公開日:2022/03/11
更新日:2023/03/19

Society 5.0とは?実現に不可欠な技術とメリットや課題を解説

Society 5.0とは?実現に不可欠な技術とメリットや課題を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

Society 5.0とは、日本政府が提唱するデジタル化が進んだ未来社会のコンセプトです。本記事では、Society 5.0の概要やデジタル化が進んだ未来社会の実現のために不可欠な技術、メリットや課題について詳しく解説します。

 

01Society 5.0とは?

Society 5.0は、内閣府の第5期科学技術基本計画において、日本が目指すべき未来社会の姿として提唱されました。Society 5.0を実現するために必要不可欠な技術である、IoTやAI、ビッグデータ、5Gの4つのキーワードについて詳しく解説します。

Society 5.0の定義

Society 5.0とは、「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」と内閣府の『第5期科学技術基本計画 』にて定義されています。最新のIT技術を駆使して、様々な社会課題を解決した状態の日本を目指すものとして、提唱されています。

▶︎参考:Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府

Society 4.0との違い

内閣府によれば、Society 1.0は狩猟社会、Society 2.0は農耕社会、Society 3.0は工業社会、Society 4.0は情報社会と定義され、Society 4.0は特にインターネットやスマートフォンがすることに普及によって、ネットワークが形成され日本と世界が繋がった社会を指すとされています。

Society 4.0とSociety 5.0の違いとしては、人間による自力と他力にあります。Society 4.0では、人がインターネットを経由して、様々なデータや情報を入手して分析を行い、そのデータや情報の中から、必要なものを自力で探して活用しています。一方でSociety 5.0では、人工知能(AI)を利用します。人が必要な情報を必要な形で利用できるよう、AIによって判別してもらい、AIによって快適な社会を目指すといったところが、Society 4.0との違いとなります。

 

02​​Society 5.0における重要な技術

​​Society 5.0における重要な技術としては、主に次の4つが挙げられます。

  • 1:IoT
  • 2:人工知能(AI)
  • 3:ビッグデータ
  • 4:5G

近年、テクノロジーの発展により注目が集まっている技術ばかりです。ここではそれぞれについて解説していくので、しっかりと押さえていきましょう。

IoT

IoTとはInternet Of Thingの略でモノのインターネットを意味します。テレビや冷蔵庫など、さまざまなものがインターネットでつながり、情報をやり取りできる技術やサービスです。最も代表的なモノのインターネットのひとつにスマートホームがあげられます。スマートフォンや家電製品などがネットワークでつながり、居住者の生活リズムと広報行動パターンを把握して自動で作動したり、遠隔で操作できたりできます。

▼IoTについて詳しく知りたい方はこちらから▼
【関連記事】IoTとは?IoTの仕組みや実現できる機能と活用事例を紹介

<IoTについてのSchooおすすめ授業>

IoTの導入によるDXプロジェクトを検討する際、まずは「そもそもIoTとは何か」を知り、更にそれを基盤とした全体工程の概要を理解しておく必要があります。本コースでは、IoTプラットフォーム事業者として先端を走る株式会社ソラコム様を講師にお迎えし、IoTによるDXの進め方を学びます。

■ゴール
・エンジニア:DXにおいてエンジニアが主役になりうるコトを理解し、プロトタイプを作る前の前提知識を身に付ける
・非エンジニア:ビジネスDXのアイデアを出す側として、テクノロジーの利用方法を知り、システム部やベンダーに依頼できるようになる

「IoT基礎知識とIoT導入によるDX事例」

IoT基礎知識とIoT導入によるDX事例

  • 株式会社ソラコム テクノロジー・エバンジェリスト

    IoTの活用事例やSORACOMのサービスを、企業や開発者に活用いただくための講演や執筆活動を担当。90年代のISP事業支援をキャリアスタートとし、2000年にはLinuxサーバーメーカーにて情報システムやEC事業を担当。2015年からはIoTの事業開発をリード、メガクラウドとの協業や、省電力無線通信を活用した先駆的なIoT導入事例に関わる。2017年3月より現職で、通算の登壇回数は400を超える。共著に『IoTエンジニア養成読本』(技術評論社)等。

