公開日:2022/08/31
更新日:2024/06/24

責任感とは?ビジネスシーンで求められる責任感を解説

責任感とは?ビジネスシーンで求められる責任感を解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

責任感のある人材が多く活躍する企業は、信用を勝ち取り業績を向上させるでしょう。反対に社員の責任感が希薄な企業は、トラブルや不祥事の当事者となってしまうかもしれません。当記事ではビジネスにおける責任感と、高い責任感を持つ人材を育成する方法を解説します。

 

01責任感とは

責任感とは、自身の役割や任務を全うしようとする気持ちのことです。責任感を強く持つ人材は、仕事を途中で投げ出すことなく最後までやり遂げます。トラブルが起きた際も、誠意を持って解決に奔走するでしょう。こうした姿勢は、周囲の人々の信頼を勝ち取ります。 やがて高い成果を上げるようになり、企業における重要なポジションを任されるようになるでしょう。 責任感は、2通りに分けられます。

  • ・自責の責任感
  • ・当事者意識の責任感

以下で詳しく見ていきます。

自責の責任感

「自責の責任感」とは、自身が受け持つ仕事においての結果は良くも悪くも、すべて原因は自分にあると考えるタイプの責任感です。部下を持つ立場のリーダーであれば、自身が率いるチームで起きることは、すべて自分の責任と捉えます。 理想が高く有能な人材が備えているイメージが強い責任感のタイプですが、場合によっては自身を精神的に追い込んでしまう危うさを持っています。

当事者意識の責任感

当事者意識の責任感とは、直接関係のない事柄であっても、自身の所属する組織に関わる問題であれば、自分に関係する重大事として捉えるタイプの責任感です。このタイプの責任感を持つ人材は問題意識が高く、組織を良い方向に変えていきたいという意欲が強い傾向にあります。こうした人材が揃っているチームは成果を上げやすくなります。組織マネジメントにおいて好ましいのは、「当事者意識の責任感」といえるでしょう。

 

02責任感が強い人の特徴とは

ここでは、責任感の強い人材が持つ特徴を6つ解説します。いずれもビジネスだけでなく、普段の人間関係を良好に保つために必要な資質であるといえます。 「人として大切なこと」といっても差し支えないかもしれません。

  • ・1.時間や約束を守る
  • ・2.ルールやマナーに厳しい
  • ・3.向上心がある
  • ・4.努力を惜しまない
  • ・5.自分の非を認める
  • ・6.誠実さがある

1.時間や約束を守る

時間や約束を守ることは、信頼関係の構築に欠かせない要素です。時間に対するルーズさは、ビジネスにおいては致命傷です。約束を守らないことは、相手の期待を裏切ることにつながります。こうした人材は信用を失い、ビジネスが次につながることはありません。 責任感の強い人材は、相手の時間を大切に考えるため、時間を守ることに強くこだわります。一度交わした約束は必ず守るという強い意思で行動し、実現できない約束をすることはありません。

2.ルールやマナーに厳しい

責任感がある人は自らを律する力が強いため、ルールやマナーに厳しい傾向があります。社会のルールや自社の規則など、自身がその一員であることの意識が高く、ルールを守ることは当然果たすべき責任であると考えます。 ルールの目的や背景を理解したうえで自らを律しているため、周囲の人からは「しっかりした人物」と評価されることも多いようです。

3.向上心がある

向上心があるのも、責任感が強い人の特徴です。責任感が強い人材は、貢献意欲も高い傾向があります。自身が成長して、より良い成果を出すことが、自身が所属する組織に対しての責任であると考えるのです。志が高いと言い換えても良いでしょう。 こうした人材は自己成長に対する意欲が高く、何事にもストイックに取り組むため、早いスピードで成長していきます。

4.努力を惜しまない

責任感がある人は、高い志を持ち、自己成長に向けた研鑽を重ねます。高い目標を掲げ、達成に向けた努力を惜しみません。例えそれが自身の苦手なことであっても、自分の役割であれば最大限の成果を出せるように努力します。 物事に強く向き合う姿勢を持っているため、苦手を克服し多くのスキルを身に付けるでしょう。責任感のある人が、有能な人材に成長する理由はここにあります。

