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企業に必要な人材「ナレッジワーカー」とは?類似用語との違いやメリットについて解説する

公開日:2021/08/26
更新日:2021/09/09
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企業に必要な人材「ナレッジワーカー」とは?類似用語との違いやメリットについて解説する | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

近年、ナレッジワーカーに注目が集まり需要も高まっています。本記事では、ナレッジワーカーをキーワードに注目を浴びている理由やメリットについて解説していきます。ビジネスにおけるナレッジワーカーの必要性について理解していきましょう。

 

ナレッジワーカーとは

ナレッジワーカーとは、「ナレッジ(知識)」と「ワーカー(労働者)」を組み合わせたビジネス用語です。ビジネスシーンでは知識による新たな付加価値を生み出す労働者(知識労働者)のことです。形の無い知的資産物を生みだす役割を担い社会学者・経済学者として知られるピーター・ドラッカーが、1960年の著書『新しい現実』の中で提唱したことから利用されています。

ナレッジワーカーの必要性

ナレッジワーカーとは、既存の情報をまとめたり新たな情報の収集から問題発見や解決に至る広範囲な業務を行います。AIの進歩などにより情報処理のあり方に変化が起きていますが、AIに対してインプットする情報の精査などは人間にしかできません。いくら情報処理技術が進歩しても人間が行うべき工程が残る部分をナレッジワーカーにより対処することが必要となるため、今後のビジネスシーンでの必要性はますます高くなることが予測されます。

 

「ナレッジワーカー」と類似用語の違いとは

次に、混同されやすい類似用語について解説していきます。類似用語の意味を理解することで、ナレッジワーカーに関する理解度を促進できます。用語の理解を行い正しく使い分けることができるようにしましょう。

ホワイトカラーとの違い

ホワイトカラーとは、企業における事務系職種の頭脳集団を指します。ホワイトカラーとナレッジワーカーとは、共に頭脳を使う面では同義ですが、ナレッジワーカーは専門知識や経験を活かした業務を担当しマニュアル通りの業務遂行が難しいことが大きな違いです。事務系処理を行う場合には、マニュアル化された手順で業務を行えることも多いため、ナレッジワーカーとは異なる扱いとなります。

マニュアルワーカーとの違い

マニュアルカワーカーとは、文字通りマニュアルに従った業務を担当する労働者のことです。ナレッジワーカーが専門知識や経験から新しいアイデアを創出するのに対して、 マニュアルワーカーは単純作業や繰り返し同じ処理をマニュアルにしたがって行う点で相違点があります。

 

ナレッジワーカーが活躍できる職種

次にナレッジワーカーが活躍しやすい職種について解説していきましょう。ナレッジワーカーが活躍できる要素には、どのような場面があるかを創造しながら確認することで、具体的な活躍イメージを持つことができます。紹介している以外にも弁護士、税理士、デザイナーやコピーライターなどもナレッジワーカーに適した職種とされています。

コンサルタント

ナレッジワーカーの代表的な存在が「コンサルタント」です。コンサルタントとは、企業や行政機関からの相談により、問題解決や現状からの変革に協力する仕事です。経営戦略に関する支援を行う経営コンサルタント、システムの開発は導入に向けた支援を行うITコンサルタントは有名な職種です。クライアントが持つ要望のヒアリングや業界や企業の分析を行い最適な分析結果をもとにしたプラン提案を行います。

金融ディーラー

若い年齢でも、その対価が高い職種として人気がある金融ディーラーもナレッジワーカーが活躍する職種です。クライアントから預かった資金、株や債券などをクライアントの変りに運用し利益を増やし還元します。さまざまな金融商品を扱う面での知識、世界中のマーケット情報を収集し分析する必要があります。非常に多くの情報を収集し分析することで、高度な頭脳労働が必要です。

ITエンジニア

ナレッジワーカーには時間や場所などの制約を受けずに知識による成果を出す側面があります。今までの経験を活かし、どうシステム構成を構築することが有効であるか、効率的であるかを図るITエンジニアもナレッジワーカーに適した職種です。近年では、リモートワーク環境の構築が進み、より場所の制限を設けない開発環境が整ってきています。

 

ナレッジワーカーに必要なスキル

次にナレッジワーカーに必要なスキルについて解説していきます。ナレッジワーカーとして活躍するためには、どのようなスキルを保有しておく必要があるのでしょうか。必要なスキルを理解しておき、スキルアップや育成の際の参考にしていきます。

思考力

ナレッジワーカーには思考力、つまり、考える力が最も必要です。物事の本質を捉えたり、何を分析するべきかを考えておくことで知識を習得し、その知識をどう活用するべきかを整理する必要があります。この考える力がなければ、課題に対してどうアプローチしていくべきかを決めることができません。ナレッジワーカーとして活躍するためには、思考力は必須のスキルといえます。