人工知能(AI)

人工知能とは、人間のように考えて学習できるコンピューターシステムやその研究を指し、簡単に言うと考える機械です。身近なところでは、スピーカーやスマートフォン、冷蔵庫などの電化製品に搭載・利用されています。 人工知能は科学技術の発展にしたがって、私たちの生活に広く浸透していて、医療や法律、翻訳、自動車走行などさまざまな分野で活用されています。

<AI(人工知能)についてのSchooおすすめ授業>

皆さんは、「AI(Artificial intelligence:人工知能)」についてどのくらい理解しているでしょうか?
IoTの技術革新により、外資系先進企業がアシスタントを私達の生活の中に浸透させ、AIの認知がより一層加速しました。
巷では、AI、人工知能という言葉がニュースや新聞などのメディアでもあふれかえっています。それに伴い、個人向けの導入だけでなく、法人向けビジネスの活用にも使われるようになりました。
本授業では、AIやデータについて専門的な先生をお迎えして、AI活用の業界の動きやなぜAIが使われるのか、導入の基本的な考え方について学んでいきます。
また、実際に導入しデータを活用して事業推進している企業の事例をプロセスベースで紹介し、AI導入事例について学びを深めていきましょう。
なんとなく理解していたAIを基礎からしっかり理解し、将来自分でもAIの導入を議論、考察できるようになりましょう。

「いまさら聞けない「AI入門」〜仕事が奪われる前に相手を知る〜」

いまさら聞けない「AI入門」〜仕事が奪われる前に相手を知る〜

  • NOB DATA株式会社 代表取締役社長

    NOB DATA株式会社代表取締役社長、データサイエンティスト。2017年の東京から福岡への移住をきっかけにLINE Fukuoka株式会社を経て起業。現在は福岡に拠点を置きつつもリモート環境を活用し、福岡のみならず東京・大阪・広島などのべ20社のデータサイエンスプロジェクトに参画。また本業と並行し、地方のデータ活用を盛り上げるべく2019年2月にデータサイエンティスト協会九州支部委員会の立ち上げを行い、データサイエンスの啓蒙活動を精力的に行っている。
  • 株式会社biomy 代表取締役社長

    大阪大学大学院基礎工学研究科修了。NTTドコモ先進技術研究所にて、位置情報サービスの行動履歴やWeb履歴のデータ解析、AIによる動画像解析の研究/新規事業開発に従事。NTTドコモ退社後、ITベンチャー CTOやバイオテックベンチャー AI Lab 部長などとして複数の会社でのデータ分析/AI開発を行い、株式会社biomyを創業。秋田大学大学院医学系研究科、理化学研究所に研究員としても在籍。
  • Classi株式会社 データAI部 部長

    データ分析が注目され始めた頃から受託分析会社や事業会社でデータ分析を活用したプロジェクトを多数経験。その経験からWebでの連載、著書執筆、イベント主催など幅広く精力的に活動。最近では、データ分析のチームでプロジェクト推進やマネジメントなどに奮闘中。

ビッグデータ

世界中の人々が使うインターネット上には膨大な情報があり、しかも毎日新しく生み出されています。これをビッグデータと言います。近年の IT 技術の発達で、こうしたデータの収集が可能になりました。収集されたビッグデータは、分析され企業活動などさまざまな分野で活用されるようになっています。 ビッグデータは単純に大きなデータだけではなく、5つのVから成り立っています。5Vとは、膨大なデータ量(Volume)、多様性(Variety)、速度(Velocity)、真実性(Veracity)、価値(Value)です。 ビッグデータは、表のように形の決まっている定型データだけではなく、文書やウェブサイトの検索履歴、ログイン記録など形態が不明確な非定型データも含まれます。ビッグデータの分析技術を活用すると、予測もしなかったところから価値ある情報を得られる可能性があります。ビッグデータは、情報通信分野や各企業のマーケティング資料として、医療やスポーツなどあらゆる分野にわたって活用されています。

