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メンタルヘルス研修の目的とは?メンタルヘルス研修を効果に進めるポイントを解説する

公開日:2021/07/07
更新日:2021/09/08
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メンタルヘルス研修の目的とは?メンタルヘルス研修を効果に進めるポイントを解説する | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

多くの企業がメンタルヘルス研修の導入によるメンタルヘルス対策を実施しています。では、メンタルヘルス研修の目的はメンタルヘルス対策だけなのでしょうか。本記事では、メンタルヘルス研修の目的を理解し、研修を効果的に進めるポイントについて解説しています。

 

メンタルヘルスとは

最初にメンタルヘルスの基本的な事柄「定義」について確認をしておきましょう。また、メンタルヘルス研修の目的についても確認し、メンタルヘルス研修の必要性についての理解も行っておきましょう。

メンタルヘルスの定義

メンタルヘルスとは「心の健康」のことです。メンタルヘルスの問題は、精神疾患を患っている人だけの問題ではなく、健康な心があるからこそ生き生きとした生活を送ることができると考えておきましょう。

メンタルヘルス研修の目的

メンタルヘルス研修を実施する目的は、「メンタルヘルスについての知識を個々人の意識の向上と、職場におけるメンタルヘルス疾患者を出さない仕組み作りを講じること」と定義付けることができます。メンタルヘルス研修を通して、自分自身を含めて同僚や部下がメンタルヘルス疾患にならないケアと対策を講じることを目的にメンタルヘルス研修を実施していきます。

 

メンタルヘルス研修を実施するメリット

メンタルヘルス研修を実施することで得られるメリットとは、以下の3点が中心となります。次に、メンタルヘルス研修を実施する3つのメリットについて解説します。メンタルヘルス研修を行うことで企業においてはどの様なメリットが生まれてくるかを確認していきましょう。

生産性の向上

メンタルヘルス研修を行うことで個々人がストレスに対する正しい知識を身に付け、対処し耐性を付けることで、モチベ―ションの高い組織へと変化していきます。この結果、生産性が向上し、より仕事へのやる気を高めることによるモチベ―ションの維持に期待ができます。このスパイラルを繰り返すことで、継続的に生産性の高い組織作りが行われる期待を持つことができます。

不調の早期発見

メンタルヘルス研修の実施によるセルフケア、ラインケアの視点を持つことができ、自分自身でも周囲に対しても、メンタル不調者の早期発見が可能になります。メンタル不調者への対応は、早ければ早いほど回復も早いため自分自身で気が付く、部下や同僚に対して気付くとう環境を組織全体で作ることができるため、不調者の早期発見と早期ケアを実施できる環境が整うことができます。

離職率の低下

モチベーションが高い組織や不調の早期発見により離職率の低下にも期待できます。離職者の低下は企業課題の1つでもあり低下することで、人材不足を解消しより働きやすい環境構築が可能になっていきます。

 

メンタルヘルス研修で用いられるテーマとは

次にメンタルヘルス研修で用いられるテーマについてご紹介します。メンタルヘルス研修にいては階層別に開催されていることが多い研修ですが、ここでは研修の基本的な項目にいてご紹介していきます。

ストレスとは何か

メンタルヘルスにおける基礎の部分です。最初にストレスとは何かやメンタル関連の疾患についての知識を習得します。また、ストレスからくるリスクや自己管理などについて学習します。

部下の不調に気付く

部下だけではなく自分以外の不調を発見することについて学びます。ストレスを持っている人が出すサインなどについて学び周囲の人でストレスを抱えている人に気が付くスキルを身に付けていきます。早期発見をすることで、不調者を守ることになります。

再発しない仕組み作り

どういった職場環境であれば、ストレスを感じにくいかについて学びます。学んだことを活かして職場環境の構築をはかります。物理的な環境の側面と人間関係などを含んだ環境において実践していくことも必要です。

 

厚生労働省のマニュアルが提供する教育資料とは

平成 23 年度厚生労働科学研究費労働安全総合研究事業により、3つのマニュアルを公開しています。

  • (1)労働者個人向けストレス対策(セルフケア)のマニュアル
  • (2)管理監督者メンタルヘルス研修のマニュアル
  • (3)管理監督者むけメンタルヘルス研修マニュアル

このマニュアルでは、階層に合わせたメンタルヘルス研修についての観点や留意点が記載されています。実際に研修で行うコンテンツ別に何を学びかを記載されているいます。メンタルヘルス研修を実施する際にはコンテンツ作成の参考となるマニュアルです。

