10/22(Fri)

今日の生放送

幹部候補とは?求められるスキルや育成方法を解説

公開日:2021/09/09
更新日:2021/09/14
  • Twitter
  • Facebook
  • はてなブックマーク
  • LINE
幹部候補とは?求められるスキルや育成方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

近年、後継者不在により、廃業する企業が増えています。このような事態を防ぐためにも、早い段階で会社の次世代を担う人材、幹部候補を育てることは経営者の責務だといえるでしょう。本記事では、幹部候補に求められるスキルや具体的な育成方法について解説いたします。

 

幹部候補とは

「幹部候補」とは、将来的に上位管理職や企業経営者などの重要な役職に就き、大きな成果を出すことを期待されている人材のことを差します。組織によっては「幹部候補生」「次世代リーダー」と呼ぶこともあり、民間企業以外にも自衛隊や公務員といった組織でも用いられています。 組織の中心となる人物を意味するものの、具体的にどういった人材が求められるかは組織によって異なるため、明確な人物像やポジションによる線引きはありません。そのため、役員クラスのトップマネジメント層の候補者を幹部候補とする場合もあれば、管理職候補者までを幹部候補に含める場合もあります。

幹部候補の選抜が求められる理由とは

リーマンショック以降、日本の求人倍率は増加の一途をたどっており、求人市場は企業間の競争が年々激化傾向にあります。人手不足が叫ばれる昨今において、中期的な組織開発として、特に幹部候補となる若手人材の獲得・育成が重視されるようになりました。 現社長以外に経営のかじ取りを行える人間がいないと、不在時やトラブル発生時に対応することができなくなり、結果的に企業の成長スピードは止まってしまうでしょう。

マネージャーとの違いとは

幹部候補は、より経営的な視点から戦略を編み出し、経営計画の策定力が求められる一方、マネージャーでは、事業運営やメンバーをマネジメントといった能力が必要とされます。 つまり、幹部候補とマネージャー違いは、組織のアウトプットの最大化と、メンバーの意欲や、プロジェクトのマネジメント、といった形でそれぞれで尽力する業務内容が異なり、それにより求められるスキルも変わってきます。

 

幹部候補に求められるスキルとは

幹部候補は、一般社員に比べて求められる人物レベルが高く、結果を出すために必要な能力も多岐にわたります。ここでは、幹部候補に求められるスキルを大きく5つに分けて解説します。候補者採用時の着目点として活用ください。

課題解決力

事業を進める上で、思わぬトラブルや壁に衝突する機会は少なくありません。そういった課題を解決するには、正しい関連情報を素早く収集し、総合的な視点から判断する力が要されます。そのため幹部候補は、いつ何時であっても多面的な視点をもち、物事を考え抜く力を身につけておかなければなりません。

社会や経営などの幅広い知識

幹部候補には、社会や経営などに関する幅広い知識が求められます。事業別組織や機能別組織など、企業戦略に基づいた組織設計をするための知識だけでなく、現代社会で必要とされているハラスメント防止策や、メンタルヘルス対策など、人事・労務の知識も必須となってきます。 適切な経営のかじ取りをするための財務知識、会社の信頼性を守るための情報セキュリティの知識といった、会社を安定的に成長させていくための勉強は必要不可欠です。

論理的思考力

複雑なものを整理し、シンプルにしていく論理的思考方法「ロジカルシンキング」も、管理候補に欠かせないスキルです。物事を筋道立てて考え、論理的に筋道を立てて説得力のある主張や受け答えをすることで、組織に関わる人間の信頼や忠誠心を仰ぐことができます。

マインド

最後に必要なのが、リーダーとしての「マインド」です。経営はスキルや能力だけでなく、経営者本人の人格や価値観によっても左右されます。 幹部は時として、自己の欲求よりも組織を優先しなければなりません。組織のトップに立つ存在として「自分だけが良ければいい」という利己的な価値観では、周囲が意見に従わなくなってしまい、その結果事業で大きな成果を成し遂げるのは困難となるでしょう。 リーダーシップがある人材は頼りがいがあり、細かな指示をしなくても部下がついてくる可能性大です。ちょっとした失敗にもくよくよしない、メンタルの強い人材は幹部候補の適役となりえます。

社内外と良好な関係を構築できるコミュニケーションスキル

会社を牽引する存在になるということは、必然的に社内外において、広くコミュニケーションをとれる力が必然的に求められるようになります。経営に関する折衝や、働き方に関する従業員との意見交換など、その内容は多岐に及び、それらひとつひとつのベストな解決力を見出さなければなりません。 多様な立場の人と目線を合わせられるようなコミュニケーション能力は、幹部候補にとってぜひとも鍛えておきたい能力です。

目標を達成する行動力

いくら素晴らしい戦略を生み出したとしても、実際に行動を起こさなくては、意味をなさなくなってしまいます。目標達成のために自ら積極的に行動目標を起こし、十分な行動、働きかけを継続的に行っていく姿勢が求められます。