▼ビッグデータについて詳しく知りたい方はこちらから▼
【関連記事】ビッグデータとは?特徴やビッグデータの活用事例を解説

5G

5Gは、4Gまでにはない新たな機能を持つ次世代の移動通信システムであり、携帯電話やスマートフォンの通信を高速化、さらに機械やモノ、デバイスの接続性についても向上させるものです。 総務省は、5Gが人同士のコミュニケーションを想定したツールとしてだけでなく、身の回りのあらゆるモノがネットワークにつながるIoT時代のICT基盤となると期待しています。

▶︎参考:総務省

 

03Society5.0に向けた政府の方針

では実際にSociety 5.0に向け、政府はどのような方針を打ち出しているのでしょうか。例えば自動車分野では「MaaS」が代表としてあげられます。MaaSは電車やバスといった交通サービスの機能を一元管理する次世代の交通サービスになります。利用者がスマートフォンアプリ1つで、出発した場所から目的の場所まで、移動手段の検索や、料金の支払いなどを全てアプリ1つで完結したようなサービスになります。交通領域ではこうしたIT技術を駆使して、効率的な人々の移動を、政府はSociety 5.0によって目指しています。

 

04Society5.0とSDGsとの関わり

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の略称で、「持続可能な開発目標」と訳されております。2015年9月に開催された国連サミットにおいて、全会一致で採択され、193カ国の国連加盟国がSDGsの達成に向けて、取り組みを行うことが宣言されました。

そのSDGsを達成する上で重要になるのが、Society5.0です。例えば、上記のSociety5.0の施策の一つであるMaaSの発展によって、公共交通機関の利用が促進されます。それによって、Co2を排出してしまう自動車の利用は相対的に減少することが予想できるでしょう。このようにSociety5.0がめざす社会とSDGsの達成には、世界規模の課題を解消するといった共通点での関わりが存在しています。

 

05Society 5.0のメリットとは

Society 5.0の実現を目指すために、必要不可欠な4つの技術について解説してきました。ここからは、Society 5.0のメリットについて考えていきます。医療や介護分野での恩恵、人手不足の解消、エネルギー問題・温暖化対策への恩恵など詳しくみていきましょう。

医療や介護分野の恩恵が受けられる

医療や介護分野を支えるAIやIoT、バイオテクノロジーの技術進歩により、さまざまな恩恵が受けられるようになります。病気や怪我の治療を中心とした従来の医療から、未病ケアや生活習慣病予防・認知症予防への転換が図られようとしています。 症状に対する画一的な治療ではなく、個人が適切なタイミングで必要な予防・未病ケア・治療・介護を受けられすようになり、健康寿命の延伸も期待できるでしょう。 在宅療養患者のリアルタイムの生理計測データを観察できるようになると、重症化の未然防止に役立ちます。深刻化する医療の地域格差の解消にもつながります。

▶︎参考:公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット - Society 5.0(ソサエティ 5.0)のヘルスケア 治す医療から治し支える医療の転換

人手不足の解消につながる

高齢者増加に伴い、医療や介護を担う人材不足は喫緊の課題ですが、医療や介護現場で支援ロボットの活用が進むと、人手不足の解消につながります。 建設業では、ロボットやAIの活用により、大規模な工事や災害時の復旧工事においても危険区域に立ち入ることなく効率的に作業が行えて、安全性も確保できます。

▶︎参考:内閣府 Society5.0 資料 - 新たな価値の事例

エネルギー供給の安定化・温暖化対策

天然資源をはじめさまざまなエネルギーを輸入に頼っている日本にとって、安定的な供給及びエネルギー不足の解消は避けて通れない課題です。 また、日本は地球温暖化の主たる原因のひとつである温室効果ガスを、2050年までに80%の温室効果ガスの排出削減、「脱炭素社会」の実現を目標としています。 環境負荷を軽減するため、気象情報や発電所の稼働状況、電気自動車の充放電、各家庭における使用状況などさまざまな情報を含むビッグデータをAIで解析します。 その結果、供給予測に応じた適切かつ効率的な利用やエネルギーの地産地消、省エネ化が実現されると考えられます。

