公開日:2021/07/07
更新日:2024/08/22

エクセル研修の内容とは|初級・中級・上級のカリキュラム例を紹介

エクセル研修の内容とは|初級・中級・上級のカリキュラム例を紹介 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

エクセル研修は、多くの職場で必須といえます。表計算ソフトとして広く利用されているエクセルは多くの企業が使用しており、社内の情報共有ツールとしても活躍する便利なツールです。本記事では、エクセルの大切さを改めて振り返りながら、研修の必要性について解説いたします。

 

01エクセル研修の目的

エクセル研修を実施する目的は、当然ながらエクセルのスキルを身につけ、業務で活用できるようになるためです。また、エクセルは社会人として必須のスキルという認識を持っている会社も多く、エクセルは使えて当たり前と思われていることも多いです。

エクセルを活用できるようになれば、簡単な集計からデータ分析まで幅広い業務を短時間で行えるようになり、生産性が向上します。そのため、エクセル研修を実施する最終的な目的は、生産性を向上して、企業の売上や利益を向上させることと言えるでしょう。


 

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02エクセル研修の対象者

エクセルは社会人として必要なスキルと考えられているため、多くの企業では新入社員研修の1つとして実施されています。

ただし、新入社員研修の間にエクセルの全てを使いこなせるようにはなりません。そのため、若手社員研修の1つとしてエクセルを研修内容に含めている企業も中にはあります。

新入社員

エクセル研修の対象者として、最も多いと思われるのが新入社員です。エクセルは社会人として必須のスキルという共通認識が多くの企業であるので、新入社員研修の1つとしてエクセルを研修内容に含める企業がほとんどです。

新入社員研修では、エクセルの基本的な使い方から簡単な関数までを研修内容とする企業が多いです。

若手社員

若手社員もエクセル研修の対象者となることがあります。新入社員研修でエクセルを研修内容に含めない場合、もしくは新入社員研修で含められなかったエクセルの機能について教える場合です。

後者の場合は、VBAやマクロを習得してもらい、さらに業務効率化を進めたいという背景で実施されることが多いです。

 

03エクセル研修の内容

エクセル研修の内容として、以下のような項目があります。

  • ・セルの入力と書式設定
  • ・表の作成と行・列の操作
  • ・頻出するショートカットキー(検索や置換など)
  • ・基礎的な関数(SUM・AVERAGE・COUNT・COUNTA・COUNTIFなど)
  • ・並べ替えとフィルタ
  • ・IF,SUMIF,VLOOKUPなどの関数
  • ・グラフの作成方法
  • ・条件付き書式
  • ・ピボットテーブルの基本
  • ・マクロ
  • ・VBA

新入社員研修では、IFやSUMIFSくらいの簡単な関数まで教えることが多いです。マクロやVBAは各部署で必要であればOJTで教えるなど、研修以外の方法で必要な人にだけスキルが身につくようにしている企業も少なくありません。

 

04エクセル研修のカリキュラム例

エクセル研修を実施する際に、何をどこまで教えればよいのか迷う人も多いと思います。この章では、初級・中級・上級としてエクセル研修のカリキュラム例を作成してみました。

初級は社会人として最低限必要なレベル、中級はある程度の業務には対応できるレベル、上級は業務効率化を推進できるレベルです。

カリキュラム例(初級)

初級のカリキュラム例の目的は、社会人として最低限必要なエクセルのスキルを習得してもらうことにしました。その場合のカリキュラム内容は、以下のような内容になります。

  • ・セルの入力と書式設定
  • ・表の作成と行・列の操作
  • ・頻出するショートカットキー(検索や置換など)
  • ・基礎的な関数(SUM・AVERAGE・COUNT・COUNTA・COUNTIFなど)
  • ・並べ替えとフィルタ

初級は、エクセルをこれまで触れたことのない人でも問題がないレベルに設定しています。そのため、セルに文字や数字を入力するといった基礎の基礎から、フィルタをかけて並べ替えをするくらいまでの知識をカリキュラム内容としています。関数に関しては、業務で使用頻度が高いものを特に教えると良いでしょう。

