公開日:2018/11/30
更新日:2023/10/29

eラーニング研修で社員育成を加速|比較軸や導入までの手順を紹介

eラーニング研修で社員育成を加速|比較軸や導入までの手順を紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

eラーニングとは、おもにインターネットを通じて時間や場所を選ばずに各々が学ぶことのできる学習システムのことを指します。eラーニングは集合研修の代替としての役割だけでなく、多様化する時代に適応していくことのできる、自発的に学ぶ社員の育成促進としての役割も期待されています。

 

01eラーニングとは

eラーニングとは

eラーニングとは「パソコンとインターネットを中心とするIT技術を活用した教育システム」と定義されています(日本イーラーニングコンソシアムによる)。

情報技術(おもにインターネット)を利用して、スマートフォンやタブレットなどマルチメディアに対応していれば、時間や場所を選ばずに学習できる形態を指しています。2020年以降のコロナ禍の状況においては、教育現場や仕事の研修などで、大勢が一箇所に集まる機会も減っており、遠隔で学習ができる点で、改めて注目を集めています。

eラーニングの仕組み

eラーニングは、主に「教材コンテンツ」と「学習管理システム(LMS)」の2つの主要な要素で構成されています。eラーニング研修の成功には、教材コンテンツの質とLMSの適切な運用が重要です。これらの要素は、効果的な学習体験を提供し、学習者のスキルや知識の獲得をサポートすることができるのです。ここではそれぞれについて解説していきます。

教材コンテンツ

教材コンテンツは、学習者に対して提供される学習資料や教材のことを指します。これらのコンテンツはさまざまな形式で提供され、学習者が新しいスキルを習得し、知識を得るための情報源となります。学習教材そのものをサーバー上に保存し、学習する人のデバイスから確認できるものが主となるので、紙の教材を各学習者へ送付する必要がなく、利便性が高いという特徴があります。

Schoo for Businessでは、各業界のトップランナーを招いて作成した8,000本の授業を教材コンテンツとして提供しています。それらを組み合わせた研修パッケージの一覧はこちらをご覧ください。

学習管理システム(LMS)

学習管理システムとは、Learning Management Systemを略してLMSと呼ばれています。教材コンテンツの提供、学習者の進捗の追跡、評価、評価など、eラーニングプログラム全体の運用を管理するためのソフトウェアプラットフォームです。主な機能として、次が挙げられます。

LMSの主な機能 内容
1. eラーニングを配信・受講する機能 動画などのコンテンツをアップロードしたり、受講したりすることができる。
2. 学習進捗の管理といった管理機能 受講者一人ひとりの学習進捗を確認することができる。
3. レポートの提出 研修後のレポートを提出したり、提出状況の確認やフィードバックができる。
4. 受講者と管理者のコミュニケーション機能 研修開始の連絡やリマインドを送るなどのやりとりを簡単に行うことができる。

これらのシステムを利用することで、管理者にとっては学習効果の確認と改善に役立てることが可能となります。

eラーニングの歴史

eラーニングは2000年以降で本格的に登場しましたが、eラーニングに近しいサービスは1950年代から登場していました。eラーニングは教育とトレーニング分野において革命をもたらし、今後も技術の進化と教育の変革に伴い進化し続けるでしょう。ここでは、eラーニングの歴史について時系列に沿って、解説していきます。

初期のeラーニング

初期のeラーニングは諸説ありますが、1950年代に出現したCAI(シーエーアイ)と呼ばれる学習システムが挙げられます。CAIとは、「Computer Aided Instruction」の略称で学校や学習塾などにコンピューターを導入して学習教材を表示したり、教育用ソフトウェアを使って個別学習を行ったりする学習方法です。反復練習用のシンプルな内容となっていました。

1980年代の近年のeラーニング

1980年代から1990年代にかけて出現したeラーニングは、コンピュータ技術の進化に伴い、CD-ROMやテレビ放送を介した遠隔教育が試みられました。しかし、インターネットの普及と技術の進歩により、より効果的なeラーニングの実現が可能になりました。初期のeラーニングは、多くの場合、静的なコンピュータベースの教材として提供され、相互性は限られていました。

近年のeラーニング

近年のeラーニングは急速に発展し、多くの形式とアプローチが存在します。例えば、前項で解説したようなLMSと呼ばれる学習管理システムが挙げられます。また、スマートフォンやタブレットを活用したモバイル学習が一般的になり、学習者はいつでもどこでも学び続けることができることも特徴的です。加えて、これまで一方通行の内容だったコンテンツが、プラットフォームを活用することで学習者の進捗を追跡し、個別の学習経験をカスタマイズするためのデータ分析を可能としました。

