公開日:2022/09/08
更新日:2024/06/24

決断力とは?求められる理由や決断する力がある人の特徴と鍛える方法を解説

決断力とは?求められる理由や決断する力がある人の特徴と鍛える方法を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

決断力は、ビジネスにおいてあらゆる局面で求められる重要なスキルです。変化の激しい現代では、スピーディーで質の高い判断力が求められています。しかし、決断をためらってしまう人も多いようです。本記事では、決断力とはどのようなスキルなのか、決断力がある人材にみられる5つの特徴や鍛える方法について解説します。

 

01決断力とは

決断力とは、問題や課題に対する対応策から、責任を持って意思決定できる力のことです。決断する際の根拠には、客観的データに加えて、本人の経験や直感といった主観的な要素まで含まれます。そのため、選択肢が多かったり、大きなリスクを伴うほど、迷いが生じやすくなるでしょう。ゆえに、決断力には覚悟と責任が必要になります。

判断力との違い

決断力と判断力の明らかな違いは、土台となる根拠にあります。判断力は客観的データや論理を用いますが、決断力には主観的な要素も根拠とする点が異なるのです。したがって、判断力による結論は誰もが同じになるという再現性があります。一方の決断力は、その人にしか出せない結論でもあり、決断する人によっては結果が異なる場合も多いのです。


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02決断力が求められる理由

決断力は、企業として社会の急激な変化に順応するため、様々な局面において必要になるスキルです。決断力が求められる主な理由は、以下のようなものがあります。

  • ・VUCA時代において企業の継続・発展のために必要
  • ・リーダーシップを発揮する上で重要
  • ・優先すべき意思決定やタスクを判断しやすくなる

VUCA時代において企業の継続・発展のために必要

現代は、国家間の経済戦争や新型コロナウイルス感染症拡大といった予測困難な状況にあり、「VUCA(ブーカ)時代」と呼ばれています。VUCA時代に企業が継続・発展を遂げるためには、目指す将来のビジョンを明確にし、全社員に実行させていく必要があります。 この際に重要になるのが決断力です。重大な局面では、スピーディーな意思決定や思い切った決断が求められることも少なくありません。そのため、決断力は企業の継続・発展のために不可欠なスキルといえるのです。

リーダーシップを発揮する上で重要

リーダーシップを発揮する上で、課題に対してどのような対応策を用いるのか、複数の選択肢の中から何を採用するのかなど、決断力は重要なスキルになります。決断が遅れてしまえば、組織の行動指針が決まらず、目標達成が困難になってしまうこともあるでしょう。 前項でも触れたように、予測困難な時代においては、前例のない状況で仕事をしなければならないシーンは多分にあります。変化の激しい時代だからこそ、一人ひとりが主体的にリーダーシップを発揮するためには、リーダーはもちろんのこと、全てのビジネスパーソンに決断力が必要なのです。

優先すべき意思決定やタスクを判断しやすくなる

限られた時間の中で、直面している課題を解決するためには、優先すべき意思決定や課題を明確にする必要があります。対応策を考えても、全てできるわけではありません。手当たり次第に進めるよりは、適切に決断して効果的な策に集中すべきでしょう。 また、平時はもちろんのこと、緊急事態になれば現場に対して、素早く方向性を明らかに示さなければなりません。意思決定や課題を判断しなければならない状況においては、決断力が求められるのです。

 

03決断力がある人材にみられる5つの特徴

決断力がある人材には、共通してみられる5つの特徴があります。

  • ・決断の根拠が明らかになっている
  • ・目標や優先事項が決まっている
  • ・決断を先延ばししない
  • ・臨機応変に対応できる
  • ・失敗を恐れない

ここでは、それらの特徴について解説します。決断力がない人材との違いが分かるヒントになるかもしれません。

1.決断の根拠が明らかになっている

決断力がある人材は、自分なりの決断の基準があることが特徴として挙げられます。ビジネスにおいて、どんなに用意周到に情報収集したとしても、完璧に揃うということは多くありません。現在ある情報を自分なりの決断の基準に照らし合わせて、覚悟をもって決断を下しているのです。

2.目標や優先事項が決まっている

決断する際に、目標や優先事項が決まっている人材ほど、決断力があるといえます。目標や優先事項を決めることは、目標達成までの通過点であり、この点が曖昧なままでは正しく判断できず、なかなか決めることができません。物事の重要度を判断する能力に長けている分、迷う余地がなく、決断力があるといえます。

3.決断を先延ばししない

決断を先延ばしすることなく、ベストなタイミングで決断を下せるという点も、決断力のある人材の特徴です。決断を迫られた時の状況によって、即座に答えを出さなければいけない場合もあれば、時間をかけて検討したほうが良い結果につながる場合もあります。周囲の状況を正確に把握し、先延ばしせずに答えを出せる人材が決断力があるといえるのです。

4.臨機応変に対応できる

変化の目まぐるしい現代では、自信をもって決断したとしても、状況が変わってしまえば、ベストな決断ではないということもあるでしょう。当初の決断に固執せず、覆すことができるのも、大きな決断といえます。これこそが、臨機応変な対応です。決断力のある人材は、変化に対して、臨機応変に情報収集から決断のプロセスを見直せることも特徴です。

5.失敗を恐れない

失敗を恐れずに実行できる点も、決断力が高い人材の特徴です。決断すると、その結果は成功か失敗のどちらかしかありません。決断力がある人材は、失敗する恐れを払拭し、前に進もうとする強い意志をもっています。そのため、決断力がある人材は失敗から学び、糧に成長できることも特徴です。