5.自分の非を認める

責任感の強さは、潔さにつながります。責任感の強い人ほど、自身の非を素直に認める傾向があるようです。失敗やミスが生じた場合は、まず自分に問題がなかったかを顧みます。他責の念は持たず、失敗やミスを自分の問題と捉え反省をします。その反省を生かし、次に同じミスを繰り返さないように対策を講じるのです。 責任感に由来する自分の非を認める勇気や覚悟は、周囲の人々の信頼を勝ち取るに十分な魅力として映るでしょう。

6.誠実さがある

責任感がある人は、自分の発言の重さを知っている人です。人のうわさ話や陰口など、自身で責任が持てない事柄を軽々しく口にすることはありません。 また、嘘がないのも責任感のある人の特徴です。自分を守るための嘘はつきませんし、できない約束をすることもありません。自身に都合が悪い事柄であっても、その事実をありのままに伝える勇気を持っています。こうした姿勢が、周囲の人々からは「誠実さ」として捉えられるのです。

 

03責任感が強いことのメリット

責任感が強いことは、様々なメリットをもたらすでしょう。日々の仕事に責任感を持って取り組むことで、ビジネスパーソンとしての成長が加速します。こうした積み重ねにより、やがて重要な役割を任されるようになるのです。 責任感が強いことのメリットは、具体的に以下の3つが挙げられます。

  • ・1.周囲からの信頼を得やすい
  • ・2.成果を出しやすい
  • ・3.困難に打ち勝てる

1.周囲からの信頼を得やすい

責任感のある行動を積み重ねることで、周囲からは「仕事に対して実直で真面目な人」という印象を与え、信頼されるようになります。 周囲の信頼を得ることで、重要な仕事や役割を任される機会が増えていくでしょう。リーダーとして、チームをまとめる役割を任されるかもしれません。リーダーに対する信頼があれば、 周囲の人々は協力を惜しみません。円滑に仕事を進めていけます。

2.成果を出しやすい

責任感のある人は、仕事を途中で投げ出しません。難しい仕事でも、努力して最後まで成し遂げるので、必ずなんらかの成果を残します。こうした努力の過程で、様々なスキルを身につけていけるでしょう。 大きな仕事を任されたときも、周囲の協力を得ながら進められます。周囲を巻き込みながらレベルの高い仕事に挑戦できるため、自身とチームの成長にもつながり、高い成果を出せるようになるのです。

3.困難に打ち勝てる

責任感がある人は、不得意な仕事でも努力と工夫を重ね、最後までやり遂げます。途中で諦めてしまうことは、自己肯定感を下げることを知っているからです。 強い信念のもと全力で仕事に取り組んだ結果、成果を勝ち取ることで達成感を得られ、大きな自信につながります。こうした自信があれば、さらに大きな困難に遭遇したときも、逃げることなく打ち勝てるでしょう。

 

04責任感が強すぎるデメリット

一方で、責任感が強すぎることはデメリットをもたらすこともあります。ストレスを溜め、心身の不調につながることもあるので注意が必要です。 デメリットとして考えられるのが以下の3つです。

  • ・1.自分を責めてしまう
  • ・2.仕事を抱え込みやすい
  • ・3.他者に厳しくなってしまう

1.自分を責めてしまう

自責の責任感が強く出てしまうと、うまくいかないことは、すべて自分の責任と考えてしまうようになります。こうした自責思考が行きすぎることは、ストレスの要因であり、最悪の場合メンタルに不調をきたすかもしれません。 ストレスが高じると客観的な判断ができなくなり、その後の行動にも影響します。失敗を重ね、さらにストレスを溜める悪循環に陥ることもあるので注意が必要です。

2.仕事を抱え込みやすい

仕事を抱え込んでしまうことも、責任感が強い人に見られるデメリットです。「すべてを自分がやらなければならない」と思い込んでしまうのです。 自分の責任において最後までやり遂げようという意識が強いため、上手に周囲に頼ることができません。多くの仕事を抱え込むことで、キャパシティを超えてしまい、結果として周囲に迷惑をかけてしまうかもしれません。

