公開日:2021/09/09
更新日:2022/09/12

ハイパフォーマーとは?特性や企業にもたらすメリットを解説

ハイパフォーマーとは?特性や企業にもたらすメリットを解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

ハイパフォーマーとは高い業績を残せる人材や、業務に関して豊富な知識を持っている人材を指します。本記事ではハイパフォーマーの特性や育成方法、離職防止の方法を紹介します。ハイパフォーマーの育成を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

01ハイパフォーマーとは

ハイパフォーマーとは「高い業績や成果を残せる」「高度なスキルを持っている」「業務に関する豊富な知識や多くの知見を有している」といった特徴を持っている人材です。ハイパフォーマーは特別なスキルを持っているため、企業の業績アップへの貢献を期待できます。 また、ハイパフォーマーが自社にいることで、他の社員のモデルケースになったり、後輩の模範になったりと、他の社員に好影響を与えてくれます。近年ではハイパフォーマーの分析を行い、採用活動で優秀な人材を獲得できるようにするなど、企業にとって大きな存在となっています。

ハイパフォーマーが持ち合わせる能力

ハイパフォーマーと呼ばれる人材が持ち合わせる要素として、次が挙げられます。

  • ・テクニカルスキル:業界・職種・地域に関する専門知識・技術
  • ・リテラシー:業界・職種・地域を超えて求められる語学や専門技術・能力
  • ・ポータブルスキル::業界・職種・地域を超えて求められる社会人基礎力
  • ・スタンス:物事に対する姿勢や指向

これらはコンピテンシー(行動特性)とも呼ばれ、企業によっては周知することでハイパフォーマーの育成を進める企業も存在します。企業は従業員に上記のようなコンピテンシーを実践してもらうことで、成長を期待したり、採用における要件として定義している企業も存在します。

 

02ハイパフォーマーの特性とは

企業にとって、大きなメリットのあるハイパフォーマーですが、具体的にどのような特性を持っているのか解説します。ハイパフォーマーの特性を知ることで、どのような人材が当てはまるのかイメージしやすくなるはずです。ハイパフォーマーは以下のような特徴を持っています。

目標達成能力に優れている

ハイパフォーマーは目標達成能力が優れています。ハイパフォーマーは成果を出すことにこだわりを持っていて、企業の業績アップに貢献することを目標にしています。そのため、会社の経営アップのために、どのような目標を持つべきなのか考え、達成するためのプロセスを計画します。

コミュニケーションスキルが高い

ハイパフォーマーは、コミュニケーションスキルも高いです。プロジェクトなどでチームとして行動するためには、メンバーとコミュニケーションを取り、お互いの役割やどのようなスケジュールを立てて業務を行っていくのか共有します。 メンバー同士が適切に協力し合えるように、丁寧に話し合いをし、自分の持っているスキルを惜しみなく伝授してサポートを行います。さらに、メンバーがモチベーションを向上できるよう飲み会などを計画して、メンバー間の絆が深まるよう行動します。ハイパフォーマーはコミュニケーション能力が高いため、チームの雰囲気も良くなります。

失敗を恐れずチャレンジ精神がある

実績や成果を出すためには行動を起こすことが重要ですが、ハイパフォーマーは、失敗をおそれないチャレンジ精神があります。失敗をすると、上司からの苦言や自分の評価が下がってしまうといった懸念を持つ人は少なくありません。 消極的な思考回路では、たとえすばらしいスキルを持っていても、結果を出すことはできません。その点、ハイパフォーマーは小さな失敗や計画の立て直しは成果を出すために必要な行動と捉えているため、失敗を恐れずにどんどん行動します。そのため、失敗をしても最終的に成果を出して企業の業績アップに貢献します。