これからのeラーニング

技術の発展により、利便性が高まっているeラーニングですが、将来的にはAIを活用して学習体験を最適化し、学習者に対してカスタマイズされた提案や評価を提供することが期待されています。また、VR(バーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)技術を組み合わせて、より没入感のある学習環境を提供する可能性があります。

eラーニングを研修に導入する企業は増えている

コロナウイルスの影響で出社が困難になり、研修にeラーニングを導入する企業が増えています。
アーカイブされたコンテンツを自由に見てもらう方式であれば、人事の工数を使うことなく研修ができるので、知識のインプットを中心とする研修をeラーニングに置き換える企業が増加しているのです。

また、人的資本の開示が日本でも推進されてきており、この流れはさらに加速しています。eラーニングは研修の受講時間や研修を受けた人数をデータで簡単に管理・集計できる上に、学習データと人材データを連携させて生産性の高い人材を分析するといった使い方も普及し始めています。

▼eラーニングを詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】eラーニングとは?学習効果を最大限高めるeラーニング研修実施のポイント

 

02eラーニングを社内研修に採用するメリットとデメリットとは

eラーニングを用いた研修は多くの企業で導入が進んでいますが、社内研修として採用する場合、メリットとデメリットがそれぞれ存在します。次では、それぞれについて整理しました。

企業側のメリット・デメリット

まず、企業側におけるメリット・デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

メリット

メリットについては大きく以下4点です。

eラーニングを利用する企業側のメリット

メリットについては大きく以下4点です。

・研修会場が不要
 集合研修の場合は研修会場の手配の手間やコストがかかりますが、eラーニングの場合はインターネット環境さえあればどこでも受講が可能です。
・資料の印刷配布が不要
 インターネット上で授業資料など確認ができるので、紙・インク代のコスト削減に繋がります。また印刷や製本の手間、労力を省くことができます。
・講師の手配が不要
 研修の講師の手配やスケジュール管理などを手間に感じる、研修担当の方は多いのではないでしょうか。
 場合によっては講師の前泊対応や移動手段の手配も必要となりコストもかさみます。しかしeラーニングを活用すればその負担なく研修を行うことも可能です。
・会社側が学んで欲しいことだけでなく、社員の自発型学習を促進できる
 多様化が進み変化の激しい現代では、自身の成長のために自ら学ぶ「自発型学習」が重要となってきています。
 多様なコンテンツを揃えるeラーニングの導入により、社員に自発型学習の機会を設けて成長を支援する仕組みを提供することで、優秀な社員を育成・定着につながりひいては企業成長にもつながるという企業にとっての利点もあります。

デメリット

デメリットについても以下、チェックしておきましょう。

・集合研修ほどの強制力はない
eラーニングには、集合研修ほどの強制力がないというデメリットがあります。上述したように、eラーニングを学ぶ時間・場所を学習者自身で選ぶことができるため、どうしても強制力がなくなってしまいます。そのためeラーニングの学習管理機能などでそれぞれの学習者の学習状況を把握し、それを踏まえて学習者に対して受講促進リマインドなどを行うことが大切です。
・受講生のモチベーション維持が難しい
eラーニングにおいて受講者のモチベーション維持は非常に難しい課題です。動画の講座を長時間見続けるのは、集合研修などのオフラインでの研修で長時間講義を受けるよりも集中力が続きにくく、eラーニングはモチベーションを維持しにくいと言われているのです。

そのため、学習管理機能を活用して社員の学習状況を把握し、社員にヒアリングを行い、社員それぞれにあったフィードバック、アドバイスをし、モチベーション向上に努めましょう。

受講生側のメリット・デメリット

eラーニングを利用する受講側のメリット・デメリット

企業側は低コストで実施でき、社員の自発的学習を促進できるものの、集合研修と比較して、強制力が弱くモチベーション管理が難しいという特徴があります。

では、受講者側のメリット・デメリットには何があるのでしょうか。次では、それぞれについて解説していきます。

メリット

メリットは、以下4つが主なものとして挙げられます。

・特定の場所に集合する必要がない
 インターネット学習の場合は研修を受ける全員が同じ時間、同じ場所にいる必要がありません。
 集合型研修では、研修開始から終了まで受講生全員が同じ場所にいる必要がありましたが、その手間なく研修を受講することができます。
・自身で学習スケジュールを管理できる
 仕事に穴を空けるという心配が軽減されます。集合型研修では営業職などの場合、顧客とのアポの日程を研修に合わせて調整する必要がありますが、eラーニングでは自分の空いた時間を使って受講することが可能なので、スケジュール調整がしやすくなります。
・研修のための前泊が不要
 研修場所が遠方の場合は前泊や長時間の移動が必要となることもあります。しかしどこでも研修を受けることが可能なeラーニングでは、その負担なく研修を受けることが可能になります。
・各自の理解ペースに合わせて学習できる
 集合型研修では、全員が同じスピードで学ばなければならないため、受講生による学習スピード、理解ペースの違いがあっても研修カリキュラム進行が優先されがちです。
 一方eラーニングの場合は理解度によって授業を見返したりすることもできるので、個々人に合わせた学びができます。