3.他者に厳しくなってしまう

自分を律する力が強いことは、責任感が強い人の特徴です。その自分への厳しさを、同じレベルで他者に求めてしまうと、人間関係に支障をきたすことも考えられます。 リーダー的な立場の人材は、特に注意が必要な点です。チームに与えられた目標に対する責任感から、つい部下に厳しく接してしまいます。こうした状態が続くと、周囲の協力が得られなくなるばかりか、メンバーが疲弊してしまいます。結果としてチームのパフォーマンスを下げてしまうでしょう。

 

05人材の責任感を高める方法とは

企業としての信頼を高めるには、自社の人材の責任感を強化する取り組みが必要です。人材育成のカリキュラムに、責任感に関する項目を盛り込むことで効果が期待できるでしょう。 取り組みを重ねることで、責任感の強い人材が活躍できる企業風土を醸成していくことが大切です。人材の責任感を高める方法を以下に4つ挙げます。

  • ・1.主体性や自走する社員を推奨するカルチャーを醸成する
  • ・2.社内の心理的安全性を高める
  • ・3.ロールモデルとなる人材の社内勉強会を行う
  • ・4.社内研修を実施する

1.主体性や自走する社員を推奨するカルチャーを醸成する

人材の責任感を高めるには、ある程度の権限を与えることが必要になるでしょう。細かすぎるマネジメントを行うと、指示待ちの傾向が強くなり「失敗しても指示に従っただけ」という他責思考に陥るためです。 主体性を尊重し一定の裁量を与え、自らの責任のもと業務を遂行させることが大切です。自律型人材が評価されるカルチャーを醸成することで、自走できる人材の育成が可能になります。

2.社内の心理的安全性を高める

社員が安心して積極性を発揮できる環境も必要です。チャレンジを推奨する文化や、攻めた結果の失敗に寛容な企業風土は、社内の心理的安全性を高めます。こうした環境においては、自発的な提案によるチャレンジが活発に行われます。 自らの提案による取り組みは、途中では投げ出せないものです。自らのチャレンジを、責任感を持って全うする文化が定着していくでしょう。

3.ロールモデルとなる人材の社内勉強会を行う

高い責任感を持って実績を上げている人材を、ロールモデルに設定することも有効な取り組みです。こうした人材を社内講師として勉強会を実施することで、お手本となるマインドを多くの社員に共有できます。 また、OJTにおいても、責任感が強い人材を担当者に選任すると良いでしょう。ロールモデルとなる人材が普段の業務で新人と深く接することで、お手本となる責任感が自然と備わっていくものです。

4.社内研修を実施する

社内研修において責任感を高めていくことも必要です。研修の内容は、コミット力やGRITに関するものが適しています。 コミット力を高めると、事業運営に当事者として関わる意識が高くなります。GRITとは、「やり抜く力」のことであり、「成功者に共通する力」として注目を集めている概念です。 こうした研修を高い頻度で行うことで、自社が求める「責任感」を浸透させていかなくてはなりません。

 

06責任感を向上させるSchooのオンライン研修

Schoo for Businessは、国内最大級8,500本以上の講座から、自由に研修カリキュラムを組むことができるオンライン研修サービスです。導入企業数は4,000社以上、新入社員研修や管理職研修はもちろん、DX研修から自律学習促進まで幅広くご支援させていただいております。

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Schoo for Businessの特長

Schoo for Businessには主に3つの特長があります。

【1】国内最大級8,500本以上の講座数
【2】研修設定・管理が簡単
【3】カスタマーサクセスのサポートが充実

責任感に関するSchooの講座を紹介

Schooは汎用的なビジネススキルからDXやAIのような最先端のスキルまで、8,500本以上の講座を取り揃えております。この章では、責任感に関する授業を紹介いたします。

