公開日:2022/11/18
更新日:2023/01/27

社会人に求められるコンピュータスキルとは?確認の基準や高める方法も解説

社会人に求められるコンピュータスキルとは?確認の基準や高める方法も解説 | オンライン研修・人材育成 - Schoo(スクー)法人・企業向けサービス

多くの職種でコンピュータを使用する現代。簡単な入力などであれば、ほとんどどの職種でも業務に関わるのではないでしょうか。この記事では、そんなコンピュータスキルについて基本的な知識や高めるための方法を解説していきます。

 

01コンピュータスキルとは

コンピュータスキルとは文字通り、コンピュータをどれだけ扱えるかを示す言葉で、「PCスキル」や「パソコンスキル」などと呼ばれることもあります。就職活動や転職活動において「どの程度PCを使えますか?」と聞かれたり、業務において上長と「どのくらいのパソコン知識がある?」といった話をすることもあるでしょう。その際に話題に上る「パソコンを使ってどんな作業ができるか、どのくらい使えるか」といった能力の程度をイメージすれば良いでしょう。

どのような会社でもコンピュータスキルは求められる

コンピュータスキルは、もはやIT系の業種だけで必要とされる特殊技能ではありません。簡単な作業管理や日報作成など、PCを使った作業はどのような業務、どのような業種であっても必要となっているのです。一見関係なさそうな会社でも、基本的なコンピュータスキルが応募の必須条件ということもあります。コンピュータスキルがあると就職に有利なだけでなく業務の幅も広がるのです。

身につけていない・不得意な世代も少なくない

IT化が進み学校の授業でもプログラミングをはじめとしたデジタルスキルを教育するようになっていますが、パソコンの扱いの得意・不得意には世代特性もあると言われています。

高齢世代は、コンピュータスキルが身についていないことが多い世代です。彼らが就職し現役で働いていた時代は、コンピュータスキルは一般的なものではなかったためです。こちらについては、直感的に理解しやすいでしょう。シルバー人材などを活用する場合は、特別に教える必要が生じる可能性があります。

もう一つは、意外かもしれませんがデジタルネイティブの若い世代です。彼らが物心がついた頃から触れていたIT機器は、スマートフォンやタブレットでした。それらはフリック入力やタッチ操作による直感的なインターフェイスだったため、マウス操作やタイピングに慣れていないのです。

コンピュータスキルは社会的に求められているが、実は全員が身につけているわけではないということを意識しておきましょう。

 

02基本的なコンピュータスキルとは

ここでは、具体的にどのようなスキルが基本的なコンピュータスキルなのか見ていきましょう。コンピュータそのもののスキルだけでなく、よく業務で使われるソフトであるExcel、Word、PowerPointについてのスキルも重要になります。ここで示したのはあくまで例の一部ですが、概ねここに示した内容を確認していけば、どの程度のコンピュータスキルをもっているかをチェックできるでしょう。

コンピュータの基本操作

まずは、基本的なコンピュータ操作に関連するものです。すべてのコンピュータスキルの基礎でもあるので、不足しているなら優先的に鍛えておきましょう。代表的なチェック項目は、以下のとおりです。

  • ・クリックやドラッグはできるか
  • ・かな入力やアルファベット入力など、入力の切り替えはできるか
  • ・スムーズなタイピングが可能か
  • ・メールやチャットの送受信はできるか
  • ・タッチタイピング(キーボードを見ないタイピング)ができるか
  • ・セキュリティ対策のために示された操作を、指示どおりに実行できるか
  • ・ファイルの圧縮や解凍はできるか
  • ・フォルダ管理の概念はあるか、上手く管理できるか
  • ・ショートカットキーを活用できるか

Excelの基本操作

続いて、多くの業種・職種で使われているExcelについて見ていきましょう。Excelは表計算ソフトであり、見積書作成やデータの報告など、あらゆる業務の様々な場面で活躍します。ぜひ覚えておきたいスキルの一つではないでしょうか。代表的なチェック項目は、以下のとおりです。

  • ・セルに入力ができるか
  • ・表を作成できるか
  • ・四則演算などの計算ができるか
  • ・セルの書式設定(フォントや大きさ、色など)を変更できるか
  • ・図表や画像を挿入できるか
  • ・グラフや図を作れるか
  • ・SUMなどの簡単な関数は使えるか
  • ・VLOOKUPなどの少し複雑な関数は使えるか
  • ・VBAやマクロなどの複雑な操作ができるか

Wordの基本操作

Wordも、Excelと同様に多くの業種・職種で使われています。提案資料や会議資料、報告書などWordも多くの場面で使用されており、その性質上、紙面に印刷することがあるのも特徴の一つです。代表的なチェック項目は、以下のとおりです。

  • ・文字入力ができるか
  • ・書式設定(フォントや文字サイズ)を変更できるか
  • ・表や画像を挿入できるか
  • ・印刷に関する設定や実際の印刷ができるか
  • ・罫線などを駆使して見やすく作れるか