上記に挙げたように、eラーニングで学習することは企業側、受講生側それぞれにさまざまなメリットがあります。社員研修・人材育成向け定額制eラーニングのスクーでは、 8,000本を超える制作実績をもとに社会人が自発的に「また受けたくなる」学習体験を提供しています。
ライブ感のある授業動画と参加者同士のコミュニケーションによって、まるで大人数で講義を受けているような感覚で楽しみながら学習できるのが特長です。

デメリット

様々なメリットがあるeラーニングですが、デメリットもいくつか存在します。ここでは、学習者側から見たデメリットについて解説していきます。

・集中力を持続させにくい
eラーニングは時間や場所に関わらず手軽に学ぶことができる反面、受講生側は集中力を持続させにくいというデメリットがあります。eラーニングは、教材を学びたい場所、学びたい時間に自由に学ぶことができますが、会社のように周りから見られているわけではないため、どうしても集中力が続きにくくなってしまうのです。そのため、受講生側はできる限り集中できる環境・時間を準備して学ぶなどの工夫が大切です。
・実技を伴う科目には難しい
eラーニングは実技を伴う科目には不向きであるというデメリットがあります。eラーニングは集合研修などのオフラインでの研修と違い、講師と受講者がリアルタイムで対面しているわけではありません。そのため、実技を伴う研修を行うのはどうしても難しいと言われているのです。そのため、実技を伴う研修を行う際は事前学習でeラーニング、実践は集合研修で行うという形で行うのが理想的です。

▼eラーニングのメリット・デメリットを詳しく知りたい方はこちら▼
【関連記事】eラーニングのメリットとデメリットを学習側と企業側の2つの視点で紹介

 

03eラーニングと集合研修を費用で比較

eラーニングと集合研修を費用で比較

様々なメリットがあり、近年注目を集めているeラーニングですが、コストの方はどうなのでしょうか。他の教育手法と比較して解説します。 以下がeラーニングと集合研修の比較表になります。この比較表からわかるように、集合研修は宿泊費や食事費用、社員と講師の交通費、会場費や講師への謝礼など、様々な費用がかかってしまいます。反対に、会社によりますが、eラーニングでは基本的に上記のようなコストはかかりません。つまり、eラーニングの方が集合研修よりもコストを抑えられるのです。(以下の表は一例として記載しております)

項目 eラーニング(Schoo) 集合研修
受講者人数 500人 500人
集合研修のスケジュール なし 1泊2日
宿泊費用 不要 3,000,000円
(1人6,000円×500人)
食事費用 不要 2,000,000円
(1人4,000円×500人)
交通費 不要 500,000円
(1往復1,000円×500人)
研修会場費用 不要(eラーニングによる) 3,000,000円
(1回の謝礼300,000円×10回)
教材費 1ヶ月1500円/ID×500人=75万円 1,500,000円
(教材費3,000円×500人)
合計 75万円 1,200万円
 

04eラーニング研修サービスの比較軸

eラーニング研修の比較軸

また、サービスの比較検討を行う際に重要となるポイントも見ていきます。自社の目的・優先度に合わせ、考えていただけるとよいでしょう。

教材の量・種類・内容

教材の量や種類、内容は、eラーニングを選ぶ際に最も重要な基準であると言えるでしょう。eラーニングの中には、特定の内容に特化したものと、様々な内容の講座を幅広く用意しているものがあります。

特定の内容についてより深く学ぶ必要があるのであれば、その内容に強いeラーニングを、階層別研修や職種別研修など、幅広い知識を学ぶことが必要になる研修に用いるのであれば、様々な内容について幅広く取り扱っているeラーニングを選ぶようにしましょう。

そして、教材の量も重要な基準となります。コンテンツの量が多ければ多いほどいいというわけではありませんが、コンテンツの量が多いほどより深く、持続的に学ぶことができるため、自発的に学ぶ人材の育成にもつながるでしょう。

受講促進機能があるかどうか

eラーニングシステムは、学習者がモチベーションを保ちにくいというデメリットがありますが、受講促進機能があれば管理者側から学習者のモチベーションを向上させることができます。

例えば、受講促進機能としてリマインド機能があると、成績が低い社員や研修の進捗が悪い社員にリマインドを行い、研修にしっかりと参加させられます。

さらに、いくつかの講座を組み合わせたパッケージでは、用意された研修動画を指示通りに受講していけば目標に到達することができます。このような機能があるeラーニングも便利です。

