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スメルハラスメントとは?会社内の臭いにかかわる具体例や注意点について解説する

公開日:2021/05/28
更新日:2021/09/08
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スメルハラスメントとは?会社内の臭いにかかわる具体例や注意点について解説する | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

企業において対策を講じるハラスメント対策の中に臭いで起きるハラスメント「スメルハラスメント(略:スメハラ)」があります。「臭い」は、非常にデリケートな話題となり、スメルハラスメントの指導は気を遣う問題とされています。本記事では、スメルハラスメントについての問題点や対応に関する解説をしていますので、今後の対応の参考にしてください。

 

スメルハラスメントとは

スメルハラスメントとは、どのようなハラスメントでしょうか。スメルハラスメントの定義や類似している「香害」との違いについて解説していきます。スメルハラスメントの対応は非常にデリケートで対応がしずらいと言われる意味についても理解しておきましょう。

スメルハラスメントの定義

スメルハラスメント(スメハラ)は、「臭いにより周囲の人に対して不快な思いを与える嫌がらせ」のことです。「smell:臭い、香り」+「harassment:嫌がらせ、迷惑」が合わさった用語でもあり、ハラスメントの原因が臭いや香りにより発生するものです。良かれと思っているコロンや香水が原因になるだけではなく、体臭や口臭も原因となることから改善指導や指摘に気をつかう必要があるハラスメントです。スメハラの原因となる臭いについては、自分自身では気が付いていないことも多く、企業としての対応は慎重に行う必要があることを理解しておきましょう。

スメルハラスメントと香害の違い

スメルハラスメントと同様に香りが原因で起きる香害についてご紹介しましょう。香害とは、「香水、合成洗剤、柔軟剤、入浴剤、防虫剤、化粧品・芳香剤などに含まれる合成香料が原因で頭痛やアレルギーなどの症状が誘発される現象を指し化学物質過敏症を起こす問題」のことです。香害においては、不快感だけではなく、咳・喘息や頭痛、吐き気といった身体症状に表れることもあり、相手に病気を引き起こす可能性があるため注意が必要な問題です。香が良い柔軟剤などは人気ですが人に影響を与える事を理解しておく必要があります。香害は人体に影響することである問題ですが、スメハラはメンタル面に影響する点で相違があることを理解しておきましょう。

 

スメルハラスメントの具体例とは

スメハラの具体例をご紹介します。スメハラは、自分では気が付かないことが多く、指摘しにくいこともあるため発見が遅れることが多々あります。企業としては、スメハラの課題に対して対応が遅れる場合もあるため、具体例を参考に社内の確認をしていくことが必要です。

体臭や口臭

人間であれば、誰しも体臭や口臭を持っており、年齢が高くなれば加齢臭と呼ばれる体臭が発生します。スメハラの中では最も指摘がしにくくデリケートな問題です。体臭や口臭は、人により強さが異なりますが「汗」「不潔」が原因の場合には改善はしやすくなります。ただし、体臭や口臭は自分自身では気が付きにくく、指摘をするまで気がつかないことがほとんどです。

タバコ

喫煙者にとって違和感のないタバコの臭いは、非喫煙者にとっては嫌になる場合も多く、吸わないからこそ臭いに敏感です。非喫煙者が増えたことで、分煙化やオフィスの完全禁煙が進み、タバコの臭いに敏感になる人が増えているため、「タバコ=嫌」「タバコ=臭い」という図式を持つ人増えています。タバコの臭いは、以前よりも格段に注意しなければいけないハラスメント事例になっていることに注意しておきましょう。

香水やコロン

良い香りだと思いつけている香水やコロンもスメハラの対象になります。香水やコロンの香は、本人が臭いに慣れてしまい、つけ過ぎであることなどにも気が付きません。また、香水などの香りには好き嫌いがあることも要因し、ハラスメント事例として取り上げられることが多い事例だと理解しておきましょう。

 

スメルハラスメントが及ぼす問題点とは

スメハラによる問題について解説していきます。ビジネスにおいてスメハラが及ぼす問題点にはどのようなことがあるのでしょうか。臭いということだけで起きるとは思いに問題点もありますが、問題になることを理解して対応していくことが必要です。

体調を崩す

スメハラにより、周囲に体調不良を訴える人がでることが最も大きな問題点です。自分が居る事で周囲に体調不良の人を出してしまうことは、通常では考えにくく問題の先送りを生んでいる可能性があります。香りに敏感な人や嫌いな臭いがあることで、頭痛や吐き気を起こす事例もあることを理解しておきましょう。

集中力や仕事のパフォーマンスが悪化する

嫌いな臭いや気になる臭いがあると、人は注意力を欠きます。スメハラにが起きることで、周囲の集中力を低下させ、パフォーマンスの悪化を起こす原因となり結果的に組織全体にまで影響を出すことがあります。臭いが原因で、大きな問題とし過ぎと考える方もいますが、狭い会議などでスメハラが起きた場合には、こうした問題が浮き彫りになることもあり注意しておきたい問題だと考えておきましょう。

チームワークや人間関係の悪化

臭いによる問題が起きると、「あの人の近くでは仕事をしたくない」「近寄りたくない」「席を話して欲しい」などの要望がでます。この様な状態になると、人間関係の悪化を引き出しチームワークの低下につながり、結果を出しにくい環境となることも大きな問題です。