部下やチームメンバーのサポートを進んで行う

ハイパフォーマーは自分のことだけでなく、部下やチームメンバーのサポートも積極的に行います。ハイパフォーマーは、成果を出すためには、周りのサポートやスキルの向上が必要であることを自覚しています。 そのため、自分の持っているスキルや知識を積極的に伝えて、全体のレベルの底上げをするように取り組みます。万が一、部下やチームメンバーが失敗したときは、精神的に落ち込まないように寄り添ってフォローします。 また、失敗した後に、どのようにリカバリーをするかを考えます。ハイパフォーマーは、自分のスキルや知識を最大限使って業務を遂行し、成果を出すように行動します。それと同時に、部下のサポートも行い、チーム全体の能力を高めるように行動します。

自己研鑽している

ハイパフォーマーは、自己研磨をして、常に自分のスキル向上を目指し、新しい知識を得るように取り組んでいます。例えば、ITスキルや専門の資格が必要と思えば、学習します。仕事の環境や状況は常に変化するため、新しい知識やスキルを求められます。 いつまでも古い知識やスキルのままでは、時代の流れに合わず会社への貢献度が下がり、成果を出すことも難しくなってしまいます。そのため、常にどのような知識やスキルが必要になっているのかを考え、自己研磨して能力を落とさないように心がけます。 必要な知識を後輩や部下が持っている場合、自分の地位に関係なく積極的に質問して指導してもらいます。ハイパフォーマーは謙虚な態度を持って必要な事柄を見極める姿勢を持っているため、成果を出すことができるといえます。

ポジティブに行動できる

ポジティブに行動できることもハイパフォーマーの特性の1つです。仕事を進めていく中で困難や壁にぶつかることは多々ありますが、ネガティブな発想では逆境を乗り越えることができません。「困難を楽しむ」というマインドセットができていたり、「できる限りのことはやる」といったように前向きな姿勢で物事に取り組んでいくことで、事態が好転するかもしれませんし、何かしら爪痕を残すことができます。ハイパフォーマーはどんな逆境においても、このようなポジティブな思考で取り組むことができます。そのため、成果に繋げることができたり、状況をプラスに作用させていくことができるのです。

 

03ハイパフォーマーを採用するメリット

ハイパフォーマーは個人としての能力も高いことから会社の成長に貢献することができます。それだけではなく、既存の社員に対しても良い影響を与えていくことができます。次では、ハイパフォーマーを採用するメリットについて解説していくので参考にしてみてくださいね。

1.業績向上

ハイパフォーマーは言わずもがな能力や意識が高いことから、自社の売上や生産性向上に寄与します。そのため、これまでは人員を2人かけていたものをハイパフォーマー1人で賄うことができたり、新規事業の立ち上げに貢献するなど、会社全体として大きなメリットをもたらすことができるでしょう。

2.他社員のレベルアップや意識改革

ハイパフォーマーは個人として高い能力を持ち合わせていることから、周囲の社員の模範となり、ハイパフォーマーを参考にした周囲の社員のレベルアップに貢献することができます。特にハイパフォーマーは目標達成能力に長けていることから、伸び悩んでいる社員などが、ハイパフォーマーをモデルにして、行動に移しやすくなります。また、目標の存在といったロールモデルになることも期待できます。

3.新しいチャレンジができる

ハイパフォーマーは既存のやり方にこだわらず、常に最適な方法や取り組み方を積極的に取り入れています。そのため、自社のノウハウを昇華させていくことができたり、新しいやり方を社内などに浸透させていくことができます。また、チャレンジ精神があることから、新しい事業の創出などにも積極的です。このように組織の活性化など、会社としての新しいチャレンジをすることができるのもハイパフォーマーを採用するメリットと言えるでしょう。

 

04ハイパフォーマーを育成する方法とは

ハイパフォーマーが自社に多く存在すると、業績アップを期待できます。そのため、多くのハイパフォーマーを育成する方法を知っておくことが重要です。ここからは、どのような方法でハイパフォーマーを育成することができるのか内容を紹介します。

自社の求める成果とは何かを選定する

ハイパフォーマーを育てるためには、まず自社の求める成果とは何かを選定することです。会社はさまざまな業務を行いますが、一番望む成果はそれぞれ異なるはずです。例えば、顧客数を増やすこと、商品の売上の向上など、どのような成果を求めているのか選定する必要があります。 いろいろな分野の成果を求めてしまうと、成果が分散されてしまい、会社の業績アップにつながらないおそれがあります。成果を絞ることにより、会社として方針や目標を確立できるため、従業員一人ひとりが目標達成に必要なスキルや知識の習得が明確になります。