操作のしやすさ・視やすさ

操作性・視認性の良いeラーニングを選ぶことは非常に重要です。eラーニングは研修担当となる全従業員が使用します。

会社によっては年配の方が多い会社や、普段パソコンなどの端末をあまり扱うことがない社員が多い会社など、会社ごとに様々な状況があるでしょう。そのため、より操作性・視認性の良いeラーニングを選び、誰でも簡単にアクセスできる環境を作ることが大切です。

人材育成に適した内容になっているか

当然ですが、自社が求める人材育成に適した内容かどうかが最重要ポイントです。人材育成の研修は、全社員を対象としたテーマから、階層別あるいは職種別のプログラムまで幅広く対応しています。

そのため、自社に適したコンテンツがあるかどうか、まずチェックしておきましょう。

提供形態がクラウドであること

インターネットの普及により、eラーニングもクラウド型が主流になっています。クラウド型は、初期設定が完了するとすぐに運用可能で、リモートワーク下の企業にとっても使いやすいでしょう。

また、原則、自動でバージョンアップされるため、効率的に機能を使えることもメリットです。一方で、自社内にサーバを置くオンプレミス型は、独自の研修方法や社内での研修を重視する場合に向いています。

自社動画・PDFをクラウド上にアップできるか

社員の教育において、自社で作成した動画やPDFなどを教材として活用する場合もあるでしょう。 世にあるサービスでは、教材作成機能が標準で搭載されているものが多くなっています。

ただし、これらを活用できる教材のファイル(拡張子)や登録方法は、サービスによって違いがあります。自社教材のアップロードが可能か、確認しましょう。

eラーニング以外に備えている機能

eラーニング以外の機能に、自社が必要とする機能を備えているかを検討しましょう。

標準装備されている、ユーザー管理機能、学習状況の把握機能、レポート機能のほかにも、受講者に日本語以外の言語対応が必要な場合の多言語対応機能や、受講者のディスカッションや知識共有などに役立つチャット機能なども確認できるとよいでしょう。

運用サポートの有無

運用が始まると、社員が快適に研修を進めるために、環境整備のサポートが欠かせません。
システムのメンテナンスはもちろん、開発・サポートを行ってくれるサービスですと安心です。

運用サポートがどの程度必要か、また必要な場合は、どんなサポートが必要かを洗い出したうえで、検討商材のサポート内容を確認しておきましょう。

企業向けプランの種類と価格

eラーニングのサービスには主に、受講者アカウント数に応じて料金が変動する従量課金制、人数の制限がない定額制、視聴量や出題量といったデータ通信量に応じて課金される通信制の3種類があります。

ただし、年間契約や最低受講者数が設定されている場合もあり、プランの契約条件を確認しましょう。また、基本料金とは別に、オプションの料金プランの組み合わせが可能になるサービスもあります。予算に応じて、自社に最適なプランを選定しましょう。

具体的な導入実績

導入実績も重視したいポイントです。サービスが自社の課題・ニーズに合っているかを判断するための情報になるためです。

導入事例で紹介されるのは、企業の意見であり、客観的で信頼性の高い情報といえます。具体的には、業界、業種、社員数、課題に着目して、企業の導入事例を読み解くことが必要です。これによって、効果と社員数からコストパフォーマンスなどを測ることができ、自社の導入の決め手になることもあるのです。

運用開始までの期間

スケジュールを立てる上で、サービスの運用開始までの時期も重要になります。

eラーニングの開発から導入、教材コンテンツの作成など、クラウド型で1週間以上、オンプレミス型では3ヶ月以上かかるといわれています。必要に応じて、期間も事前にチェックしておくといいでしょう。

 

05eラーニング研修を導入するための手順

eラーニング研修を導入する際の手順

ここでは、eラーニング研修導入に際し、成功率を高めていくうえで、押さえておくべき手順について解説します。なお、会社の組織規模や決裁フローによって進めるべき手順は異なりますので、一例として参考にしてください。

検討段階

まずは検討段階の各工程について見ていきましょう。

事前準備

事前準備としては、大きく以下の2点を押さえておく必要があります。

  • ●What-Whyの整理
  • ●情報収集
●What-Whyの整理

そもそも自社においてどんな課題が存在しており、その解決策として、どんな研修がなぜ必要なのか、目的を確認・整理することから始めるべきです。

何を(What)、なぜ(Why)導入するのかについての整理です。「実は自社課題の解決策がeラーニング研修の導入ではなかった」ということも当然ありえるので、担当者であっても経営的観点から会社・組織全体を見たうえで整理していきましょう。

例えば「社内教育の仕組みをシステム化したい」という声は挙がりやすいですが、システム化すること自体はあくまで「手段」にすぎません。

今回想定している問題がシステム化によって達成されるのか?大目的からブレークダウンして考える必要があります。 そもそもeラーニング研修が必要なのか、どのような研修が必要なのか、現場の声と決裁者の課題感の両方をチェックしつつ整理しましょう。

