人のための時間マネジメント
  • 相手を課題解決へと導く「質問力」の鍛え方
    相手を課題解決へと導く「質問力」の鍛え方
  • 要点がつかめる人の「脳内整理」
    要点がつかめる人の「脳内整理」
  • 1分で話せ -シンプルに伝えて相手を動かす技術-
    1分で話せ -シンプルに伝えて相手を動かす技術-
  • 不安とストレスに悩まない7つの習慣
    不安とストレスに悩まない7つの習慣
  • メンタルが強い人になる -ストレスに負けない心の作り方-
    メンタルが強い人になる -ストレスに負けない心の作り方-
  • 課題解決するファシリテーション
    課題解決するファシリテーション
  • ビジネスチャンスを生む「聞く技術」
    ビジネスチャンスを生む「聞く技術」
  • 企画提案を通すための合意形成技術
    企画提案を通すための合意形成技術
  • ファクトを読み解くためのデータリテラシー
    ファクトを読み解くためのデータリテラシー
  • アンガーマネジメントを活用したコミュニケーション術
    アンガーマネジメントを活用したコミュニケーション術
  • 「言葉」を味方につけて聞き手を虜にするコミュニケーション術
    「言葉」を味方につけて聞き手を虜にするコミュニケーション術
  • ビジネスパーソンに必要な「即断力」の鍛え方
    ビジネスパーソンに必要な「即断力」の鍛え方
  • 「笑い」の仕組みに学ぶコミュ力UP術
    「笑い」の仕組みに学ぶコミュ力UP術
  • 管理職のための組織運営力
    管理職のための組織運営力
  • 課長の役割と業務
    課長の役割と業務
  • 仕事が速くミスが少ない人のスゴイ集中力
    仕事が速くミスが少ない人のスゴイ集中力
ビジネスプラン導入事例

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