PowerPointの基本操作

PowerPointは、プロジェクターなどでスライドを投影してプレゼンテーションを行う際などに使われます。中には、提案資料や会議資料、報告書をWordではなくPowerPointで作成するという職場も多いのではないでしょうか。その性質上、特に営業職や企画職に馴染みが深いソフトでしょう。代表的なチェック項目は、以下のとおりです。

  • ・文字入力ができるか
  • ・スライドを増やせるか
  • ・表や画像を挿入できるか
  • ・スライドのテンプレートを使用できるか
  • ・PowerPoint上のパーツを使って図表を作成できるか
  • ・挿入された図や文字の見栄えを調整できるか
  • ・アニメーションなどの複雑な表現を使えるか
 

03社員の基本的なコンピュータスキルを高める方法

次に、どうすれば社員のコンピュータスキルを上げられるのか、主な方法を解説します。

  • 1.まずは社員のコンピュータスキルを正しく把握する
  • 2.業務に必要なコンピュータスキルを洗い出す
  • 3.スキル不足者に対する研修の実施
  • 4.個別研修やOJTでフォローする
  • 5.eラーニングなどのオンライン研修も有効

1.まずは社員のコンピュータスキルを正しく把握する

最初にやるべきは、社員個々人のコンピュータスキルがどの程度であるか、正しく把握することからです。レベルによって行うべき対処も変わりますし、なにより全社的にスキルレベルを把握することで会社平均のコンピュータスキルのレベルを知ることにもつながります。基本操作などをもとに、「どの程度できるのか」のチェックと「どの程度できるのであれば、初級/中級/上級といえるのか」という基準を作りましょう。その基準をもとに、社員のコンピュータスキルを当てはめていくことで把握していきます。可能であれば実技テストを行いたいですが、最初はアンケートという形で調査するのが手軽なためおすすめです。

2.業務に必要なコンピュータスキルを洗い出す

社員のコンピュータスキルを把握することと前後して、業務に必要なコンピュータスキルを洗い出していきましょう。過不足がないよう、各業務でどの程度のコンピュータスキルがいるのかを洗い出していきます。「最低限必要/ないと作業に時間がかかる/なくても問題ないがあったほうが効率が上がる」、といった段階別けをしても良いでしょう。基本操作だけでなく、ここで洗い出した実際に業務に必要なスキルも社員のスキルレベル把握の際のチェックリストに入れておくというのも一つの手です。

3.スキル不足者に対する研修の実施

社員のコンピュータスキルのレベルを調べたことで、全社的な平均のスキルレベルが把握できていると思います。まずはこの全社的なスキルを底上げするために座学や実技の能力研修を行うと良いでしょう。調査して全社のスキルレベルが判明しているはずなので、スキルが低い人と高い人の差も明確になっているのではないでしょうか。コンピュータスキルが低い人を中心に、コンピュータスキルが中程度の人と同じくらいになれるよう、スキル不足者を集めて研修を行います。こうすることで、全社的なスキルレベルを引き上げることができます。

4.個別研修やOJTでフォローする

研修の実施によって能力を満たせなかった人には、個別にフォローしていくようにしましょう。定期的な個別研修やOJTによる現場での指導を行うと良いでしょう。特にOJTであれば、実際の業務でコンピュータの使い方を学べるため、スキルアップ研修を受ける側も腹落ちしやすく、実技研修のような形で実際に手を動かせるので習得も早いためおすすめです。

5.eラーニングなどのオンライン研修も有効

完全初級者には難しいですが、中級者から上級者に上がりたい社員、もっと便利なスキルを得て業務効率をアップさせたい社員にも、スキルアップの機会を提供しましょう。彼らは、「最低限必要/ないと作業に時間がかかる/なくても問題ないがあったほうが効率が上がる」というスキルのうち、なくても問題ないがあったほうが効率が上がるといったより高次のスキルを求めている社員です。OJTなどで教師役になれる人やその候補者であり、現場のコンピュータスキルを上げるためになくてはならない人たちでもあります。彼らに対しては、社内講師ではスキル的に不足があるかもしれません。eラーニングなどのオンライン研修も活用し、社内にまだない新たなスキルやレベルの高いスキルを習得できる機会を提供するのが良いでしょう。

 

04専門的なアプリやソフトのスキルを高める方法

実際の業務ではもう少し専門的なアプリやソフトを使うこともあり、職種によってはコンピュータスキル=こういったアプリやソフトウェア、ツールの活用スキルを指すことも少なくありません。そういった、その他の専門的なアプリやソフトのスキルを高める方法について解説します。

  • 1.社内勉強会によるノウハウの伝授
  • 2.社内コンペなどにより挑戦する文化を醸成
  • 3.資格補助金の支給などスキル強化の奨励

1.社内勉強会によるノウハウの伝授

まずは、そのツールを長年使ってきた人が初心者に向けた社内研修を行うのが良いでしょう。またこれは、個々人がそれぞれ使っている便利なショートカット、覚えておくと役立つ機能などの個人の知見を全体に伝えることにもつながります。これにより、初心者を熟練者のスキルレベルに近づけることができるだけでなく、熟練者のスキルアップも可能になるのです。