●情報収集

大枠で、何を(What)、なぜ(Why)導入すべきなのかが決まったら、実際にどんなeラーニング研修が存在するかの情報収集です。

前章で解説した内容にも近しいですが、コンテンツ内容/機能面から、自社での想定内としてどのようなeラーニング研修が良いか、情報収集を行ない一覧表を用意しておきましょう。ネットでのリサーチを元に、交流のある他社の人事/研修担当などからも評判を確認しておくと、決裁者からの「実際どうなの」という質問にも回答しやすくなります。

業者・サービス選定

事前準備が完了したら、業者・サービスについての具体的な選定に移ります。選定時に実施することとしては次が挙げられます。

●まずは資料請求・情報提供書などを準備

情報収集の段階で用意した業者一覧をもとに、話を聞くべき会社に対して資料請求を行なっていきます。

ですが、資料請求のみでは一般的な情報に留まり、自社に最適な情報が得られない可能性もあるため、必要に応じて情報提供書(会社情報や実績、提供可能なサービス、導入事例などの提示を求める書類)をリクエストするのもよいでしょう。

●商談で具体的な深堀りを

昨今はオンライン商談なども増えていますから、資料段階で絞り込みをしすぎることなく、なるべく多くのサービス提供者と会って話を聞くことで、単に各サービスの理解だけでなく、eラーニング研修全体の事情について詳しくなるでしょう。担当者が詳しいかなど、サービスだけでなく人も合わせて見ることが重要です。

●提案書・見積書のチェック

商談で自社の要望を伝えたうえで、提案書・見積書をもらいます。

価格で悩むようなケースがあれば、値引き交渉なども視野に入れつつ、一方で単に価格面だけでなく、総合的に自社のニーズを満たすサービスを絞り込みましょう。

また、見積りにおいては、項目ごとの金額を明示してもらいましょう。サービス一式での金額では、詳細な価格が分からず、比較がしにくいためです。 あらかじめ、各項目の金額を予想しておくことも必要になるでしょう。

企画立案・承認

担当者レベルで具体的な検討が完了したら、社内での企画立案・承認へと移っていきます。

●企画書の作成

収集した情報をもとに企画を立案します。企画書は基本的に社内で定められているフォーマットに応じるべきですが、必須項目として挙げられるものを見ておきましょう。

  • 1.タイトル
  • 2.エグゼクティブサマリ(概要)
  • 3.目的・背景(どんな課題をなぜ何によって解決するのか)
  • 4.対象
  • 5.達成されるKPIとその根拠(他社事例に基づき離職率を○%下げるなど)
  • 6.提案内容(比較検討の結果やその根拠をまとめる)
  • 7.予算・スケジュール
  • 8.Appendix(参考資料)
●決裁時における説明

当然ですが、事前に共有なく企画立案を行なっても、その提案が出てくる背景・文脈を決裁者との間で共有できていませんので、通る可能性は低いでしょう。

そのため、事前に定例会議などの場で、課題の共通認識を持ち、そもそもの企画立案を行なうことの前承認を得ておくことは必須です。 実際に決裁を得る場面においても、その場に参加するすべての決裁者のペルソナを想定したうえで、指摘されそうな質問への答えを用意しておくと、当日もQ&Aがスムーズに運び承認を得やすいでしょう。

契約以後

無事に契約したあとにおいても、チェックしておくべき事項が存在しています。見ていきましょう。

契約

業者・サービスが決まったら、書面による合意をします。契約書は、「開発委託契約書」「開発契約書」「業務委託契約書」などの種類があります。

どちらも、依頼されたeラーニングを納品するという請負契約の意味を持っています。契約書締結の際に、実態に即した内容であること、契約条項において自社に不利な条項がないか、法務担当を交えて検討しましょう。

当然ですが、必要に応じて修正の要望を出すことも大切です。合意してからの修正は時間と手間を要します。最良の内容で締結するために、妥協できない点は、粘り強く交渉することが重要になります。

環境構築

続いて、環境構築を進めていくうえでも注意事項があります。こちらもチェックしていきましょう。

●環境構築の内容

契約が完了すると、システムを展開するための環境構築を行います。具体的には、サーバーの構築、eラーニングシステムの実装、教材コンテンツの連携など、受講者が使用できる状態にする作業です(以下説明しますが、クラウド型を中心に環境構築が不要な場合もあります)。

●サーバー設置の確認

eラーニングシステムでも、サーバー上にシステムを設置する必要があるオンプレミス型の場合は、こちらの確認が必要です(クラウド型の場合は、サービス提供者が管理・運営するサーバーに構築されているシステムを利用できるため不要)。

