公開日:2022/11/25
更新日:2023/01/20

集中力を維持するには?社員が集中できる職場環境の作り方や高める方法を解説

集中力を維持するには?社員が集中できる職場環境の作り方や高める方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

近年、多くの企業が職場環境の見直しを実施しています。職場環境を整えると、従業員だけではなく、企業にもさまざまなメリットが生まれるためです。本記事では、社員の集中力を維持する方法や集中を維持しやすい職場環境を整えるためのポイントについて詳しく解説しています。

 

01集中力とは?

集中力とは、「ある事柄に注意を集めて取り組む能力」のことを言います。集中力が高い人は、ビジネスにおいても、アウトプットの量や質が高い傾向にあります。同じ時間や労力をかけたとしても、より高い仕事の成果や生産性を生み出せるため、業種や業界を問わず、多くの企業から重宝される存在となっています。

人の集中力には限界がある

集中力を維持する方法を知る前に、まずは人の集中力には限界があることを知っておく必要があります。人間の集中力が何分持続するかについては、諸説ありますが、一般的には90分が限界と言われています。人によって、多少の個人差はあるものの、永続的に集中することは難しいため、集中力を阻害しない環境づくりを構築することがキーポイントになります。

 

02集中力を維持できない要因

社員が集中力を維持できない要因は、主に

  • 1.職場で集中しづらい環境となっている
  • 2.業務内容が複雑で業務量が多い
  • 3.集中力の限界を超えた作業時間
  • 4.コミュニケーションの著しい不足
  • 5.心身の不調を抱えての作業

の5つによるものだと考えられています。以下では、それぞれのポイントについて詳しく説明します。

1.職場で集中しづらい環境となっている

「誰かがひっきりなしにおしゃべりをしている」「上司の怒鳴り声が大きい」など職場が集中しづらい環境となっている場合は、当然のことながら社員は集中力を継続させることができません。また、「外の道路工事音がうるさい」、「車の通りが激しく、クラクションが終始鳴り響いている」など、窓から聞こえてくる騒音によっても社員の集中力は途切れてしまいます。

2.業務内容が複雑で業務量が多い

社員一人ひとりの業務負担が大きすぎると、焦りやプレッシャーから気が削がれてしまい、注意散漫な状態になってしまいます。次第に、作業をしていても頭のなかにいくつも気になることが浮かんできて、目の前のことに集中できなくなります。

3.集中力の限界を超えた作業時間

繁忙期や重要なプロジェクトの進行中はどうしても作業時間を確保するため、休憩を取らずに仕事をしてしまいがちです。しかし、休む間もなく長時間作業をしていると、次第に体は疲れを感じ、情報を記憶したり思い出したりすることが困難になります。その結果、業務上のミスが目立つようになります。

加えて、認知機能や反射神経も鈍り、機械操作のミスなど、いわゆるヒューマンエラーが頻出しやすくなります。

4.コミュニケーションの著しい不足

コミュニケーションが著しく不足している場合にも、仕事の効率は低下します。なぜなら、一日のなかで他者と会話をする機会がまったくない場合、新しい考えに触れることができず、モチベーションを高められないためです。

加えて、コミュニケーション不足は、報告・連絡・相談といった業務において必要不可欠な共有も行いづらく、ミスが発生する原因にもつながります。度々、ミスが発生する職場はストレスも溜まりやすく、集中しづらい環境であることは言うまでもないでしょう。

5.心身の不調を抱えての作業

心身の不調を抱えての作業は、集中力低下の大きな要因です。このようなケースは、仕事による疲れやストレスが溜まった状態にあることがほとんどで、イライラや緊張によって集中力が散漫になってしまいます。体に十分な栄養が足りず、リフレッシュできていないため、体調不良にもなりやすいといったデメリットも存在します。

 

03集中を維持しやすい職場環境を作るためのポイント

ここまで、集中力の持続可能時間や集中力を維持できない要因について見てきました。では、反対に社員の集中力を高めるためにはどのような取り組みをすれば良いのでしょうか。ここからは、集中を維持しやすい職場環境を作るためのポイントについて紹介します。

  • 1.業務に集中しやすいデスク環境を整える
  • 2.タスクの優先度づけを徹底する
  • 3.集中する時間帯を決めてスケジューリングする
  • 4.マルチタスクを極力しない

1.業務に集中しやすいデスク環境を整える

人は圧迫感を感じると、どうしても集中力が欠けてしまいます。これを防ぐには、デスク周りに空間を設けることが重要です。また、背後にドアがあるというレイアウトも、ドアが開くたびに後ろが気になるため、集中しづらい傾向にあります。可能であれば、背後が壁になるようにデスクを設置してみましょう。