2.社内コンペなどにより挑戦する文化を醸成

中級者から上級者になるために最も必要なのは、自己学習とそれを続ける学習意欲です。会社側は、それをサポートするような機会や場を提供すると良いでしょう。代表的なものが、社内コンペや発表会の実施などです。これは、クリエティブ系の職種で特に有用ですが、企画職や営業職にも応用できます。さらに、こうしたスキル面での切磋琢磨を奨励する文化を作り、それらを根づかせることを促進すると良いでしょう。

3.資格補助金の支給などスキル強化の奨励

自己学習を助けるために会社側が提供できるのは機会や場だけではありません。資格取得や書籍購入などに対して資金補助を行うことで、資金面でもモチベーション面でも社員のスキルアップをサポートできます。最初に社員が利用する理由は「せっかくのお金をもらえる制度なら、利用しないともったいない」という感覚からかもしれませんが、次第にスキルアップへの意欲が文化として根づいていきます。

 

05コンピュータスキルを向上させるSchooのオンライン研修

Schoo for Businessは、国内最大級7,000本以上の講座から、自由に研修カリキュラムを組むことができるオンライン研修サービスです。導入企業数は2,700社以上、新入社員研修や管理職研修はもちろん、DX研修から自律学習促進まで幅広くご支援させていただいております。

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Schoo for Businessの特長

Schoo for Businessには主に3つの特長があります。

【1】国内最大級7,000本以上の講座数
【2】研修設定・管理が簡単
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コンピュータスキルを向上させるSchooの講座を紹介

Schooは汎用的なビジネススキルからDXやAIのような最先端のスキルまで、7,000本以上の講座を取り揃えております。この章では、コンピュータスキルを向上させる授業を紹介いたします。

Excel入門

Excelはほとんどの企業で利用されているアプリケーションですが、「扱う部署に来たけど触った事ない」「何となく操作してたけど、本当はよく分かってない」という方も多いのではないでしょうか。 また、すでにExcelを触っている方も、共同での作業を前提にシートを扱えていますか?大量のデータをスムーズに印刷できていますか? この講座はこれからExcelを触る方はもちろんすでに使っている方も、効率よく作業するためのヒントや、Excelを使う上での「お作法」をしっかり学ぶことができます。

 
  • Excel講師

    職業訓練校のMicrosoft Office講師としてキャリアをスタート。10年以上にわたって大学・省庁・企業におけるExcelの指導・教育に従事し、2012年よりフリーのExcel講師として独立。 現在では、都心の広告代理店からホテル・建設・医療・地方自治体と、さまざまな現場における業務の課題解決のために、日本全国で活動している。著書に『スピードマスター 1時間でわかるエクセルの操作』(技術評論社)、『時短しながらミス撲滅! Excel無敵のルール』(インプレス)がある。 Excel操作のほか、Google Apps Script、Python、RPAを活用した業務最適化にも対応。アルゴリズム、データベース、SQLにも精通し、春は企業の新人研修講師として活動している。 1981年生まれ、東京都出身。趣味は、旅行と料理とワイン。

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PowerPoint基礎【Microsoft365】

このコースはPowerPointを実務で活用するために知っておくべき基礎と効率を考えた操作を学習します。 PowerPointはプレゼンテーション用の資料作成および発表を行うためのアプリケーションです。 PowerPoint を使い始める理由は人それぞれですが、どんな応用テクニックも、どんな便利な機能も、まずは「基礎」を知らないと使いこなせません。 このコースでは基礎はもちろんのこと、アニメーションを使ったテクニックを学習します。

 
  • 一般社団法人 実践ワークシート協会

    Microsoft 製品、サービスのユーザー向けトレーニングの実施、オンライン記事の執筆などを行っている。 最新バージョンの Office はもちろん、過去のバージョンについての知識も豊富で、企業のバージョンアップに伴うOfficeトレーニングや企業内活用セミナーなど、実務レベルトレーニングを得意とする。

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Word基礎【 Microsoft 365】

このコースは、Wordを実務で活用するために知っておくべき基礎と効率を考えた操作を学習するコースです。 Microsoft Wordとは文書を作成するためのアプリケーションです。 実は、Wordは基本がわからないと「もっとスムーズに作業をしたい」「こういう見た目にしたい」など思った通りの結果にならないことがあります。 段落、行、文字列の違いを理解すること、これがとても重要です。 「Excel だとこうなのに」といったExcel基準でWord を使おうとすると思うようにならないと感じます。 Wordでやるべきことするために押さえておきたい基本となるポイントをご紹介します。

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06まとめ

コンピュータスキルは、対人スキルのようにもはやビジネスにおいてなくてはならない必須スキルの一つです。その一方で、今まで生きて来た環境や状況によって、社員のレベルにばらつきが生じてしまうスキルの一つでもあります。ぜひこの機会に、自社の社員のコンピュータスキルを高める取り組みを行ってみてください。

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