●教材コンテンツの準備

eラーニングの教材は、テキスト、動画、静止画、音声などを組み合わせて構成されています。クラウド型などであれば、すべてサービス提供者側によってコンテンツが用意されていますが、既成品のカスタマイズ、自社による制作、教材を外注するといった方法もあります(導入するサービスによって、カスタマイズの可不可は異なります)。

サービス提供者側で十分なコンテンツが用意されていることが好ましいですが、どうしても自社用にカスタマイズを検討する場合は、いきなり作成をするのではなく、少しずつ内製化を進めていくのがよいでしょう。

●eラーニングシステムの設置

自社にeラーニング専用のサイトを開設し(クラウド型であれば管理画面のログインのみで完結するケースが多い)、データ登録など、実際の運用を開始するための準備を行います。

主に受講者登録、受講登録、教科・単元の登録とコンテンツの割り当てなどがあります。提案書の内容と実際のシステムが合っているか照合しましょう。

運用準備

eラーニングシステムの環境が整ったら、実際の運用開始に向けて、準備を進めていく段階になります。ユーザや教材データの登録、公開設定などの動作確認をします。

あらかじめ、試運用内容のリストアップを依頼し、自社の立会いのもと実施して、問題がないことを確認することが重要です。また、クラウド型の場合であれば、管理画面のチェックと、実際の運用で出てくる疑問点の洗い出しと回答準備(FAQの整備)程度で問題ないでしょう。

運用開始

運用準備が完了したら、いよいよeラーニングシステムの運用を開始します。多くの場合、運用サポートには以下のようなものがあります。

  • ①案内メール配信
  • ②ユーザー登録、受講登録および変更
  • ③受講権限発行および変更
  • ④受講参加者リスト作成
  • ⑤受講者からの問い合わせ

運用後も、システム上の問題が発生する場合があります。問題に対して、自社がどのように対応するのか、連絡・指示系統を事前に検討しておくことが必要です。そのため、自社への運用サポートが充実していることも重要なポイントになります。

振り返り

運用後につい忘れがちな振り返りですが、こちらもとても重要なものです。進め方を押さえていきましょう。

●振り返りに必要な効果測定

eラーニングシステムを運用してみて、どのような効果があったのかを、定期的に測定する必要があります。

効果を最大化させるためには、問題点を明らかにし、改善を重ねなければならないためです。さらに、効果測定を行うことで、受講者へのフォローにつながります。社員が、eラーニングの重要性を理解し、学習意欲の向上も期待できるでしょう。

●振り返り結果を元にしたフィードバック

振り返り結果が得られたら、社員へ適切にフィードバックしなければいけません。社員の「やりっぱなし」を防いで、eラーニングの学びを業務に活かすことが目的になるためです。

スキルや知識の習熟度は、学習後のテストやレポート、外部の資格取得試験などの結果が指標になります。業務に活かせているかどうかは、上司や部下へ受講前後の変化についてインタビューを実施する方法もあります。重点的に学習するべきポイントや新たな目標を設定するなど、具体性を持たせることが重要です。

また、フィードバックはタイミングも重要で、テストであれば結果が出た段階で、即座に行うことが合理的です。業務に活かされているかどうかは、職場での行動変化による測定を必要とするため、研修直後ではなく、数週間から数ヶ月後といったタイミングが望ましいといえます。フィードバックでは、学びを通じて、どのような結果を得たいのかという視点を持つことが求められているのです。


 

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■資料内容抜粋
・大人たちが学び続ける「Schoo for Business」とは?
・研修への活用方法
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06eラーニングを社内研修に導入した事例

eラーニングを導入する際はいくつかのステップが存在しますが、それぞれの企業ごとに課題が異なるため、アプローチ方法はまちまちです。ここでは、実際に企業がどのように研修として、eラーニングを導入しているかについて、Schooの活用事例を元に、解説していきます。

株式会社USEN-NEXT GROUP

株式会社USENと株式会社U-NEXTが経営統合し、2017年12月に発足し、国産VODサービス「U-NEXT」など、通信・エネルギー事業、店舗・施設支援事業、コンテンツ配信事業など多岐に渡るビジネスを展開する株式会社USEN-NEXT GROUP。さまざまな風土の事業会社が集まるグループにおいて、一人ひとりの意思を尊重した一律ではない人材育成の必要性が高まり、コロナ禍で制約が多い環境の中、自身のキャリアにつながる学びの場が激減。今後のキャリアを幅広く考えてもらうための”多様な成長のための基礎作り”をサポートする施策が必要となっていた。そこで、eラーニングサービス「Schoo」を導入し、入社1年目の社員に対して、自由学習と必修学習の両軸でカリキュラムを設定し、学ぶ習慣をつけてもらいつつ、2年目以降は自律性をより重視し、受講者が自ら学習カリキュラムを設定することを促しました。結果、2年目になると、自分の職種とは直接関連しない分野も積極的に学ぶ様子が見られ、自律学習への社員の意識が高まっています。

