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アンコンシャスバイアスとは何か?多様性理解のための新たな常識を徹底解説!

公開日:2021/09/10
更新日:2021/09/10
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アンコンシャスバイアスとは何か?多様性理解のための新たな常識を徹底解説! | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

この記事では、アンコンシャスバイアスという言葉を解説しています。アンコンシャスバイアスを理解しコントロールすることが、ダイバーシティの時代に必要なリテラシーだということが理解できます。

 

アンコンシャスバイアスとは

「アンコンシャスバイアス」とは、英語で「Unconscious bias」と表記します。すなわち「無意識の先入観や偏見」という意味です。 言葉の意味だけ捉えると悪い意味だと感じてしまうかもしれませんが、これは実は誰でももっているものです。しかも、無意識であるがゆえに、知らず知らずのうちに言葉や行動に現れやすいともいえます。 企業や組織において、ダイバーシティ&インクルージョンが重要視されてきている一方で、このアンコンシャスバイアスが原因となり、コミュニケーション不全や組織構成員のモチベーションの低下につながることもあります。 アンコンシャスバイアスは誰にでもあるので、なくすことは難しいでしょう。そのため、アンコンシャスバイアスを是正するというより、自分自身のアンコンシャスバイアスを意識する、すなわち無意識の偏見を意識してコントロールすることが求められるのです。

 

成果を上げるためにも多様性への配慮が必要

企業において、なぜダイバーシティ&インクルージョンに取り組まなければならないのか、目的が不明確な場合も多いのではないでしょうか。 ダイバーシティ&インクルージョンに取り組むのは、SDGsで掲げられているからでも、ダイバーシティ&インクルージョンが崇高なことだからでもありません。 組織構成員に高いパフォーマンスを発揮してもらうことにより、成果を最大化するためです。 時代や出自により価値観が違うのは当たり前のことです。さまざまな価値観をもった社員に、モチベーションを高くもって仕事をしてもらうことは、シンプルですが重要なことです。企業はそれができなければ、衰退してしまうのです。

 

身近な例題でアンコンシャスバイアスを理解する

自分自身の無意識の先入観を知るにはどうすればいいでしょうか。 本章では、身近な例題でアンコンシャスバイアスを解説します。アンコンシャスバイアスを、身近なこととして理解できるのではないでしょうか。

性別・年齢・学歴など、個人の表面的な属性に関する事例

分かりやすいのは性別、年齢、学歴などの個人の表面的な属性に対するアンコンシャスバイアスです。 例えば、「この仕事は女性に向いている」「20代だからこのポジションを任せるのはまだ早い」「〇〇大学の出身だから能力が高い」といった内容に心当たりはないでしょうか。 本来は個人の適性と比較して業務への向き不向きを見極めるべきですし、実際の能力の高低は学歴ばかりで測ることはできないはずです。 ですが人は、「この仕事では女性が活躍しやすいようだ」「このポジションを任せるのは30代以上の社員であることが多い」「〇〇大学出身の能力が高いメンバーがいる」といった個人的な経験を、つい普遍的な事実だと誤認してしまいます。 その結果、男性だから、〇〇歳だから、〇〇大学出身だから、というような個人の表面的な属性に対して、先入観で判断してしまうようになるのです。

過去の習慣や実績に関する事例

過去の習慣や、実績などから生まれるアンコンシャスバイアスも存在します。 「今までそうしてきたから、これからもそうするべきだ」「常識として〇〇だ」「過去に失敗しているので、次もできないと思う」といった内容です。 このように、過去の習慣、あるいは過去の出来不出来といったことに端を発したアンコンシャスバイアスが存在します。

特定の人に対する思い込みの事例

特定の人に対する思い込みがアンコンシャスバイアスを引き起こすこともあります。 「〇〇を経験した人は優秀ではない」「〇〇の出身の人はおとなしい」「残業が少ない社員は努力していない」といった内容です。 特定の人(人々)に対するアンコンシャスバイアスは、対象の人々に対する伝聞や個人的な経験で生じた思い込みが出発点となります。

 