 

幹部候補を選抜するには

幹部候補を見つける方法にはいくつかありますが、企業・組織が抱えている課題や育成期間から逆算して決めるのが、最も効率良く選抜できる方法です。ここでは、近年特に有効な手法とされている4つの方法について説明します。

企業に合ったロールモデルを考える

適切な人選をするためには、あらかじめ自社で理想とするロールモデルを決めておくと望ましいです。リーダーシップがあり、コミュニケーション能力が高い人材は魅力的ですが、必ずしもすべての要素を兼ねそろえている必要はありません。自社のカルチャーにマッチしそうな人材を優先して決めるとうまくいく可能性があります。

社内から人選をする

ロールモデルが決まったら、社内公募により社内から人選を行うことをおすすめします。自発的に応募してくる社員は育成しやすいうえに、普段の業務に対する姿勢を考慮できるため、公平な判断を仰げることがメリットです。 社員にとっても、キャリアアップを目指す道が明確に示される結果につながります。企業側から見ると、社員がこれまでよりも高い意識で働いてくれることも期待できます。

自社社員からの紹介で実力が発揮できそうな人物を採用する

自社社員の紹介により、実力が発揮できそうな人物を採用する「リファラル採用」も、近年注目を集めています。自社を理解した社員からの推薦であり、会社の方針から大きく外れた人材が挙がってくるリスクは低いと考えられ、採用コストも大幅に削減できます。

人材斡旋会社を利用する

キャリア人材に特化した人材斡旋会社を利用するのもおすすめです。斡旋会社には、候補者の出身大学であったり、マネジメント経験の長さだったりと、多くの企業が幹部採用する際に注目するポイントが詳しく明記されています。そのため、条件に合った候補者へ効率的にアプローチすることができ、入社後のミスマッチが起こりにくい点も魅力となっています。

定期的な勉強会や交流を通じて人材を発掘する

近年、定期的な勉強会や交流会を通じて、外部で活躍している優秀な人材を自社に引き入れる採用方法を実施している企業も増えてきました。自社内では育成が難しかった多彩なスキルをもつ人材を発掘できることもあり、幹部候補として自社の将来を任せるに相応しい優秀な人材と出会えるかもしれません。

 

幹部候補を育成するには

幹部候補を見つけた後に大切になるのが、育成プランです。どんなに優秀な人材を採用することができても、きちんと育成ができなければ宝の持ち腐れになってしまいます。将来的に経営上の重要な領域を任せるわけですから、正しい育成方法を用いながら効率的に経験を積ませるようにしましょう。

1on1ミーティングを定期的に行う

現在の幹部と、幹部候補が1対1で定期的に対話し、互いの情報交換をする機会を設けることで、習得すべき能力、知識を改めて振り返ることができるほか、両者が感じている現状の課題を意見交換する、絶好の機会にもなるでしょう。 双方の貴重な意見をすり合わせることで、新たな発見ができることも考えられ、会社にとってより良い選択ができる可能性が高まるでしょう。

経営層と懇談会を行う

基本方針をトップと同じレベルで共有するためには、トップとの接触時間を増やし、強化を受けることが非常に大切になってきます。定期的に懇談会などを開催し、トップとの接触頻度や時間を増やすことで、考え方や想いの共有レベルを向上させられます。

フォロー体制を整える

今後、会社を牽引していく立場になるということは、当然のことながら重大な責任も併せ持たなければならないという意味を持ちます。特に初めのうちは、覚えることの多さや責任から、強いストレスを感じる幹部候補も出てくるかも知れません。企業は、プレッシャーや不安を軽減するフォロー体制をしっかり整え、定期的なストレスチェックやカウンセリングを行う体制づくりが求められます。

外部講師や専門家に依頼して研修を実施する

外部講師や専門家に依頼して、プロの指導を直接受けさせるのも、人材育成には有効な手法です。豊富な経験を積んだ外部講師から質の高い研修を受けると、受講者の理解度も高まり、研修の結果を強く実感することができます。 社内の研修では、スキルの習得に不安が残るという場合には、外部研修を検討してみても良いでしょう。

 

まとめ

幹部候補生は、どの人物を抜擢してもいいというわけではありません。論理的思考力やコミュニケーション能力はさることながら、リーダーシップや向上意欲に長け、会社の掲げた理念や価値観を深く共有できる人物を選出する必要があります。 まずは幹部候補の育成の必要性を社内全体で共有し、どのように見つけ出し育成するか、検討してみてはいかがでしょうか。

人気のコラム記事

20万人のビジネスマンに支持された楽しく学べるeラーニングSchoo(スクー)
資料では管理機能や動画コンテンツ一覧、導入事例、ご利用料金などをご紹介しております。
デモアカウントの発行も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

お電話でもお気軽にお問い合わせください受付時間:平日10:00〜19:00

03-6416-1614

03-6416-1614

法人向けサービストップ