 

スメルハラスメントの対応が難しい理由

スメハラの対応が難しい理由について整理しておきましょう。スメハラの対策を行う際に、担当者が注意すべき内容になります。スメハラにおいては、ご紹介する理由により対策や指導が難しいとされていることを理解しておくことも必要です。

臭いに関する定義が存在していない

そもそも臭いに関する定義が存在しておらず、「これがダメ」「これはいい」という判断基準を明確にすることができません。香水などの臭いについても、いい臭いと感じる人とそうでない人がいる通り、基準がなければ判断が難しく、人の感覚で判断をすることになります。人が変われば、その判断も異なってくるためスメハラの対策や指導は難しいとされている点を理解しておきましょう。

デリケートな問題のため指摘が難しい

体臭などで起きるスメハラについては、本人への指導は非常にデリケートな問題です。指摘を行うことで、相手を深く傷つけてしまう可能性もあることで対応が難しいとされています。しかし、伝えることも必要となるメンヘラの指摘については、十分な配慮が必要であることを理解しておきましょう。

本人の自覚がない場合がある

臭いに対して、本人が無自覚である場合も多いのがスメハラの特徴の1つです。体臭や口臭を始め、香水やコロンなども自分自身では気が付きにくく、香りに慣れていることで自分がスメハラを起こしている要因であることに気が付きにくくなります。

伝え方を誤ると名誉棄損やモラハラとなる可能性がある

デリケートな要素を持つスメヘラについては、伝え方を誤ると名誉棄損、モラハラとして訴えられる可能性があります。特に、自分で無自覚である場合には言い方次第で受取り方は変わり嫌な印象のみが残る結果を生みます。指摘や指導をする場合には、場所を変える、伝え方を工夫するなどの配慮が必要であることを理解しておきましょう。

 

スメルハラスメントへの対処法

次に、スメハラに対しての対処法をご紹介していきましょう。スメハラの相談があった場合には、対象者への指導が必要とあります。そうした場合に、どの様に対処していくことがいいかを考えていきましょう。

加害者の自尊心を最大限配慮していく

指導や指摘を行う場合には、加害者の自尊心に最大限配慮することが必要です。特に体臭や口臭など、その人本人が抱える課題についての指摘への配慮は最大限行う必要があることを認識しておきましょう。時には、指摘されたことで落ち込み仕事へ大きな影響が出てしまうことも想定されます。また、自分が加害者となっていることにショックを受けてしまうことも想定されるため、自尊心を傷つけない配慮は絶対に必要だと認識しておきましょう。

企業全体の身だしなみ改善として取り組む

加害者本人に指摘を行う前に、企業全体での身だしなみ改善への取り組みも有効です。服装など以外にも、香水やタバコの臭いなどに関する注意喚起は十分に行うことができると同時に、スメハラに関する理解を促進する内容も織り込むことで、自分自身について見なおすきっかけを作ることができます。直接の指導を行う以前に、自分自身について確認をする振り返ることができれば、スメハラの予防が促進されることを期待できます。

同性から伝える方がトラブルを回避できるスメハラの指摘については、異性からよりも同性からの方がトラブルを回避できるとされています。異性からの指摘は、セクハラと取られる可能性が高くなりトラブルが起きやすいと言われていることを理解しておく必要があります。ただし、男性同士よりも女性同士の方がトラブルになる確率が高いとされ、女性は感情的になりやすいことが原因であると言われていることも念頭においた対応を行っていきましょう。

 

自分でできるスメルハラスメント対策とは

次に、自分自身で出来るスメハラの対策についてご紹介していきます。スメハラの対策については、自分自身でできることも多く指摘を受ける、受けないに関わらず周囲との良好な関係作りにも有効です。ご紹介する内容を参考に自分自身での対策を行っていきましょう。

空調やデスク周辺の環境を見直す

暑がりの人は汗をかきやすくなりますが、空調が効きにくい席であればより汗をかいてしまいます。また、自分自身の体臭が気になる方は、空調の風上ではなく風下に席を移動するなど執務環境の見直しは有効な方法です。また、デスク周辺を整理し風通しを良くしたり脱臭効果のある観葉植物などを設置するなどの工夫を行うなど、直ぐにできることを見つけて実施していきましょう。

体臭検査キットなどの活用

現在は、体臭検査キットなどをインターネット上でも販売しています。自分自身の体臭などが気になる場合には、まずはキットなどを購入しチェックをすることも有効な対策です。結果に応じて、自分で改善できる点を見つけ実施していきましょう。

過度な場合には医師への相談も必要

自分自身の体臭が気になり改善をするためには、医師の診断を受け改善する方法もあります。体臭などの改善には、皮膚科または形成外科を受診し飲み薬や塗り薬の処方を受けて治療するのが一般的です。口臭などに悩む場合には、歯医者などで歯の治療を行うことも有効とされているため自分の悩みにあった医療機関で相談を行いましょう。

 

まとめ

本記事では、臭いによって起きるハラスメント「スメルハラスメント」について解説しています。本人が気が付いてない場合も多くデリケートな課題を持つスメルハラスメントについて注意点などを参考に企業としての対策を実施していきましょう。

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