部下やチームが期待どおりに動く「壁マネジメント」術

この授業は、年間3000人以上の現場指導と「NLP理論」「行動分析学」から導き出し、体系化された「壁マネジメント」プログラムの開発者である山北陽平さんをお招きし、業態や業種、社員の個別能力、リーダー(マネージャー)の性格などを問わず、誰でもマスターできるこのマネジメント・メソッドを教えていただきます。

 
  • 株式会社アタックスセールスアソシエイツ 主任コンサルタント

    米国NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー。富士通グループ主力販売会社を経て、株式会社アタックスへ入社。営業として、東海エリア250人中1位の実績をとりMVPを獲得。その後、営業コンサルタント,マネジメントコンサルタントとして企業のコンサルティングに従事する。専門の営業とマーケティング以外にも、製造、技術、管理、企画、クリエイト、物流など広範囲の組織変改を実現するコンサルティング『壁マネジメント』を展開。机上の空論ではなく、現場の中で作り出した指導ノウハウは参加者の9割が設定した問題を解決するという圧倒的な成果を出している。とことん結果にこだわった指導スタイルは多くの経営者、マネジャーから絶大な評価を得ている。

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※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

大人気漫画「キングダム」から学ぶ自立とリーダーシップ

本授業は発行部数600万部を突破した、中国の春秋戦国時代を舞台とする大人気漫画「キングダム」、そして様々なビジネス経験をお持ちの伊藤羊一先生の実体験を事例としながら、自分自身を対象にしたリーダーシップ・マネジメントを学んでいきます。

 
  • Zホールディングス株式会社 Zアカデミア学長

    武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長。日本興業銀行、プラスを経て2015年ヤフー。現在Zアカデミア学長としてZホールディングス全体の次世代リーダー開発を行う。 またウェイウェイ代表、グロービス経営大学院客員教授としてリーダー開発を行う。 2021年4月 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)学部長就任。代表作に52万部超ベストセラー「1分で話せ」。ほか、「1行書くだけ日記」「FREE,FLAT,FUN」など。

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「自分の頭で考える力」を養う本の読み方

この授業では、今年『自分の頭で考える読書』を刊行した荒木博行さんと、本屋B&Bの共同経営者である、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんとともに、「自分の頭で考える力」を養う本の読み方について考えていきます。

 
  • numabooks代表

    1980年生まれ。一橋大学商学部卒。NUMABOOKS代表、ブック・コーディネーター。株式会社バリューブックス取締役。2012年にビールが飲めて毎日イベントを開催する新刊書店「本屋B&B」を、2017年に出版社「NUMABOOKS出版部」を、2020年に日記専門店「日記屋 月日」をそれぞれ開業。また、東京・下北沢「BONUS TRACK」の運営を行う株式会社散歩社の取締役もつとめる。著書に『これからの本屋読本』(NHK出版)『本の未来を探す旅 台北』『本の未来を探す旅 ソウル』『本の逆襲』(朝日出版社)などがある。現在、東京・下北沢と長野・御代田の二拠点生活。二児の父。
  • 株式会社学びデザイン代表取締役

    住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。フライヤーやNOKIOOなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、絵本ナビの社外監査役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。 著書に『自分の頭で考える読書』、『藁を手に旅に出よう』、『見るだけでわかる! ビジネス書図鑑』、『世界「倒産」図鑑』『世界「失敗」製品図鑑』など多数。 Voicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティ。

「自分の頭で考える力」を養う本の読み方を無料視聴する

※研修・人材育成担当者限定 10日間の無料デモアカウント配布中。対象は研修・人材育成のご担当者に限ります。

 

07まとめ

責任感の強い人材を育成することは、企業の信用力を高めるために不可欠な取り組みです。人材育成の目的の一つとして、カリキュラムには必ず加えておかなくてはなりません。 組織マネジメントにおいては、当事者意識に基づく責任感を持った人材を育てることが大切です。そうすることで、事業に対する参画意識が高まり、日々の仕事に「やりがい」を感じてもらえるでしょう。 適度な責任感を持ち業務にあたることは、人材に活力をもたらします。企業力を高める取り組みとして検討してみてください。

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