カリキュラム例(中級)

中級のカリキュラム例の目的は、多くの業務でエクセルを活用できる状態にすることにしました。その場合のカリキュラム内容は、以下のような内容になります。

  • ・IF,SUMIF,VLOOKUPなどの関数
  • ・グラフの作成方法
  • ・条件付き書式
  • ・ピボットテーブルの基本

中級は、覚えておくと便利な関数を中心に、ピボットテーブルを使いこなせるようになることをゴールにしています。関数を使いこなし、データ整形をした後に、ピボットテーブルを用いて、自由自在にデータ集計ができるようになることで多くの業務に対応できるになるはずです。

カリキュラム例(上級)

上級のカリキュラム例の目的は、業務効率化を推進できるレベルになることにしました。その場合のカリキュラム内容は、以下のような内容になります。

  • ・マクロ
  • ・VBA

上級は、マクロ・VBAを習得するカリキュラムです。マクロやVBAを使う場面は全ての社会人にあるわけではありませんが、使いこなすことができれば生産性を飛躍的に向上させることができるようになります。

 

05エクセル研修の効果を高める方法

エクセル研修の効果を高めるためには、押さえておくべきポイントがあります。まず、手を動かすことです。座学だけでは意味がなく、実際に触ってみながら研修を進めるようにしましょう。

また、ある程度の反復は欠かせません。自転車や算数と同じで慣れてしまえば、考えることもなくエクセルを使えるようになります。そのレベルまで達するには、ひたすら実践してみることが近道です。

実際に手を動かす研修プログラムにする

エクセルは座学だけでは使えるようになりません。実際に手を動かして、自分で触ってみることが習得の近道です。そのため、座学と実践を組み合わせた研修プログラムを作成するように心がけましょう。

練習問題を用意する

実際に業務で使えるようになるには、何度も同じことをするのが近道です。何も考えずに手が動くような状態になれば、業務でエクセルを使いこなせるようになっているでしょう。そのためには、練習問題をひたすら実践してもらうことがおすすめです。インターネット上には、多くのエクセルに関する問題が乗っているので、それをまとめて渡すなど費用をかけない方法もあります。

 

06エクセル研修|Schoo for Business

Schoo for Business

オンライン研修/学習サービスのSchoo for Businessでは約8,500本の講座を用意しており、様々な種類の研修に対応しています。エクセル研修はもちろんのこと、若手社員研修・管理職研修からDX研修まで幅広いコンテンツで全てを支援できるのが強みです。

受講形式 オンライン
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アーカイブ本数 8,500本
※2023年5月時点
研修管理機能 あり
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費用 1ID/1,650円
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契約形態 年間契約のみ
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Schooの新入社員研修の特長は、ビジネスマナーからマインドセット、ロジカルシンキングやExcelまで、新入社員に求められるスキルに関する幅広いコンテンツが充実しているという点にあります。また、営業基礎やマーケティング基礎のような授業も揃っており、現場に配属されてからの研修や自律学習という側面でも活用できるという点も特長です。

また、Schooはeラーニングによる研修受講となるので、社員1人ひとりが好きな時間や場所、タイミングで研修を受講することができるので、リモートワークを導入している企業や多拠点展開している企業におすすめです。

大企業から中小企業まで4,000社以上が導入

Schoo導入企業ロゴ

Schoo for Businessは、大企業から中小企業まで4,000社以上に導入いただいております。利用用途も各社さまざまで、階層別研修やDX研修としての利用もあれば、自律学習としての利用もあり、キャリア開発の目的で導入いただくこともあります。

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07まとめ

エクセルは社会人であれば必ず学んでおきたい、必須スキルのひとつです。最近は、下位互換アプリをはじめ、さまざまなソフトウェアが開発されていますが、まだまだエクセルのシェア率は高く、実務で使う機会も多いものです。 実際にエクセルスキルの差が、業務の質や処理量、スピードを左右することも少なくありません。研修を行い、従業員のエクセルスキルを高めることが、結果的に業務効率の改善や、会社全体の生産性の向上に繋がります。ぜひエクセル研修の実施を検討してみてください。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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