eラーニングって効果あるの?管理者と受講者双方の目線で解説!

社内研修に限らず、資格や子供の学習においてもeラーニングはますます主流になりつつあります。場所や時間、デバイスなどを選ばずに学習できるというスタイルが、スマホやタブレットが生活必需品となっている現代において最も便利で効率的な方法だと考える人が増えているからでしょう。これまでにもいくつかの記事を通してeラーニングをご紹介してきましたが、今回は社内研修としてeラーニングを活用する際、管理者と受講者の双方にどのようなメリットがあるのかを比較してみました。
- <目次>
- eラーニング導入の効果
- どんな効果が期待できるか
- 効果を最大化していくためのポイント
- 管理者側にとってのeラーニングの効果・メリット
- 他の教育方法と比べてどんなメリットがあるか
- 効果をより発揮していくためにどんなことをしていくべきか
- 受講者側にとってのeラーニングの効果・メリット
- 他の教育方法と比べてどんなメリットがあるか
- 効果を実感している人たちに共通するポイント
- eラーニングの効果の測定方法とは?
- ドナルド・カークパトリックの4段階評価モデル
- Schooの活用事例
- Schooが提供するサービスの特徴・強み
- Schooの研修パッケージの紹介
- まとめ
eラーニングの効果とは?
eラーニングとは、インターネットを利用した学習システムのことで、受講者はインターネットを介して提供されたコンテンツを視聴することができます。 近頃、社内研修に限らず、資格や子供の学習においてもeラーニングは注目され始めていますが、実際にどのような効果があるのでしょうか?
社員が自発的に学ぶ姿勢を身につけられる。
eラーニングの特徴として挙げられるのは「様々なコンテンツの講座を時・場所を問わず学べる」ということです。eラーニングは集合研修やセミナーとは違い、時と場所が限定されていないため、いつでもどこでも自分のペースで学ぶことができます。自分の興味のある分野を好きな時間に学ぶことで、社員が自発的に学ぶ姿勢を身につけられるようになるでしょう。
反復学習によって知識を効率的に定着させられる
eラーニングで反復学習を行うことで、効率的に知識を定着させることができます。一回きりの研修やセミナーで学んだことも、繰り返し学習しなければ定着させることは難しいかもしれません。しかし、eラーニングでは何度も繰り返して学び直すことができるため、知識が定着しやすいのです。
社員全体のスキルアップにつながる
一回きりの研修では内容を理解しきれなかったり余裕があったりと、理解度は人によって異なるはずです。 eラーニングでは社員各自が自分のペースで学ぶことができ、それぞれが自分に合った学びを行うことができます。そのため社員のもつ知識の量が均一化され、社員全体をスキルアップすることができるでしょう。
eラーニングのメリット・デメリット
様々な効果があるeラーニングですが、もちろんメリット・デメリットがあります。そこで本章では管理者と受講者の双方の視点から見たメリット・デメリットをご紹介します。
このようにメリット・デメリットは様々ですが、eラーニングは基礎知識を身につけたり、社員を研修のために集めることが難しい方などに大きなメリットがあると言うことです。
eラーニングの効果的な活用方法とは?
いつでもどこでも学べて便利なeラーニングですが、活用方法を工夫することで、効果をより大きくすることができます。 そこで、本章ではeラーニングを使った効果的な研修方法をご紹介します!
集合研修の事前学習に活用する
集合研修の前の事前学習は研修をスムーズに進めたり、研修の内容をより実践的にするために重要なポイントですが、その事前学習にeラーニングを活用することで、効率的に基礎知識を身につけることができます。自分のペースで学ぶことができる上に、レポート提出機能などを使い、学習状況を確認することができるのです。
自由に学ばせて社員に自主的に学ぶ姿勢を身につけてもらう
様々なジャンルの講座が数多く開かれているため、社員一人ひとりの課題に合った講座が見つけやすいeラーニング。社員に自由に動画を見てもらい、自分の課題を解決してもらうことで自主的に学んで課題を解決する姿勢を身につけてもらうことができます。
資格などの個人スキルの向上に活用する
資格などの個人スキルの向上にeラーニングを活用することも効果的な活用法の1つです。業務で資格が必要になった時や、個人のスキルアップを考えているときに、資格学校やセミナーに参加するほどの余裕がないと言う方も少なくないと思います。eラーニングでは、勤務時間や自分のフリーな時間で学べるため、時間や場所に縛られずに効率よく学ぶことができるのです。
eラーニングの効果の測定方法とは?
せっかくeラーニングで学習しても、一度講座を受けて終わりにしていては効果は大きくはなりません。では、eラーニングの効果を検証する方法として、どんな方法があるのでしょうか?本章では効果の測定方法をいくつかご紹介します。
ドナルド・カークパトリックの4段階評価モデル
eラーニングの効果の測定方法として有名なものが、ドナルド・カークパトリックの「4段階評価モデル」です。その評価方法を段階ごとにご説明します。
レベル1 Reaction(反応)
受講直後のアンケート調査、満足度評価をする
レベル2 Learning(学習)
事後テスト/ロールプレイ/スキルチェック/筆記試験などを通して、学習到達度を測る
レベル3 Behavior(行動)
学習後にネクストアクションを決め、それをどれだけ実行できているかを他社に評価してもらう
学習実施の数ヶ月後に受講者へのインタビュー/アンケートを行い、行動変容を評価してもらう
レベル4 Results(学び)
学習の実施前後で社員の業績を比較し、効果がどの程度かを測る
この4段階の項目を使って研修の効果測定を行う方法が有効です。 ただ、レベル1から順番に測定していくのではなく、レベル3、レベル4の行動変容目標と数字目標を先に設定して研修を行い、研修後にレベル1から順番に測定していくと言う方法が効果的です。
Schooが提供する企業向け学習パッケージ
Schooのサービスの特徴
schooビジネスプランでは、動画配信という形でさまざまなニーズに応えられる授業を提供しています。授業へのご登壇には、各業界における第一人者や著名な専門家の方々をお迎えしています。ご登壇される講師の方々は、ビジネス現場での経験に基づいた事例などを教えてくださるので授業は具体的でわかりやすく、受講者はチャットなどを通じて講師に直接質問をすることもできるため、eラーニングであっても、実際の研修を受けるのと限りなく近い状態で学習することが可能です。受け身型の学習にならないようなコンテンツが多いのも、Schooのeラーニングの特徴です。
まとめ
eラーニングの効果
- ・主体的に学ぶ姿勢が身に付く
- ・知識定着の効率化
- ・社員のスキルのボトムアップ
eラーニングの効果的な活用方法
- ・集合研修の事前学習として活用
- ・主体性を養うために自由に学ばせる
- ・資格などの個人スキルの向上に活用
eラーニング効果の測定方法
- ・ドナルド・カークパトリックの4段階評価モデルを使った効果測定