▶︎参考:環境省 - 環境研究・環境技術開発の推進戦略(案)

 

06Society 5.0の課題とは

Society 5.0社会の構想では多くのメリットや恩恵があると考えられてますが、技術的な面やセキュリティ対策など、課題もあります。ここからは、Society 5.0実現に向けて抱える3つの課題について詳しく解説します。

技術が追いつかない

Society 5.0の実現に向けて、指摘される課題のひとつが技術的な問題です。GoogleやFacebookに代表されるアメリカのように、AI先進国として上位ランクインしている諸外国に比べて、日本が後れを取っている感は否めません。 日本の科学技術関係予算が少ない点や、実績を出しているAI研究者が少ない理由として挙げられます。今後、AI後進国から脱却を目指すためにも若い世代から、優秀な人材を輩出できるようAI教育への注力が求められます。

セキュリティへの対処が必要

Society 5.0が掲げる社会では、デジタル技術が浸透し生活を便利にしてくれる一方で、多くのデータが取り扱われます。そのため、個人情報の流出などのセキュリティ問題が深刻化し、サイバー攻撃の脅威に対して、包括的なセキュリティ対策を施す必要性が高まっているのです。 IBMは、サイバーセキュリティ侵害から人々を安全に守る人工知能システム「Watson® for Cyber Security(ワトソン・フォー・サイバー・セキュリティ)」を開発しました。こうしたAIの活用で、サイバー攻撃がもたらす悪影響を最小限にとどめてくれます。

▶︎参考:IBM - サイバーセキュリティーのための人工知能(AI)

プライバシー問題

懸念材料とされているのが、個人情報の取り扱いに関わるプライバシー問題です。AIで分析するためには、多くのデータ収集が必要となります。検索履歴や位置情報をはじめ、医療カルテに至るまですべての情報を収集するうえで、個人情報の提供に対する取り扱い方法やルールの規定が求められます。

 

07Society 5.0の実現に向けた取り組み事例

これまで、Society 5.0のメリットや課題についてみてきました。続いて、Society 5.0の実現に向けた取り組み事例を紹介します。実証実験の段階の事例を含め、Society 5.0の実現に向けさまざまな取り組みがされています。

食料ロスの軽減や食の安全向上

個人のアレルギー情報から各家庭の冷蔵庫内の食品情報、店舗の在庫情報にいたるまで多くのデータをAIが解析することで、食の安全性向上や食品ロス削減につながります。その結果、家庭では快適な食生活が送れるほか、生産者や店舗側からは顧客ニーズに合った生産や発注、適正な在庫管理ができるなど、食品産業の競争力強化や経営改善などが期待されます。

スマート農業化の実現

以前として熟練者の勘に頼るケースの多い農業の現場では、労働力の確保に加えて、省力化や作業負担の軽減が大きな課題です。こうしたなか、スマート農業化の実現は、人手不足の解消につながるだけでなく、食品ロスの削減や消費の活性化につながります。 例えば、農産物加工施設まで輸送するブドウ栽培の主要工程を自動化する実証実験が行われています。収穫後のぶどうを積み、全地球衛生即位システム(GNSS)が搭載された車両電動車両が公道を無人走行するものです。 他にも、草刈りや世界的にも難しい収穫や剪定などの自動化が進められています。こうした人の手がかかる果樹園芸作物において、スマート農業化は非常に期待値が高いといえます。

▶︎参考:環境省 農研機構 - 電動ロボットによるスマートぶどう栽培システムの開発

防災・減災の実現

人工知能を活用して、災害予測システムが開発されています。災害予測システムは、人工衛星を活用して情報収集し、崖崩れや建物崩壊などの異常信号を感知します。このシステムが実用化されると、災害発生する確率が高い地域の人々に、事前に避難予告を出すなど災害の被害を最小限に抑えるのに役立ちます。