2.タスクの優先度づけを徹底する

タスク管理がしっかりできていると、期日までに業務を終わらせようと頑張るため、自ずと集中力が高まって、効率よく仕事を行えます。 仕事の締め切りを守ることはもちろん、締め切りが特に決まっていない仕事でも、あえて締切を設けることで、集中できる環境を作り出せます。また、仕事をいくつかのタスクに分けて、タスクごとの締め切りを設定すると、より集中しやすくなります。 ただし、すべての仕事に締め切りを設定してしまうと、常に締め切りに追われている状態となり、ストレスを感じやすくなってしまいます。そのため、優先順位の高いもののみ、タスクづけを行いましょう。

3.集中する時間帯を決めてスケジューリングする

人間には一日の中で集中力が高まる時間帯があります。それが、

  • 脳も体も疲れていない午前中(起床後2〜5時間)
  • 軽い運動後(疲れない程度)
  • 仮眠後(30分以内)

の3つです。これらの時間は脳が活性化し、集中力が高まりやすいと言われています。そのため、発想力が求められるクリエイティブな作業や、集中して行う必要がある作業はこれらの時間に遂行し、作業の効率化を図りましょう。

4.マルチタスクを極力しない

マルチタスクは、一度に2つのことを同時に脳内で処理しているように見えますが、実際は、異なるタスクに取り掛かるたびに、使う脳の場所を瞬時に切り替えているため、脳にかかる負荷が大きく、集中力が途切れやすい作業方法です。「脳は忙しいのに、実際に作業はなかなか進んでいない」というケースが少なくないため、作業はシングルタスクでこなすのがおすすめです。

 

04社員の集中力を高める方法

社員の集中力を高め、業務の生産性を向上させるためには、集中力を高める方法をオフィス全体で取り組んで行くことが重要です。以下では、社員の集中力を高める5つの方法について紹介します。

  • 1.マインドフルネスの実践を推奨する
  • 2.十分なパーソナルスペースやフリーエリアを設ける
  • 3.適度に体を動かす習慣を身につけさせる
  • 4.オフィスは常に清潔を保つ
  • 5.定期的にメンタルヘルスチェックを実施する

1.マインドフルネスの実践を推奨する

マインドフルネスとは、過去の経験や先入観にとらわれることなく、身体の五感に意識を集中させ、現実をあるがままに知覚して受け入れ心を育む練習のことです。

マインドフルネスを行うことで余計な考えを捨てられるため、今、目の前だけのことに集中できる力を養えます。特に、マインドフルネスは繰り返し行うことで、より集中力を発揮できるとも言われており、継続的に実施することでその効果はより高まっていくものとされています。

2.十分なパーソナルスペースやフリーエリアを設ける

十分なパーソナルスペースやフリーエリアを設けることも、従業員のパフォーマンスを最大化させるのに有効です。例えば、集中できる専用のブースやWeb会議がしやすい個室ブース、気軽に打ち合わせができるフリーエリアがあると、TPOに適した集中力を維持しやすくなります。従業員が快適に働け、健康でいられる環境作りを意識すると良いでしょう。

3.適度に体を動かす習慣を身につけさせる

人は疲れた状態では集中することが難しく、1日8時間ずっと集中することは不可能です。疲れていては、集中力の低下を招くため、こまめに休憩を取るようにしましょう。

この際、ただ休憩するだけでなく、ストレッチや深呼吸、軽い運動など体を動かすとより良いリラックス効果を得られます。なぜなら、軽い運動により、全身や脳に血液が行き渡り、脳が活性化されるためです。デスクワークで凝り固まった体がほぐれ、肩や腰の凝りなどが楽になるため、休憩後は効率がグッと上がることが期待できます。

4.オフィスは常に清潔を保つ

植物の設置や電球色のデスクライトを使って、リラックス効果を促すことも効果的な手法のひとつです。また、周囲が汚れていると集中力を削ぐ要因となるため、清掃はなるべくこまめに行い、整理整頓された状態をつくることもポイントです。

5.定期的にメンタルヘルスチェックを実施する

定期的にメンタルヘルスチェックを実施し、職場環境の改善に注力することで、集中力や生産性の向上にも期待が持てます。また、職場環境が良いと離職者が減り、新規採用や教育に時間や労力をかけずに済むといったメリットも存在します。

 