アンコンシャスバイアスがもたらす気づき

自分自身のアンコンシャスバイアスの内容を知り、それがどのような影響を及ぼす可能性があるかを知ることが重要です。 そして、アンコンシャスバイアスの内容を知ることは、自分自身や周囲のキャリアや生き方、もしくはダイバーシティの推進やマネジメントに気づきを得ることにもつながります。

アンコンシャスバイアスの影響

アンコンシャスバイアスは、知らず知らずのうちに周囲に影響を及ぼします。 具体的には、自分自身のアンコンシャスバイアスに影響され、周囲の人も同じアンコンシャスバイアスをもつことになります。 これを「集団同調性バイアス」といいます。 例えば、企業であれば、組織構成員が同質化され、どのような事象にも何も疑問をもたず、そのアンコンシャスバイアスに違和感を感じる人はその組織から離れていきます。 間違った方向に進んでいると感じていても、自浄作用が効かなくなっていくのです。

キャリアや生き方

アンコンシャスバイアスの内容を知ることで、キャリアや生き方に対して気づきを得ることができます。 具体的には、自分自身のアンコンシャスバイアスの内容を知り、適切にコントロールすることで「自分自身がこういう場所にも適応できる」など、選択肢を広げることができるようになります。 また、新しい環境に身を置くと、自分自身のアンコンシャスバイアスが環境になじむのに阻害要因になっている可能性がある、ということに気づくこともできます。 このように、自分がもつアンコンシャスバイアスの内容を自覚し、コントロールすることによって、キャリアや生き方の選択肢を広げることもできるのです。

ダイバーシティの推進

アンコンシャスバイアスの適切なコントロールは、ダイバーシティの推進に役立ちます。 具体的には、多様性のマネジメントができるようになり、組織の成果を向上させることができるようになります。 逆に「集団同調性バイアス」は組織の偏執化を招き、退職者など組織からの離脱者を生んでしまいます。 また、価値観の多様化が認められつつある現代において、多様性をもった組織構成員を無理やり同調させようとするのは、個人のモチベーションの低下につながりかねません。 このように、アンコンシャスバイアスを適切にコントロールすることで、組織構成員のパフォーマンスを発揮しやすくする土壌を整えることができるのです。

 

アンコンシャスバイアスの研修事例

では、自分自身のアンコンシャスバイアスの内容に気づき、適切にコントロールするにはどうすればいいのでしょうか。 本章では、研修事例を取り上げ、アンコンシャスバイアスの適切なコントロール方法について解説します。

アンコンシャスバイアスの気づきを促す研修

もっとも多いパターンは、アンコンシャスバイアスとは何か、具体的にはどのようなものがあるのか、ということを知識として学ぶ研修です。 さまざまなアンコンシャスバイアスの事例を具体的に取り上げ、自分自身に該当するかどうか、チェックしてもらいます。 また、男性女性の脳の働きの違いが、特有のアンコンシャスバイアスを生み出すなどを解説した、脳科学的なアプローチの研修も存在します。 アンコンシャスバイアスの典型的な研修は、アンコンシャスバイアスという言葉を知らない人でもイメージできるように、さまざまな事例を取り扱ったうえで理解を促す研修です。

管理職に対する研修

ダイバーシティ&インクルージョンの文脈から、管理職への研修も行われるようになりました。 前述のパターンの研修も行いつつ、セクハラやパワハラなどにつながるポイントの解説、マネジメント行動上の注意点についても解説されます。 また、企業文化もアンコンシャスバイアスの原因になるため、企業文化についてディスカッションを行うケースもあります。変えたくない文化もありつつ、変えなければいけないのは何か、について議論するイメージです。 このように、管理職の研修ではアンコンシャスバイアスそのものの理解はもちろん、マネジメント行動や企業文化といった概念についても確認を行います。

 

まとめ

アンコンシャスバイアスは、適切なマネジメントや企業文化の醸成にマイナスに働く場合があります。 当記事をきっかけに、アンコンシャスバイアスへの適切な対応や組織的な取り組んでみてはいかがでしょうか。

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