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■資料内容抜粋
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08Schoo for BusinessのDX研修

Schoo for Businessでは約8,500本を超える数の授業をご用意しており、様々な種類の研修に対応しています。その上、自己啓発にも効果的な内容の講座を毎日配信しているため、研修と自己啓発の両方に対応することができるシステムになっています。研修と自己啓発を掛け合わせることにより、誰かに要求されて学ぶのではなく、自発的に学び、成長していく人材を育成することが可能になります。ここでは、Schoo for Businessの具体的な活用方法と、特徴、さらにはどのようなメリットがあるのかを解説します。

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1.研修と自律学習推進を両方行うことができる

Schoo for Businessは社員研修にも自律型学習にも利用できるオンライン学習サービスです。通常の研修動画は、研修に特化したものが多く、社員の自律型学習には向かないものも少なくありません。しかし、Schooの約7000本にも上る授業では、研修系の内容から自己啓発に役立つ内容まで幅広く網羅しているため、研修と自律型学習の双方の効果を得ることができるのです。

SchooのDX研修カリキュラム

Schooの数多くの授業の中にはDXが学べる授業も多くあります。ここでは、SchooのDX研修カリキュラムを紹介します。

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3.管理画面で受講者の学習状況を可視化できる

Schoo for Businessには学習管理機能が備わっているため、研修スケジュールの作成を容易に行うことができます。さらに、社員の学習進捗度を常に可視化することができる上に、レポート機能を使って学んだことを振り返る機会を作ることも可能です。ここでは学習管理機能の使い方を簡単に解説します。

管理画面の使い方1

まず、Schoo for Businessの管理画面を開き、「研修を作成するという」ページで作成した研修の研修期間を設定します。ここで期間を設定するだけで自動的に受講者の研修アカウントにも研修期間が設定されるため、簡単にスケジュールを組むことができます。

管理画面の使い方2

この、管理者側の管理ツールでは受講者がスケジュール通りに研修を受けているかを確認することができます。もし決められた研修をスケジュール通りに行っていない受講者がいれば注意したり、話を聞くことができるなど、受講者がしっかりスケジュールを守っているかを確認することができます。

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09まとめ

AIや5Gなど高度な技術の活用により、経済発展と社会的課題の解決を両立でき、豊かな生活を享受できる社会になります。さまざまな恩恵がある一方で、解決すべき課題もあります。Society 5.0社会実現に向けて、企業が果たす役割を考え、さまざまな取り組みやイノベーションの実施が求められています。

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経済産業省の商務情報政策局 情報技術利用促進課でDXリテラシー標準化の検討会を行っている同課の金杉 祥平氏をお招きし、「経済産業省が取り組むデジタル人材育成プラットフォーム」について語っていただいたウェビナーのアーカイブです。デジタル人材要件の定義や、リスキリングするための構造化された項目、さらに経済産業省で構想している人材育成プラットフォームについてもお話しいただいております。

  • 登壇者:金杉 祥平様
    経済産業省 商務情報政策局 情報技術利用促進課 課長補佐(企画)

    2006年に経済産業省に入省。過去には、再生可能エネルギーの推進、家電製品の安全基準の整備、電気事業制度のルール整備、福島第一原子力発電所の廃炉推進に従事し、2021年5月から現職。情報技術利用促進課では、地域企業・産業のDXの実現に向けて、デジタル人材の育成を推進するため、デジタル知識・能力を身につけるための実践的な学びの場を提供する「デジタル人材育成プラットフォーム」の制度設計を担当。

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この記事を書いた人
Schoo編集部
Editor
Schooの「世の中から卒業をなくす」というミッションのもと活動。人事担当や人材育成担当の方にとって必要な情報を、わかりやすくご提供することを心がけ記事執筆・編集を行っている。研修ノウハウだけでなく、人的資本経営やDXなど幅広いテーマを取り扱う。
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