05集中力を向上させるSchooのオンライン研修

Schoo for Businessは、国内最大級7,000本以上の講座から、自由に研修カリキュラムを組むことができるオンライン研修サービスです。導入企業数は2,700社以上、新入社員研修や管理職研修はもちろん、DX研修から自律学習促進まで幅広くご支援させていただいております。

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Schoo for Businessの特長

Schoo for Businessには主に3つの特長があります。

【1】国内最大級7,000本以上の講座数
【2】研修設定・管理が簡単
【3】カスタマーサクセスのサポートが充実

集中力を向上させるSchooの講座を紹介

Schooは汎用的なビジネススキルからDXやAIのような最先端のスキルまで、7,000本以上の講座を取り揃えております。この章では、集中力を向上させる授業を紹介いたします。

どこでも働ける私たちが「集中力」を保つためにすべきこと

この授業では、在宅勤務の課題でよく聞かれる「家で集中して仕事ができない」という悩みに対して、環境設計や集中できる仕事の取り組み方について解説していただきます。 講師は、集中力を測定できるJINS MEME所属の井上一鷹さん。 環境整備度合いと家族構成でどのくらいの集中力の差があるのかデータをもとに教えていただきます。

 
  • 株式会社ジンズ執行役員 兼 株式会社Think Lab取締役

    Newspicksプロピッカー(キャリア・教育関連)。 大学卒業後、戦略コンサルティングファームのアーサー・D・リトルにて大手製造業を中心とした事業戦略、技術経営戦略、人事組織戦略の立案に従事後、ジンズに入社。 商品企画部、JINS MEME事業部、Think Labプロジェクト兼任。算数オリンピックではアジア4位になったこともある。 著書「2021/01/28発売:深い集中を取り戻せ」   「集中力 パフォーマンスを300倍にする働き方」

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※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

『トップ1%の必須常識 「集中」と「リラックス」』著者:辻秀一さん

この授業では、「仕事の速い人」の頭の中では何が起こっているのか?」や「トップアスリートや一流経営者も実践しているパフォーマンスを最高にあげる方法」について、著者辻秀一さんから教えていただきます。

 
  • スポーツドクター

    1961年東京都生まれ。 北海道大学医学部卒業、慶應義塾大学で内科研修を積む。 その後、人の病気を治すことよりも、「本当に生きるとは」を考え、人が自分らしく心豊かに生きること、すなわちクオリティーオブライフ(QOL)のサポートを志す。 スポーツにそのヒントがあると閃き、慶大スポーツ医学研究センターでスポーツ医学を学ぶ。 99年、QOL向上のための活動実践の場として、株式会社エミネクロスを設立。 スポーツ心理学を日常生活に応用した応用スポーツ心理学をベースに、個人や組織のパフォーマンスを、最適・最大化する心の状態「Flow」を生みだすための独自理論「辻メソッド」でメンタルトレーニングを展開。 エネルギー溢れる講演と実践しやすいメソッドで、一流スポーツ選手やトップビジネスパーソンに熱い支持を受けている。 現在、「辻メソッド」はスポーツ界だけではなく、そのわかりやすく実践しやすいメソッドに反響を得てビジネス界、教育界、音楽界に幅広く活用されている。 またスポーツドクターという健康の専門家として、健康経営という考え方を取り入れた新しい企業の経営の在り方を、産業医や健康コンサル、CHO(Chief Health Officer)として取り組み、フローカンパニー創りに大きな成果を上げている。 志は“ご機嫌Japan”と“スポーツは文化といえる日本”創造。 書籍は『スラムダンク勝利学』『自分を「ごきげん」にする方法』『プレイライフ・プレイスポーツ』他累計70万冊。

『トップ1%の必須常識 「集中」と「リラックス」』著者:辻秀一さんを無料視聴する

※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

集中力 -仕事に没頭する心理学-

この授業は、「心理学的アプローチによる集中力UP特訓を通して、仕事を短時間で片付ける方法を身につける授業です。」

 
  • 作家

    心理学ジャーナリスト。「ハック」ブームの仕掛け人の一人。専門は認知心理学。 1973年北海道旭川市生まれ。97年獨協大学卒業後、ドコモサービスで働く。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。 同大学卒業後、04年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。

集中力 -仕事に没頭する心理学-を無料視聴する

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06まとめ

今回は、社員の集中力を維持する方法や集中力を維持できない要因、集中を維持しやすい職場環境を作るためのポイントについてお伝えしてきました。 職場の環境改善に力を入れ、社員の集中力向上に努めることで、結果的に企業全体の生産性向上につなげられます。ぜひ本記事を参考に、オフィスの環境改善に努めてみてください。

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