その他にも、「事業場におけるメンタルヘルス対策の取組事例集」が公開されており、業種別のメンタルヘルスの留意点が紹介されております。各業種では、どのような原因でメンタルヘルス不調を起こすのかや対策のポイントも記載されているため、こちらの内容も研修材料には最適な資料になります。
参考:平成 23 年度厚生労働科学研究費労働安全総合研究事業 「労働者のメンタルヘルス不調の第一次予防の浸透手法に関する調査研究」研究班
参考:厚生労働省「事業場におけるメンタルヘルス対策の取組事例集」

 

メンタルヘルス対策を効果的に進めるポイント

次にメンタルヘルス対策を効果的に進まるポイントについて解説します。自社においてメンタルヘルス研修を実施しても効果が低くては意味がありません。いかに効果をあげた研修とするかの観点が必要となります。メンタルヘルス研修を通してどの様な結果を生みたいかを整理し効果的に進めていきましょう。

メンタルヘルス対策に関する方針の表明

メンタルヘルス対策に関する方針の表明とは、経営者によるメンタルヘルス対策に関する思いや自社における目標を発信することです。自社におけるメンタルヘルス対策の必要性や対策を通して、どのような効果を期待するかや従業員のメンタルヘルスについて、どう考えているかなどを自分の言葉でしっかりと従業員に伝えます。メンタルヘルス対策への思いだけではなく、方針として、今後、どの様な対策を講じていくのかについても説明します。この発信は一度ではなく繰り返し行い風土として定着する工夫を行っていきましょう。こうした発信は、従業員満足にも繋がり従業員を大事にする会社であると認識していくメリットも持っています。

メンタルヘルス対策に関する計画の策定・見直し

メンタルヘルス対策に関する計画書作成については、最終的な目標だけではなく階層別に何を理解して欲しいのか、どう行動して欲しいかを定義し立案していく必要があります。階層別に定義する理由は、同じセルフケアの対象であっても新入社員と入社後数年経過している人材には違いがあります。具体的には、新入社員は自分自身のストレスに焦点をあてストレスとは何か、ストレスを感じた際の発散方法についての研修となります。それに対して入社が数年たった従業員には、自分自身のストレスに対してだけではなく、不調者に対する接し方などを学ぶ必要があるためです。実際には、社歴や役職をカテゴリー分けし研修テーマの選定を行います。この計画書をもって研修を実施し理解度や浸透度合いの測定を繰り返し行うことで、定着化や自社における改善点を見つけ出し見直しを行っていきます。

事業場外資源の活用

研修については、全てを自社で行う必要はありません。メンタルヘルス研修を展開している外部の研修機関を利用すれば、研修コンテンツの作成などの手間を軽減することができます。また、既に研修コンテンツのパッケージ化が完了しているため研修内容に漏れがなく実施できる点にもメリットがあります。社内でメンタルヘルス研修の講師を育成する負荷などと比較し外部の研修会社を利用していくかを検討するようにしましょう。

関係者への理解・協力の呼びかけ

メンタルヘルス研修は人事部門が主導で実施することが一般的ですが人事部門単体で実施し続けても浸透には時間を要してしまいます。研修後の風土定着などについては、関係者の理解と協力を得るようにしましょう。具体的には各部門の管理者に呼びかけを行い日常の業務中などに声かけや呼びかけをしてもらい自社におけるメンタルヘルス対策の浸透を行います。定期的に行っている会議において、メンタル不調を訴えているもの、遅刻や欠勤が多い対象者が居ないかどうかを確認し早期発見に気を配るなどし定着を早期発見につなげていくようにしていきましょう。

 

まとめ

本記事では、メンタルヘルス研修の目的をテーマに研修の際に参考となる厚生労働省のマニュアルや研修を成功させるために気をつけておきたいことなどを解説しています。メンタル不調者が出ることは、企業にとっても大きなマイナスです。モチベーションが高く前向きに仕事に取り組める従業員を育てることで企業の運営は成り立つため、メンタル不調者が出ない仕組み作りを行っていきましょう。また、早期発見を行うことで従業員の不調を改善し組織に問題がない対策を講じることも必要です。メンタルヘルス研修の成功は、企業成長に必須だというを忘れずに研修を企画することが大事です。本記事を参考に自社のメンタルヘルス対策を講じ実践していきましょう。

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