【参考】若手社員がスクーで自律的に学び、キャリアの可能性を自ら広げる - Schoo 導入事例 - 株式会社USEN-NEXT GROUP様

株式会社BitStar

「感情を動かす。世界を動かす。」というミッションのもと、ソーシャルメディアマーケティング事業・D2C事業を展開している株式会社BitStarでは、マネジメント層の育成に課題がありました。そこで、階層別に研修パッケージがあるSchooを導入し、マネジメント層に必要な授業を選定し、研修カリキュラムを作成。授業でインプットした内容を同じ受講者とのディスカッションを通じて振り返りすることを促しました。結果として、受講後の対話をきっかけにマネージャーそれぞれの考え方がシェアされ、相互成長につなげることができました。

【参考】スクーの研修とディスカッションを通じてマネジメント層の能力を底上げ - Schoo 導入事例 - 株式会社BitStar様

 

07社員研修を加速させる!スクーの人気eラーニング授業5選(無料視聴あり)

オンライン授業を活用することで、社員研修をより効果的に行うことができます。授業数5500以上のSchooで人気の授業をご紹介します。

1.図解の超プロが教える -仕事が驚くほど楽しくなる。図で考えるシンプル思考法-

図解の超プロが教える -仕事が驚くほど楽しくなる。図で考えるシンプル思考法-

  • NewsPicksインフォグラフィックエディター

    インフォグラフィック・エディター、プログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーを経て、2010年より、ビジュアルシンキングを運営。あわせて、インフォグラフィックのデザインも始める。2014年、NewsPicksにインフォグラフィック・エディターとして参画。ビジュアルを用いた記事を多数、執筆デザイン。2017年よりNewsPicksのクリエイティブを統括。著書に『たのしい インフォグラフィック入門』(2013年)、『シンプル・ビジュアル・プレゼンテーション』(2015年)、『図で考える。シンプルになる。』(2017年)

 本授業で学ぶのは「図で考えるシンプル思考法」です。自分が理解して作った図であれば、見栄えが悪くても相手に話しやすく、伝えやすい。また三角、丸、四角などシンプルなパーツで組み合わせて作れるため、絵心やテクニックを必要しないので誰でも実践できるスグレモノ。
 『NewsPicks』のクリエイティブ統括者であり、ドラッカーの『マネジメント』から『TED』のプレゼンまで、どんなものでも「図」にしてしまう図解オタク、という一面も持つインフォグラフィックエディターの櫻田 潤先生の人気著書『図で考える。シンプルになる』をもとに、そのノウハウをeラーニングで学べます。

→「図解の超プロが教える -仕事が驚くほど楽しくなる。図で考えるシンプル思考法-」を無料視聴する

2.先延ばしは1冊のノートでなくなる -「本当にやりたいこと」を達成する超簡単ノート術-

先延ばしは1冊のノートでなくなる -「本当にやりたいこと」を達成する超簡単ノート術-

  • 目標実現の専門家 メンタルコーチ

    株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。 第一線で活躍するリーダーのためのメンタルコーチ。 目標実現の専門家。中央大学卒業。長野県出身。 脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。 その卓越したアプローチによって、これまで1万人以上のリーダーの人材育成に関する悩みを解決してきたほか、経営者、オリンピック出場選手、トップモデル、ベストセラー作家、ビジネスリーダーなど各界で活躍する人々の目標実現・行動革新サポートを実施。 その功績が話題となり、各種メディアからの依頼が続出している。 リーダー向けの企業研修やパーソナルコーチングは、現在3カ月待ちとなっている。 さらに2018年からは年間セミナーである「行動イノベーションアカデミー」を運営。 「行動イノベーション・メソッド」により業績を上げる人に留まらず、人間関係や心身の健康にも効果を実感する人が続出。 数多くのリーダーに、研修、講演、個人サポートを提供している。 これまでサポートしてきた企業は、IT、通信教育、商社、医療、美容、小売りなど40以上の業種にわたる。 8冊の著作の累計発行部数は18万部を超え、中国、台湾、韓国など海外でも広く翻訳されている。 おもな著書に、『本気で変わりたい人の行動イノベーション』( だいわ文庫)、『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)「指示待ち部下が自ら考え動き出す!」(かんき出版)などがある。 日刊メルマガ「行動イノベーション365・ネクストステージを目指す! 行動のヒント」を毎日配信中!