 

04決断力を鍛える5つの方法

決断力は、全てのビジネスパーソンに求められる重要なスキルです。日々のトレーニングにより、決断力を鍛えることができます。 ここでは、決断力を鍛える5つの方法をご紹介します。

  • ・判断材料になる情報を収集する
  • ・優先順位を決める
  • ・小さな決断を積み重ねる
  • ・OODAループを日頃から活用する
  • ・ビジネス研修やセミナーを活用する

1.判断材料になる情報を収集する

決断力は、単に課題の答えを出すのではなく、判断材料になる情報を収集しなければなりません。今までの経験や知識を活かせないとしたら、単なる情報不足の可能性があります。そういった場合、決断力を鍛えるためには、情報収集するのが有効です。課題に対する懸念点を明らかにし、客観データなどの情報を集めましょう。 始めのうちは、より多くの情報を収集し、じっくり精査して絞っていくようにします。少しずつスピードアップして、情報収集の精度を高めていきましょう。決断を迫られている状況においては、信頼の高い情報を得られるよう意識することが大切です。

2.優先順位を決める

優先順位を決めることで、決断力を鍛えることができます。選択肢が増えるほど、決定しにくくなるため、細かく優先順位を決めることを習慣づけしましょう。優先順位を決める際に、優先することのメリット・デメリットを明らかにすることが重要です。さらに、選択肢の見落としがないよう、優先しなかった理由も明らかにしておく必要があります。 慣れるまでは、頭の中だけでは考えるのが難しいかもしれません。紙に書き出し、可視化すると、客観的に状況を判断しやすくなります。このように優先順位を決めることは、判断の基準をもつことに他なりません。決断の経験として活かされるでしょう。

3.小さな決断を積み重ねる

ビジネスシーンだけでなく、それ以外の日常でも、小さな決断をする場面は多くあります。決断できない人は、ビジネスシーンだけでなく、普段の些細な事柄に対しても決断できない可能性があります。まずは、普段の些細と思われることから、決断することを意識して行ないましょう。 決断は経験に大きく影響を受けるため、日頃から経験を積み重ねることで鍛えられます。小さな決断でも慣れることで、速やかな決断力ができるようになり、重要な決断の場面で発揮できるようになるのです。

4.OODAループを日頃から活用する

スピーディーな決断力を鍛える方法として、OODA(ウーダ)ループが注目されています。OODAループとは、複雑かつ想定外のことが起きる環境下で、迅速な意思決定を行う思考法のフレームワークです。観察(Observe)、状況判断(Orient)、意思決定(Decide)、実行(Act)という4つのプロセスを高速で繰り返します。

各プロセスは以下の通りです。

  • ・Observe:データなど情報収集し、現在の状況を把握する
  • ・Orient:収集した情報をもとに、仮説を立てる
  • ・Decide:目標を達成するために最も重要な仮説を選ぶ
  • ・Act:決定した仮説を実行する。

OODAは、1~4のプロセスが終わると、直ちに1のプロセスへ戻り、時間をかけないことが重要です。これが機能するようになれば、素早い意思決定が可能になり、臨機応変に行動できることに期待がもてます。

5.ビジネス研修を活用する

より実践的に決断力を鍛えるには、ビジネス研修を活用するのが最も有効な方法です。様々なスキルを身につけるためのビジネス研修が実施されています。決断力に関連したビジネス研修も少なくありません。その分野の専門家から学ぶことで、効果的に決断力が鍛えられるでしょう。

 

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    1968年、広島県生まれ。東京大学農学部卒。主なCMに、永谷園「Jリーグカレー」、日本コカ・コーラ「ファンタ」、コンデナストジャパン「GQ Japan」、エムティーアイ「ルナルナ」、UHA味覚糖「さけるグミ」、福島県庁「TOKIOは言うぞ」、花王「シュッシュデント」、他TVショートフイルムなどを手掛ける。ACC賞グランプリ、TCC賞グランプリ、ADC賞、カンヌフィルム部門シルバーなどを受賞。2020年9月、広告学校での講師や広告賞の審査員としての経験から綴った勇気の出る企画術・文章術『面白いって何なんすか!?問題』をダイヤモンド社より上梓。
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    TCC審査委員長賞、TCC新人賞、毎日広告賞グランプリ、ACC賞、ACCクラフト賞、広告電通賞、読売広告賞、日経広告賞、カンヌシルバー、アドフェスト グランプリ、スパイクスアジア ゴールドなど。著書「妄想国語辞典1,2」(扶桑社)がAmazon本総合ベストセラーに。そのほかに「同僚は宇宙人」(小学館)、「10分あったら、どう考える?」(大和出版)、「生き方のヒントをくれる赤ちゃんセンパイ」(KKロングセラーズ)などがある。

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06まとめ

決断力は、VUCA時代と呼ばれる現代において、全てのビジネスパーソンに不可欠なスキルです。決断力を鍛えるためには、判断材料になる情報の収集から始まり、優先順位を決め、日頃から小さな決断を積み重ねる習慣をつけましょう。その際には、OODAループを活用する方法もおすすめです。 また、ビジネス研修を活用して、決断力に関する基礎知識から応用まで学ぶ機会を提供するのも有効です。決断力のある人材の育成を目指しましょう。

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