ハイパフォーマーの選定を行う

ハイパフォーマーの選定を行うことも重要です。すべての従業員にハイパフォーマーになってもらうことが理想ですが、おのおののやる気や能力などは違いがあります。また、すべての従業員にハイパフォーマーの育成を行おうとすると、1人ひとりへの育成効果が薄れる恐れがあるため、選定して優れた人のみを育成するのが最適です。 ハイパフォーマーの選定は、業績の成果が良い人や、ポジティブ思考でモチベーションが高い人などを基準に選ぶことをおすすめします。

ハイパフォーマーの行動特性や思考プロセスを体系化する

ハイパフォーマーの行動や特性、思考プロセスを体系化することも必要です。ハイパフォーマーの経験や仕事内容から行動を分析して、体系化することで、どのようなスキルを向上させるべきかプロセスを組みやすくなります。 ハイパフォーマーの行動から思考プロセスを読み取り、教育のプロセスに取り組むことで、効果的なハイパフォーマーのカリキュラムとすることが可能です。

ハイパフォーマー研修を設計する

ハイパフォーマー研修を設計することも重要です。ハイパフォーマー分析で抽出した要件を整理し、どのようなプロセスでスキルや知識を身に付けてもらうのか考えます。 ハイパフォーマー研修の設計は、なぜこのスキルが必要なのかを説明し、次に向かうべき方向性を示唆します。そして、変革のためにどのような意識ができるのか成功事例などを元に考察してもらい、簡単な実践トレーニングを行います。

研修後のスキルが定着をするまでフォローを行う

研修を終えた後は、フォローを忘れないようにしてください。研修で学習したからといって、すぐに身につくとは限らないため、スキルが定着できるまでフォローすることが重要です。 研修のフォローは、上司やメンバーから定期的に実践結果を報告してもらい、仕組みを作ること、また定期的なカウンセリングを設けるなどして行ってください。周囲からの客観的なフィードバックで、学習した内容が身につきやすくなります。

 

05ハイパフォーマーの離職を防止し定着させるには

ハイパフォーマーの育成を行えるよう育成プロセスを組むことも重要ですが、それと同時に離職しないよう防止策を講じることも必要です。ハイパフォーマーへの指導を行ったあと離職されてしまっては、意味がありません。離職防止のため、以下のポイントを押さえてください。

適切な評価制度を確立する

まず、離職を防止し、自社に定着させるには、適切な評価制度を確立するようにしてください。例えば、成果をあげたり業績アップに貢献したりした場合、給与の増加や特別ボーナスの支給を行うといった内容です。 また、昇進するためにポイント制を導入し、成果を多く挙げたハイパフォーマーは特別なポストを用意するのも良い方法です。適正な評価制度を設けることで、ハイパフォーマーは仕事へのモチベーションを維持でき、離職を防止できます。

定期的な面談やアンケートを実施しフォローする

定期的な面談やアンケートを実施し、フォローをするようにしてください。ハイパフォーマーとして成果を出しても、会社の待遇に納得していない可能性があります。 会社が良かれと思って行っていることでも、ハイパフォーマーの人にとっては不満な場合もあるため、定期的に面談やアンケートを行い、改善点や意見を聞くことが必要です。こうしたアンケート結果や面談で意見を聴取すると、会社側も仕事や待遇に満足してもらえるように取り計らうことができます。効果的な対策を行うことで、離職防止につながると考えられます。


 

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06まとめ

ハイパフォーマーが会社にいることで、業績アップを期待できます。従業員をハイパフォーマーとして育成したい場合は、今回紹介したポイントを踏まえ、的確なプロセスを組むようにしてください。併せて、ハイパフォーマーの離職を防止するための策を考えておくことも重要です。会社の未来のために、ぜひハイパフォーマー育成を検討してみてください。

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