 この授業は3万9千部を突破したベストセラー書籍『先延ばしは1冊のノートでなくなる』の中で今回の講師である大平信孝先生が解説されている、あなたの先延ばしを撃退するための超簡単ノート術・行動イノベーションノートの実践法が学べます。
 トップモデルやオリンピック選手も実践し、 日本大学の馬術部を優勝にまで導いた画期的メソッドです。行動イノベーションノートで大きな目標に向かっての第一歩をeラーニングでスタートしましょう。

→「先延ばしは1冊のノートでなくなる -『本当にやりたいこと』を達成する超簡単ノート術」を無料視聴する

3.産業医が教える、社会人のための職場ストレスとのつきあい方

産業医が教える、社会人のための職場ストレスとのつきあい方

  • 産業医

    医療法人社団同友会 産業保健部門 産業医。産業医科大学医学部医学科卒業。産業医実務研修センター、ジョンソン・エンド・ジョンソン統括産業医を経て現職。専門は産業医学実務。現在日系大手企業、外資系企業、ベンチャー企業、独立行政法人など約30社の産業医業務に従事。

 本授業では、「職場ストレス」とのつきあい方の基本と応用を学びます。1限目は基本編。「ストレスとストレス反応」「ストレスが自律神経に与える影響」「ストレスの種類、外部要因、内部要因」について学んでいきます。
 講師は、医療法人社団同友会 産業保健部門 産業医の大室 正志先生。ビジネスパーソンとして「知っておくとよいこと」や「職場で起きそうなこと」を中心に学べるeラーニングの授業になっています。

→「産業医が教える、社会人のための職場ストレスとのつきあい方」を無料視聴する

4.60分で変わるダメ・コミュニケーション改善術

60分で変わるダメ・コミュニケーション改善術

  • 国際キャリア・コンサルティング協会代表理事

    富山県生まれ。1999年青山学院大学経済学部卒業。 株式会社リクルートエイブリック(現リクルートキャリア)に入社。連続MVP受賞などトップセールスとして活躍後、 2009年に人材採用支援会社、株式会社アールナインを設立。これまでに1,200社を超える経営者・採用担当者の相談や、5,000人を超える就職・転職の相談実績を持つ。 北陸学院大学にて非常勤講師を務めるなど、全国で学生・ビジネスパーソン、また経営者を対象に、年間約250回のキャリア・採用に関する講演、セミナーを行う。 またキャリアに対する啓蒙活動及びキャリア・コンサルタントの普及を行う、一般社団法人国際キャリア・コンサルティング協会の代表理事に就任。 キャリア・コンサルタントの育成にも取り組んでいる。 国際キャリア・コンサルティング協会(ICCA)

この授業は、コミュニケーションに課題を感じている方に向けて、“ダメなコミュニケーション”によるリスクとその理由、そして改善ポイントについて学習できるeラーニングの授業です。
 コミュニケーションに課題を感じている方だけでなく、より信頼されるコミュニケーションスキルを身につけたい方に役立てていただけるように、誰もがついついやってしまうダメコミュニケーションのポイントを、実際の事例や他人の行動から学ぶ「ダメコミュニケーション・MOVIE」を見ながらわかりやすく解説していきます。

→「60分で変わるダメ・コミュニケーション改善術」を無料視聴する

5.15分で学ぶ「脱『初心者』!実務で使うExcel術」

15分で学ぶ「脱『初心者』!実務で使うExcel術」(全4回)

  • 外資系投資銀行+ビジネスマネージャー=エクセルの鬼

    新卒でモルガン・スタンレー投資銀行本部に入社、顧客企業のM&A、資金調達案件に携わる。現在は、インターネット企業の事業マネージャー。仕事のかたわら、主に週末に「投資銀行が教える!エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション」セミナーを全国各地および海外で開催し、8ヶ月で2,000名以上が参加。企業研修も実施中。 2014年10月27日発売のPRESIDENTのエクセル特集も監修。 http://ow.ly/DmJwU facebookページはこちら https://www.facebook.com/simulation2013

「そのグラフで大丈夫……?」「その請求書で大丈夫……?」
15分×4回の本コースで空き時間にサクッと、見やすい表&グラフの作り方から基本関数まで学べるeラーニングの授業です。実務に活かせるエクセルの使い方を学びましょう。

→「15分で学ぶ『脱初心者!実務で使うExcel術』」を無料視聴する

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08まとめ

  • eラーニングを導入すると集合型研修と比較して、会場費、交通費、講師料、配布資料印刷代などのコストを削減できる。
  • 無料eラーニングは各提供会社によって特化している講座内容が違うため、何を重点的に学びたいかを明確にしてeラーニング提供会社を選ぶと効果的に学ぶことができる。
  • 学習状況やテスト結果をサーバー上で把握することが可能になり、進捗度および効果測定が可能である。
  • 画面だけに向かった学習法で、対面ができないことは他者との関わりが全くないように思われるが、SNSを通じて他者の答えを知ることができ、それにより自分の気づきを得られるという効果が期待できる。

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