情報収集力・情報分析力

「どのような情報を収集し、どう分析するか。」という情報収集力、情報分析力も必要スキルです。課題解決のために必要な情報をどう収集するか、集まった膨大なデータから必要な情報を精査し分析する知識労働はナレッジワーカーの代表的な業務です。日頃から情報収集先や収集方法、分析技法の習得などについてアンテナを立てておくことも必要です。無駄な情報をいくら集めても意味がありません。いかに利用できる情報を収集しても意味はありません。利用可能な情報を効率的に集め、分析し活用できてこそナレッジワーカーとしての力量が高いといわれます。

コミュニケーション力

情報の交換や課題把握などにおいて、コミュニケーション力も必須のスキルです。日常の情報交換を通じて、収集するものも多いため関係先とのやり取りも重要です。日頃から人間関係を構築しておき必要な際には、協力を得ら.れるようにしておくことが大事だと理解しておきましょう。ナレッジワーカーでも知らない事はたくさんあります。知らないことを教えて貰える環境や信頼関係を構築することもナレッジワーカーとして活躍する上では必要な事柄です。

発想力

今までにない発想力を持って、問題解決の方法や新商品のアイデアを創出することも必要です。膨大なデータから、今まででは考えられなかった解決方法や課題の根本原因を探り出すこと。その他にも、データを分析し新サービスなどのアイデアを創出するには、発想力が必要です。いわゆるアイデアの創出は、ナレッジワーカーとして活躍する上では必須のスキルといえます。固定概念に囚われることなく、ゼロベースで物事を考えていける力が必要です。

問題意識

常に起きている事象の根本が何であるかを考える習慣も必要です。課題解決を行う際には、顕在化していない問題の発見、根本t来な原因が何であるかを考えることが必要です。本当の問題が何であるのか、問題が起きていないのか。こうしたことを常に念頭におき問題の解決やアイデアの創出を行います。問題意識についても、習慣化させ根本を見つけ出す力が必要だと考えられています。

 

ナレッジワーカーの育成方法

最後に企業におけるナレッジワーカーの育成方法について解説します。ナレッジワーカーには期待できる役割が多いため、社内で育成し人数を増やしたいと考えることも多いため、育成方法について理解しておきましょう。

自己啓発制度を活用した育成

自己啓発制度を活用し書籍などを購入した育成方法があります。自分自身が学ぶ意欲がある場合には、積極的に制度を活用できるようにすることが大事です。自己啓発制度は、ナレッジワーカーだけの学習ではなく他の分野にも活用できます。制度を導入することは、対象者を絞ることなく広く参画できる制度です。自社内でのスキルアップを広く行いたい場合には、自己啓発制度を導入し利用することが最適です。

企業内OJTでの育成

既にナレッジワーカーによる業務が進んでいる場合には、OJTを通して人材を育成する方法があります。OJTを通して育成することで、教えている側(トレーナー)の成長にもつながります。OJTでは、実務にそった学習ができるため即戦力としての人材育成が可能です。OJTでの育成においては、座学であるOFF-JTも同時に行い理解度の促進を図っていきましょう。

外部研修の活用による育成

外部機関を使って人材育成を行う方法もあります。外部研修を受講することのメリットは、体系だったプログラムが準備され、複数の観点を整理して習得することが可能です。体系化されたプログラムを受講することで、効率的な学習が可能になります。外部研修の活用は計画的に段階をおった習得ができるように参加先を決めておくとよいでしょう。ただし、自社における業務に直結しないテーマでのワークを行う場合もあります。研修後には、自社の業務に役立てるために実践していく必要があります。

ジョブローテーションの実施による育成

社内の人材をジョブローテーションを実施することで、ナレッジワーカーを複数部署に配置する方法もあります。ジョブローテーションによりナレッジワーカーの育成を行い他部署への異動させることで、再配置後の部署で業務改革を行うことを繰り返すことで、自社ないの各組織の変革を促していくことが可能です。このジョブローテーションを繰り返すことで、自社全体の底上げを行うことが可能になります。ただし、短期間で頻繁にジョブローテーションを行うことは、異動者の負担が高くなる可能性があります。業務の習熟度合を勘案してジョブローテーションを行うようにしましょう。

 

まとめ

本記事は、ナレッジワーカーをテーマにスキルの紹介、育成方法についてと幅広く解説しています。企業に必要な人材であるナレッジワーカーについては、高いスキルを必要としている人材ですが、育成をすること、習得できるスキルでもあります。自社を成長させること、業務の効率化などを行う際に大きな戦力になります。本記事を参考に、自社におけるナレッジワーカーの育成を実践していきましょう。

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